実験艦"星海"転移 ー日本も居るよー   作:空軍系AC乗り

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 続きです。もうこれ以上続きが書かれることはないでしょう。




第三話

ーアルカディアsideー

 

 

 

「なんか…昼食を食べ終えたらお菓子が食べたくなってきたな…」

 彼女はAIなので食事は要らない筈なのだが…結構な食いしん坊のようだ。

 

「で、さまよって路地裏にあった菓子店に入ったけど…」

 

「いらっしゃいませー…あら。」

「あのー、ここってどんなお菓子がありますかね?」

「新規のお客様ですね!こちらへどうぞ!」

「あ、はい」

 やけに目をキラキラさせて嬉しそうにしている店員に誘導されて席につく。

 

「こちらメニュー表です!分からないことがあればどうぞ!」

「あ、ご丁寧にどうも…あの、どうしてそんなに嬉しそうにしてるんですか?」

「ウチは立地が立地で…殆ど常連さんしか来ないんですよー」

「あぁそれで新規の私が珍しくて…?」

「はい!良ければご来店頂いた経緯を聞いても?」

「えぇと…」

 

ーーー少女説明中ーーー

 

「なるほど…用は迷い込んでここに来たって事ですか?」

「あはは…まぁそうですねー…」(あっ、このクッキー美味しい)

「それなら、王都の案内とかしましょうか?」

「いえ、流石にそこまでお世話になるのは…」

 

「こんにちは〜…あら?」

「あっ、いらっしゃいませー!お久しぶりですねルミリアさん!」

「新発売のクッキーがあるって聞いて、居ても立っても居られなくて…あちらの方は?」

「あぁ、王都に来たばかりの人らしくてですね。歩き回ってたらここに来たらしいんです。」

「あら、旅行の方でしたか。」

「それが、道に迷ってこの店に来られたみたいでして…」

「それだったら私が案内しようかしら。」

 ルミリアさん…もといルミエスは案内をしようかと考えているらしい。

 

 

「ねぇ、そこの貴女、名前は?私はルミリアって言うのだけれど。」

「あ、私はアルカディアって言います。」

「良ければ私が王都を案内しましょうか?」

「えーと…良いんですか?」

「ええ!誰かを案内するとかしてみたかったの!」

「それなら頼もうかな…よろしくお願いします。」

「任せてくださいな!」

 こうしてルミリアさんの案内で王都を見て回る事になったアルカディア。とりあえずクッキーを買ってから行く事に。

 

 

<ありがとうごさいましたー!

 

 

「さて、それじゃあ張り切って案内するわよ!どこか案内してほしい所とかある?」

「それでしたら、特産品とかの王都にしかないようなものとか気になります。」

「分かったわ!それならまずはこっちかしら。」

 

 

 

ーーー少女達観光中ーーー

 

 

 

「どう?王都は楽しめたかしら?」

「はい。特に魔石に関連した加工品が多くて…凄く楽しかったです!」

「そう言ってもらえたなら嬉しいわ!…あ!そうだわ、ちょっと待っててね…」

 そう言って、服のポケットを探るルミリア。

 

「?はい。」

「あった、はいこれ!」

 そう言って渡されたのは、羊皮紙を使った何かの書かれた紙だった。

「これは…?」

「王城の案内状」

「へ?」

「また今度案内が欲しい時はそれ使って来てねー!それじゃあね!」

「へ????あっ、はい!ありがとうございますー!」

 王都に来て早々にとんでもないもんを手に入れたアルカディア。この先どうなるか、私には分からん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー数日後 王都ル・ブリアス 朝田さんsideー

 

 

 

「ここがアルタラス王国かぁ…今まで行った異世界の都市の中ではそこそこ発展してるな、人の活気もある。」

「ですね。魔石…とやらの採掘で相当に潤ってるみたいですねー。」

 国交締結の為に来た朝田は、馬車の中から街並みを見て呟く。今まで来た文明圏外国の中では大国だと思える程度には、街に活気が溢れている。

 

「ええ、この国は文明圏外国の中でも大国ですから。」

「なるほど…そう言えば、我々が来た港の近く、何か物々しかったようですが…何かあったのですか?」

 朝田が渡航した港の近くでは、ワイバーンが他の国と比べても妙に多かったように感じたため、聞いてみたのだ。

 

 

 

「あれですか、何でも特殊なワイバーンの対策に哨戒騎を増やしたそうなんです。」

「特殊なワイバーン?」

「えぇ。何でも"羽ばたかない"だとか"甲高い鳴き声を発する"だとか"透明になる"だとか。」

「へぇ〜」

「迎撃に出た竜騎士の中で絵が上手いものが描いた絵があるんですけど、見ますか?」

「見せていただけるんですか?」

「はい。こちらです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこに描かれていたのは、前進翼を持ち、後方からジェットを噴き出し、キャノピーにガラスが無く、白い機体にオレンジの線が入った、何処からどう見ても戦闘機でしか無いものだった。

 細かい部分は描かれていないものの、そのシルエットは明らかに戦闘機だった。

 

「これって…」

「戦闘機、ですね…しかも前進翼の」

「ん?前進翼って何だ?」

「あぁ、朝田さんは知らないんですか。この絵に描かれてるみたいに翼端が前方に飛び出た形状の翼の事をそう呼ぶんです。」

 

「ロシアが試作機に使ってたりして、利点は機動性が上がる事なんです。難点はステルス性が下がる事で、よくSFの戦闘機なんかに使われる事が多いですね。」

「…それってつまり…」

「我々と同等か、それ以上の技術力を持った集団が居るかもって事ですね。しかも透明化もしたらしいので、光学迷彩を装備してるかも…」

「完全にSFの存在じゃないか…」

「本国に報告しといた方がいいですよね、これ。」

「だろうな。」

 

 

その後アルタラス王国との国交締結はつつがなく行ったそうです。




 感想をもらえた感動でモチベーションが上がり、書けました。

 原作のルミエスさんの性格が影も形もなくなりましたね。誰だこの人?

 今後の更新予定はないので、よろしく!
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