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腕で払ってもなにも見えない、深い
周囲の反応、ユキへの疑い。
気味の悪い現状にココは不安と居心地の悪さを抱え、見通しの
ココの手の中で移り変わる色彩。
新鮮な血流が脳を巡るように視界がクリアに開け、鼻腔《びくう》を抜ける空気すら
自身がどこに立っているのか、晴れてスッキリとした頭で理解する。
ややあって見付けた花を手に、ココは
向かう先のユキを思えば、走りながら己の
(けどそれ以上に―――)
草地を急ぎ駆けてくる足音に気付いたユキは、探す手を止めカラダを起こす。
(~~~どうしよう、ものスゴく・・・)
ココは身の内に湧き上がる
(ぎゅって、抱きしめたい・・・っ!!)
「―――ぐはあっ??!」
次いでユキに襲いかかったのは、衝撃と圧迫感。
ユキは巨大な草食獣にタックルされ、吹っ飛ばされたのかと思ったが違った。
相手は動物でもなく、吹っ飛ばされてもいない。
衝撃は確かに感じたが、痛みは無かった。
(い・・・生きてる・・・)
遅れてやって来た驚きが、
「ボクは未熟で・・・ユキちゃんを傷付けてしまったっ」
頭上から降って来る声を聞いて、ユキの視界を埋めていたものの正体を知る。
(こ、ココか・・・心臓、飛び出すかと思った・・・)
花を手に走って来たココは勢いのままユキに突進し、カラダに腕を回してぎゅうぎゅうと締め付ける。
一応の加減はされているのか、痛みは無いが回されている腕に力が入っているのが筋肉のこわばりで伝わってくる。
(
動けないので実質、拘束されていると言っていい状況にユキは息苦しさを覚える。
「~~~忘れてた間、ボクはキミに最低な態度だった・・・っ」
痛切な声音で訴えてくるココに、ユキも切実に願わずにはいられない。
「お、おち、落ち着け・・・。頼むから自分のガタイ、認識、して・・・っ」
ユキは