実験艦"星海"転移 ー日本も居るよー   作:空軍系AC乗り

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 はい。
 前話は色々不足があったようで…作者が考え足らずで本当に申し訳ない

 今回は他国の描写と、やまと対GAですね。

 続かないメリ!


第二十二話

ームー国 艦隊ー

 

 

 時間を、自衛隊がグ帝航空部隊を発見したところにもどす。

 

 やまとから、多数のミサイルが煙を出しながら上空へと飛び、煙の尾を引く事なく遥か彼方に消えていく。

 

「あれが…日本国の力か…」

「確か…ミサイルという誘導兵器でしたか?こうして見てみると、まるで…魔帝の誘導魔光弾みたいですね…」

「…我々も、日本の力を借りて、遅くとも十数年以内には同じ領域に行ける。現に、このラ・カサミにも導入されているものがある。」

 

「一部の武装を撤去して設置した対空機関砲ですか…」

「確か…87式の流用…だったかな?こいつの性能が試せるのは少し楽しみだな…」

 

 やがて、直庵として挙げた航空機とグ帝航空部隊が接触するも、味方の部隊は次々落とされていく。が…

 

「日本の艦からミサイルが発射されました!」

「すごい…あんなに苦戦していた敵機が、次々落ちていく…」

 

 やがて、グ帝航空部隊も、日本の艦を脅威と見たのだろう。次々と日本艦に向かっていく。

 だか、その全てを主砲が、レールガンが、レーザー砲が、CIWSが。片っ端から落としていく。

 ラ・カサミの艦橋に居た人間は、戦闘中という事も忘れて見入ってしまう。

 

「あっ!一機、日本艦に突っ込んで行きます!」

 一矢報いようとしたのか、それとも回避できずとも巻き添えにしようとしたのか。明らかに回避できそうもない距離まで、爆弾を腹に抱えたグ帝の機体が特攻を掛けていた。

 

 その瞬間、透明な膜のようなナニカに当たったかのように、グ帝の機体が燃え、不自然に海面に落下する。

「今のは…?」

「…まるで見えない手に掴まれたかのように燃えながら落ちていったな…」

「…あれは…一体何なのでしょうか…?」

 

 まるで原理の理解できない謎の兵器。日本がムー国に対して、技術の開示に踏み切ったのは、これがあったからなのだろうか…?

 だが、そんな考えを置き去りにするように、戦場は更なる展開を迎える。

 

「日本艦、速力低下!どうやらスクリュー部分に攻撃を受けた模様!」

「湾口にグレートアトラスターを視認!あれは…何故あんなにボロボロに…?」

 

 

 

ー自衛隊 護衛艦やまとー

 

 

 

「スクリューに被雷!速力低下します!」

「(まずい…このままでは、速力差でGAに一方的に撃たれるだけだ…!直撃弾の迎撃なら出来るだろうが…それも弾切れすれば…)」

「(どうする…どうすればいい…?)」

 だが、そんな彼の考えを待ってくれるはずもなく、グレートアトラスターは砲撃を開始する。

 

「GA級、主砲発射!」

「…至近弾1!他全て手前に逸れます!」

 シールドに逸らされて、破片や衝撃波は届かない。が、主砲一基だけの射撃なのに、1射目で至近弾を出してきた。

 

「敵艦、更に接近!」

「艦長!どうしますか!?」

「…敵艦の横をすり抜ける!」

 

「敵艦、主砲発射!」

「なっ、至近弾2!夾叉します!!」

 シールドで受けて、被害はやはり出ない。だが、このままではジリ貧だろう。しかも、最悪なことに夾叉までされてしまった。次弾からは直撃弾が飛んでくるかもしれない。迎撃はできるだろうが、このままではただ一方的にやられるだけだ。

 

 搭乗していた技術士官が、発言する。

「…艦長!提案があります。」

「…言ってみろ。」

「この艦のシールドには、テスト用のプラズマ流を偏向させる機能があります。そいつを推進力に出来れば…」

「アレを振り切れるかもしれない、と?」

「どの程度の推力が出るかは未知数です。ですが…最低限、逃げ切るくらいの推力が出る事は保証します。」

「…それはつまり、推力で自壊する可能性もあるのか?」

「…その通りです。」

「………」

 

「許可する。どの道、このままではやられるだけだ。一泡吹かせてやるとしよう。」

 

 話が決まり、艦内が慌ただしくなる。なにせどのくらい推力が出るのか未知数なのだ。

 この艦の機関出力は625GW。その出力は、原発1基でだいたい1GWと考えると、そのえげつなさが分かるだろう。

 そのうちのどれだけの出力を使えば、この艦をちょうどいい感じに加速されられるかなんて、誰も知らないのである。

 

「敵艦、主砲発射!」

「至近弾1!直撃弾1!」

 

「レールガンで迎撃!」

 レールガンが、やまとに向かってくるGAの主砲弾を捉える。主砲弾は、空中で爆発し、やまとに被害を与えない。

 

 さらにGAが近づく。その距離は、直撃弾を容易に出せるであろう距離まであと少しのところまで近づいてきていた。

 

「シールドのテストモード立ち上げ、仮想プラズマ誘導路を形成開始。」

「機関出力、制限を限定解除。限界出力を120%に再設定。」

「プラズマ生成速度を+240%に再設定。」

「放出フィンを展開、余剰出力の放射を開始します。」

 

 紫色の粒子が、艦の半ばほどから展開された放熱フィンのような何かから出始める。

「プラズマ偏向角度を+0.2度に修正。」

「プラズマ流路形成安定。」

 

「合図さえあればいつでも実行できます!」

 

 GAからの主砲弾が迎撃される。衝撃波の揺れが収まり、艦長が命令を下す。

 

「やれ!」

 

「テストモード、実行開始!」

「総員、固定されているものに掴まれ!」

「プラズマ密度上昇…10%、25%、50%、…+120%で安定。」

「船体後方の電磁力場、強度4で安定。」

「仮想プラズマ誘導路、極めて安定しています!」

「警告!放出フィンからエネルギー排出が追いついていません!」

「機関出力を118%に再設定!」

「速度上昇中!15…20…30ノット突破しました!まだ上昇しています!」

 

 やまとの船体が、黄色いプラズマの尾を引きながら加速していく。余剰エネルギー排出のために出ていた紫色の粒子が、後方に流れて散っていく。

「32…36…40ノット到達!まだ上昇しています!?」

 

 プラズマの尾を引きながら、海面を切り裂き始めるやまと。プラズマに晒された海面が青白く沸騰し、虹色に光を反射する。

「レーダー損傷!何もうつりません!」

「かまうな!そのまま通り抜けることだけを考えろ!」

 

「42…47…50ノット到達!加速止まりました!」

「相当抑えてこれって…どんなイカれ出力してんだこの艦…」

 190mの大柄な艦が、勢いよく海面を切り裂き、艦首が若干浮きながらプラズマの尾を引く様は、見るものを圧倒する衝撃的な光景だった。

 

「砲手!手動でレールガン、狙えるか!?」

「やりますよ!やってやりますよ!!」

 相対速度78ノット以上の中、狙うのは…一基だけ残っている敵主砲。

 

 やがて、グレートアトラスターとやまとがすれ違う。その瞬間、レールガンが火を噴く。

 

「どうだ!」

「…!敵艦主砲塔、沈黙…!」

 

「よし!このまま振り切るぞ!」

「それと土産に短魚雷をお見舞いしてやれ!」

 

 尋常ではない速度の中、短魚雷が発射される。あまりの速度により、一部は損傷、沈黙したが…一部はグレートアトラスターのスクリューに向かっていった。

 

「敵艦、振り切れました!」

「テストモード停止!」

「了解、テストモードを停止します!」

 テストモードの停止と同時に、シールド展開のための浮遊ユニットが落下する。想定されていない使い方だったがために、ユニットがオーバーヒート、脱落したのだ。

 やまとはやがて速度を落とし、本来の12ノット…よりも更に落ちた7ノット程になった。

 

「…速力が落ちているようだが?」

「あまりの速度にスクリューが歪んだのでしょう。むしろよく自力航行出来るもんですよ…」

 

「…とりあえず、危機は脱した、か…」

 

 やまと対グレートアトラスター。その戦いは、やまとの勝利となった。





 今更思ったんですが…個人が日本国召喚に云々の部分、完全に消えてますねコレ…
 まぁ良いか!(思考放棄)

 グレートアトラスター君は、やまとの短魚雷によりスクリューが全損。生き残りの連合艦隊に鹵獲されてます。その後の扱いはまた描写します。

 続かないメリ!(Wイヤショ爆殺)

今後原作まで追いついた後、どんな展開にしていくかのアンケートです。果たして票が入ってくれるのか…

  • 早々に完結
  • オリ展開にする(原作とは別物になります)
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