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ココに気合を入れるべく言葉をぶつけたサニーは、やれやれと後頭部をかいた。
(―――はぁ・・・。こんだけガツンと言わなきゃ、ココから距離詰めれねぇだろうしな)
ユキの存在を
ならばココの方から歩み寄らせる必要があるとサニーは考えた。
ココに拒絶され、よろめいたユキを後ろから支えた時の手の平の感触。
触れたユキの肩の薄さに、サニーは少なからずココに
ココに迷いや
(これで
サニーは場所を移した先で、術具の捜索を再開した。
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声は届かず、けれどコチラの様子が
(心配性だな、サニー。ボクも人の事は言えないが・・・)
ココの中にモヤモヤと渦巻く、ユキへの
自らの態度を振り返れば、胸中で
(ずっと
ココは意を決して、ユキへと声をかけようとしたところで、
「バードウォッチングというか、アニマルウォッチング?したいな。なんて言うんだろ?」
(―――??!?)
草地をかき分け術具を探すユキの
「リッキー、第1の穴場スポット知ってそう」
「ギィャオァ」
肯定の返事をするリッキーに、ユキの注意を引くように「ア“ーッ」とキッスも続く。
まるでキッスがリッキーに嫉妬しているみたいじゃないかと、知らぬ間にほだされている家族にココは
「うん?キッスも空から目ぼしい場所見付けてる感じかな?」
「ア“ァ”ーッ」
「えぇっと、教えてくれるの?って流石に都合よく
よしよしとキッスを
「―――・・・見付けたオススメの場所に、案内してくれるそうだよ」
「!―――ココ・・・」
話しかけられた相手がココだと気付いて、ユキは動きを止める。
美食屋業から離れ、占いを
明らかにユキの存在を
「・・・許可もらえたら、キッスも一緒に回ってくれる?」
まさかココから話しかけてくるとは考えもしなかったユキは、表面上必死に取り
「リッキーも、今度はゆっくり散歩したいね」
(・・・~~~やっちゃったかぁーーー??!ココに記憶無い状態でキッスと
引きつりそうになる表情筋を
(・・・探り!?うわ“―――っ、待ってコワいっ。ココの
記憶が消えてからココはユキに対し、顔も態度も
不用意にユキが近付こうものなら、余裕が無く混乱の
(ココに負担かかんないよう、なるべくソッとしてたのに向こうから来ちゃったよっ!!どーすりゃいいの??!)
一方のココも予想外の話に、
「かなり、キッスに懐かれているようだ。それとさっきの・・・言うなら
「へっ?ぁ、あぁ、そうなんだ・・・?」
しどろもどろ提案するココに、ユキも気の抜けた返事を返す。
「「・・・・・・・・・」」
不意に訪れる沈黙に、ユキとココの心の声が
((気まずい―――っ))
ばつの悪さに高まっていたユキの心音は一気にスローダウンしたが、2人の間にはぎこちない空気が流れていた。