ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー 作:無垢なファン
第39話 ストンドルの巣を守れ!
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「ゴォォォル!!!」
セイウンシティを後にし、次の目的地「ルミナスシティ」に向かう為、308番道路「そよかぜ峡谷」へ足を踏み入れた。
そよかぜ峡谷には、心地よい微風と岩山が連なる絶景が広がり、ストンドルのような鳥ポケモンが数多く生息している…
街へと続く道のりは、とても険しく斜面がどこまでも続いていた。
道を踏み外せば真っ逆さま…真下が見えない岩壁に道が続いており、覗き込めば足がすくむ…
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カミーユ『此処はハイキングスポットとしても人気だね…』
ジムチャレンジャーの他に、ハイキング目的の人達も見えた。
パズ『斜面がまだ緩やかですからね…』
「足を鍛える人も多いですよ…」
急な坂道が徐々に体力を奪っていく、こまめに休息を挟みながら目的地を目指した。
「ゴォォォル!!!」
「ウォォォ…」
「ガァガァァァ!!!」
岩壁にはストンドルが、空の上ではウォーグル…
道中の止まり木はドンカラスとヤミカラスの縄張りだ。
ゴソッ…
しばらく歩くと…
パズの鞄が激しく揺れる…
カミーユ『カバンが…』
パズ『あ…』
なにかを思い出したのか…
彼女は鞄からモンスターボールを取り出すと、1匹のポケモンをボールから出した。
パズ『この子なら…』
シュゥゥゥ…
ポンッ!
「ホォォス!」
じきゅうばポケモンのトイコーンが、ボールから勢いよく飛び出した。
ブルルッ…
カミーユ『武者震いみたい…』
パズ『僕は運動が苦手なので…いつも…助けられていました。』
「トイコーンの力を借りましょう…」
ーーー
カミーユ『う~ん…』
「3人はちょっと…」
パズ『はい…確かに…』
3人が乗るには、まだ先のようだ。
ヒイロ『徒歩は僕が…』
カミーユ『私は乗ってみたいかも…』
パズ『どうぞ…』
「振り落とされないように、しっかりと掴まってください…」
トイコーン『ホォォス!』
カミーユさんが、トイコーンの背中に乗ろうとしたその時だった。
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ドドドドドドドッ!!!
ドォォォォォ!!!
「ネガァァァ!!!」
ゴゴゴゴゴッ!!!
カミーユ『あれ!』
地面が揺れ…岩山が激しく崩れる…
地中から姿を現したのはハガネールだった。
ゴゴゴゴゴッ!!!
カミーユ『もしかしてこれ…マズイ!?』
ポンッ!
マンキー『キッキー!』
イーブイ『ブイッ!』
ヒイロ『早くあのポケモンを止めないと…他の皆んなが…』
トイコーン『ホォォス!』
パズ『道がいつ…崩れるか分かりませんからね…』
「行きましょう…」
カミーユ『うん!』
暴走するハガネールは、岩山を次々と削り…崩してゆく…
ふと、ハガネールの行き先へ視線を向ける…
「巣が危ない!」
断崖絶壁の岩山の一部には1つの巣があった。
親ポケモンの姿は見当たらない…
暴走するハガネールの行き先は、巣がある岩山のちょうど真下だったのだ。
カミーユ『あのままだと…』
ヒイロ『ムクホーク!ハガネールを止めるぞ!』
シュゥゥゥ…
ポンッ!
ムクホーク『キィィィ!!!』
ーーー
ハガネールの元へムクホークが飛び立つ…
「キィィィ!!!」
「ネガァァァ!!!」
ーーー
カミーユ『高いかも!』
パズ『足元を見ない方がよさそうですね…』
308番道路は、上層部、中層部、下層部に分かれている…
ハイキングコースの上層部だが、中層部へ向かうには数メートル下を降りるしかない。
ムクホークがハガネールを食い止めるなか…
僕達はなんとか岩山を降りた。
ーーー
ハガネールは「はがね・じめん」タイプ…
凶暴なポケモンを止めるのは…
「キッキー!」
「ハモッ!」
マンキーとハモカザシがハガネールへ立ち向かう…
「ネガァァァ!!!」
暴走するハガネールと対峙したその時…
あるポケモンの声が聞こえた。
「ゴォォォル!!!」
カミーユ『ヒイロくん!あれ!』
ヒイロ『ストンドルだ。』
危機を察知したのか…親ポケモンのストンドルがやってくる…
ーーー
「ネガァァァ!!!」
ドドドォォォォォ!!!
ハガネールの攻撃範囲はかなり広く、迂闊に近づけない。
カミーユ『このままじゃ…近付けないね…』
「キラドアちゃん…待機だよ…」
キラドア『キィィラ…』
パズ『大人しくさせれば…』
「ヨルノズク!」
シュゥゥゥ…
ポンッ!
ヨルノズク『ルールー』
パズ『ヨルノズク…さいみんじゅつ!』
「深い眠りに誘うよ…」
ヨルノズク『ルールー』
ヨルノズクのさいみんじゅつが、ハガネールを深い眠りに誘う…
だが…
「ネガァァァ!!!」
カミーユ『うそ…効いてない…』
ヒイロ『やっぱり…真っ向勝負しか…』
ハガネールは眠りにつくどころか、攻撃の激しさが増した。
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ゴゴゴゴゴッ!!!
ハモカザシ『ハモッ!?』
カミーユ『岩の下敷きになるのは嫌だよ…』
パズ『地形では不利…状況はよくないですが…勝算はきっとある…』
トイコーン『ホォォス!』
ヒイロ『行くぞ!皆んな!』
ムクホーク『キィ!』
マンキー『キッキー!』
ハモカザシ『ハモッ!』
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「まさか…が意表を突かれるとはね…」
メタグロス『ズドォォォ!!!』
「俺が認める…筋金入りのポケモンだ。」
「船ごと破壊する方が、早かったのかもね…」
「忽然と消えるとは思わなかったよ…」
「セイウンシティを覆い隠すほどの船だ。」
「このことは、くれぐれも内密に…」
「ほら…ユズキくんが1番…口が硬いし…鋼のようにね…」
ユズキ『鋼のように口が硬いか…「ナイン」の方が秘密を守るんじゃないかな…』
「えっと…あの子に伝えるのは、やめておいた方がいいよね?」
「もちろん…」
ボーマンダ『ボウガ…』
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「フィオル博士…これは…」
「ふむ…シグナルが乱れ波打つ反応…」
「これは目覚めの予兆だ。」
「歴史を遡り紐解くと、およそ10000年ぶりか…目覚めるのは…」
「めいきゅうポケモン…ラビオロス…」
「対となる存在…」
「きゅうせいポケモン…バルシウス…」
「度重なる脅威とは別の…何かがあるのだろう…」
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この中でよく選ぶ御三家は?
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