メンヘラヤンデレキショすぎ幼馴染魔術師   作:宇宮 祐樹

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10 天空の龍、セレニア・ストラトスフィア(上)

 

 天空の龍、”極穹を覆う蒼翼”、セレニア・ストラトスフィア。

 かつてこの世界を創世したとされる、三柱の龍うちの一体。

 それは創世の神話において、自らの翼で全天を覆い、青空を作ったとされている。このことから天空の龍は抱擁の象徴とされ、現代においても尚、我々を庇護する存在として崇められていた。

 セレニアに限らず、龍に関連する文献は数が少なく、その記述も曖昧なものが多い。

 そのため龍に関連する文献は、今となってはその真偽すら判然としない、伝承めいたものしか残っていない。果たしてその伝承が事実なのかどうかは、古代から龍に従い、長い時を生きている依代にしか知り得ないことだ。

 

 そんな数少ない文献から読み解かれた、セレニアに関する情報は二つ。

 一つは魔導器の媒体の素材として一般的に用いられる、蒼鱗石という鉱石に関して。

 その名の通り、蒼鱗石はセレニアの体表から剝がれた巨大な鱗が長い年月を経て鉱石化したものであり、魔術的な親和性が異様に高い。この鉱石を発見したのが二人目の第四階梯魔術師、レフェルトリスであり、そこから彼は人類史で初めて魔導器を開発したとされている。

 蒼鱗石の名は当時、その青色の表面を見たレフェルトリスが、天空の龍の鱗を想起して付けたものだった。しかし当時の大地の依代、『生命』の座の証言によってそれが真実であることが判明。レフェルトリスはこれにたいそう喜び、蒼鱗石を媒体の素材として正式に採用することになった。

 のちにその依代とレフェルトリスとの間で、龍の御体から落ちたものを人々が用いることについて半年に渡る論争が続いたが、その結果は現代の魔導器の普及を見れば語るに及ばないだろう。

 

 そしてもう一つが、セレニアは他の二柱に比べ、人々に寛容だったということ。

 これに関してはかなり主観的な見解になるが、どの文献にも共通して記述されている事柄でもある。自らの翼で全天を覆う行為、そして抱擁の象徴として後世に語り継がれている現状を鑑みれば、この結論はごく自然なものとも言える。

 

 近年、セレニアに関するとある文書に、改ざんの痕跡が見つかっている。

 それは既存の文章を上から黒く塗り潰し、そこに付け加える形でこう記述されていた。

 

『デタラメ書くな。あのビビリのセレニア様がこんなことするわけないでしょ?』

 

 該当の文書は一般の人間が立ち入れない、学会本部の蔵書庫に現在も保管されている。

 鑑定の結果、この改ざんが行われたのは現在からおよそ五〇年ほど前。

 五人目の第四階梯魔術師、リノンが存命していた時代だと推定されている。

 

 

「勢いで出てきたはいいけど、今日もそのコソ泥が現れる保証はないわよね」

 

 あれからシュヴァリエと一旦別れ、日も暮れてしばらく経ったあと。

 夕食のために入った現場近くの飲食店で、俺たちは今後の動きを確認していた。

 

「どうでしょうね。普通ならしばらく身を潜めるなりするでしょうが、なにせ十八件も連続で成功させているわけですから。連続記録を伸ばすとか、そういう幼稚な考えがあれば、あるいは」

「確かに。捕まらない自信もあるでしょうし、妙なプライドがあってもおかしくないわ」

 

 幼稚、というのはシュヴァリエの言葉を借りているが、あながち間違っていないだろう。

 事件の詳細を改めて俯瞰すると、いかに犯人が考えなしに動いているかが用意に想像できる。

 

「それにノールドベルトの街市場、それも夜間のですよ? 出るに決まっています」

「前から思ってはいたけど、ローレンスってこの国のことそれなりに嫌いよね」

「便利な国だとは思いますが、住みやすい国だとは思っていません」

 

 ノールドベルトの街市場は、夜になるとまた違った顔を見せる。

 というよりかは、夜になると飲食店や酒場の営業が始まることに加え、露店の数や配置も変動するため、物理的に日中とは様相をしていると言った方が正しい。人口密度や通路の形状が昼間とはかなり異なってくるので、この昼夜の差に翻弄される観光客は後を絶たない。

 今回の事件に関連付けて言及するのであれば、より犯罪が行いやすい環境と言えばいいだろうか。人が多く密集しているとのも理由の一つだが、先述した翻弄される観光客を目標としたスリや強盗、あるいは彼らに案内役として買って出て、法外な値段を請求するようなケースも存在する。

 この昼夜の環境の変化が、たとえば祭りの時期だったり、一定の期間に起こるのであればまだ看過できたが、日常的となると流石に見過ごせない。

 

「あたしは……この国、好き、だよ。欲しいものなら、な、なんでも手に入るから……」

「そこは認めるけどな。でも、やっぱり治安が悪すぎるだろ」

「ろ、ローレンスが望むなら……研究所の場所を、う、移しても、いいよ? そ、そうだ……アルバート諸島の、適当な小島でも、買う? 誰にも邪魔されず、あたしたち二人きりで、ずっと一緒に暮らすの……」

 

 それはほぼ軟禁じゃないのか?

 ……いや、今俺が置かれている状況も、大して変わらないか……。

 

「お待たせしましたー! ソーセージパイをご注文のお客様!」

「あ、は、はい……! あたし……、あたしの……!」

「他の料理はてんちょーが文句言いながら作ってるので、もうちょっと待ってください!」

 

 注文した料理を運んできたのは、若い従業員の女性だった。おそらく学生なのだろう、ノールドベルトで働く学生が珍しくないこと、何よりも若々しい元気な声でそう考えた。

 皿に盛られたソーセージパイを、イスカは待ちきれないといった様子で口に運んでいた。

 

「そうだ、もしよろしければ待ち時間のあいだ、私がお話し相手になりますよ!」

「ヒマなの?」

「はい! 毎日ヒマです! いっつもガラガラです! 大丈夫ですかね、このお店!」

「正直な子ね……」

 

 はきはきと答えた従業員に、アナトリアが呆れながら呟いた。

 だが、どういうわけかこの店は、他の店に比べ客足が異様に少ないような気がする。実際、今日は俺たち以外の客はいないようで、会議の場にこの店を選んだのもそれが理由だった。

 あまり公にしたくない話ではあるが、とはいえ従業員の提案は都合がいい。

 改めて、現地の人間に窃盗事件について聞いてみた方がいいだろう。

 

「では世間話がてら、最近この付近で起きている窃盗事件について聞きたいのですが」

「あー、あの泥棒さんですね! 最近ここら辺だと有名ですよ!」

 

 やはりというか、従業員の反応は予想通りのものなので、そこから続く話を聞く。

 イスカはソーセージパイに夢中だったが、一応こちらに耳は傾けているようだった。

 

「いつもは騎士団の人たちがすぐ捕まえてくれるんですけどねー。確か、まだ捕まってないんでしたっけ? 私、生まれも育ちもこの国なんですけど、ここまで長く逃げ続けてる泥棒さんは初めて見たかもです!」

「実を言うと、我々はその犯人について調べています。何か知っていることはありますか?」

「知ってるっていうか、この前お店に来てましたよ!」

「え? ということは、窃盗の被害に遭ったってこと?」

「あ、被害には遭ってませんよ! てんちょーが追い払ってくれたので!」

 

 ……なんだと?

 

「リナてめー、客とべちゃくちゃ喋ってんじゃねーよ。メシ運べ」

 

 彼女のよく通る声で気づいたのだろう、奥から姿を現したのは一人の男性だった。

 年齢は俺よりも少し上くらいで、体格がよく背も高い。乱雑に切り揃えられた茶髪と腕にある傷で、総じて威圧的な外見ではあったが、その雰囲気はどこか柔らかいという奇妙な男だった。

 両手にそれぞれ料理の盛られた皿を持っている当たり、おそらく店主の彼自ら料理を提供しにきたのだろう。だが、リナと呼ばれた従業員はそれに構うことなく、その男に話を振った。

 

「あ、てんちょー丁度いいところに! このお客さんたち、この前の泥棒さんの話聞きたいらしいですよ! ほら、てんちょーが珍しくかっこいいとこ見せてくれた時の!」

「あのコソ泥女のことか?」

「ご存知ですか?」

「おう。ま、とりあえず注文の品だけ渡しとくわ」

 

 どうやら撃退したという話は事実らしい。

 にわかには信じがたいが、そのまま料理を提供してくれた彼に話を伺うことにした。

 

「撃退したということは、その犯人の外見も分かりますか?」

「ああ。年齢はリナより下で、女だったな。髪色は黒で、服装はいかにもって感じの路上生活者っぽい見た目だったか? ま、この国じゃ珍しくもない、訳アリのガキってところだったぞ」

「ちなみに撃退したというのは、具体的にどうやって?」

「どうもなにも、鹿のツノだったり、鯨の尾ヒレだったり生やして鬱陶しかったから、頭に鍋ぶん投げてやったんだよ。そしたら向こうもビビってた。多分、反撃されたの初めてだったんじゃねーか? なんかゴチャゴチャ言いながら羽根生やしてどっか飛んでったな」

「ごめんなさい、ちょっと頭痛くなってきたわ……」

「自分もです」

 

 ここにきて新たな情報を掴めたのはいいが、それ以外の情報が多すぎる。騎士団でも捕らえられなかった犯人を撃退した店主に驚けばいいのか、それとも鍋一つで逃げ出すような犯人に驚けばいいのか、それすらも分からなくなった。

 頭を抱える俺とアナトリアをよそに、イスカが食事の手を止めて問いかける。

 

「そ、それ……騎士団には、言った?」

「聞かれてたら答えたな。でもあいつら、うちには来なかったんだよ」

「こんな人の入っていないお店に、わざわざ泥棒さんが来るなんて思わないですもんね! 騎士団の人たちも時間のムダだと思ったんでしょう! 私も同じ立場だったら絶対スルーします!」

「そういうことだ」

 

 リナの悪態めいた発言に、しかし店主の男はあっさりとそれを肯定した。おそらく普段からこのようなやり取りがあるのだろう、二人の間には絶妙な信頼関係があるように見えた。

 そこでふと、彼はイスカの方に改めて顔を向けると。

 

「つーかお前、第四階梯のイスカだよな?」

「うん……。そう、だけど……何?」

「え! すごい人じゃないですか! このお店も捨てたもんじゃないですね!」

「……第四階梯が動くってことは、それなりに事情があるのか?」

「撃退したあなたが、一番ご存知かと思いますが……」

 

 犯人を目撃した本人なら、その身体に異常な器官が発生しているのを目撃しているはずだ。

 半ば呆れながら渡した俺の言葉に、アナトリアが続いた。

 

「二人にどれだけ魔術の知識があるかは知らないけれど、犯人が鹿のツノだったり、鯨の尾ヒレだったり、翼だったり、色々な器官を持っているのは通常、考えられないことなのよ」

「へー、そうだったんですね! 私、てっきりそういう大道芸かと思ってました!」

「俺も」

 

 ……この二人、能天気すぎる。

 だが、魔術的器官が人間の身体に二つ以上存在するというのは、それだけ非常識で突飛な話だ。たとえ目の前でそれを見たとしても、魔術に関する知識が無ければそう勘違いするのもおかしくはない。

 彼らが多少楽観的な性格をしているのはそうだが、名誉のためそう弁護しておく。

 

「大道芸でも何でもいいし、クジラも羽根もどうでもいいが、鹿のツノだけはいただけないな」

「それは、なぜ?」

「いや、鹿って生命の座だろ。勝手にパクんなよ」

 

 大地の依代、生命の座。それは鹿の形を取っているという。

 かつてレフェルトリスが魔導器の媒体の素材として蒼鱗石を用いようとした際、議論を繰り広げたのもその依代だったため、生命の座についてはかなり明確な情報が残っている。

 もっとも、シュヴァリエの件があるので、現在も同一の存在かは分からないが。

 しかし彼が、犯人が大地の依代を模していることについて、苦言を呈したということは。

 

「もしかして、店主さん、は……大地の龍の、信奉者?」

「そんなとこだな」

「珍しいわね。この国はセレニア派の人間ばかりなのに」

 

 ノールドベルトには各国の人間が出入りをするので、一概にアナトリアの発言が正しいとも言えないが、しかしこの国がセレニアの派閥によって生まれた国であるというのも事実だった。

 シュヴァリエがこの国の騎士団に身を置いているのも、それが理由なのだろうか。

 

「てんちょーはよその国から来たワケありさんですもんね!」

「何度も言うがそこを掘り下げるつもりはねーからな」

 

 リナからの追求を躱した店主が、改めて俺たちへと視線を向ける。

 

「とりあえず、この後も捜査するんだろ? なら食って体力つけときな」

「ありがとうございます」

 

 空腹もそこそこだったので、目の前に出されたパスタを頂こうとしたところで。

 

「市民の皆様へ通達します! 現在、東三番区画で強盗事件が発生しました! 犯人は現在も逃走しており、魔術式を使用が確認されています! 周辺の人間は速やかに避難を! 繰り返します――」

 

 店の外から、騎士団の人間らしき男の叫ぶ声が聞こえてきた。

 

「あのコソ泥女も飽きねえなあ」

「その上、タイミングも悪いわね……」

 

 だが、このまま呑気に食事をしている場合でもない。

 店主には悪いが、料理もそのままに席を立つ。

 

「イスカ、行くぞ」

「ん、ぐっ……あ、あと一個……ソーセージパイ、あと、一個だけ……っ!」

 

 食うの遅いくせに、なんで大量に注文するんだこいつは……!

 

「よければ紙袋ありますよー! ほら、これにドチャーっと入れちゃってください!」

「あ、ありがと……!」

 

 リナから渡された紙袋に、イスカが残りのソーセージパイを詰め込んだ。

 

「急ぎのとこ悪いが、支払いはどうするつもりだ?」

「料金はノールドベルト魔術大学、第二棟地下一階研究室宛てに請求してください。後日、支払います。おそらく戻ることもないと思うので、料理も下げていただいて構いません」

「あいよ。よかったな、リナ。第四階梯の奢りだぞ」

「わーい! ありがとうございます、イスカさん!」

 

 店主の言葉を待っていたと言わんばかりに、リナが席について食事を摂り始める。

 せめて俺たちが店を出てから食え、と言う間も惜しいので、俺たちは急いで店を後にした。

 

 

 通りに出ると、騎士団の面々が忙しなく住民に指示を出しているのが見えた。

 

「ほら、そこ道開けて! できるだけ人混みを作らないでー! 犯人逃げちゃうよー!」

「店を閉めろとは言わんが、怪しいヤツ見かけたら入店拒否してすぐに近くの騎士団に連絡しろ! 厄介事起きたらそこに監査入るからな! お前らだって面倒はなるべく被りたくないだろ!」

「あーごめん、ちょっとその道は今から封鎖しちゃうから! いやほんとごめんね!」

 

 一方で住人は辟易とした様子だったが、その反面、素直に騎士団の指示には従っていた。

 悲しい話だが、ノールドベルトにおいて窃盗や強盗は日常的に頻発している軽犯罪だ。いくらこの国の住民が商魂逞しく野次馬根性の強い連中だとしても、今更という感情が強いのだろう。

 それに、変に騒ぎに便乗したところで、騎士団の監査を不必要に受けるハメになる。規制に対する挑戦のような商売ばかりしている彼らにとって、それは何としても避けたいはずだ。

 なので結果として、騎士団が騒いでいるが住人はほとんど無関心、という奇妙な光景が出来上がっており、これがノールドベルトの夜間市場における普遍的な光景だった。

 俺も普段なら住人の側に回っていたが、今日に限ってはそうもいかない。

 

「アナトリアはシュヴァリエと接触して、先程の店主の証言を騎士団に共有してください」

「え、私だけ? あなた達は?」

「第四階梯を現場から引き下がらせる必要もないでしょう」

 

 こと魔術に関してなら、この世界で誰よりも信頼に値する人間だ。

 それに、俺以外の他人に協力するイスカほど珍しいものもない。シュヴァリエとの合流に時間を費やすよりも、彼女の興味が薄れる前に現場で最大限有効活用するべきだろう。

 

「連絡はどうしましょう。あ、前に仕事用に渡した魔導器は? まだ持ってる?」

「イスカに捕まったその日に握り潰されました」

「おバカ! おバカ!!」

「あ、あんたがローレンスのこと、束縛しようとしてたから、でしょ……っ! あ、あたしはローレンスのこと、助けてあげたの! こ、この期に及んで被害者ぶる、なんて……性根の腐った、女……!」

 

 素直に言った自分も何だが、またイスカが騒ぎそうなので先に発言する。

 

「ある程度状況が落ち着いた段階で、自分たちもそちらに合流します」

「分かったわ。ま、イスカがいるなら安心よね。じゃ、さっそく行ってくるわ」

「お願いします」

「魔術的器官を生成してるとこ見たら、こっちにも情報共有しなさいよー!」

 

 最後にそんな言葉を残して、アナトリアがこの場を離れる。

 そうして彼女の姿が見えなくなったところで、改めて現場を見渡した。

 

「……さて」

 

 相変わらず住人は落ち着き払っているが、市場は混乱してると言っていい喧騒具合だった。

 同行していたアナトリアもこの場から離れさせ、連絡手段も意図的に曖昧にしておいた。

 邪魔だと切り捨てるわけでははないが、少なくとも俺たちに干渉する可能性は低いはずだ。

 この状況であれば、ある程度は自由に動けるはずだ。

 

「き、騎士団の連中よりも、先に……見つけないと、だよね?」

「そうだな。先に捕らえられると、こちらが聞きたいことも聞けなくなる」

 

 連中との接触は、可能な限り最低限に留めておきたい。

 俺たちが先に犯人を捕らえ、仮に情報を持っているならそれを引き出し、あとは騎士団に引き渡すのが最も理想的な形だ。その後で騎士団も俺たちと情報を掴み、その対応にかかる可能性もあるが、そのことまで考慮する必要はないだろう。

 今回の目的は、俺たちの探している情報が犯人から入手できるかどうかだ。

 情報がなければないで構わないし、手に入ったら今後の動きはまた別で考えればいい。

 

「ど、どこから探す……?」

「身寄りのない子供が身を隠しそうな場所は、俺もお前も経験上ある程度考えつくだろ」

「……そう、だね。うん。まだ、そういうとこが目に付くクセ、残って……る」

「魔力の痕跡を辿りながら、一つずつ潰していけばいい」

 

 子供が隠れる場所というのは、たいてい数が限られている。

 それは建物や街の構造的な意味ではなく、子供の心理的に選択肢が狭まるという意味が正しい。

 そして、隠れている子供というのは往々にして、大人が見つけるものだ。

 

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