ポケットモンスター ーアンティーク・モダンー 作:無垢なファン
第45話 レッツ!トリプルバトル!
ーーー
「アーボック!じしんだ!」
「大地を砕け!」
「アァボォォォ!!!」
ドドドドドドドッ!!!
「カブトプス!回避を!」
ドドドドドドドッ!!!
カブトプス『カブトッ!』
ザグッ!ザグッ!
ザグッ!
「隙がない技…」
ガッ!
カブトプス『カブトッ!』
ジム施設が大きく揺れ始める…
相手のカブトプスは崩れてきた岩に当たったことで戦闘不能となった。
アーケオスは、ウデッポウの技「みずでっぽう」が急所に当たった為…倒せている…
カブトプス『カブト…』
「カブトプス…戻りなさい…」
「オムスター!再び!出番よ!」
ポンッ!
オムスター『ギロリ!』
少し前…僕達は二手に分かれていた。
僕とザイがジムトレーナーとの攻防を繰り広げている一方…
別の場所では…
ーーー
「ラムパルド!もろはのずつき!」
ラムパルド『パルド!』
シュウト『テト!ブラックホール!』
テト『テテッ…』
「ブラックホール!?」
「あの技は!?」
ドゥン!ドゥン!
ドゥン!
「パルドッ!」
カミーユ『ラムパルドが吸い込まれた!?』
パズ『あれがエスパータイプの…』
ドゥン…
ラムパルド『パル…ド…』
「攻撃がヒットしないどころか…一撃で…」
シュウト『どんな強敵だって…当たれば倒せる…』
「だから…一撃技を日々分析し…ずっと磨き続けてきた。」
シュゥゥゥ…
トリデプス『ガテン…』
「挟み撃ちは上手く決まったけど…後の勝てはしなかった。」
「数多くのジムチャレンジャーを追い返してきたけど…私達の方が追い返されたみたい…」
「ジムリーダーが待つ中央階段はこの先よ…」
ーーー
シュゥゥゥ…
オムスター『ギラリ…』
ザイ『アーボック!お前のどくづきはバッチリと決まっていたぜ!』
「勝負あったな…」
アーボック『アボッ!』
ヒイロ『はい!後は…』
ーーー
カッ!
中央のステージを下から照らし上げる…スポットライトの光が付いた。
ザイ『どうやら…アレだな…』
「迷わないよう…配慮されたのか?」
ヒイロ『行こう!』
ーーー
カミーユ『ずっと真っ暗だった中央が…』
パズ『あの先ですね…』
「ジムリーダーは…」
ーーー
「ふふふ…」
「元気な挑戦者(チャレンジャー)…」
「見飽きないものね…」
「ルピシア様…」
「もう間もなく…」
ルピシア『あら…スポットライトが当たったのね…』
「ジムトレーナーと他の挑戦者(チャレンジャー)があの子達に…」
「他とは違うわね…」
ーーー
中央階段は8つの強力な光を放つ…スポットライトによって眩しく照らし出されていた。
ジム開始時点からジム施設の中央部は真っ暗だったが…その謎が明かされた感じだ。
「ジムチャレンジクリア!」
「さあ…このままお進み下さい…」
皆んなと再び合流し…最後のジムチャレンジへ向かう…
ジムスタッフさんの指示の下…中央階段をゆっくりと登って行く…
カミーユ『いよいよジムリーダーさんだね…』
ヒイロ『はい!』
ザイ『皆んなの協力あってこそだな…』
シュウト『2人のときは協力しなかったでしょ…』
ーーー
そうこう話していると…
中央階段を登り切ると真っ暗な部屋に出た。
カミーユ『真っ暗だね…』
パズ『ですね…』
ザイ『今度は暗闇か…洞窟は暗いけど…』
「再現し過ぎだろ!」
シュウト『ザイ…うるさい…』
しばらくすると…何処からか声が聞こえた。
「お待ちしておりました。」
カミーユ『この声は…』
「もしかして…ルピシアさん!」
ザイ『ん?誰だ?』
「知ってるのか?カミーユ…」
カッ…
真っ暗だった部屋に照明が灯される…
其処は洞窟や岩場を模したバトルコートとなっていた。
奥には1人の女性が見える…
カミーユ『ほら…知ってるよ…』
「ルピシアさんはルミナス博物館の館長をされているし…この町の町長だよ…」
「ジムリーダーも兼業されている凄い方なんだから…」
ザイ『そんなにか!?』
シュウト『ザイ…ちょっとトーンを下げて…』
ルピシア『ふふふ…場を温めてくれてありがとう…』
「ところで…」
「ジムチャレンジは楽しめましたか?」
ヒイロ『はい!』
ルピシア『そうですか…皆さんの活躍は上で観ていましたよ…』
「化石を見つけたファインプレーお見事でした。」
ザイ『あれはまぐれだ。』
シュウト『ザイ…素直に受け取れ…』
ーーー
「さてと…」
ルピシア『5人の挑戦者(チャレンジャー)…君達の活躍は見事なものでした。』
「このままガンバリ賞を授与したいですが…私とのポケモンバトルが控えていますね…」
カミーユ『人数が多いけど…どうするんだろ?』
ルピシア『これは選択となりますが…ジムチャレンジ最後のポケモンバトルは、トリプルバトル形式を取りたいと思っています。』
「皆さんが話し合い…先か後かを決めて貰いたく…」
ザイ『トリプルバトル!?』
「うお!なんか燃えてくるフレーズだな!」
カミーユ『トリプルバトルって確か…イッシュ地方が有名なバトル形式だよね…』
パズ『はい…まさかこんな形で聞くとは…』
ーーー
話し合うことなく…2人が先を譲ったことですぐ決まった。
パズ『私は後で追いつきますから…』
シュウト『後でいい…』
カミーユ『話し合いタイムを挟むことなく…決まっちゃったね…』
ザイ『おう!』
ヒイロ『ポケモンバトル!頑張ろう!』
ルピシア『譲り合いも大切…気持ちが温まるわね…』
「さあ…こちらへ…」
「君達の今までとこれから…私がきっちりと見定めましょう…」
「一方的な試合とならないよう…しっかりと喰らいついて見せるのですよ…」
「ガチゴラス…プテラ…」
「ユレイドル…」
ーーー
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