実験艦"星海"転移 ー日本も居るよー   作:空軍系AC乗り

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 はい。

 日本の話、最後…の予定です。次話では先進11カ国会議に行きたいなーって…

 続かないんや!

※この作品はフィクションです。現実の思想、政治的な方針などには何の関係もありません。



第十八話

ー日本国 福岡空港ー

 

 

 

 天の浮舟35型は、日本国の戦闘機に先導され、眼下に大きな先進的都市が見え始める。

 

 それは、自国の首都と同じかそれ以上の発展度合いであり、かつそれが1地方都市に過ぎないという事に全員が衝撃を受ける。

 

「日本国には魔法が無いと聞いていたが、魔法なしでこれほどの大都市が作れるものなのか?」

 技官ベルーノは疑問を呈する。

 

 

 やがて、機は不必要なほどに大きな滑走路に着陸し、旅客機の横の駐機場に誘導される。

 

 ボーイング777型機と、ボーイング787型機に挟まれ、駐機する神聖ミリシアル帝国の航空機は、ひどく小さく見える。

 

 フィアームは、自分の常識が立て続けに破壊され、自国は世界最強の国家であるという自信が無くなっていた。

 

「(私は今まで帝国で見てきたものを、文明を誇りに思っていた…だがこれは何だ?)」

 

「(我が国の首都と同程度に、いやそれ以上に発展した地方都市、我が国の制空型天の浮舟よりも遥かに高性能な戦闘機、我が国の民間機よりも大型な機体が離着陸する為の巨大滑走路。)」

 

「(どれを取っても我が国より上じゃ無いか!?何なんだこれは!?)」

 

 

 

ーその後、神聖ミリシアル帝国使節団一行は、リニアに乗せてもらって驚いたり、技術力の高さに驚いたり、最近量子コンピュータが商用利用され始めたことでスパコン以上のバケモンの製作予定を聞いたりと、お通夜みたいな雰囲気と化して帰っていったー

 

ーつまりカットー

 

 

 

 

 

ー日本国 閣議ー

 

 

 

 

 

 各省庁のトップが集まり、今後の日本の世界での活動について話し合っていた…

「今後の日本の活動方針ですが、現在日本はこれまでに無いほどの発展速度で技術が進歩しています。これは分かりますよね?」

「実験艦"星海"の技術供与のお陰だな。」

 

 

「それに伴って、我が国ははっきり言って、前世界を基準に考えてもトップと言って差し支えない技術力となりました。」

「そこで今後の方針なのですが…アメリカを参考に、このような方針を提案します。」

 

 

 

「友好国をより多く増やす事、そして軍事的には表舞台になるべく立たない事を目指します。」

 

 

 

「友好国はまぁ分かるが…軍事的に表舞台に立たないというのは?」

「アメリカみたいに世界の警察ってのはダメなのか?」

 

 

「アメリカの例は…あれば失敗例ですね。彼の国は世界戦略として、世界中のウィークポイントに軍を派遣しておくことで、世界戦略としようとしていましたが…結果はテロリズムの誘発。」

「そもそも我が国ではそこまで軍を大きくは出来ません。これまでの教育の結果もありますが、我が国は海洋国家ですから。」*1

 

 

「この世界において、我々は新参者です。ここで軍事的に圧倒的な強大さを見せてしまえば、彼らは我々に警戒してしまい、場合によっては世界的に団結されてしまう可能性もありえます。」

 

「そこで、友好国をより多く作る事と、我々の支援によって軍事的に目立ってもらう国を擁立します。」

 

 

 

「それはムー国です。彼らは、この世界において列強第2位であり、加えて前世界での繋がりにより友好度がこの世界のどの国と比較しても比較的高めです。」*2

 

 

 

「ですので、今後衝突が予想されるグラ・バルカス帝国とムー国の対決ですが…ムーへの軍事支援をより強化する事を提案します。」

 

「強化、というと?」

「マナジウム関連技術、及び核関連技術を除いた、殆どの技術の供与です。」

 

 

「…そこまでするのか?」

「ムーを矢面に立たせるには、これぐらいの技術供与は必要だと判断しました。更に言えば、核とマナジウム系技術、この二つの技術が無ければ、我が国に追いつかれることもありません。」

 B2機関やMEデバイスの開発、そこまで行くには、粒子加速器によるマイクロブラックホールの生成まで行けなければならない。

 日本の場合は、条件としてはクリアしていた。星海との接触により、実験前にマナジウムを発見しただけである。

 

 

「…分かった、許可しよう。」

「了解しました、そうなれば各省庁との調整も…」

 日本は大きな変革の時を迎えている。適応できなければ、国家として落ちぶれていくことだろう。だが、成功させれば……

 

 

 

 

「あ、一点、今後について、少し懸念点がありましたね。」

「ん、何だ?」

 

 

「星海…彼女の心変わりについてなのですが、反応から推察するに、どうも地球で何かあったようなのです。いや、これからあるのかも、と言うべきか…」

 

 

「これからって…まるで未来で何か起きるみたいな…」

「彼女が未来の地球からきた可能性が高いってのは聞きました?」

「あー、そんな話もあったか…それが?」

 

 

 

「未来の地球で技術供与したくなる程度には悲惨な何かが起きたんじゃ無いかって。彼女からすれば過去ですが。」

「…」

 

 

 

 

 

ー日本国 迎賓館ー

 

 

 

 

 

 数週間前、日本ーアルタラスー星海間にて、ある条約が締結された。

 

 

 

 

 

日本国・アルタラス王国、及び実験艦"星海"による相互安全保障条約

 

 

 

第一条:目的

 

本条約は、日本国、アルタラス王国の二国間における相互安全保障の枠組みを定め、加盟国の主権、領土、国民の安全を脅かす不当な外部勢力に対して、共同で対応する体制を構築することを目的とする。

 

 

 

第二条:相互防衛義務

 

1. 日本国またはアルタラス王国が第三国より不当な武力攻撃を受けた場合、かつ当該第三国が他の加盟国に対しても明確な脅威を呈していると認定された場合、条約加盟国は攻撃国に対して必要な軍事的措置を講じる義務を負う。

 

2. 防衛措置には、外交的対応、軍事的展開、及び軍事的な報復行動を含むものとする。

 

 

 

第三条:星海による防衛行動

 

1. 第二条に定める状況が発生した場合、実験艦"星海"は報復攻撃を含む防衛行動を実施することができる。

 

2. 星海の防衛行動は、加盟国の安全を確保するための合理的かつ限定的な範囲において行われるものとする。

 

 

 

第四条:情報共有と技術協力

 

1. 二国及び実験艦"星海"は、軍事・外交・技術に関する安全保障上の情報を適切な範囲で共有し、共同対応能力の向上に努める。

 

2. 星海による技術支援は、別途定める協定に基づき、限定的かつ目的に応じた範囲で実施される。

 

 

 

第五条:条約の効力と更新

 

1. 本条約は署名日より発効し、有効期間は10年間とする。

 

2. 有効期間満了の1年前までに、いずれかの加盟国が条約の終了または改定を希望する旨を文書により通告しない限り、本条約は自動的に同一条件でさらに10年間延長される。

 

3. 条約の改定は、二国及び実験艦"星海"の合意に基づき随時行うことができる。

 

 

 

 

 

 この条約が効果を発揮する事が無いことを願う…

*1
あくまで作者の考えです。実際にどうかは知らないです!

*2
一番高いのはクワ・トイネ公国とクイラ王国





 はい。

 条約が締結されたメリねぇ…

 ちなみに話の流れによっては、この条約は無駄になったりならなかったりします。

 言い忘れていた!条約の作成には、生成AIのCopilot君に協力してもらいました。

 続かないゾ☆
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