恐らく常人ならば、肉眼で直視するのは不可能なのではないでしょうか。
サニーの絶叫に、ユキは弾かれたように水球を見る。
「ここが体内っ?信じられない・・・なんでこんなに明るいの?」
「
小松の補足に、ユキはギシリと固まった。
「え"。どーゆうことなん・・・?」
(鏡ばりに光を反射?それともやはり発光バクテリアが体内で
再び訪れた恐怖に、ユキは思わず自身の胃の辺りに手を置いた。
「まるで過去と未来を見通す水晶玉のようだね」
叫んだサニーを放置して、
「・・・!未来はムリかな~・・・」
サニーがなぜマンモスの中での出来事を気にしているのかユキには解らないが、このまま映すのは忍びないとココの感想に応じながら映像の時間を体内に入るより以前に戻した。
皆が
(~~~なんでよりによってユキに見られてんだ・・・っ)
サニー自身はその思考に
「コレは・・・科学技術によるもの?」
「科学も魔法も突き詰めれば同じ事象に
ココの疑問にユキが答えかけたところで、リンが
「・・・つまり、ユキは魔法使いって事?」
「確か―――東洋の魔術師みたいな異名もあったし、その認識で理解しやすいなら、まあそんなとこって事で」
「そんなアバウトでいいんですかっ!?」
雑な同意を返すユキに小松が突っ込めば、困ったような笑みが向けられる。
「ちゃんと話すの面倒だなって」
説明を
「今大事なカミングアウトの
「ふはっ、ジョーダンだよ小松」
小松の切れのある指摘に、ユキは思わず笑いを
「自然の力を使う
ユキは
「マジか・・・別世界って、パラレルワールドとかとは
サニーは己の中の
「
「見た目オレらと変わんねーな」
改めて、穴が開くほどユキの全身に目を走らせるサニーをリンが
「お兄ちゃんっ、じろじろ失礼過ぎ!」
「けど実際問題、大気とか体に合って良かったよ」
「そういや、なんでグラサンかけてんの?」
辺りは夜だとでもサニーは言いたいのだろうが、星の光すらも遠のく光量がこの屋上には存在している。
「肉とみんなが尋常じゃなく
まさか自覚がないのかと力が抜けるユキに、トリコが
「
体質か、個々の感じ方によるところなのか。
まさか疲れからの
「カメラに撮れない程の光なんだよ?充分
いずれにせよ、こんな状況で世界の壁を感じようとは、ユキは夢にも思わなかった。