お互い疑問やら気になるところが出てきましたが…。もだもだしますねっ。
『
「ギャゥ」
「ん、コレ?・・・そうだね。小松たちの様子、見てみようか」
ユキは模様に触れて術を発動させた。
小松とサニーの前には、怪しい雰囲気をまとった沼地が広がっていた。
『いにしえの沼地だ。太古のグルメ食材が数多く眠る・・・通称、食の博物館』
飛び交う翼竜獣類のマッドドラゴンを、沼から顔を出した魚獣類
『どうなってるんです?!わけわかりません・・・っ』
「おっとおっと・・・短編ホラーで描写されそうな光景だな・・・」
やがて沼地の対岸へと到着したサニーと小松の前には、無残に
『こんな美しくない事されっとよ・・・ムカついて笑えねェぞ!美食會よ・・・!!』
「・・・なんか・・・思ってたより、ずっと
「ギィャオウ」
最初の印象が
またもや意外過ぎるサニーの一面に触れ、ユキは困惑するばかりだった。
「リッキーは長く飛べないって、リッキーのおとーさんは言ってたけど・・・」
ユキはリッキーの背に乗り、リーガル高原に向けて荒野を一直線にひた走る。
「走るの、
木登りが得意なヒョウの最高時速は60㎞程。
跳躍力と瞬発力に優れた短距離が得意な動物だ。
長距離を走りづづける
ユキは知らないが、生まれたその日からチーターの最高速度である110㎞を走りづづける事が可能な、哺乳獣類最速と称されるバトルウルフ。
その古代の王者と肩を並べる程の
「・・・リッキー、また少し休んでいいかな?」
移動距離が距離なだけに、
地平の先で大きな爆発が巻き起こった。
「ひぇっ、なにごと・・・?!」
驚愕するユキに、リッキーが
「ギャアォウ」
どやら
仮に判明したとして・・・小松の
ユキは恐る恐る
「ん?なにこれ・・・?」
映し出された景色は、到底現実的とは程遠い。
粘膜の表面のような地面も生えている植生も、まるで粘菌のようだ。
空もぼんやりと桃色がかった不思議な色味。
「どこだろ。リッキー見覚えある?」
「ギャウ?」
首を
粘菌世界に迷い込んだような場所で、サニーが触手に
無抵抗となったサニーに向かっていったのは猛獣ではなくボディにロープを巻き付けたGTロボ。
サニーは顔面を殴られ腹部に蹴りを入れられ、頭突きで割られた額から血が噴き出す。
「ええぇっ、サニー・・?!」
一方的に
「なにアレっ、髪の毛で構成された魔人みたいなの出てきた・・・!」
何度目かの激しい攻撃の後GTロボの動きが止まり、サニーの髪から現れたモノが重い一撃を食らわせた。
途中からだが一連の戦闘を見ていたユキとリッキーは、気まずそうに顔を見合わせた。
「・・・なんだろう。あんなに殴られる必要、あったのかな・・・?」
「ギャウ・・・」
最後の決着を見るに殴られずにスマートな勝ち方が出来たはずだが、サニーの美学について理解が及ばず、ユキとリッキーはしばし複雑な表情を浮かべていた。