知能・・・物事を的確に理解し判断する頭の働き。知力の程度。記憶・計算・論理的思考。
知性・・・物事を知り、考え、判断する能力。知的能力。感覚で得られた素材を整理統一し、新しい認識を形成する精神の働き。知能・感情・共感・慈愛・調和。
「知能」より「知性」の語の方が総合的知的レベルは高い印象になる。
「ボクらこれから沼地の方へ向かうんですけど、ユキさんはどちらに?」
調理器具を片付けながら問う小松に、ユキも採取されたキノコをグルメケースに入れながら応じる。
「沼地っていうと、ここからだと
マンサムに教えられた地図を思い出しながら答えるユキに、サニーは険しい顔で忠告する。
「―――北東?まさか
「え、あぁ・・・所長さんにも注意事項として聞いてるよ。特に高原とアスレチックには入らない方がいいって」
(初めて話しかけられたな・・・)
キノコを
「いやいくらリッキーが一緒だからって、
いい顔をしないサニーの言動に、ユキは迫力のある顔面に対しての妙な緊張が
(もしかして・・・身を案じてくれてる?小松にもアドバイスして、避けてた成虫バッタまで捕まえてたし)
「戻るのは
「・・・ん?」
マンサムへ向けていたイラ立ちで、サニーはユキの言葉に反応が遅れた。
「心配から、助言してくれたんだよねサニー。ありがとう」
「あ、あぁ・・・」
(・・・なんで礼を言われんだ?どっちかってーと
サニーが頭を悩ませている間に、片付けを終えた小松。
「ユキさんの用事が終わって、また合流出来ますかね?この島すごく広いみたいですし」
「んー・・・、小松を見付けてくれたのリッキーなんだよね」
ユキが振り返れば、食後に手や顔を洗うようにリッキーは
「ほとんど関わってないのに、声や匂いかな?記憶力高くてお利口ですよねリッキー」
「言ってる内容だけじゃなくニュアンスまで理解してるみたいだし、
「・・・腕?」
不思議そうに両腕を差し出す小松の
「―――‵
ユキが上から右手をかざし、現れた小さな水の球体が小松の
「コレは・・・?」
腕を持ち上げて、
ユキも自身の腕に水滴を落として模様を浮かび上がらせた。
「地理で思い出した。この術は、互いの大まかな位置と様子がわかるの。模様に触れて念じれば、プライベートな状況を除いて映し出されるよ。模様の場所も自在に変えられる」
説明に呼応するように、小松の前でユキの水の模様が
「位置情報とカメラみたいなものですか?わかりました」
ユキの動きに合わせて
「―――それじゃあ、2人も気をつけてね」
「ユキさんも、また後で会いましょうーっ」
片腕を振り上げる小松の横で、サニーは
(・・・おいおい、