洞窟を歩いて、数日が経過した。
私が転生した亀は、石を食べることができるようで、ネズミを狩れない時はそれで腹を満たしている。
しかし、元人間なので、分かれ道でネズミを見かけては、ふみつけで仕留めて、食べている。
タイミングを間違えて、取り逃すこともままあるが、根気よくやっている。
《熟練度が一定に達しました。スキル『隠密LV1』を獲得しました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『無音LV1』を獲得しました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『集中LV1』を獲得しました。》
そうしていると、どこからともなく、そんな声が聞こえた。
(スキルなんてあるんだ、ゲームみたいだな...。取り方は分からないけど、少しでも取った方が、生き抜く為の手助けになるよね。)
そうして、早く動けるようにしていた走り込みに加えて、壁に前足を乗せて、筋トレをしたりしてみた。
その結果、強力・疾走・瞬発・持久、SP回復速度やSP消費緩和のスキルを得た。
それから、歩きながら素数を数えていたら、並列思考と演算処理を手に入れた。
少しずつ歩いていたら、ビシャッと、何かがかかり、痛みを感じた。
後ろを向くと、青っぽいカエルがいた。
《熟練度が一定に達しました。スキル『毒耐性LV1』を獲得しました。》
《熟練度が一定に達しました。スキル『酸耐性LV1』を獲得しました。》
(毒や酸...、道理で痛いわけだ。私を獲物として、食べる気か。やられてたまるか!逆にこっちが食べてやる!)
こちらが方向転換する中、カエルは、再度、毒を吐きかけてくる。
毒や酸の痛みに耐えながら、何とかカエルの方を向く。
三度、毒を吐くタイミングで体当たりを仕掛ける。
毒を突っ切り、突っ込んでくる私にカエルは反対方向に逃げようとし、私はそれに飛びかかり、のしかかった。
さらに、前足を交互に力を入れて、叩き付けていく。
《経験値が一定に達しました。個体、スモールロックタートルがLV1からLV2になりました》
《各種基礎能力値が上昇しました》
《スキル熟練度レベルアップボーナスを取得しました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『毒耐性LV1』が『毒耐性LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『酸耐性LV1』が『酸耐性LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『疾走LV1』が『疾走LV2』になりました》
《熟練度が一定に達しました。スキル『玄武LV1』が『玄武LV2』になりました》
《スキルポイントを入手しました。》
カエルが力尽きると、そんなアナウンスが聞こえ、毒を受けた場所の痛みがなくなった。
(レベルアップすると、傷が全回復するのか、ありがたいね。)
そして、私は仕留めたカエルを食べ始めた。
苦みや痛みはあったが、耐性が上がったので、スキル的には美味しかった。
やがて、再び歩き出した。
現在のステータス
スモールロックタートル LV2 名前
ステータス
HP:394/394(緑)
MP:10/10(青)
SP:26/26(黄)
:102/102(赤)
平均攻撃能力:111
平均防御能力:450
平均魔法能力:8
平均抵抗能力:270
平均速度能力:7
スキル
「HP自動回復LV1」「SP回復速度LV1」「SP消費緩和LV1」
「土攻撃LV1」「甲殻LV3」「鉱体LV3」
「毒耐性LV3」「酸耐性LV3」
「隠密LV1」「無音LV1」「集中LV1」「演算処理LV1」「並列思考LV1」
「強力LV1」「疾走LV2」「瞬発LV1」「持久LV1」
「玄武LV2」「n%I=W」
スキルポイント:70030
称号
「北の聖獣」
最初の戦闘はどうでしたでしょうか?
じっくり主人公を強くしていきます。