個人的に衝撃だったのは『スナドリネコさん』と『ニムゲの組長』なんだなって。組長!?!
複雑
マンサムがわざわざ一度リッキーを連れて研究所に戻ったのは、既に侵入している美食會とユキが鉢合わせぬよう、出発を大幅に遅らせるのが狙いだ。
「リッキーはまだ長距離を飛んで移動することが出来んから、基本は地上での移動がメインになるだろう。ビオトープの大まかな地図がコレだ」
マンサムは地図を前に、各エリアの特色についてユキに説明する。
研究所からほど近い、島の東に広がる『
『
『
島の南側には食の博物館と呼ばれる『いにしえの沼地』とキノコの群生地帯『マッシュルームウッド』。
「島の西に広がるリーガル高原と、北に位置するデビルアスレチックは特に危険だから立ち入らん方がいい」
「わかりました」
分別をわきまえたユキの返事に、マンサムは肩透かしを食ったような気分になる。
(なんっちゅう素直で思慮深い反応っ。
「・・・・・・なにか探してるもんでもあるのか?」
笑顔で問うマンサムは、ユキが食材でも探しているのだろうかと予測する。
(
「あの・・・込み入った話になるんですけど、
ユキは、事情を話すタイミングを計っていたようだ。
(美食會の件で慌ただしい
頃合いを見て適切なタイミングで話を通す姿勢を見せるユキに、マンサムは感心するばかり。
マンサムは
この時のマンサムは、ユキから予想の
マンサムは自身の軽率な判断を、少しばかり後悔していた。
(まいった・・・。ユキが言うように、やはり
ユキが心配していたのも納得の、複雑
「・・・スミマセン。やっぱりもっと落ち着いてからの方が良かったですよね。私が所長さんに黙ってる後ろめたさから、先走って・・・」
「いや!いやいやっ、ワシから理由を尋ねて、今聞くことを選んだのもワシだ。お前さんが気に病む必要はないっ」
負い目を感じているユキをなんとか元気
「・・・ギャウ」
マンサムの挙動に、リッキーが呆れたように小さく鳴いた。