【完結】PERSONA3 Re;venger   作:清良 要

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第三百九十一話 因縁

影時間――ムーンライトブリッジ

 

 世界が緑色に塗り潰され、空に巨大な満月が輝く影時間。

 一切の生命の気配が消えたこの特別な時間に、ゆっくりと、けれど確かな足取りでムーンライトブリッジを訪れる少年がいた。

 冬だと言うのにどこか生温い風に黄色いマフラーを揺らし、今日は珍しく車が少ないなと暢気な事を考えながら車道を歩く。

 そうして彼が橋の中頃までやって来ると、そこで待っていた月光館学園の制服に身を包んだ少女に声をかけた。

 

「やぁ、約束通り一人できたよ」

「……そのようですね。あなたなら他の誰かに相談するかもしれないと思っていました」

 

 二十メートルほどの距離をあけて対峙する少女、元対シャドウ特別制圧兵装であるアイギスは冷たい瞳を綾時に向けながら話す。

 それはこれまで一緒に戦って来た仲間に向ける視線ではなかったが、ここへやって来た以上、綾時も相手が自分の正体を理解していると分かっている。

 けれど、いきなり攻撃されると思っていただけに、言葉を交わしてくれる事は素直に嬉しかった。

 綾時は小さく口元を歪めながら素直は心情を話す。

 

「それも考えたよ。しらばっくれて無視しようかとも思った。でも、君は僕に時間をくれたからね。誠実さには誠実さで応えようと思ったんだ」

 

 彼女からメールが着たのは十一月の末だ。

 それからも寮で会ったり、同じ教室で授業を受けたり、シャドウの討伐でタルタロスへも行った。

 てっきり避けされると思っていただけに、彼女が今まで通りに接してくれていたのは意外で、だからこそ綾時は相手が今日まで待ってくれたのだと思った。

 人として最後を過す時間をくれた相手に対し、自分なりの誠実さで応えようと思ったのだと綾時が返せば、アイギスは綾時から視線を逸らさず淡々と答える。

 

「今のあなたは純粋なシャドウじゃない。八雲さんと一緒にいた影響なのか、恐らく人としての性質を手に入れている。違いますか?」

「その通りだ。彼が僕の力を吸収したように、僕も彼の力の一部を手に入れた」

「ええ。だから、あなたは風花さんたちの索敵でも存在がバレず、八雲さんのセイヴァーが放つ命の光を浴びても消滅しなかった」

「それはお互い様だろう? 人の性質を得た僕がダメなら、黄昏の羽根を媒介に魂を定着させた君たちも浄化されていたはずだ」

 

 湊や以前のチドリのように黄昏の羽根を内蔵しているだけならば、それはただの増幅器としての力しか発揮されず、セイヴァーの浄化の光を浴びても回復するだけだ。

 けれど、ラビリスとアイギスは生体ボディに自分たちの自我が宿った状態の羽根を内蔵している。

 セイヴァーの光はシャドウやペルソナだけでなく、悪霊なども祓えてしまうため、もしも人の性質を得た綾時にまで効果があればアイギスたちの自我も浄化されて消えていたかもしれない。

 シャドウとしての本性を人の性質で覆うことで逃れた者と、シャドウらの母たるニュクスの身体に人としての心を宿す者。

 その肉体がどうであったとしても、どちらも人に近いようで人ではないのだ。

 綾時の指摘にアイギスが眉を顰めれば、綾時は別にそういった言い合いをするために来た訳ではないんだと謝罪しながら月を見上げる。

 

「ゴメンゴメン。でも、お互いに不思議な縁でここまで来たものだね。十年前は人間として対峙するなんて思いもしなかっただろう?」

「わたしはあの時全てを終わらせたつもりでした。……いいえ。終わらせるつもりで、でも、出来なかった」

 

 二人は十年前に敵として出会った。

 その時は、こんな風にお互い“人間”になって再会するとは思っていなかった。

 綾時にそのつもりはなくとも、アイギスはそのために作られた存在で、綾時を殺して全てを終わらせるつもりだったのだから。

 その戦いが原因でアイギスの記憶データは一部破損し、あの戦いは強大な敵を倒して終わったと思っていた。

 けれど、綾時を敵として認識してしまう理由を考えていく中で、その記憶は間違いだったと気付いた。

 

「あれは君の責任じゃない。考えてもみなよ。僕は個であって個じゃない。無理矢理だろうと数多のシャドウを集めて融合させた存在だ。シャドウは一人の心に一体。つまり、君は一人でシャドウの大軍を相手させられていたようなものだ」

「そうだろうと、それを倒すのがわたしに与えられた使命でした。人々を守り、シャドウを倒す。そのための存在だったのに……わたしは守れなかったっ!!」

 

 あの戦いの真実を忘れて過していた自分の愚かさと、自分があの時の少年にした残酷な処置への後悔からアイギスは泣きそうな表情で叫びながら武器を取る。

 青年にもらったリストバンドからサブマシンガンを取り出し、引き金を引きながら反時計回りに走り銃弾をばら撒いた。

 

「目の前で両親を奪い。脅迫紛いに戦う事を強要し。そして、十年続く地獄へと突き落としてしまった!!」

 

 自分が戦いへ巻き込まなければ、せめてあの場で共に戦っていなければ、エルゴ研は少年を被験体として回収しようとは思わなかっただろう。

 そうすれば、彼は知り合いである桐条家か親戚である九頭龍家に預けられたに違いない。

 両親を失った哀しみを時間の流れで癒やし、他の子どもたちと同じように日常の中で成長していくことができたはずだ。

 そうなれば、チドリたち人工ペルソナ使いはもっと死んでいたかもしれないし、実験中に暴走したラビリスも凍結されていたままだったかもしれない。

 でも、それでも、百鬼八雲という少年は平和な時を過ごせたはずなのだ。

 銃弾をばら撒きながら走るアイギスは、左手に手榴弾を呼び出すとピンを外して投げつけてから距離を取り、直後、爆発音と共に赤い炎が広がって辺りを照らす。

 武器を構えたままアイギスがそちらを見ていれば、爆発の余波で広がった黒煙の向こうから少年の声が響いた。

 

「責められるべきはグループとエルゴ研の人間たちだ。既にあれだけの財を持っていながら欲を掻き、終末思想に取り憑かれた老人の言葉に従った。老人は独りで死ぬのが怖かったんだろう。だから、僕を生み出し世界を滅ぼそうとした」

 

 少年の前には白い光で紋様が描かれた魔法陣が展開し、先ほど放った銃弾は魔法陣に触れたまま停止していた。

 物体だけでなく爆発の炎まで防げるのかとアイギスは苦い顔をする。

 シャドウとしての力を使った相手の力は未知数。湊と同等であるとすれば、十年前よりも強くなった彼女でも勝つことは出来ない。

 だが、魔法陣を使った未知のスキルで攻撃を防がれようと、耐久力や展開時間など全てを試して突破してみせるとアイギスは武装をロケットランチャーに切り替える。

 本来は両手を使って構えて撃つ物だが、片手持ちで二丁構えるとほとんど同時に放つ。

 光の尾を引きながら真っ直ぐ綾時へと飛んでいったそれは、少年がどこからか長剣を取りだしすれ違い様に切り裂かれ彼の後方で爆発する。

 

「……その剣はあのシャドウの」

 

 迫るロケット弾を躱しながら斬りつける少年の反応速度に、切り裂いてから時間差で爆発を起こすほど鋭利が切れ味を持つ剣にアイギスは冷や汗を掻く。

 綾時が持っているのはあの日に戦ったシャドウが持っていた物を小さくしたままの見た目だった。

 やはり、人の姿を保っていても本来の力を使うことが出来るのかと戦力を分析する。

 接近戦よりも遠距離からの射撃の方が得意なアイギスは、距離を取りながらスナイパーライフルを出して頭部を狙って引き金を引く。

 

「八雲さんに自我を与えられながら、どうしてあなたは人の敵になろうとするんですか!」

 

 ばら撒いた銃弾は防がれた。しかし、ロケット弾は防がずに切り裂いて破壊した。

 そこから魔法陣には耐えられる限界があると予想し、アイギスは再び展開された魔法陣の同じ場所を狙ってライフル弾を撃ち込む。

 けれど、同じ場所に撃ち込まれたライフル弾は一つ目が魔法陣に阻まれ、後続も先に着弾したものに衝突する形で止められてしまう。

 これではまだ足りないかとアイギスが武器を換装しながら距離を取ろうとする間に、西洋剣を持ったまま立っている綾時が言葉を返してくる。

 

「それは違うよアイギス。僕は人々が滅びを求めるから生まれるんだ。そして、僕の存在は滅びの確約を伝える宣告者であって、滅ぼす者ではない」

「あなたを殺せば、その滅びは回避されるはずっ」

「いいや。顕現した時点で終わりさ。決まった事を伝えるだけだからね。僕がそれを伝えようと伝えまいと決定した事実は覆らない」

 

 アイギスは綾時を殺そうと必死になっているが、それは根本的に勘違いしていると指摘する。

 綾時に与えられた役目は滅びの訪れを伝えることであり、滅びを齎す者は別にいてそれは綾時よりも遙かに上位の存在なのだ。

 故に、仮にここでアイギスが綾時を殺したとしても、それは伝令を殺しただけであり、実働隊は後からやってくる。

 もし、アイギスが滅びを回避したかったのであれば、そもそも綾時が現われる事を阻止しなければならなかったのだ。

 それを聞いたアイギスは愕然としながら足を止め、声が震えそうになるのを必死に堪えながら敵へ問いかけた。

 

「それでは十年前の戦いはっ、八雲さんに背負わせてしまった代償は無駄だったと言うんですかっ」

 

 綾時がこの世に最初に現われたのは十年前だ。

 もしも、綾時が言った通りに顕現した時点で滅びが決まっていたのならば、あの時既に未来は決まっていたことになる。

 必死に戦って、必死に力を求めて、大切な物を守るために自分を犠牲にし続けた青年の頑張りは無駄だったとでも言うのか。

 アイギスがそれを問えば、綾時はとても悲しそうな笑みを浮かべて返した。

 

「……そうだね。あれはあくまで延命措置でしかなかったよ」

 

 相手の言葉を耳にした途端、アイギスは全身の血が沸騰するような感覚を覚えた。

 目の前が一瞬真っ白になり、すぐに視界は元通りになったが全身が熱い。

 理由など分かっている。大切な少年の、一番大好きな青年の過した十年を無駄な物だったと言われたからだ。

 自分の事ならばどれだけ言われてもいい。強くなったと思っていたのに、まだ一撃すら入れられていないのだ。

 無駄な努力だったと、その程度で勝てるはずがないだろうと笑われたって、それはあくまでアイギス自身の問題なので悔しくても受け入れる事も出来た。

 ただ、湊の事だけは否定させない。

 本来、彼も守られるべき存在だった。

 その未来を歪め、誰よりも苦しい道を歩ませる事になったのは全てアイギスの責任だ。

 戦うために作られたアイギスから見ても、どうしてそこまで頑張るのだと思ってしまうほど湊はひたすらに未来を求めていた。

 その理由が今になって少しだけ理解できた。彼は誰よりも冷静に世界の置かれた状況を理解していたのだろう。

 

「あなたを倒す!! 今、ここでっ!!」

 

 綾時が嘘を吐く理由がない以上、彼を倒しても問題の解決にならない可能性は高い。

 しかし、アイギスにはそれ以外の手段が思い付かない。

 少女の全身から蒼い光が放出され、人間の限界を超えた速度で走り出す。

 

「諦めるんだ。アイギス。十年前の不完全な状態ですらろくにダメージを与えられなかった君じゃ勝てない。力も、資格も、君は持っていない」

 

 人の胴体よりも太い金属のワイヤーを駆け上がり、アイギスは上空から爆弾や銃弾の雨を降らす。

 ただ、そんなものを使っても綾時にダメージを与えられないのは先ほどの攻撃で分かっているはずだ。

 案の定、彼に着弾すると思われた攻撃は全て魔法陣に阻まれ、未だに無傷で立っている。

 それを見ながら次々と武器を換装して攻撃を仕掛けていたアイギスは、E.X.O.で増幅させたエネルギーを限界まで溜め、そこでようやく切り札であるペルソナを呼び出した。

 黄金の兜と槍を持ち、巨大な盾を構えた女神の名は“アテナ”。

 

「アテナ――――ゴッドハンド!!」

 

 一定の距離を開けながらも制空権を握った状態を維持するようポジションを取ったアイギス。

 彼女の頭上に現われたアテナは、凝縮されたエネルギーを全てスキルに変換し、橋の道幅とほぼ同等の巨大な金色の拳を顕現させた。

 死を経験し、湊の心臓を与えられた事で圧倒的な魔法スキルを持ったチドリに対し、今のアイギスは物理スキルでそれに匹敵するだけの力を見せている。

 けれど、チドリは完全な死を経験した事で適性値が爆発的に増加し、さらに隔絶した力を持っていた湊の心臓という補助装置を持っているからこそ、それだけの力をエネルギー消費の負担だけで扱えているのだ。

 アイギスもパピヨンハートだけでなく細胞レベルの微細な黄昏の羽根を全身に内蔵した生体ボディを持っているが、それで増幅される力には限界があり、加えてE.X.O.を使った無茶な力のチャージで身体に多大な負担が掛かっている。

 いくら湊のためだろうとこのままでは拙いと思った綾時は、その姿を本来の物に戻して頭上に赤と黒の光が複雑に混ざったエネルギー体を出現させる。

 見上げた先から迫り来る金色の拳、それを打ち砕くためそのシャドウはスキルを放った。

「――――“DEATH”」

 

 球体として集められたエネルギーに変化が見られ、そこから赤と黒の奔流が大気を震わし放たれる。

 己の限界を超えた力を籠めて放たれた女神による断罪の一撃。

 それを完全体となった宣告者“デス”の放った虚無属性の光が迎え撃てば、衝突の余波だけでムーンライトブリッジが崩壊しかねない。

 けれど、己が巻き込んでしまった青年のために少女は退かず、少年もまた誠実に向き合うと決めた以上は退くつもりがない。

 ならば、敵として出会った両者が戦う事は必然だった。

 攻撃を放った衝撃だけで轟音が響き、大気が震え、橋は揺れて、海が荒れた。

 周囲にそれだけの影響を及ぼす二つの強大な力が迫り今まさに衝突しようとする。

 

「――――随分と懐かしい顔が揃っているな」

 

 だが、衝突しようとしたところで、二つの力の間で蛍火色の光が弾けた。

 弾けた光の中から突然現われた黒いマフラーを巻いた青年は、腰に差していた二刀を左右の手に持ち、迫る二つの力に向けて振り下ろす。

 直後、刀を振り下ろされた二つのスキルは霧散するよう消滅し、何事もなかったかのように場に静寂が充ちてゆく。

 戦っていた両者は、綾時は勿論、空中にいたアイギスも着地した状態で動きを止め、突然の乱入者へと驚愕の視線を向ける。

 何せどのような結末だろうとここでの戦いは二人だけで決着を付けるつもりだったのだ。

 確かに彼にも関係する事ではあるが、“巻き込まれた被害者”であるからこそ彼を関わらせないようにしていた。

 ただ、彼の力を持ってすればアイギスと綾時がムーンライトブリッジで相対した時点で気付いても不思議ではない。

 彼がこの場に現われた事、戦いを邪魔された事、その他にも様々な感情が胸中で渦巻いているアイギスは苦い表情をしつつも、すぐにそれを引っ込めて真剣な瞳を彼とその向こうにいるシャドウに向けた。

 アイギスとデスは大きく距離を開けて向き合い。その中間の位置で青年が両者に刀の切っ先を向けて立っている。

 両者から見ても、湊はとても自然体な立ち姿だが、だからこそ二人は相手の出方が分からず動くことが出来ない。

 湊は素手でも斬撃を飛ばせる。それが刀を持てば斬撃の射程は拳銃と変わらないレベルになるのだ。

 生身であるアイギスは勿論、近い性質を得た事で彼の攻撃であればデスにも通ってしまう。

 だからこそ、相手の次の動きが読めず両者が身動きを取れずにいれば、アイギスの背後から知り合いの声が聞こえて来た。

 

「アイギス、綾時君!!」

 

 七歌の声が聞こえてアイギスが振り返れば、そこには息を切らせた仲間たちの姿があった。

 やってきた者たちはアテナを呼び出しているアイギス、刀を持った湊、そして黒いボロ布を纏った異形のシャドウを見て動きを止める。

 傍から見ればアイギスと湊がシャドウ相手に共闘しているように見えるだろう。

 しかし、彼女たちはここに来るまでにアイギスが誰と戦っていたのか知っているのだ。

 そのため異形のシャドウの正体を確かめるため声をかけたいのだが、彼女たちが躊躇っている内に湊が口を開いた。

 

「綾時、とりあえず人の姿に戻れ」

「……そうだね」

 

 湊が声をかけるとシャドウが光に包まれ、それが弾けると綾時の姿に戻っていた。

 分かっていた事ではあるが、実際にその眼で見ると化け物が人の姿になる光景は中々に衝撃が強く上手く言葉が出てこない。

 それは後からやってきた者たち共通の感想のようだが、綾時が人の姿に戻った事で湊も刀をしまったのでタイミングを見て美鶴が三人に話しかけた。

 

「君たちは戦っていたのか?」

「わたしと綾時さんは戦っていましたが、八雲さんはそれを止めに来られただけです」

「何故戦っていたんだ?」

「彼が敵だからです」

 

 美鶴の質問にアイギスが答えるが、その瞳は今も敵意を込めて綾時を見つめている。

 それだけでアイギスが綾時を殺すつもりで戦っていたのだと伝わってくるが、美鶴たちは綾時の本当の正体や彼らの関係をまだ把握できていない。

 湊がいればアイギスを抑えておけるはずなので、一度寮へ移動することを提案した。

 

「私たちは状況を理解できていない。望月の先ほどの姿やアイギスが彼と戦った理由など、私たちにも分かるようしっかりと説明してくれ」

 

 美鶴のその言葉にアイギスはアテナを消す形で答え、綾時と湊もゆっくりと彼女たちの許へやってきた。

 アイギスは湊と綾時が並んで立っている事を不快に思っているようだが、湊が綾時と一緒にいるのは彼をアイギスから守るためだと思われる。

 それが分かっているためラビリスがアイギスと手を繋いで歩き出し、他の者たちもそれを追うように寮へと戻ることにした。

 

 

 


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