魔法少女達ノ短編集   作:はぐれめんたる

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結局今回で終わらなかった…
しかも次回(?)で終わらないのも確定済です。

まずは感謝をさせてください!
この度、この小説は500UAを突破しました!
本当に、ありがとうございます!

素人の小説とも呼べないナニカではありますが、それでも延べ500人以上の方に見にきていただいたのは素直に嬉しいです!

まぁ、まのさばという覇権コンテンツの力を借りてるだけではあるのですがね…
一話目とか自分で読んでも酷いなって思います!(まあそのうち書き直しするのは確定なんですが…)

さて、話したいことはたくさんありますがあまり長くしすぎても良くないので、この辺りで一旦失礼させていただきます!

今回幼少期の設定を捏造してます。
公式の資料が少ないんじゃ…(当社調べ)

今回も楽しんでいただけたら幸いです。では、どうぞ。


あったかもしれない平和な世界線~ヒロエマの場合⑤~ ※捏造設定あり

 

 

ヒロエマ 

~あったかもしれない平和な世界線~

 

 

ボクたちは、幼なじみだ。

物心ついた時にはヒロちゃんがそばにいて、その隣でボクは笑ってた。

 

 

ヒロちゃんと仲良くなったきっかけは、小学生の頃だった。

…「わたし」は、小さい頃からみんなと仲良くしたくて女の子にはもちろん、男の子にも分け隔てなく接していたんだ。

…自惚れかもしれないけど、クラスの中ではそれなりに人気者だったと思う。

 

 

「でさ、──くんはきのうのテレビみた!?あれ、おもしろかったよね!」

 

「う、うん!おもしろかった!エマちゃんはどのあたりがすきだった?」

 

「えーっとね、わたしは…」

 

 

…だからなのかな?

ある男の子とお喋りしてたらその子の友達にからかわれちゃったんだ。

 

 

「あ、わかった!──、おまえエマのことすきなんだろ!

だからいつもエマとばっかりはなしてるんだ!」

 

「ひゅーひゅー!おあついねおふたりさーん!もう手とかつないだりしたんでーすかー?」

 

「は、ち、ちげーし!だれがこんなブスのことすきになるんだよっ!…あ」

 

 

たぶん、照れ隠しだったのだろう。

そう言った──君はすぐハッとした顔でこちらを見た。

「わたし」はその時まで面と向かって悪口を言われたことが無かったから驚いたんだ。

 

驚いて。

…それから、悲しかった。

 

さっきまで仲良くお話してたはずなのに、なんでそんな酷いことが言えるんだろう。

友達だと思っていたのは「わたし」だけだったのかな…?

 

深く傷ついた「わたし」は、泣いていた。

 

 

「あ!エマが泣いた!やーい泣き虫えまー!」

 

「ちょ!ちょっと男子達なにエマちゃんを泣かしてるのっ!あやまってっ!」

 

「え、あ、そ、その…エマちゃ…ご、ごめ…」

 

「べーっだ!なんであやまらなきゃいけねーんだよ!泣き虫なのが悪いんじゃんか!」

 

「…!そ、そうだよ!え、エマちゃんが泣き虫なのがいけないんじゃんか!」

 

 

「わたし」が泣きだしたせいで休み時間の真っ只中だった教室は、いつもより騒がしくなった。

騒ぎが気になって教室の外からこちらを覗き込む複数の視線も感じた。

 

そうして、クラスが混沌としている時─

 

 

「…ただしくない。」

 

 

そう、聞こえた。

 

 

「───っ!ただしく、ないっ!!」

 

 

…思えば、ヒロちゃんは昔から変わらなかったね。

凄く正義感が強くて、自分の芯がしっかりとしていて…

 

それから、誰よりも人の心に寄り添おうとする優しさを持っていたんだ。

 

 

「キミ達はエマちゃんにあやまるべきだっ!キミ達はっ、ただしくないっ!!」

 

「えっ、うわぁ!?」

 

 

そう叫んだヒロちゃんは驚いて感情をだせなくなった「わたし」の代わりに、その子達の方へ向かっていって次々にピッ!って指を突き付けたんだ。

 

 

「キミはっ、友達だとおもっていた人からわるぐちをいわれた人の気持ちがわからないのかっ!」

 

「キミはなんで人の仲をからかうなんてそんなくだらないことができるんだっ!」

 

「キミ達はっ!まちがっているっ!」

 

 

ヒロちゃんのそのものすごい剣幕に、騒がしかった教室は一瞬で静まり返った。

その後、すぐ騒ぎを聞きつけた先生が駆けつけてきて、その場は収まった。

 

その後、泣き止んだ「わたし」はヒロちゃんに話しかけたんだ。

 

「あ、あのさっ!えっと、ヒロちゃん…だよね。さっきは、ありがとう」

 

「…おれいを言ってほしかったから僕はさわぎを起こしたわけじゃない。…だが、気持ちはうけとっておくよ。」

 

「…あははっ!ヒロちゃんってすなおじゃないんだね!」

 

「…う、うるさいなっ!」

 

「…ね、ヒロちゃん。

もしよかったらわたしと仲良く、してくれないかな…?」

 

「…べつに、かまわないが。」

 

「やったぁ!ありがとう、ヒロちゃん!

…そうだ!ヒロちゃんさえよければわたしのこと、なまえでよんでよ!」

 

「…分かったよ、エマ。…これでいいか?」

 

「──うんっ!!」

 

 

…思えばたぶん、この時からわたしはヒロちゃんに憧れていたんだ。

 

わたしと変わらない背丈に、わたしより強い自分を持っているヒロちゃんに。

 

だから「わたし」は──、

自分のことを、「ボク」って呼ぶようになった。

 

少しでもその強い在り方に近付けるように。

…今思えば、一人称を変えただけで近付ける訳ないのにね。

あははっ、おっかしいなぁ…!

 

当然、今まで「わたし」だったのに「ボク」って呼ぶようになったから女の子の友達には

 

 

「エマちゃんって自分のこと、男の子みたいな呼び方するようになったんだね。ボクって…」

 

…って言われたし、男の子の友達には

 

「やーいっ!オトコオンナーっ!」

 

 

ってからかわれたりもしたっけな。

 

でも、みんな時間が経つにつれ、自然と受け入れてくれた。

そのことに気づいた時、

「少しは強くなれたんじゃないかな」って、

「みんなに認められたんじゃないかな」って思ってすっごく喜んだっけな…

 

…実際はそんなこと無かったんだけど。

 

 

…ちょっと脱線しちゃったけどヒロちゃんに憧れたボクは、よく一人でいるヒロちゃんと話すようになっていった。

 

 

「おはよう、ヒロちゃん!…なんの本読んでるの?」

 

「…エマか、おはよう。これは『正しさとは』という本だ。」

 

「『正しさとは』…?聞いたことないや。

どういう本なの?」

 

「そうだな…かんたんに言えば哲学書とよばれるジャンルのものだ。せんじん達の思想や知恵、見えている世界観に基づいた考察をのべているものがほとんどだ。」

 

「うーん…よくわかんないや。

…ねぇ、ヒロちゃん。ボクも読んでみていい?」

 

「べつにかまわないが…

まだエマには少々むずかしいかもしれないぞ?」

 

「むっ、ヒロちゃん…!ボクだってこんな本のひとつくらい…!」

 

「…どうだ?」

 

「…わからないや…。」

 

「…そうか、まあ…でも、いずれはエマも分かるようになるだろう。

キミは少々ぬけているところがあるが…地頭はわるくないからな。」

 

「…なんでだろう!?

ほめられてるはずなのにほめられてるきがしないっ!」

 

「…ふふっ」

 

 

…こうして、一緒の時間を過ごしていくうちに憧れはいつしか友愛に。

 

友愛はいずれ恋情に。

 

恋情はやがて...なんてね。

 

 

学年が上がる毎にその気持ちはますます強くなっていく。

それはたぶん、ボク以外の人たちも。

 

告白されたことが何度かあった。

その度に好きな人がいるって言って断ってきた。

告白されたことをヒロちゃんに知られた時もあったけど、断った理由だけはなんとか誤魔化せた。

 

好きな人の前で説明するなんて恥ずかしいから誤魔化せて内心ホッとしたなぁ…

 

…だから、今回もそうやってなんとか誤魔化そうと思ってたんだけど、少し…ほんのちょっぴりだけ、悪戯心が沸いちゃったんだ。

 

 

「実はずっと前から好きな人がいるんだ」ってヒロちゃんに言ったらどんな反応を返してくれるんだろう…って。

 

 

驚いてくれるのかな?

それとも…好きな人は誰なのか問い詰めてくれたりするのかな…?

ボクも恥ずかしい思いはしちゃうけど、それよりも興味が勝っちゃった。

 

でも…返ってきた反応は、思っていたよりも素っ気なかった。

 

 

あれ…?ヒロちゃん、もしかしてボクが告白されてもそこまで興味がないのかな…?

そっか...ヒロちゃんにとってボクはたくさんいる友達の一人でしかないんだね…

 

勝手にヒロちゃんの一番の親友だと勘違いして、そうじゃないんだなって思って落胆して...

ホントにボクって勝手だよね。

 

 

…なんて、考えてた矢先に指輪なんて渡されちゃったからビックリしちゃった。

 

だって好きな人からの指輪だよっ!

内心ちょっと落ち込んでた時になんでもないような形で渡されたんだよ!

ししし、しかも指輪なんて…!これってもしかしてぷろぽー…!?!?!?

 

…驚きすぎて凄く動揺しちゃった。

たぶん、その動揺は表に出ちゃってたと思う。

はずかしいなぁ。

…でも実際はなんてことない、ただのプレゼントだった。

しかも、他の人に何回も告白されたらボクも迷惑だろうから…っていう理由つき。

 

…あ、もちろん嫌だった訳じゃないよ!

むしろずっとずっと前から好きな人がしてくれたプレゼントで、しかも指輪だよ!?

嬉しくないなんてこと、あるわけないよっ!?

 

…でも、やっぱりプロポーズとかじゃなかったから少しがっかりしちゃったのも事実で…。

 

…って、今更だけどボクたち付き合ってるとかじゃないからプロポーズなんてされるわけ無いんだけどさ…あはは…

 

 

ミリアちゃんと話すまではずっとそう思ってた。

今思えば、ヒロちゃんも少なからず動揺してたんじゃないかな…?

プレゼントならプレゼントでそう言って渡せば良いのにわざわざ告白避けなんて理由を付けて...

 

そういえば、ヒロちゃんは昔から素直じゃなかったのを思い出した。

いつもなにかと理由を付けて口うるさいヒロちゃんだけど、本当に心から人のことを考えてるヒロちゃん。

 

もし、指輪を渡したかった理由が別にあったとして…

もし、それがボクの考えてる物と同一だったとしたら…

 

…わたしは…───ボクは。

 

 

なんてことを中庭から星空を見上げながら考えていたら、ふと後ろから聞き慣れた足音がした。

 

 

 

「───ここにいたんだな、エマ。…探したぞ。なぁ…エマ。」

 

「───ヒロちゃん。ボクも探してたよ。ねぇ…ヒロちゃん。」

 

 

「「──少し、話さない?」か?」

 

 




…はい、ということでまだくっつきません。
はよくっつけたい。(ツッコミ待ち)

本日筆が乗ったので二話更新となります!(これは本日一話目)
…それから、さすがに重すぎて没にした話があります。
風呂敷を広げすぎて回収に困ったってのもありますが…

ただ、消すのももったいないので番外編or別作品という形で投稿したいと考えてます

鬱は接種するから良いのであって自分で作り出すのは違うんじゃ…内なる麻婆神父もそうおっしゃっている…

今回も楽しんでいただけたのなら幸いです。ではまた!

リメイク前の小説の置場所をどうするか

  • 1. この小説内の別枠に移動させる
  • 2. 別の小説を作りそこに投稿しなおす
  • 3. そも没を残す必要が無い、読まない
  • 4. 作者の好きにしてー!(お任せ)
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