実験艦"星海"転移 ー日本も居るよー   作:空軍系AC乗り

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 モチベがダダ下がりしていてすまない…本当にすまない…

 とりあえず先進11カ国会議だ…

 続かないが、これから先はもうちょっと早く続き書けると…良いなぁ…



グラ・バルカス帝国編
第十九話


ーグラ・バルカス帝国 帝都ラグナー

 

 

 グラ・バルカス帝国では、国の今後を決定づける、重大な会議が行われようとしていた。

 

「これより、帝前会議を開催いたします。」

 司会進行が、会議の開始を宣言し、会議が始まる。

 すでに全員に根回しは終わっており、最終意思決定がこの会議で行われる。

 

「カイザル、ミレケネス、間もなく先進11ヵ国会議が開催されるが、準備は整っているな?」

 帝王グラルークスは、帝国海軍東方艦隊司令長官カイザルと、帝国監査軍司令長官ミレケネスに確認を行う。

 

『はい。皇帝陛下、準備は全て整っております。』

 2人は、口をそろえて答える。

 

「対日本戦略ですが、先進11カ国会議に向けた艦隊には間に合いませんでしたが、新型戦闘機であるエリダヌス改*1を順次配備し、アンタレスと入れ替え予定です。」

「その他にもアステロス改艦上攻撃機*2の配備や、新型戦車の配備を予定しています。」

 

 

「それと…例のグティマウン型(超重爆撃機富嶽)ですが…」

「あれか…あの超重爆撃機だな。」

「はい。護衛可能な機体について、開発が完了しました。」

 

「…何?あの化け物にか?」

「はい。初の試みである空中給油を試さなくてはなりませんが…不可能ではありません。」

「その為の装備品の開発も完了しております。与圧服や、空中給油装備など、正直なぜ実現したのか甚だ疑問ですが。」

 

「いざという時は出せます。」

 

 

「それと…プロメテウス計画ですが、まもなく開発完了との事です。ですので、何処かで実験を行いたいと…」

 

「ふむ…であれば、植民地の中で良い場所を選定しよう。」

 

「事前報告は以上です。様々な新型兵器の開発が行われており、最早この世界に遅れをとる事は無いでしょう。」

「我が国を止められる国はないと判断いたします。」

 

 

 

「そうか・では、本件を許可する。皆頼んだぞ!!」

 

 

 

 グラ・バルカス帝国は、世界侵略へと突き進む。その結果がどう出るのか、それは誰にも分からない…

 

 

 

 

 

ー神聖ミリシアル帝国 港町カルトアルパスー

 

 

 

 

 

 先進11ヵ国会議には、各国の軍が大使を護衛しやってくるため、すべてが収容できるよう、開催地にはこの港町カルトアルパスが選ばれた。

 

「第1文明圏 トルキア王国軍、到着しました!戦列艦7、使節船1計8隻」

 

「了解、第1文明圏エリアへ誘導せよ。」

 

 港に着いた船を、適切に誘導していく。

 

「第1文明圏 アガルタ法国、到着、魔法船団6、民間船2」

 

「了解」

 

 港湾管理責任者ブロンズは、この先進11ヵ国会議が好きだった。

 各国が、使者を護衛するという名目で最新式の軍艦を艦隊ごと送り込んでくるため、軍事の大好きな彼にとってこのイベントは、仕事であると同時にお祭りのような気分となる。

 

「ここに、第零式魔導艦隊があれば各国の軍も貧相に見えるのだろうがな。」

 

 港湾管理者ブロンズは、ワクワクしながら待つ。

 彼は今回開催される先進11カ国会議に招待される国の中で、どんな軍隊を送り込んでくるのか楽しみな国がある。

 

 それは、第3文明圏の列強国パーパルディア皇国を完全に消滅させてしまった日本国。*3

 

 いったいどんな艦隊が来るのか、彼はワクワクしていた。

 その時だった。

 

「グラ・バルカス帝国到着、戦艦1隻のみ」

 

「おお!!」

 

 それを見た者すべてが感嘆する。

 グラ・バルカス帝国の誇る、全世界最大最強の戦艦。レイフォルを一隻で滅ぼしたとされる、グレートアトラスター。

 

 その戦艦は、あまりにも大きく、強烈であり、近くに見える第1文明圏、トルキア王国の戦列艦や、アガルタ法国の魔法船団がおもちゃに見える。

 

 港湾管理者ブロンズは、唖然としてその威容を見つめていた。

 

「……長!!ブロンズ所長!!!」

 

 第8帝国の戦艦に見とれていたブロンズは、部下からの問いかけで我に返る。

 

「ああ、何だ?」

 

「日本国が到着しました!戦艦…あれ戦艦か?戦艦1です!」

 

 そこにあったのは、190m程の大きさであり、大きさだけで言えば戦艦なのだが、砲が一門だけの砲塔が一つ、機銃らしきものが4機と、四角い砲身の砲が一基あるだけで、ぶっちゃけ前のグレートアトラスターに比べれば地味だった。

 

 他に気になるもので言えば、艦橋後方に設置されている、円筒状のものが複数束ねられ、回転砲塔に接続されているかのような謎の物体。あれはなんだろうか?

 

「灰色で…あまり見ない軍艦だな。」

 

 港湾管理者ブロンズは、すぐに日本国の艦に興味を無くし、グラ・バルカス帝国の戦艦に魅入るのだった。

 

 

 

 

 

ー神聖ミリシアル帝国 港町カルトアルパスー

 

 

 

 

 

「これより、先進11ヵ国会議を開催します。」

 会場に設置されたスピーカーから、会議の開始を宣言するアナウンスが流れる。

 今回開催される先進11カ国会議は、参加国を

 

 

○神聖ミリシアル帝国(中央世界)

○エモール王国   (中央世界)

○ムー       (第2文明圏)

○グラ・バルカス帝国(文明圏外、第2文明圏西側)

○日本国      (文明圏外、第3文明圏東側)

○トルキア王国   (中央世界)

○アガルタ法国   (中央世界)

○マギカライヒ共同体(第2文明圏)

○ニグラート連合  (第2文明圏)

○パンドーラ大魔法公国(第3文明圏)

○アニュンリール皇国(文明圏外、南方世界)

 

 とし、その中でも常任理事国を

 

 

○神聖ミリシアル帝国(中央世界)

○エモール王国(中央世界)

○ムー(第2文明圏)

○グラ・バルカス帝国(文明圏外、第2文明圏西側)

 

 

 の四カ国としている。

 

 外務省の近藤は、会議場を見渡す。

 人間以外の存在も、会議場には代表として来ており、異世界に来たのだとつくづく実感させられる。

 

 やがて静けさを取り戻した会場で、エモール王国の使者が手をあげる。

 それを議長が指名し、発言権を得たモーリアウルが立ち上がる。

 

「さて…前回の先進11カ国会議では、魔帝の復活について述べたことは覚えているな?今回はその事についてより詰めようと思うのだが…」

「…」

 

 無言でシエリア…グラ・バルカス帝国の代表者が立ち上がり、静かに、だが確かに発言する。

 

「…我が国はある決断をしたため、この会議で通達を行う。」

 

 

「我が国…グラ・バルカス帝国は、この世界に対して宣戦布告する。」

 

 

「何を馬鹿な!?」

「錯乱でもしたのか…?」

 参加者が口々に呟く。

 

「…貴様、前回の会議で魔帝についての話は聞いておったよな?それでその発言か?」

 モーリアウルが、静かな怒りを滲ませながら発言する。

 

「無論、承知している。皇帝陛下は、我が国が世界を支配し、その上で魔帝についての対策の指揮を取ると申した。」

 シエリアが答える。これはつまり、グラ・バルカス帝国の世界侵略は、最早止まるものではないという事だ。

 

「…聞いておくが、我が国に降るものは居るか?」

 シエリアが、会場の外交官達に語りかける。沈黙の後、各国の外交官が口々に言う。

 

「バカか?あの女は。」

「蛮族が、何をのたまっているのだ?」

「降るわけがないだろう!!」

 

 非難轟々と言った中、シエリアが心の中で呟く。

 (…まぁ、降る国は居ないわよね。)

 

「では…確かに伝えたぞ。我が国はこれにて失礼する。」

 グラ・バルカス帝国の使者は、先進11ヵ国会議途中で退室した。使者はそのま港からも去り、その日の先進11ヵ国会議は終了した。

 

 

 

 

 

ー神聖ミリシアル帝国 西の群島ー

 

 

 

 

 

 神聖ミリシアル帝国、第零式魔導艦隊は、群島で訓練を行っていた。

 魔導戦艦3、重巡洋装甲艦2、魔砲船3、随伴艦8、計16隻のこの世界に敵なしと言われた大艦隊は実戦さながらの訓練を繰り返し、練度の維持に努める。

 

「ん?」

 魔信探知機を見ていたレーダー監視員は、多人数が集まったような点が海上を高速で近づいてくる反応を見つける。

 

「こ……これは!!!」

 仮想敵国、ムーの機械動力艦が、魔信探知しないため、集まった人間が海上を高速で移動していた状況を見て、船による攻撃の可能性があると、確信する。

 彼はすぐさまに上司に報告する。

 

「レーダーに感あり!!北方向より、機械動力艦と思われる反応が接近中!!

 速度27ノット、距離60km、反応から想定するに、戦艦2、重巡洋艦3、巡洋艦2、小型艦5、計12隻が我が艦隊に接近しています!!

 あ、速度が29ノットに上がりました!!」

 

「何だと!?29ノットだと!?ムーでは、そんな速度は出せないはず……となると……グラ・バルカス帝国か?

 総員、戦闘配備!!総員戦闘配備!!!不明艦隊がこちらに接近中!!これは訓練ではない!!!

 繰り返す!!これは訓練ではない!!!」

 

 世界最強と謳われた、神聖ミリシアル帝国第零式魔導艦隊は、急きょ現れた謎の集団に対し、戦闘態勢に移行した。

*1
紫電改モドキ

全幅:12.00m

全長:9.34m

全高:3.96m

最大出力:

離昇:2000馬力

一速全開:1,820馬力(高度1,750m)

二速全開:1,620馬力(高度6,100m)

最高速度:611km/h(高度6,000m)

航続距離:2,000km(増槽なしで全力30分+巡航3時間)

武装:

  :20mm固定機銃×4門(翼内)

  :爆弾架(250kg爆弾×2搭載可能)

*2
天山改モドキ

全幅:12.00m

全長:10.87m

全高:3.80m

最大出力:

離昇:1,850馬力

一速全開:1,650馬力(高度1,700m)

二速全開:1,420馬力(高度5,800m)

最高速度:550km/h(高度5,800m)

航続距離:1,900km(戦闘行動半径:約1,000km)

武装:

  :魚雷×1本 または 爆弾(最大800kg)

  :7.7mm機銃(前方固定)×1丁

  :13mm旋回機銃(後部)×1丁

搭乗員:3名(操縦士、航法士、通信士)

*3
前回の開催時にグラ・バルカス帝国は巡洋艦で来たので、そこまで興味がない。





 評価バーが一部赤くなっていた…ありがとう…感想も嬉しい…

 これから先も不定期投稿の予定なんだ…本当に申し訳ない…

 続かないぞ…

今後原作まで追いついた後、どんな展開にしていくかのアンケートです。果たして票が入ってくれるのか…

  • 早々に完結
  • オリ展開にする(原作とは別物になります)
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