闘技場の対応を見るに内面の気象の荒さを隠し(きれてませんが)大人な対応してるんです、怖いですね。
フルコースの件で言い争いを続けるトリコとサニーを放っておいて、各々は食事を再開する。
ユキは変わらずゆっくりと食事を進めながらも、自身のカラダが皆のように光っていない事にホッとしていた。
この世界で過ごす内に、いずれ
(別に光りたいとも思わんけど。・・・それよりさっきっから、ちょいちょい
サニーからも
最終的に
「なあ・・・アイツらちょいちょい、ユキの事ガン見してね?」
テーブルに戻ったトリコが左隣のユキへ顔を寄せて、ずっと妙なココとサニーの態度について触れる。
「!!良かったぁー、私の
トリコの
(やっぱユキも気付いてたのか)
「私なにか2人の
(アイツら・・・
声量を落として話し合うトリコとユキ。
「やっぱココの目にはなにか見えてんじゃねーかな。どう
あの2人はマンサムと違い、
小松もサニーに対し、ユキの事で
トリコの言葉に、ユキは言い
「実は・・・所長さんに探りを入れられてね。私がよそから来た事、話したんだ。
「それはいいが・・・アレで
話したのは圧をかけられた訳ではないのか、ユキの
「親切からだってわかったし、リッキーの事だって
「・・・そうか」
穏やかに落ち着いて語るユキの様子に、トリコは
(―――昔あのおっさんに会った時、
トリコは幼少の頃に出会ったマンサムの事を思い出す。
トリコの中の悪魔を危険視して始末を考えたマンサム。
当時、盗賊上がりだったマンサムを、現IGO会長でありトリコら四天王の育ての親である一龍が制止した事で、トリコは
「それで、トリコと小松もやり
「俺らの事は気にすんなって。話したいなら構わねえが・・・ユキはそれでいいのか?」
ユキの提案は、トリコと小松に余計な負担をこれ以上かけまいと気にかけてものだ。
もし本心では広く事情を知られたくないのであれば、無理強いはしたくないと考えるトリコ。
「あの2人なら別に・・・あ。所長さんからトリコとの同居の件、リンには黙ってて欲しいって言われてて」
「?なんでだ?」
トリコの保護下に置かれている事実を、なぜ隠す必要があるのか。
「さあ~・・・センシティブな話題、だからかなぁ?ほら、アイドルとかに特定の相手がいたら世間の目が
リンが強火ファンであることをトリコが自覚していないのだと誤認したユキは、考えられるふわりとした理由を告げる。
「ん-なもんか?まあ、そこ
トリコがチラリと見やれば、リンは小松と味付けについての話で盛り上がっているようだ。
キャスターのティナは、肉の
あの様子ではニュースネタにならないだろう。
(メディアには
肉を土産に少し持たせてやると約束した手前、トリコは給仕スタッフに声をかけてティナを一足先に送り出すことにした。
「ヨハネスに俺の名前を出して、撮影用に肉を少し持ち帰れるよう手配をしてくれ。それから、オレらが下に降りるまで人払いも
「かしこまりました」
ティナとスタッフが屋内へと姿を消し、トリコはどう切り出したものかとグラスを