【完結】PERSONA3 Re;venger   作:清良 要

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第四百三話 二人だけの戦い

影時間――ムーンライトブリッジ

 

 火花を散らしながら武器が衝突した直後、両者は弾かれるように後退する。

 青年は後ろに飛んだ勢いが止まる前に右手の太刀を素早く鞘に戻し、止まったときには既にマフラーから白銀の大型拳銃を抜いて撃てる状態になっていた。

 一方の少年も人型であってもスキルは放てる。同じように後ろに飛ばされた時点で左手の中に力を集め、路面を滑っていた足が止まった時には直径三十センチほどの黒い球体がその手にあった。

 青年が引き金を引けば辺りを照らすほどの光を発しながら弾丸が飛び出す。

 少年はそれとほぼ同時に黒い球体から人の腕ほどの太さを持つ熱線を放つ。

 右手と左手、鏡合わせのように放たれた攻撃は、互いの中間地点で交差した。

 本来、シャドウやペルソナの放つスキルは超常の力を宿すため、継戦能力や再現性を除き、通常兵器よりも強く圧倒する事が出来る。

 けれど、ペルソナ使いには自身の適性の高さにより、扱う武器に対超常の力を付与する特性があった。

 湊の持つ適性は既に人の域を超えている。その身にニュクスの欠片である結合した黄昏の羽根を宿し、さらにはニュクスと同格の神と魂の融合を果たしている。

 ニュクスの子であるデスも力を取り戻した以上、ニュクスに次ぐ神格を得るだけの適性値を持っているが、力を際限なく増幅可能な湊には及ばない。

 故に、現代科学で作られただけの合金製の弾丸であっても、その力はシャドウらの放つスキルと同じだけの力を宿し、黒き熱線の一部を貫通して綾時へと迫った。

 もっとも、いくら威力があろうと点での攻撃でしかない弾丸と違い。綾時の放った熱線は一部を貫通されようが込めた力の分だけ放たれ続けて湊へと迫る。

 お互いに相手の攻撃は見えている。そして、こうした結果になるとも分っていたのか、両者は片手に持った武器を横薙ぎに振り抜いた。

 魔眼の力によって存在を殺され霧散する熱線。

 シャドウの剛力によって強引に弾かれる弾丸。

 それぞれの攻撃が防がれ場に静けさが戻れば、両者は再び武器を持って敵を屠らんと向かっていった。

 

 

――タルタロス

 

 今年も残るところあと一日。

 この影時間が終われば、綾時が来る当日という事で、七歌たち特別課外活動部はチドリたちと共に『戦い納め』として今年最後のタルタロス探索へやってきていた。

 クリスマスパーティー以降、七歌たちは積極的に探索に出ているが、敵として立ちはだかるであろう幾月たちの姿は見ていない。

 それが逆に不気味に思えてならないものの、何かあれば桐条グループの方からも連絡が来ることになっている。

 であれば、自分たちは影時間の中で敵が襲ってこないかを警戒し、それ以外は自分たちの力を鍛えていればいいと大晦日直前まで戦いに来たのだ。

 一階のエントランスにやってきた一同は、最初に風花が上層の様子を探るため、その間に装備と陣形を確認しておく。

 また、時々七歌がベルベッドルームへ行ったり、湊が台座に差し込み直してしまったエクスカリバーを抜こうと試みたりする事もあるが、風花の索敵自体はそれほど時間が掛かる物ではない。

 故に、全員がいつでもいけるようすぐ準備を整えようとした時、ユノの中で索敵していた風花が焦った表情でペルソナを消して全員に声をかけた。

 

「皆さん、大変です!」

 

 元々色白の風花だが、その分、顔色が変わればはっきりと変化が分かるようになっている。

 今の彼女は顔が青くなっていると言えばいいのか、血の気が引いて病的な白さになってしまっている。

 ただ事ではないと判断した美鶴がすぐに駆け寄り、一体何があったと話を聞く。

 

「どうした山岸。何があった?」

「いま、上層を見ようと思って力を使ったら、近くに大きな力の反応があったんです」

「イレギュラーシャドウか?」

「違います。大きな力は二つ。ムーンライトブリッジで、有里君と綾時君が戦っているんですっ!!」

 

 叫ぶように伝えた風花の言葉に全員が唖然とする。

 綾時が来るのは明日のはず、なのにどうしてそれが湊と戦っているか。

 彼は湊の眼ならニュクスを殺し得ると言っていた。それを危惧して襲ったのかと考えるが、彼自身は何もせずに死を選ぶことを勧めていた。

 そんな彼が今更湊一人をどうこうするとは思えないし、したところで意味がない。

 湊自身もニュクスを殺しても問題の解決にならないと言っていたし、綾時が七歌たちに勧めた選択肢は彼を殺せる湊がいて初めて選べるものである。

 両者が争うだけの理由が思い付かず、しかし、このまま放っておくわけにも行かないと判断した七歌たちは今日の探索を中止してムーンライトブリッジへと急いだ。

 

 

――ムーンライトブリッジ

 

 綾時は空中に作った五つの黒い球体から連続で熱線を放って湊を牽制しながら考えていた。

 どうして彼は未だにペルソナを使ってこないのか、と。

 相手が使っている武器は腰の左右に下げた二振りと太刀がメイン。

 背中側には予備として短刀も差してあるようだが、それ以外はマフラーから取りだした物を使っている。

 五つの熱線の内、三つは彼を狙って、残り二人は彼の傍の路面を狙う。

 二つは避けて、一つは太刀で切り払われる。けれど、熱線が当たった路面が砕かれ、その破片が彼にぶつかることで小さな傷とダメージを蓄積させる。

 ファルロスが抜けた湊に自動回復は使えない。それと同じ効果を得るにはベアトリーチェを起こすか、ペルソナを召喚しないまま回復スキルを使わせるしかない。

 小さな傷から血を流したまま迫る青年は、どういうつもりかは分からないがペルソナを温存しているため、そのまま勝てるつもりなら驕りが過ぎるぞと綾時も熱線を放ちながら敵への接近を試みする。

 黒い熱線での牽制を行ないながら綾時が迫れば、湊はマフラーから複数の手榴弾を投げて爆炎で視界を遮る。

 だが、そんな物は熱線を使えばすぐに払う事が出来てしまい、湊の行動の意図が読めない。

 そう思っていれば、綾時は首の右側がヒリつくような気配を感じ、直感に従って大剣を右側へと振り抜く。

 直後、爆炎を突き抜けて現われた青年の太刀と衝突し、突進の勢いが乗った分相手が勝ったのか僅かに後退させられる。

 

「くっ!?」

 

 この距離は拙い。咄嗟にそう判断した綾時は空へと逃げようとするが、湊も相手が人間形態で飛べることを知っていたため、飛び上がり始めの速度が出ないタイミングを狙って右手の太刀を投げた。

 奇襲を受けた直後に時速百キロを超えた速度で飛来する太刀を簡単に捌ける訳も無く、綾時は左脇腹を切り裂かれ、苦々しい表情を浮かべながら上空から相手に向けて黒い雷を放つ。

 全てが一つのスキルであれば魔眼の力で一払いされてしまう。

 であれば、先ほどの熱線と同じように複数同時発動し、それらで面の攻撃を放てばいい。

 湊の魔眼は確かに強力ではあるが、その力の性質から群体等のどうやっても苦手な攻撃が存在する。

 彼の中にいた事もあって、綾時は湊の戦い方については他の誰よりも詳しいという自負があった。

 しかし、いくら知識があろうとそれを実戦に活かせるかどうかは別だ。

 迫り来る雷撃に向けて地上にいた湊は抜刀術を放つ。

 太刀を振り抜いた勢いで幅数メートルの斬撃が飛び、湊に当たるはずであった雷の軌道を全て逸らされてしまう。

 加えて、シャドウのスキルと衝突しても飛ぶ斬撃はほとんど勢いを殺されず、そのまま天に昇って綾時へと迫る。

 斬撃の進行方向から逃れるように移動し、綾時は再び複数の黒い球体から熱線を放って湊を狙う。

 今の攻撃で綾時も分かったが、湊を相手に数を撃てば当たるという発想の攻撃は悪手だ。

 確かに彼の持つ魔眼はそういった攻撃の処理に向いていないものの、湊は自身の苦手な物を潰していくように戦闘技能と装備を増やしていった。

 そのため、特定の攻撃のみを対象に絞って攻略を目指しても、すぐに別の手に切り替えられて対処されてしまう。

 

「本当にやりにくい相手だ……」

 

 デスの力は搦め手が苦手だ。強すぎる力は攻撃に寄っているので、攻撃のバリエーションといった意味での工夫の余地が少ない。

 一方の湊は技術も武器も豊富にあるので、単純に組み合わせるだけでも膨大なパターンが作れる。

 どちらも一長一短ではあるが、湊が綾時を削り続けて勝つことを考えているとすれば、この戦いの中で綾時がそれら全てを攻略することはほぼ不可能。

 やはり、どこかで自分の得意な力押しに頼った形で攻めるしかない。そう判断した綾時は十個の球体から熱線を放ちつつ、大剣に光を纏わせた状態で急降下し、いくらかの攻撃を受けることを覚悟して強力な一撃を決めに行く。

 

「はぁぁぁぁっ!!」

 

 光を纏わせた剣に込められたスキルは斬撃系最強のブレイブザッパー。

 スキルとして放てば湊はそれを殺してくる。そういった事態を避けるために武器に纏わせ、攻撃力を高めるための補助技として活用する。

 湊も見ただけで綾時の狙いを察したのか、そのまま太刀を鞘に納めつつ僅かに後退して熱線を避け、途中で足を止めてマフラーから取り出した九尾切り丸で迎撃態勢に入る。

 綾時はそれを視界に捉えながら降下時の加速を利用して一気に迫り、湊に向かって身体ごとぶつかるようにして剣を叩き付ける。

 いくら湊の力が強かろうが、その体重によって受け止められる運動エネルギーの限界値は決まっている。

 少しは九尾切り丸の重量で受け止められる限界値を上げるも、湊は綾時の攻撃を受けたまま路面を削りながら勢いよく後退する。

 吹き飛ばれるはずの攻撃を受けて倒れないのは驚嘆に値すべき事だが、綾時もそうなる可能性は読んでいた。

 だからこそ、このまま押し切るために込めていたスキルを追撃として解放する。

 

「ブレイブザッパァァァァァッ!!」

 

 剣が纏っていた光が膨張し、そのまま光の奔流となって剣を受けていた湊を飲み込んでゆく。

 相手が光に飲まれた事で綾時は地に足を着けられるようになり、その場で踏み込んでさらにスキルに力を込めて剣を振り抜く。

 橋の路面を覆っていたアスファルトは砕けながら蒸発し、直撃を受けた周囲まで熱が伝わって真っ赤に融解してゆく。

 生身の人間がこれを受けて無事でいられるとは思えないが、綾時はまだ相手が死んでいないと確信している。

 剣に込めていたスキルが治まると同時に、背後に百を超える氷の槍を作り出して正面に向けて放つ。

 攻撃の熱によって溶けた路面から蒸気が発生し視界が悪い。それを払うと同時に相手が苦手とする手数を優先した攻撃でダメージを稼ぐ。

 現状、押している自信はあるがまだ油断は出来ない。

 いくら蘇生の核となっていた自身が抜けたと言っても、あれは元々彼の身体に備わっていた機能だと綾時は知っているのだ。

 いざとなればベアトリーチェがファルロスの代わりを務め、湊を瞬時に回復させて蘇らせるはず。

 本気で相手を殺すのであれば、一撃で蒸発させるくらいの事を考えなければならないだろう。

 そう思って更なる追撃のために彼の姿を探せば、綾時は背中から腹部に向かって何かで貫かれる鋭い痛みを感じた。

 

「なっ……!?」

 

 一体何が起きたのか。痛みを感じて視線を腹部に向ければ、そこには先ほど湊が投げて自身に傷を負わせた太刀が生えていた。

 どうしてこれが後ろから飛んできたのか。細いワイヤーでも結んであったのかと考えるも、綾時はその太刀に触れている部分から力が吸われる気配を感じ、すぐに危険と判断して背中側で掴んで引き抜いた。

 

「ぐっ、持っているだけでも吸われるのかっ」

 

 刃だけではない。柄を持っていても力が吸われていくため、綾時は太刀を橋の下に向けて放り投げる。

 投げた感覚ではワイヤーなどは付いていなかったようだが、背後には人間は勿論ペルソナの気配だって感じられない。

 であれば、移動した湊や彼のペルソナが投げた訳ではないだろうと分析しつつ、綾時は黒い靄が漏れ出ていこうとする腹部に手を当てて傷を塞ぐ。

 外見状は元通りだが、人間に変化する応用で他の部位を伸ばして絆創膏代わりにしているようなものだ。

 その部位に負ったダメージは回復しておらず、あくまで力の消耗をこれ以上しないための応急処置である。

 通常のシャドウにはないデスの持つ自然治癒力を使えば時間経過で回復はしていくだろうが、距離が開いたことで湊が次にどんな手を打ってくるか油断出来ない。

 額から流れた汗が顔を伝っていくのを感じながら、綾時は再び黒い球体から熱線を放つ事に決める。

 先ほどまでは人の腕ほどの太さだったが、今度は人間の胴ほどの太さに威力を上げておく。

 下手に狙いは付けない。この戦いの影響で橋が落ちることになったとしても、自分は母たる神を殺し得る“人間”を殺さねばならないのだ。

 相手の弱点に、自分の得意をぶつけて何としてでもダメージを稼ぐ。

 そうして、綾時の操る黒い球体から放たれる黒い熱線が暴れ回り、どこかにいるであろう青年を射殺そうとすれば、綾時はその視界の端で橋の下から何かが飛び上がるのを捉えた。

 それは先ほど綾時が投げ捨てたはずの相手の太刀。

 九尾切り丸と同じような魂喰いの力を宿している以外に特別な部分などないと思っていたが、どうやらそれは綾時の勘違いで、先ほど喰らった背後からの奇襲のように太刀自体に飛行可能な異能が宿っていたようだ。

 青い光を纏って飛ぶ白い太刀は、黒い熱線の嵐に巻き込まれる事なく突き進んでゆく。

 成程、と綾時は一人で納得する。その太刀の進む先、綾時から四十メートルは離れた場所に、地面に突き刺した九尾切り丸の後ろで赤い光を纏った黒い太刀を持っている青年の姿が見えたのだ。

 恐らく、あの太刀は夫婦剣のようになっており、正しく使えば引き寄せ合うことが出来るのだろう。

 二つの太刀が彼の手に戻ったのを確認した綾時は、黒い熱線を維持したまま、先ほど使った百を超える氷の槍も展開する。

 相手は着ている服はボロボロになり、頭や手足から血を流しているものの、恐らくそれはブレイブザッパーを受けた時のダメージでしかない。

 その後の一度目に放った氷の槍は九尾切り丸を盾として利用して防いだようだが、一撃が軽い氷の槍と違って、強化した熱線の方は力尽くで九尾切り丸を押し退ける事が出来る。

 このままであれば、湊は何も出来ずにデスの得意とする力押しの戦いを強いられる事になる。

 あの青年がそんな状況を看過するとは思えない。攻撃の準備を進めながら綾時が観察していれば、自分の許に戻ってきた太刀を手にした湊が動いた。

 手に持った二つの太刀を鞘に戻し、続けて地面に刺していた九尾切り丸もマフラーに収納する。

 全ての武器を失って何をするつもりなのか。そう思っていると、九尾切り丸をマフラーに収納していた腕が引き抜かれた時、新たな武器がその手にはあった。

 彼の手にあるのはマシンガンと呼ばれるタイプの銃。手数には手数で対抗する気なのか。

 そう思っていたとき、綾時は反射的に攻撃を防ぐための魔法陣を展開していた。

 綾時が展開した魔法陣は特別な物ではない。込めた力の分だけ物理的な障壁として攻撃を防いでくれるだけの魔力製の盾である。

 セイヴァーの持つ“アイアスの盾”と違って形状の変化や、守りに特化した性能を持っている訳ではない。

 ただ、デスの使える力の中でほぼ唯一防御にも使えるからと展開してみれば、視認出来ないほどの速度で飛来する銃弾の雨が魔法陣を削りに掛かってきた。

 

「通常兵器が……なんて連射速度だ……っ」

 

 魔法陣に掛かる負荷に耐えるため、綾時は顔を苦しげに歪ませながら両手で構えて魔力を供給する。

 湊がその手に持っている武器の通称は“ミニガン”。

 六本の銃身から秒間百発、毎分二千発以上もの銃弾を放ち、弾帯を含めれば百キロを超すため通常は固定された状態で扱うマシンガンの一種である。

 湊の中にいた時に様々な武器を目にする機会があったものの、綾時はそういった方面に強いわけではなく、兵器に関する知識はそれほどでもない。

 おかげで物としては知っている場合でも、実際に使われるまで威力が把握出来ていない物も多々ある。

 マーガレットのヨシツネでも防ぎきれず、致命傷を避けてはいたもののかなり被弾していたので、速度で劣る綾時が防御に徹したのは対応として正解と言える。

 しかし、本来得意ではない防御に一度回ってしまえば、それは湊に攻めるための好機を与える事と同義だ。

 絶え間なく続く攻撃への防御に手一杯になり耐えている間に、相手が僅かに軌道をブレさせて用意していた黒い球体と氷の槍を破壊される。

 飛んで逃げれば防御が追い付かずに削られ、反撃しようにも魔法陣が邪魔で相手を効果範囲に捉えた攻撃は発動しづらい。

 相手の弾薬が切れたところで反撃に移れる可能性もあるので、綾時も状況を好転させる反撃の手は何かと思考を巡らせる。

 しかし、そうして綾時が考えていれば、突然、まだ弾帯が残っているはずだというのに銃弾の雨が止んだ。

 もしや弾詰まりなどのトラブルでも起きたのか。あまりに突然すぎて綾時も思考がまとまりきらず反撃や後退など自分がどう動くべきか判断が遅れる。

 けれど、判断が遅れたために魔法陣が残っていた事は綾時にとってプラスに働いた。

 何せ、突然攻撃が止めた青年がマフラーから巨大なミサイルランチャーを取り出し、その照準を既に綾時に合せていたのだから。

 

「個人の持つ火力じゃないっ」

 

 吐き捨てるように呟いている間に、轟音と共に炎と煙をあげながら迫る四発のミサイル。

 直撃は拙いと発動速度のみを考えて広範囲に雷を放って誘爆を狙うが、距離が近すぎてどうあっても爆発には巻き込まれてしまうだろう。

 先頭のミサイルに雷が当たり、破裂した鉄の筒が炎を吐き出す光景がゆっくり流れていくのを目にしながら、綾時は魔法陣ごと爆発に呑まれていった。

 

 

 


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