実験艦"星海"転移 ー日本も居るよー   作:空軍系AC乗り

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 続きです。引き続き間話を羅列します。

 投稿期間が空いた理由は…不定期投稿なので…(テラテックにハマってた)

 あ、続きませんー…



第十四話

ーグラ・バルカス帝国 帝都ラグナー

 

 工場からの排煙により、暗い雲が空を覆う帝都。その中心、ニヴルズ城にて会議が行われていた。

 

「それで…第三文明圏の調査については何か分かったか?」

「はい、こちらの日本国なのですが…我々と同様の転移国家であり、また我々と同じく科学文明国家である事が分かっています。」

 

「それで、技術力は分かっておるのか?」

 帝王グラルークスが尋ねる。

 

「調査を行ったところによると、フェン王国とアルタラス王国にそれぞれ潜入した工作員がこちらを発見しておりまして…」

 そう言いながら、写真を取り出す。

 

「これは…戦闘機の写真と、それから艦船の写真か?」

 そこに写っていたのは、航空基地から飛び立つ(やじり)のような戦闘機と、ワイバーンを主砲で叩き落とす護衛艦だった。

 

「はい。日本国の戦闘機と、艦船にごさいます。」

「そちらの戦闘機は異様に早いとの報告があり、時速900kmを越したとの報告が入っております。」

「こちらの艦船は、対空能力に秀でている様で、ワイバーンを全てその主砲で叩き落としております。」

 

「何…?それだけの速度があれば、航空機は一撃離脱で撃破されてしまうではないか…」

 

「他にも様々な情報筋から調べた情報から見るに、日本は航空機の異様に発展した世界からやって来たものと思われます。航空機の分野においては、我々を上回っている模様です。」

「航空機のエンジンはジェットエンジンと呼ばれており、レシプロエンジンは既に廃れていると…その上、航空機に搭載されている機関砲も20mmとの事で、我が方の航空機は軒並み倒せてしまいます。」

 

 

「艦船の方も、対空能力に秀でている様です。」

「特にその主砲の精度は異様であり、帆船とは言えマストを狙って折った上に、百発百中だとの報告も入っております。」

 

「対空能力に振っているのだと考えれば納得のいく武装が多いですからな…」

 

「特に、こちらのシウスなる機関砲、毎分4500発の速度で撃つようで、艦の最終迎撃装置とされている様です。」

 

「疑問なのは、それだけの砲精度を持ちながら何故砲が一門しか無いのか、何故艦船の装甲が無いのかですが…こちらは現在も調査中です。」

 どうやら調査がかなり進んでいる様だ。しかし、ミサイルには未だ辿り着いていないらしい。

 

 

「それと、魔法文明の調査なのですが、エモール王国なる国にて空間の占いなるものが行われている様なのです。」

「空間の占い?占いが何故報告に上がるのだ?」

「それが、空間の占いは的中率が98%以上を誇っており…」

「それは…欺瞞情報などでは無いのか?」

「確度の高い情報との事です。占いなどが当たるとはとても信じ難いのですが…事実の様でして…」

 

 

「…魔法文明…やはり侮れん。警戒せねばならんな…」

「それに、日本国…危険だな。」

「確か招待されていた先進11カ国会議で、全世界に宣戦布告する予定だったな?」

「はっ、そうでございます。」

 

「宣戦布告を一年延期せよ。そして空いた時間を情報収集と戦力増強に努めよ。」

「ま、まことでございますか!?日本国はともかく、魔法文明相手にもですか!?」

「情報不足で戦闘を行うなぞ愚の骨頂。足元を掬われかねん。」

「与えた一年のうちに、不安要素は解消せよ。よいな?」

 

『はっ!』

 

 グラ・バルカス帝国は、世界侵略を一年延期する事となる。これが、世界にとって、グラ・バルカス帝国にとってどう変わるのか…

 

 

 

 

 

ー神聖ミリシアル帝国 情報局ー

 

 

 

 

 

「これが…日本の軍事雑誌…民間にどの程度の情報が載っているのやら…」

 情報局長アルネウスは、調査員が入手し、本局に送ってきた雑誌を手に取り、読み込んでいた。

 

「ふむ、これは…イージス・アショアを流用した艦船が就役間近?」

「新世界で開発された新技術も採用予定?コレは一体…」

 そこには、100m級の新型イージス艦が2隻就役予定とされており、一隻は今年中には就役予定と書かれている。

 この世界で開発された技術として、B2機関とレールガンを採用予定と書かれている。

 名称は"やまと"と"むさし"、との見方が有力!とも書かれている。

 

「イージスシステムとは何だ…?」

「防空に限らず、戦闘のあらゆる局面において、目標の捜索から識別、判断から攻撃に至るまでを、迅速に行なうことができる………んん?」

 アルネウスはそこに書かれている説明文を見て、一瞬困惑する。

 

「同時に捕捉・追跡可能な目標は128以上といわれ、その内の脅威度が高いと判定された10個以上の目標を同時迎撃できる………は?」

 アルネウスはさらに困惑する。そこに書かれているのは彼からしてみれば、まさに…

 

「こんなの、ラヴァーナル帝国の対空魔船じゃないか!?何だこれは!?」

 余りにも想定外のものが出て来た事で、アルネウスは混乱に陥る。

 

 ひとしきり混乱した事で、冷静になったアルネウスは、日本に対する評価を改めてし直す。

 

「元々魔帝並みの国力があるんじゃないかとは思っていたが…ここまでとは…」

「日本についてもっと調べなければ…」

 アルネウスは更なる日本の調査を決意する。

 

 

 

 

 

ー日本国 防衛省ー

 

 

 

 

 

 防衛省の職員二人が、雑談を交わしている。ここ最近の防衛装備品が、どうにもSF染みてきたらしい。

 

 

「新型戦闘機の開発、ですか?」

「あぁ。何でも、第六世代戦闘機の開発を再開するらしい。」

 

 

「…確か転移後の世界情勢に合わせて、F-3の開発は中止になったのでは?」

「それが、ここ最近存在が確認された前進翼の戦闘機…アレに出来る限り対抗する気らしい。」

「え、あれって確かかなり性能差があるって話でしたよね?粒子加速砲に重力制御と、あんなのに追いつけるんですか?」

 

 

「それが…何でも重力制御に関しては目処が立ったらしい。」

「え?いつの間にそんなSF染みた技術開発したんですか?」

 

 

「例の先進技術調査班が成果としてお出ししてきた、B2機関とMEデバイスだよ。」

「あー、あれですか…半永久機関とか言ってましたけど、眉唾じゃないんですか?」

「既に実験して、制御可能だと判断されたらしい。」

「すご…もう完全にSFの領域じゃないですか…」

 

 

「近々、護衛艦にもバリア生成装置として試験搭載が予定されてるらしい。」

「え、バリアまで出来るんですか?」

「…らしい。詳しい原理は聞いてないが、何でも全方位じゃなく、ピンポイントで防御するらしい。」

「マク◯スのピンポイントバリアみたいに、ですか?」

「そうそう、そんな感じだ。」

「そういえばあれはー…」

 

 

 二人の雑談はその後も続く。日本は何処へ向かっていくのか…





 大分投稿が遅れました。モチベの低下と、テラテックに夢中になってしまったのが原因です。本当に申し訳ない。

 で、今回は護衛艦の話と、新型戦闘機の話が少しだけ出てきました。それだけです。

 あ、続きませぬー
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