実験艦"星海"転移 ー日本も居るよー   作:空軍系AC乗り

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 先に注意しておきます。
※この先パーパルディア皇国艦隊が酷い目に遭います!
※残酷な描写注意です!

 毎回言ってますが続きません。


第六話

ー日本国 本土 病室ー

 

 (ここは、一体…?それにこの部屋は…?)

 ルミエスは、目を覚ますと、謎の部屋にいた。白で統一された部屋で、布団は居心地の良い柔らかさで、高級な布団のように感じる。

 

「姫様っ!」

 姫騎士、リルセイドがルミエスの元に駆け寄る。

 

「お目覚めになられたのですね…良かった。」

「リルセイド…貴女も無事で良かったわ。」

「ことの次第を教えてくれる?」

「はい」

 

「我々の船は食糧不足によって全滅しかけていました。」

「そこを、日本国の艦船が救出して下さったのです。我々が今いるのは日本国本土の病室です。」

「我らの船は、日本国の大型船と共にクワ・トイネの港に入港するそうです。」

 

「日本国は…我々の素性については知っているのですか?」

「まだ伝えておりません。」

 

「でしたら伝えましょう。私たちは命を救われたのです。正直に話すべきでしょう。」

 

 

 

ー数日後 日本国 病院 玄関付近ー

 

 

 

「私達の亡命を受け入れてくださり、有難うございます。」

「いえいえ、困った時はお互い様ですから。」

 

「それで、その後アルタラス王国の情報は入りましたか?」

「それがまだー…」

 

「すみません!こちらを!」

 慌てた様子でやって来る職員。何事かとその職員の持った小型テレビ端末を見ると…

 

 

 

 

 

ーアルタラス王国 アルタラス王国侵攻艦隊 中継映像ー

 

 

 

 

 

 アルタラス王国に侵攻するためのパーパルディアの艦隊。総数845隻にも上るその艦隊は、常識外の存在に遭遇していた。

 

「おい…何だよあれ…!?」

 彼らが見つめる先に浮かぶ、いや浮遊している超巨大な艦。全長3.7kmの大きさを誇り、数多の常識外の大きさの主砲塔を上下両方に載せ、上下両側面全ての方向にハリネズミの如く各方向を睨む武装達。更にはミサイル発射口までもがそこかしこに見える。

 追い打ちとばかりに艦体各所やアングルドデッキから射出される何千機もの航空機。

 パーパルディア皇国艦隊はその武装の半数も理解できていなかったが、"ソレ"が彼らに対して牙を剥いているのだけは理解できた。

 

「おい…あれって…」

「白い…ワイバーン…魔写に写ってたやつだ…!」

「嘘だろ…じゃあ、後ろに続いて来るあの機体は何なんだよ!!」

「同じ…形の…やつに…見えるな…」

 

「というか何なんだよあの戦艦は!空を飛んでるなんて可笑しいだろ!!」

「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ現実じゃない現実じゃない現実じゃない」

 

 

「俺たちは…魔帝にでも戦争をふっかけてるのか…?」

 

 

 パーパルディア皇国艦隊の人間は皆等しく絶望していた。

 

 

 

 

 

「全員落ち着け!!」

「あんなものが本当に存在すると思うか!!あれはまやかしだ!!戦艦が空を飛ぶ事はない!!」

「ふっ、そんな子供騙しに引っかかる俺ではない!貴様の企みは分かっt」

 戦艦の砲口が一つ、閃光を発する。その瞬間、将軍は旗艦と共にこの世から消滅した。

 

 

 

 

 

 一瞬の静寂の後、蜘蛛の子を散らすようにパーパルディア艦隊は逃げ出していく。

「逃げろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

「やだ、助けt」

「嫌だ!死にたくない!死にた゛く゛ないよぉ゛!!母さ゛ん!!!」

「訳もわからず死んでたまるか…!」

「いやまだだまだあるはず魔導砲さえあてればどうにかなるはずだ!!」

「地獄か…?ここは…」

「撃て!あの艦を撃つんだ!!」

「ちょっ、何すんのよ!!」

「今から死ぬんだ、少しくらいいい思いしたっていいだろ?なぁ、アハハハハハ!!」

「来るんじゃなかった…こんな艦たi」

 

 絶望と絶叫の協奏曲が場を支配する。戦艦の砲口が閃光を発する度に、戦闘機の砲口が閃光を発する度に、次々と艦が消え、竜骨を断たれた船が折れ曲がりながら沈んで行く。

 

 

 

 そんな中、一隻の艦が魔導砲を命中させる。

「へっ!あんだけデカい図体で宙に浮いてるんだ、当たれば脆いは…ず……」

 

 

 

 魔導砲の煙が晴れたそこに居たのは、シールドらしき何かを展開する戦艦。

「あ、アハ、アハハハハハハ!!!終わりだ!魔導砲も効かないなんて終わりなんだ!!アッハハハハh」

 また一つ、艦が閃光に消える。

 

 そこにあったのは、見えずに蹂躙される訳でも、見えて一矢報いれる訳でもない。正面から巨人にハエの如く叩き潰されるような、圧倒的絶望。

 

 やがて、そこに居た筈のパーパルディア皇国艦隊は、一方的な蹂躙によって嬲り殺しにされ消滅し、中継映像は閃光と共に途切れた。

 

 

 

ー日本国 病院 玄関付近ー

 

 

 

「今のは…」

「アルタラス王国、北東約150kmの沖合いで撮影されていると思われる魔信中継映像です。ラジオとしても視聴可能なようで、全世界に流されているのです。」

 

「あんな…敵国とはいえ、少し同情してしまいます…」

 

「我々としても、あの武力がこちらに向いたらと思うと…末恐ろしいですよ。」

「日本でもあの船は対処不可能なのですか?」

 

「はい。私はそこまで軍に詳しくありませんが、あんな昔のSFから出てきたような存在、勝てるのか…」

 

「そんなに…」

「…あー、それで、亡命の件の続きなのですが…」

「あっ、はい、そうでしたね!」

 

 

 

 日本がとうとう存在を知る事となった、実験艦"星海"。

 

 あ、この後日本はパーパルディア皇国に捕えられた日本人を処刑され、怒り狂った日本は"朕 茲ニ 戦ヲ 宣ス(ちん ここに いくさを せんす)に近いことを言います。

 

 何でパ皇がそんなに元気なのかって?欺瞞映像として一蹴したからだよ?





 ショックな描写でしたでしょうか?ちゃんと絶望的な感じを再現できていたら幸いです!
 個人的には描写力不足で全然絶望的な感じを演出できてないなーって思うのです。

 再三言いますが続きません。
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