実験艦"星海"転移 ー日本も居るよー   作:空軍系AC乗り

14 / 23

 雑多編そのにです。短めです。

 続かないやで!( パ ン こ ろ 並 感 )



第十三話

ー日本国 空き地ー

 

 

「アルカディア…これは…」

 アルタラス王国で出現した、特殊ワイバーン。もとい、未知の勢力である空中戦艦の艦載機。

 アルタラス王国を2度も救った存在でもある。

 

「そ、お察しの通り特殊ワイバーン、もとい実験艦"星海"に載せられた試験艦載機。」

 

「あの船は…貴女の所属する勢力の…?」

 

「そーいうわけじゃなくて、あの(ふね)そのものが私。」

「私ってあの艦に搭載されたAI、人工知能なのよ。」

「やー、だからね、ちょっとあんな事にもなっちゃったし、帰る目処もついちゃったし、ネタバラシついでに別れの挨拶をー…」

 

 

 

 

 

「我が国を、アルタラス王国を救ってくれてありがとう。」

「…へ?」

「貴女が何であれ、私の話を聞いて、パーパルディアの侵略からアルタラスを守ろうと動いてくれたのでしょう?だから、ありがとう。」

 

 

 

 

 

「…ふふ、こっちこそありがと。」

「?どうして?」

「いやそのー…私、魔信に中継流したじゃん?ちょーっと残酷すぎたかなーって。それで…拒否されるんじゃないかなって……思ってて………」

 

 

 

「ま、杞憂だったみたいだけど!えへへー」

 

 

 

「所でさっき帰るとか何とか…」

「気のせいじゃない?ほらほら今大学行ってるんでしょ?時間大丈夫?」

「今日は遊びに街に出掛けてただけだから大丈夫よ?」

「そーなの?それなら一緒に行こー!」

 

 平穏な空気が流れる。今日も何事もなく、日本は平和だ。

 

 

 

 

 

ー神聖ミリシアル帝国 外務省ー

 

 

 

 

 

「しかし、まさかパーパルディア皇国が敗北するとはね…しかも原因不明の皇国民の消滅まで起きるとは…」

「それに負けた相手は小さな島国の、文明圏外国だそうじゃないか。未だに信じられない気分だよ…」

 

 外務省統括官リアージュは続ける。

 

「我が国の魔導船団を持ってすれば、パーパルディア皇国など、吹けば飛ぶ存在、しかしそれでも第三文明圏では隔絶した技術水準を誇っていた。」

「日本国、気になる存在だね…」

 

「はい、ですので是非使節団の派遣を…」

 

「アルネウス君、情報局長である君が情報を収集したいのは分かるがね、我が国は世界最強の国家なんだよ。それが、ただ単に国交開設の為に使節団を派遣するなどと…それも、文明圏外国にだなんて。」

 

「リアージュ様、日本国は今後、第三文明圏の…いえ、東方大陸国家群の代表的存在であり、列強国になります。」

「我が国の開く先進11ヵ国会議に、パーパルディア皇国の代わりに日本を呼び、それらの準備すべき事柄の指導という形で、国交樹立も含めて使節団の派遣を行うと言った形ではどうでしょうか?」

「うーん、それなら、議員の方々も納得するかもしれないね。検討と、根回しをしてみよう。」

 

 

 

 なお…

 

 

 

「我が国は現在、外交的に多忙な状態にあり(外務省デスマーチ)、受け入れ態勢が整えられないのです。」

「それは…そうなのかい。了解した。では、また二年後ならどうだい?」

「それでしたら問題ないかと。本当に申し訳ありません。一年後にこちらからご連絡致します。」

「いやいや、大丈夫だとも。それでは」

 

「…根回しはもっと時間を掛けようか。アルネウス君。」

「そう言えば、消えたんでしたね、パーパルディア皇国。」

「属国の混乱なんてほっておけばいいと思うけどねぇ…」

「島国の性というやつでしょう。近くに強大な勢力が誕生してほしくない、かと言って近場で混乱されるのもそれはそれで困る。という事なのでしょう。」

 

「あぁ、最近導入された地政学かい?」

「はい。あれはとても優秀なのです。その地の国の性質をある程度予測できるので。」

「やはり帝国の国力は世界一ィィィ!!!」

「…」

 今日も神聖ミリシアル帝国は平和である。

 

 

 

 

 

ーアルタラス王国 先進技術調査班ー

 

 

 

 

 

「な、何だこれは…私はどうやってこれを作ったんだ…?」

 科学者は、魔法の研究に空中戦艦の研究と、夢中になって休憩も飲食も忘れたが為に、1日記憶を失い、代わりに机の上に鎮座しているある物を取る。

 

「こいつ、一定の電力を最初に流すだけで、回路にエネルギー制御機構として刻まれた種類のエネルギーを操作できてしまう…」

 

「それとこっちは…例の未知のエネルギーか…あれを引き出し続けている…のか?」

 

「まてよ、これとこれを組み合わせたら…」

 そう言って科学者は黒い球体上の、直径2cmの物体と、小さな板状の物体を、実験用として確保していた特殊な合金で回路を繋ぎ、試す。

 

「やはりか…この機関が出す未知のエネルギーをこのデバイスが電力へ変換している…」

 

 一通り実験を終えた科学者は、この二つの物体にそれぞれB2機関*1と、MEデバイス*2と名付けた。

*1
ブラックボックスの略

*2
マナトロンエネルギーデバイス





 はい。

 ルミエスとアルカディアが、真の意味でのご友人になりました!
 今後ルミエスは、アルカディアに助けを求めたりする事が可能です。

 ご友人の為にならない事はしませんが、ご友人の危機とあらば、馳せ参じるのは当然です。無論、ご友人のご友人ならば、友人同然です。楽しい時を過ごしましょう❤️

 2025/10/16加筆修正

 そして登場するバケモンじみた半永久機関。これから一体どーなっていくのか日本()

 続きませんよ、ご友人[:::]

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。