ファンブック見るまで、しばらくダマされてたよっ!!
古代の食宝リーガルマンモス。
体内のどこかに
(―――・・・いやどういう事なん)
聞かされた内容にユキは理解が追い付かず、笑顔の下に混乱をひた隠していた。
IGOからトリコへの依頼で、第1ビオトープを目指すべく乗り込んだヘリの中。
期待に胸を膨らませるトリコと小松に対し、ユキは1人訳が分からず置いてけぼりを食らっている。
「そういえばフグ鯨はいかがでしたか」
ヘリの中で食品開発部長のヨハネスに問われたトリコ。
「インパクトはあったが見送りだな」
グルメ中央
第1ビオトープはグルメ研究が
「新たな美味が生まれる島、通称
話を
「IGO最大の庭―――第1ビオトープは50万平方キロの島、まるまる1
人間界の南東部に位置する、5000m級の高い山脈に囲まれた
研究で放った品種改良やクローンの生物で、独自の生態系が作られているという。
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グルメTVのビルの屋上には、ニュースを運ぶ伝書風船バトの飼育小屋がある。
上司の
そこにサミットへテレビ取材に向かったはずのディレクターが、伝書風船バトを肩に乗せて戻って来た。
ハトは心得ているとばかりに、ディレクターから飼育係の肩へ飛び移る。
ディレクターは、各国首脳のサミット会議が中止になった
「首脳たちが急遽、第1ビオトープの視察に行くとかで」
「サミットを中止して視察?不思議な話もあるのお」
2人の会話を聞いて「なにか匂う」と、ティナはクルッポと共に屋上から駆けて行った。
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第1ビオトープの入り口である、グルメ研究所のヘリポートに降り立った4人。
険しい岩山に建てられた研究所内へ進むと、巨大な生産工場が姿を見せる。
「広大な庭で常時品種改良を行っています。
トリコに引き続きヨハネスまでもが、なにやら匂わせな事を言い出す。
生産工場を抜けヨハネスと別れると、映画でしか見た事のないような無菌エリアへの入室手順を踏んで、エレベーターで所長の待つ地下へと向かう。
エレベーターを降りると、特殊超強化アクリル板の
そして返り血に汚れた手術着をまとった、研究所職員が出迎える。
彼の左腕は
(・・・モンスターパニックホラーの導入みたいじゃん・・・。絶対事故起こりそう)
ユキのマニア的な予想は、直後のマッスルクラブ脱走で
コレは後で知った話だが、出迎えた研究員『
その事実を教えてくれたのはスキンヘッドにタンクトップ、常に酒瓶を手にした身長2m超えのボディービルダーのようなIGO開発局の局長にして、グルメ研究所の所長マンサムだった。
(~~~なんってミスリードっ。絶対に、勘違いを加速させると解っていてワザと彼を出迎え役にしている・・・っ!!)
ユキは