ブルーアーカイブ:〜ACⅥ Fires of Kivototh編〜   作:とある渓流にいるかわうそ

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今回、途中で原作AC6の改変を記述しています。
端的に記すとACの戦闘距離の延長です。
それに伴い、武装も全般的に射程が伸びて
おります。詳しくは本編参照。


28話 開戦準備

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

-------あのひと、だけは、ちがった。

ぼく、たちに、いゔに、いみをあたえてくれた。

あいを、くれた。

だから、、、おとーさんの、ためなら

ぼくは、、、よろこんで、どうぐになる。

いゔたちを、にがせるなら、、、

おとーさんを、すくえるなら、、、

こわく、ない。しぬのが、、こわくて、

ずっと、にげてきたけど、いまは、しぬのが

こわくない、、、

だから、、、おまえは、ここでとめる。

たとえ、このいのち、、、ぜんぶなくなった

としても、おまえを、おとーさんの

ところに、いかせはしない、、、

ぜったいに!!!!:

 

???:………ふふふふふふ、そうか。

健気なものだ。あの男のために、比較的

まともなお前が、文字通り犬になるというか。

聞こえているか? ハンドラーウォルター。

お前はまた、かわいい猟犬を使い潰す。

いつまで続くのだろうな。

なぁ?ハンドラーウォルター……:

 

618:うるさい、、、!おとーさんの、

わるくちをいうな!!!:ゴォウ!

 

???:………不憫なものだ。なぁ?:

 

ウォルター「っっっっすま、ない…… 618ぃ…!!」

 

 

 

------------------------

 

 

 

:ブオオオオオオオォォォォ:

:ブオオオオオオオォォォォ:

:ブオオオオオオオォォォォ:

 

 

COM:ハウンズ、作戦領域到達。フェーズ2、移行:

 

 

:ブオオオオオオォォォォ……:

 

アイボール:キュアアァァ… ズドオオオォォン!!!:

 

 

:ボッ!!!ジュアアアァァァァ:

 

 

AC COM:ピーッピ(ACS負荷限界)

 

 

:チュドオオオオオオオオン!!!:

 

 

 

COM:619、生体反応ロスト:

 

ウォルター「619!………くそっ!!!!」

 

 

:ドドドドドドドド! 

ギュワン!ギュワン!………ドカン!!

 

AC COM:ピーッ!ピーッ!(ACS負荷限界)

 

ヒュルルルル………

 

ドカアァァァン!!!:

 

 

COM:617、左腕部損壊、突入ルート再計算開始:

 

ウォルター「………617、持ち堪えろ。標的は

目と鼻の先だ。620、617を狙い撃ちされない

ようにカバーを…

 

COM:新たな敵機反応検出:

 

ウォルター「!!!!この、識別名は……!!」

 

617:ぱ、ぱ…あたらしーてき、でてきた……:

 

ウォルター「分かっている。特務機体:カタクラフト…

今のお前たちの機体状態では相手に出来ない。

……やむを得ん。617、620、敵機を撹乱し、

回収ポイントまで撤退しろ…」

 

:だ、め、、、て、き、、、 

こ、わ、さ、な、い、と、、、:

 

ウォルター「620、今のお前たちの状態では

どうやっても勝ち目はない。いいから

撤退準備を始めろ。」

 

620:や、だ、、、こ、こ、だ、め、し、た、ら、

うぉ、る、たぁ、、、す、す、め、な、い、:

 

 

:ブオオオオオオ!!!:

:ブオオオオオオ!!!:

 

 

ウォルター「っ!?何をしている!!617!620!

撤退だ!これは命令だぞ!すぐに撤退するんだ!!」

 

COM:617、620、カタクラフトと交戦開始:

 

 

:ババババババ!!! ズドン!ズドォン!!:

 

 

ウォルター「やめろ!!聞いているのか!?

すぐに逃げろと言っているんだ!!」

 

617:ろくにーれー……:

 

620:ろく、いち、ななー、、、ぼ、く、

お、と、り、、な

 

ズドン!

 

:620AC COM:ピーッピーッ!(ACS負荷限界)

 

620:……うぉ、る、たぁ、、ぼ、く、に、、、

い、ぱ、い、、、おこ、とば、、、おし、えて、

く、れ、て、、、あ、り、が

 

 

ズドン!ズドン!

ボォン!ボッカアアアァァァン!!!:

 

 

ウォルター「620おおおおぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

COM:620、生体反応ロスト:

 

ウォルター「くぅ……!!うぅ!!」

 

 

:ドドドドドドドド!!!ドシュン!ドシュン!:

 

 

617:アアアアァァァァァ!!!!:キュアアァァ!

 

 

:ドシュウ!!ドッコオォン!!!

 

 

ガシャン:

 

 

617:ぱぱの、じゃまを、、するなっ!!:ギュラ

 

 

:ズドドドドドドドドドド

 

 

617:シネエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

エエエエエエエエエエエエエエエエ

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドド:

 

 

ェェェェェェェェェェェェェェェェ

ェェェェェェェェェェェェェェェェ

ェェェェェェェ!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!!!!!

!!!!!!!!!!!!

 

 

ドドドドドガギッドドドドドボゴンドドドドドーーー

 

 

 

------------------------

 

 

 

:バチッ、バチバチ、プスプス…

シュウウゥゥゥゥ……:

 

 

617:あう…はぁ、はぁ、、、:

 

ウォルター「………………よくやった。

えらいぞ、617………

仕事は終わりだ。帰投しろ……」

 

617:え、えへ、えへへ……やった……

ぱぱに、ほめられた、、、いゔ、うれしい。

ぱぱ、よろこんでくれて、、いゔ、うれしい。:

 

ウォルター「あぁ、よくやった。……よくやって

くれた。えらいぞ。お前は、俺の自慢の………

…………猟犬だ…」

 

617:えへへへへへへええぇぇぇ♪♪♪

…………でも、まだだよ、ぱぱ。

まだ、おしごと、おわってない……

とーしょの、もくてきの、アレ、こわさなきゃ…:

 

ウォルター「……アイボールか。だが、お前は

既に全武装を損失している。

アイボールを壊す方法はもうない。」

 

617:まだ、ある。……いゔ、おしごとちゃんと

おわらせる……。:

 

ウォルター「……?なにを

 

617:たーげっとじょーほー、こーしん。

ふぇーずすりー、、、ぱたーん、いー。:

 

ウォルター「!!??それは!!!」

 

 

:バチバチバチバチバチバチ!!!:

 

 

ウォルター「違法改造の…アサルトアーマーを

使うつもりか!?

よせ!!やめろ617ぁ!!!!

今それを使えば、お前は確実に死ぬぞ!!!」

 

617:いいよ…。いゔ、ぶひんだもん…:

 

ウォルター「ちがう!!前にも言っただろう!!

お前たちはACの部品などではない!!

歴とした人間だ!!お前はちゃんとした人間の

少女だ!!

こんなところで死ぬつもりか!?

お金を貯めて!再手術をして!お前は普通の人生を

送るんだろう!!!」

 

617:えへへ…やっぱり、ぱぱ、やさしい……

いままで、だれも、いゔたちのこと……

にんげんとしてあつかってくれなかった…

つかいすての、ぶひんとしてしか、

みてくれなかった………

ぱぱだけだよ…いゔのこと、おんなのこって

いってくれたの。

……だからね、いゔ、ぱぱのためなら、よろこんで、

ぱぱのりょーけんとしておしごとすいこーするよ。:

 

ウォルター「っっっ!!お前は……俺と結婚すると

言っていたな…!! 普通の女の子に戻れたら、

俺と結婚するのが夢だって!!!

617!!お前は夢を諦めるのか!?俺に約束を

破ったら許さないと言っておきながら…!

お前が俺との約束を破るつもりか!!!

お前は!この老いぼれをもらってくれるん

じゃなかったのか!!!!」

 

617:っっっっっ………そ、だ、ね……

いゔ、わるいこ、だね…… ごめん、ね。ぱぱ……。

で、も、、、ここを、のがしたら……もうきかいは

ないよ…

そうなったら、ぱぱは、このさきの、たいせつな

ことをやりにいくことが、、、できなくなっちゃう。:

 

ウォルター「そんなことはいい!!お前が考える

ことじゃない!!

617!命令だ!!帰投だ!!今すぐにそれを

やめて帰投しろ!!!」

 

617:……ごめんね、できないよ。いゔ、わるいこ

だから…… やくそくも、めいれいも、まもれない

わるいこだから……

でも、いゔ、わるいこでも、、、ぱぱ、しあわせに

なってほしいから…

 

いゔ、いくね:キュアアァァ!

 

 

イヴAC COM:アサルトアーマー展開まで、10秒:

 

 

ドシュウウウウウウウウ!!!

 

 

ウォルター「617あああぁぁぁ!!!!もどれ!!

戻れと言っているんだ!!やめろ!!

やめてくれぇ!!!」

 

617:ごめん、ね、ぱぱ。なかないで…。

いゔ、ちゃんとおしごと、やりとげるから:

 

ウォルター「…………頼む、いかないでくれ…

イヴぅ…!!」

 

617:っっっっ!!!!………えへ、えへへへ!

や、った!! ぱぱ、やっと……いゔのなまえ、

よんでくれた……! いゔ、うれしい……!!

これで、いゔ……なにもこわくない。

さいごのさいごに、いゔ、すくわれた。

 

……うぅん、いゔは、いゔたちは、さいしょから

ぱぱに、すくわれてた……

いゔ、さいごに、ぱぱのりょーけんになれて、

しあわせだったよ。

ろくいちはちも、ろくいちきゅーも、ろくにーれーも

ぜったい、しあわせだった。

 

ありがとう、ぱぱ。:

 

 

COM:作戦目標に接近、接敵まで後4秒:

イヴAC COM:7…6…5…:

 

 

ウォルター「イヴ…!!!」

 

 

COM:617、アイボールと接敵:

イヴAC COM:………1:

 

 

617:ぱ、ぱ……だいす、き……!!:カッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッガアアアアアァァァァァ!!!

 

 

 

COM:617、生体反応ロスト。

アイボール、破壊を確認。作戦目標達成。

作戦は成功しました。お疲れ様でした。:

 

 

ウォルター「--------------

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォルター  ーーーイヴウウウ

ウウウウウウウウウウウウウウ

ウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ

ゥゥゥゥゥ!!!!!」ガバッ!

 

 

 

ウォルター「………あぁ、夢か……」はぁー、はぁー

 

 

〜〜翌日、現在 レイヴンズネスト 作戦司令室〜〜

 

 

……最悪な目覚めだ…。よりによって、あの時を

夢に見るとは…… 621を拾う前の……

 

ウォルター「イヴ………」

 

………俺は、自らに無性に怒りが湧き上がってくる。

何が、イヴだ……。 【3回目を使い潰した】時に

もう決して飼った強化人間たちを名前で呼ぶまいと

固く誓ったはずなのに……

名を与えたり、名を呼んだところで、俺は自らが

犯した罪が精算されると、まだ勘違いをしている

のか?

…いや、何故そのような思考が出来る。

何を俺は気取っているのだ?

罪を精算できると、今更そんな思い上がったことを

俺は考えてはいなかった。確実にだ。

だから、あいつらの…617の名を呼ばなかったのは…

所詮はどこまでも俺の保身のためだけだ…

俺の心を守るためだけの、そんな身勝手で醜い

保身の………

……4回目の、番号呼びを心がけたあの日から、

俺は、飼う猟犬たちは、あくまで『俺の使命』を

達するために使い潰す猟犬として扱うと決めた。

そう思われるように心がけたはずだ。

なのに……何故、何故…… 503たちも、611たちも…

617たちも、この俺のために命を投げ出す……

 

618、お前は俺に対して敵意を向けていただろう。

俺のことなど、どうでもいいと言ったはずだ。

死にそうになれば、俺の命令など無視して

作戦を放棄すると言ったはずだ。

なのに何で、死ぬと分かっているのに『あの男』を

止めた? どうして命をかけて俺のことなどを

救おうとしたんだ…

619、自分の身は1番に大切にしろと言ったはず

なのに… お前は、俺に構わず自分を優先すると

約束しただろう。

なのに、何で最後にあのような無茶をした?

620、お前が1番感情が希薄だったな……

言葉もしゃべれなくて… 言葉の意味を理解

出来なくて……

何で、あの時俺の命令を無視したんだ?

何のために、俺はお前に必死に言葉を教えたと

思っているんだ……?

 

617……… 思えば、俺が飼ってきた猟犬の中で

お前が1番俺なんかを慕ってくれていたな…

最初は臆病で、泣いてばかりいて…… 出撃を

命じても、いやいやと震えるばかりで、

ろくに使えそうになれない猟犬だったのに……

いつからだったろうか、簡単な仕事になら

出てくれるようになったのは…

いつからだったろうか、俺のことをぱぱと呼んで

ついて回るようになったのは…

いつからだったろうか、俺のために誰よりも

仕事を頑張ってくれるようになったのは…

いつからだったろうか、1番弱かったお前が、

いつの間にか俺の飼ってきた猟犬の誰よりも

強くなっていたのは…

そして、いつからだったろうか………

誰よりも絶望していたお前が、誰よりも元の

人間に戻り、生きることに前向きになって

くれたのは……

 

617………イヴ………………………

俺は、お前には、ちゃんと【イヴ】として、

普通の女の子としての人生を歩めるように

なってほしかった。

没落して、強化人間に堕とされた、不幸な

ただの女の子のお前に、今度こそ幸せな

人生を過ごしてほしかった…

俺などではなく、俺のような罪深い人間など

何の関係もない場所で……

結婚するなら、心優しいお前にふさわしい、

戦いとは無縁の優しい男性として欲しかった。

 

俺は、俺には……そのような資格などないの

だから……

俺には、幸せに暮らしていい権利など、ないの

だから……

イヴ……お前を、お前たちを、『そうした(強化人間にした)』のは

俺だ、俺『たち』なんだ…

そんな(クズ)に、お前と歩む権利などあろうはずがない…

 

ウォルター「結局俺は、お前たちを使い潰したの

だから……」

 

………………だから、だから……

せめて621には、普通の人間として、生かして

やらなければ。

俺が数多犠牲にしてきた、強化人間たちのためにも。

そして、617たちの分まで……

 

カーラ「随分とうなされていたねぇ、ウォルター」

 

声がかけられる。『あの日々と変わらない声』で。

俺の耳に、よく聞き馴染んだ声に返事する。

 

ウォルター「聞いていたのか…」

 

カーラ「そりゃ隣の部屋まであんたの泣き声が

響いていたらね。」

 

ウォルター「今は何時だ?」

 

カーラ「もうすぐ作戦時間だ。ビジターは既に

集合場所へと向かったよ。」

 

ウォルター「そうか…。すまない。迷惑を

かけたな。俺もすぐにACでD.Uへと発つ。」ガタッ

 

カーラ「……その前に顔を洗ってきな。

今のあんたの顔、見るに堪えないよ。」

 

ウォルター「……そうか。」

 

きっと、ひどい顔なのだろう。彼女の

あのような顔は、俺も見たこともない。

俺は、存外あの時のことを引きずって

いるらしい。

 

 

ガタッ

 

 

カーラ「なぁ、ウォルター。」

 

部屋を出る俺に、彼女が呼び止めてきた。

 

カーラ「……617たちは

 

ウォルター「仕事をしてくれた。おかげで

キヴォトスまでこぎつけた。」

 

カーラ「…………………」

 

俺は、彼女が言おうとした事を遮る。

それ以上、彼女は何も言ってはこなかった。

今の俺が、617たちに向けるものは憐憫や

罪悪感ではない。後悔をすることでもない。

617、618、619、620………

お前たちには、ただ感謝だけを向けよう。

そしてお前たちの冥福を祈ろう。人間として。

 

ウォルター「……………………」

 

気分は優れない。あの夢を見たからだ。

そして、それは617たちへの罪の意識から

来るものではない。

……何故、今あのような夢を見たのか…

 

…………………………………………

 

妙なことは考えるな。あいつなら、621なら

大丈夫のはずだ。

あいつは、強い。俺の飼ってきたどの猟犬よりも

別格に強い。617でさえ比べ物にならないほどに…

617たちも…しょせん力が足りなかったという事だ…

621には力がある。どんな存在にも負けないほどに。

………………だが、もし、もし……621さえ

倒れるようなことがあれば、その時は、もう俺は…

 

 

ザッ!

 

 

思考を打ち払うように俺は強く歩を進める。

余計な考えなど、払拭する。今考えるべきは

仕事を遂行する事だけだ。

俺が今まで強要してきた強化人間たちのように。

そして、きっちりと達成し続けてきてくれた

猟犬たちのように。

……617も、618も、619も、620も…………

命を使ってまで仕事をやり遂げてきた。

そして、621も必ず仕事をやり遂げてくれるはずだ。

散々と強いてきたこの俺がそれを出来なくては

どうする。

俺がやるべきは無駄な思考を回す事ではなく、

621のように目標達成のために思考を回すこと

だけのはずだ。

そんなことだから、俺はダメなんだ。

 

ウォルター「ネスト、応答しろ。」

 

ネスト:おはようございます。マスターハンドラー

ウォルター。:

 

ウォルター「機体の準備は出来ているか?」

 

ネスト:完了しています。あなたの機体、

【LOADER5】、いつでも出撃できます。:

 

ウォルター「昨晩話した通りだ。ナビゲートと

サポートを頼むぞ。」

 

ネスト:了承。マスターハンドラーウォルター、

こちらです。:

 

 

ガシャン!

 

 

ネスト:機体アセンブル内容表示します。:

 

 

R-ARM UNIT

LR-036 CURTIIS

 

L-ARM UNIT

MA-T223 KYORIKU

 

R-BACK UNIT

45-091 ORBT

 

L-BACK UNIT

VP-61PS

 

HEAD

VE-44B

 

CORE

EL-TC-10 FIRMEZA

 

ARMS

VP-46D

 

LEGS

KASUAR/42Z

 

BOOSTER

BST-G2/P06SPD

 

FCS

FC-008 TALBOT

 

GENERATOR

DF-GN-08 SAN-TAI

 

EXPANSION

PULSE ARMOR

 

 

 

ネスト:あなたの任務にお応え出来るように

機体構成を組んでみました。

ヘッドパーツにアーキバス先進開発局が

開発した、VE-44Aを採用。

スキャン性能に特化しており、3kmのスキャン距離と

18秒のスキャン結果表示持続時間、4.8秒の待機時間

の敵機と構造把握に最適なヘッドパーツです。

また、ACの『アクセス』スピードはヘッドの

スキャン性能が大きく関与しており、したがって

あなたの目的を達成するのにも最高の

パフォーマンスを発揮してくれます。

 

腕部には射撃武器適正に優れたパーツを。

速やかな移動を実現するために軽量逆関節パーツと

ブースターに最速の巡航スピードを発揮出来る

BST-G2/P06SPDを採用しております。

これにより、通常のブースター移動でも

マッハを超えるスピードを実現しております。

更に、ジェネレータには最大のEN容量と

早い回復力を有したSANTAIを採用。

FCSにはマスターレイヴン愛用のTALBOTを採用。

コア機能にパルスアーマーカートリッジを

挿入しました。

もしもの時は、パルスアーマーをご展開して

ください。2回までご使用いただけます。

 

次に、武装の説明に入ります。

右腕武装にはリニアライフルであるCURTIISを採用。

チャージいただければ2脚MTを一撃で破壊可能。

左腕武装にジャミングランチャーを採用。

ロックオン機能を阻害する煙幕を広範囲に散布。

逃げる際や隠密に役立ちますが、ACのスキャンには

反応しますのでご注意ください。

右肩武装にENオービットを搭載。展開すると

一定範囲に近づいた敵機に反応して、自動で

迎撃を行なってくれます。

左肩武装にはアーキバスコーポレーションの

開発したパルスシールド武装を搭載しました。

 

総評して、スニーキング性能に特化しています。

反対に、戦闘能力は低いので、2脚MT程度ならば

問題なく処理出来ますが、4脚MTやACとの交戦は

お避けください。

また、軽量逆関節タイプであるため、姿勢安定値が

低く、ACS負荷限界を引き起こしやすいです。

またコアのFIRMEZAはEN防御が低く、

ACS負荷限界時に強力なEN射撃武装でコアブロック

ごと貫かれてしまう恐れがございます。

不意打ちにお気をつけて、常にスキャンを活用

しながら、活動していただくとよいでしょう。

 

お気に召しましたか? 不満点があれば換装

いたします。:

 

ウォルター「いや、良い機体に仕上げてくれた。

さすがは621、良い装備を持っている。

早速、俺をコアブロックに乗せてくれ。」

 

ネスト:了承:

 

 

ウイイイィィィィ、ガシャン!

 

 

ウォルター「ジェネレータ起動…ENエネルギー循環

確認…完了、ACシステム起動、航行モード起動。

……準備完了だ。出撃させろ。」

 

ネスト:了承。作戦領域までこちらで誘導します。

オートパイロットモードをオンにしてください。:

 

ウォルター「あぁ。」パチッ

 

AC COM:オートパイロットモード、起動。

航行システム、起動。:

 

ネスト:ガレージハッチ開放、AC固定解除…

【LOADER5】、出撃準備。作戦領域、【D.U地区】

まで誘導を開始します。:

 

 

ガチャン!ゴウウウゥゥゥン………

 

 

ネスト:マスターハンドラーウォルター、

作戦領域到達までお休みください。:

 

ウォルター「あぁ。頼んだぞ。」

 

 

ガシャン!

 

 

ネスト:【LOADER5】、出撃。:

 

 

キュアアァァ、シュゴオオオォォォォ…

 

 

 

 

------------------------

 

 

 

〜〜ミレニアム自治区、外郭、東方〜〜

 

 

シュゴオオオオォォォ… ボッ

 

カシュウウウウウウウゥゥゥゥ……

 

 

【Fade crow】【パイロット名:621】

 

【機体構成】

 

R-ARM UNIT

LR-037 HARRIS

 

L-ARM UNIT

HI-32: BU-TT/A

 

R-BACK UNIT

SONGBIRDS

 

L-BACK UNIT

Vvc-703PM

 

HEAD

HC-2000/BC SHADE EYE

 

CORE

BD-012 MELANDER C3

 

ARMS

VP-46S

 

LEGS

VP-422

 

BOOSTER

FLUEGEL/21Z

 

FCS

FC-008 TALBOT

 

GENERATOR

DF-GN-08 SAN-TAI

 

EXPANSION

PULSE ARMOR

 

 

 

 

621:ここか…:

 

俺は、指定されたアーキバスの即席で設営したと

言っていた駐屯地へとやってきていた。

今日の作戦に伴い、俺のFade crowも更新だ。

 

カーティスから俺が最も愛用している

リニアライフル、ハリスへと変更。

一発がカーティスよりも強力かつ、距離がある。

更に、チャージして撃てば、瞬間的にバズーカ以上の

衝撃値を与える事ができ、スタッガー中ならば

どれほどコアを分厚くしようが、確実にコアを

ぶち抜いて直接中に乗ってるやつにとどめをさせる。

まぁ、その代わり撃った後2.9秒間の冷却が

入り、その間はハリスは使えなくなるという

中々重いデメリットもあるが。

……だが、それを踏まえても、俺はこいつが

最強の射撃武装と信じて疑っていない。

 

AC勝負とは、極めれば、結局はどちらが早く、

何より重大なのは自分の思うタイミングで

スタッガーを取れるかなのだから。

どんなに早くスタッガーを取ったとしても、

追撃の手段がなければスタッガーを取った

意味は薄くなる。硬直時間はたったの2秒にも

満たないのだ。更に相手がQB出来る状態ならば

1.1秒を経過した時点で硬直をキャンセルする事が

できる。

つまりだ、スタッガーを見てから追撃にするようでは

とてもスタッガー状態にさせたアドバンテージを

活かせない。

そんなことをする時点でそいつは3流AC乗りだ。

 

ハリスは攻撃力と衝撃力蓄積も申し分なく、

何よりチャージ射撃で狙ったタイミングでスタッガー

を起こせるのが最大のメリットだ。

ハリスは破格な性能のチャージ射撃があるために

どの距離でも十分に戦う事が出来る。

 

 

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原作改変点

 

近距離FCS適用距離:〜140m

 

中距離FCS適用距離:120m〜420m

 

遠距離FCS適用距離:400m〜700m*

 

*ロック限界距離。つまり、ミサイルが

機能するのも実質700mまで

 

 

武装

 

ルドロー:120m (性能保証射程)〜200m(有効射程)

    弾速530m/s

 

 

スカダー:350m〜500m 弾速700m/s

 

 

ランセツ:300m〜400m 弾速530m/s

 

 

カーティス:400m〜550m 弾速900m/s

チャージ時:600m〜850m 弾速1100m/s

 

 

ハリス:500m〜700m 弾速1000m/s

チャージ時:750m〜1100m 弾速1300m/s

 

 

【追記】

アップデートするかも☆ by作者

 

 

 

----------------------

 

 

 

総評して、メインの撃ち合いでも、衝撃蓄積も、

スタッガー取りも、とどめも、1本で出来る。

最も汎用性に富んだ武装と言えるだろう。

1本でここまで多くの役割を熟せる武装という

ものは、俺の知る限りハリスぐらいしかない。

もちろん、項目1つを抜き出せばハリスより

優秀な武装はいくらでもあるし、特化した機体構成

相手に、相手の得意とする条件下で戦えば明確に

不利になる。

 

だが、独立傭兵稼業では、不測の事態が起こる

ことが前提だ。

分かりやすい例えで言えば、ハンドガン二丁+

レザブレの近接特化機で出撃した時に、不測の

事態で遠距離狙撃の兵器やミサイル特化に

出くわせば、苦しい戦いとなるのは必然であるし、

逆に中距離を得意とする重量機体で出撃した時に

先ほどの例えで挙げたACでも出てこられれば

よほどの実力差がない限り、まず間違いなく負ける。

企業に所属しているAC乗りは別にそれでも

いいだろう。

奴らは僚機がいるのが当たり前だ。

だから役割分担をして、苦手をカバーできる。

 

独立傭兵は違う。いかなる状況に陥ろうと、

たった独りで仕事を熟さなければならない。

逃げるという選択も出来るが、それをやれば

報酬金はもちろんもらえない上、信用も落ち、

事によっては違約金も発生するかもしれない。

優秀ならば、それでも挽回出来るだろう。

だが大抵は機体を修理する金も弾薬を補充する金も

……そしてすぐに飯を食える金すらなくなり、

辞めるか、飢え死にするか、借金漬けとなって

どこかに売り飛ばされるかのどっちかだ。

そもそも、優秀な奴ってのはまず逃げないが。

 

だからこそ、独立傭兵に求められるアセンブルは

どんな状況に陥ろうと対応できる機体構成だ。

つまりだ、どの距離でも十分以上戦えるハリスは

独立傭兵にはこの上なく優秀なのだ。

 

なのに、どいつもこいつもハリスの良さが分からん

バカばっかりだ。

『あいつ』も「いや、そうかもしれませんけど

師匠の理論を実際に実行できるのは師匠ぐらい

しかいません。」とかぬかしやがった。

あのイグアスってレッドガンは良い。

あいつはハリスの優秀さを完璧に理解している

はずだ。まぁ、独りでヴェスパー隊長を退け、

アーキバスMT部隊を壊滅させてるんだ。

優秀なのは当然か。

 

…まぁ、強いて挙げる欠点と言えば、対多数には

若干扱い辛いところか。そこに関してだけで言えば

カーティスの方が向いてはいるな。

実際、昨日俺がカーティスで出撃したのも、MTの

掃除がメインの仕事になると思ったわけだしな。

…あぁ、もう一つあったな。ハリスは弾単価が

やたらと高い。それで、独立傭兵どもはハリスを

持ちたがらんわけか。ま、雑魚の発想だ。

 

今回も、ベイラムを相手にするならMTを処理

しやすいカーティスの方が向いてるかもしれん。

だが、レッドガンACも出てくるとなる以上、

油断は出来ん。ACを相手にするならやはり

カーティスより圧倒的にハリスの方が優秀だ。

実際、昨日のヴェスパーとの戦いや、独立傭兵たち

との戦闘では、ハリスならばもっと楽に戦闘を

進められていた場面がいくつもあった。

カーティスに出来ることはハリスも優秀ではない

とは言え、出来るが、ハリスに出来ることは

カーティスはそもそも出来ない。

ならば、ハリスを持ち込むべきだ。

 

よって、ハリスの苦手な対多数MTを補う点として

プラズマミサイルと、2連肩グレネードを装備して

来た。どちらも範囲攻撃が出来る。特にプラズマ

ミサイルは一発でも2脚MTなら一撃で破壊出来る

威力の弾をばら撒いて3発撃てる。リロードも早い。

『装備負荷』も込みすると扱いやすさNo.1だな。

 

 

 

???:やぁ、君が噂の【レイヴン】かい?:

 

と、俺に呼びかけてきた者が現れた。

 

???:あのハンドラー・ウォルターの子飼い

らしいな。:

 

AC…それに…ほう……その機体構成は……

間違いなくヴェスパー隊長だろうが、

という事はこいつが噂に聞いていた

 

621:あんたがアーキバスの筆頭、V.Ⅰフロイトか?:

 

???:ほう、何故そう思った?:

 

621:ナハトライアーシリーズで固めているからだ。

最軽量ACの筆頭。機動性と回避性能を有した

強機体だ。

だが、防御性能が最低値であり、スタッガーでも

しようものなら死んだも同然の諸刃の剣。

乗りこなすには相当の技術が求められる。

だから、それに乗れるぐらいの自信満々のあんたが

フロイトと考えたわけだが。当たりか?:

 

ラスティ:ふふ、なるほど。噂通りの実力の持ち主

というわけか。だが、残念ながら外れだ。

私はV.Ⅳ.ラスティだ。今回の任務ではよろしく

お願いする。:

 

621:ふむ、ラスティか。そちらも噂に違わぬ

実力の持ち主のようだ。:

 

ラスティ:へぇ、私のことがもう独立傭兵の間で

噂になっているのか。それとも君の耳が特別

いいのかな? いずれにしろ、『レイヴン』に

褒められるとは光栄だ。

ありがたく賛辞を受け取らせてもらおう。:

 

621:………他は?:

 

ラスティ:もう準備を終えているさ。君待ちだよ。

ついてきてくれ、他のメンバーとも顔合わせと

いこう。:

 

621:ふむ。:

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

621:……まさかこんなに早く再会するとはな。

オキーフさんよ。:

 

オキーフ:レイヴン。昨日は世話になったな。

お前がアーキバス側についてくれて、頼もしい

限りだ。:

 

メーテルリンク:……ご無沙汰しております……:

 

621:そちらさんは昨日鼻水垂らして逃げ帰った

女AC乗りか。

しかし、どちらも少なくない機体損傷のはずだが、

翌日にはもう復帰してくるとはな。

いくらアーキバスさんでも、そんなマジックの

ような芸当を可能としてくれる、上等な修理工場を

設営をするには、資材も余裕も何もかもが

まるで足りないはずだが……:

 

オキーフ:単純な話だ。ヴェスパー隊長には

スペアとして自分の機体と全く同じ構成の

ACを持っている。

私もメーテルも今乗っているのはそれだ。

 

621:なるほど。流石は大企業アーキバス様だ。

資金力がちがうねぇ。:

 

???:キキキッ!当たり前だ!アーキバスこそが

宇宙の支配者にふさわしいからな!:

 

???:勘違いした時代遅れの斜陽産業(ベイラム)と一緒に

していただいては困ります。:

 

621:ん?あんたたちは…:

 

オールカメラを声のした方に向ける。

機体構成は、VPシリーズとラマーガイアシリーズで

固められた機体構成であり、武装やブースターも

アーキバス系列企業のパーツで固められている。

このいかにもなアーキバス企業戦士ですという

ACに乗っていることからこいつらもヴェスパーの

ようだな。

 

アルマ:申し遅れました。私、ヴェスパー第10隊長を

務めさせていただいております、『アルマ』と

申します。以後、お見知りおきを。:

 

マトリクス:ヴェスパーⅨ.『マトリクス』様だ!

お前のようなうだつの上がらない独立傭兵が

アーキバス様の依頼を受けさせてもらえた

ことに、感謝感激するんだな!:

 

621:ヴェスパーⅩ…なるほど、確かに精鋭

AC乗りがベイラムより随分と多いというのは

両企業の力の差を良く感じさせてくれるが…

まぁ、無難なVPの中量2脚に乗っているのは

良いとしても、アルマさんの乗っているAC構成を

よりによってラマーガイアシリーズで固めている

とは。よほど腕に自信があるのか、それとも

究極のバカなのかな?:

 

アルマ:あ?:

 

621:確かにラマーガイアシリーズは優秀な

パーツシリーズだ。コアを除いてな。

徹底的な機体軽量化をはかるために

【コアブロック】まで剥き出しにした

シュナイダーのぶっちぎりの迷走コアパーツ

だろう。:

 

アルマ:はい?:

 

621:……なに? さっきのはAC界隈でも

有名なネタとして笑われているだろう。

というか、見ただけで素人でもわかるだろう。:

 

アルマ:は?何をおっしゃっているのかわかり

ませんが?:

 

621:……おいおい、見りゃ分かるだろう。

コアパーツが剥き出しになっているんだぞ?

つまりスタッガーすれば、どんな武器だろうと

コアをつぶ

 

オキーフ:そこまでにしてはくれないかね。

色々と事情がある。アルマにはアルマの

役割があり、それにはそのラマーガイアの

コアが最適ということだ。

アルマ、お前もいちいち反応をするな。:

 

アルマ:……申し訳ありません。オキーフ長官。:

 

マトリクス:キキキッ、やはり貴様は程度が

しれるぞ!そんなものでよく…………

うん?あれ?なんだったか……………

そうそう!ヴェスパーを務められたものだな!:

 

アルマ:うふふふ、あなたもその頭の悪さで

よくもヴェスパーⅨに着任出来たものです。

というか、何で私がこいつより下なのですか!:

 

オキーフ:作戦前に喧嘩をするな。アルマ、

マトリクス。外されたいか。:

 

マトリクス:……キッ!:

 

アルマ:チッ…… 申し訳ありません。オキーフ長官。:

 

メーテルリンク:…………:

 

ラスティ:…………:

 

………なんだ?こいつらは………

なにか、なにか……妙だ。アルマという奴は

仮にもヴェスパー隊長なのに、ラマーガイアの

コアパーツの欠陥をわかっていないような様子を

見受けられた。

ラマーガイアのコアパーツは出た当初から誰もが

作ったシュナイダーの正気を疑った欠陥パーツだ。

コアブロックを剥き出しにするなど正気の沙汰

じゃないと。

当たり前だ。スタッガーすれば、ENエネルギー防御が

なくなり、普段は絶対に物理的に破壊出来んACを

破壊する事が出来るようになる。

それでもACの装甲は頑丈だからそう簡単に破壊は

出来ない。だからこそパイロットの乗る

コアブロックは、スタッガーした時でもコアを守る

ために装甲の厚い重量コアで保護するというのが

基本の一つだ。

もちろん腕に自信のある奴は装甲の薄いコアパーツに

乗ったりもする。ちょうどラスティのように。

だが、それでもスタッガーしても最低限の攻撃からは

守ってくれる。

だからこそ、コアブロックを剥き出しにするという

のは、必要最低限さえも度外視しているという事だ。

コアブロックそのものの防御はからっきし。

真面目にライフルの何でもない銃弾一発で

コアブロックはつぶれ、中のパイロットも死ぬ。

だからこそ、ACに乗っている奴なら……

いや、ACを知っているならば誰もが正気を

疑う欠陥構造なのだ。

つまり、このアルマって奴は……

 

オキーフは、作戦があると言っていたが…

アルマに作戦を知っているような素振りは

見受けられなかった。

知っていたら俺の指摘にただ生意気にメンチを

切らずに作戦を取り上げて反論していたはずだ。

いや……それともそういう演技なのか……?

俺はあくまで独立傭兵で、アーキバスからすれば

余所者にちがいない。

部外者に余計な情報を知らせないための対処と

言われれば納得も出来るが……

 

それにしても、このアルマは、マトリクスも、

何かが歪だ。

そもそも、この2人はACを………?

 

……………………まぁ、今はどうでもいいことか。

何にせよ友軍なのだからな。

だが、後でウォルターに報告をして、2人の正体に

ついての考えを巡らせることは必要だろう。

これから先、アーキバスとも敵対することになる。

俺のこの違和感を、何もせず放置するのは危険だ。

 

621:……そういえば、ヴェスパーはこれだけか?:

 

ラスティ:そうだが、何か気になることでも

あるかな?:

 

621:あぁ。てっきり最強のヴェスパー第1隊長も

出陣するとばかり考えていたからな。:

 

ラスティ:なるほど。そこまで知っていたとは。

耳が良いな。:

 

オキーフ:その予定だったが、急遽キャンセルと

なった。お前がいてはフロイト隊長がお前に

喧嘩をふっかけるかもしれないのでな。

作戦どころではなくなってしまうと、

スネイル閣下が危惧されたのだよ。:

 

621:ふむ。噂には聞いていたがそこまでの

戦闘狂いか。俺も人の事は言えんが。:

 

オキーフ:そうだな。:

 

621:ふむ、やはり俺の経歴を知っているようだな。:

 

ラスティ:!:

 

オキーフ:あぁ。お前が救いようのないクズと

いう事もな。裏切ってくれるなよ?:

 

621:ククク、もう1人の身ではなくなったのでね。

その心配は無用だ。:

 

オキーフ:1人? かわいい『弟子』のことは

お前の記憶からはなくなったか?:

 

621:あぁ、当然『あいつ』の事も知っているか。

じゃあ、リードに繋がれた犬に成り下がったと

言い変えるべきかな?:

 

ラスティ:……………:

 

 

ザザ…

 

 

カーラ*ビジター。顔合わせは済んだかい?*

 

621*カーラか。大体はな。*

 

カーラ*フロイトが出てこなかったとは。

少し予定が変わるかもしれないねぇ。

そいつがいない以上、あんたには当初よりも

更に張り切って戦場をぐちゃぐちゃにかき混ぜて

もらう必要がありそうだね。*

 

621*そうだな。そういえば、オペレーターを

あんたが務めるとは聞いてはいたが、ウォルターの

方もあんたが掛け持ちするのか?*

 

カーラ*いーや、そっちはあんたの相棒が案内役を

務めるよ。だけど、サンクトゥムタワーのシステムの

侵入はあたしがやる。その時はあんたのオペレート

から席を外す。その間は案内なしになるよ。*

 

621*了解。*

 

オキーフ:ヴェスパー部隊長、並びにレイヴン。

スネイル閣下より本作戦のブリーフィングの

お達しだ。総員、拝聴だ。:

 

621*……どうやらアーキバスの司令官の

ブリーフィングが始まるらしい。*

 

カーラ*あたしも聞くよ。回線はそのままに

しておいてくれ。*

 

 

ウゥン

 

 

スネイル:ヴェスパー部隊並びに独立傭兵レイヴン。

これより、司令部より、ミレニアム自治区制圧任務の

作戦概要を通達します。

本作戦の目標はミレニアムサイエンススクール本校

及び、開発工房の奪取。

シャーレの先生、もしくは連邦生徒会長代理の

捕縛です。

目的は最も整った技術環境であるミレニアムの

設備を入手し、改築して、MT生産工場と

AC開発工房を設営すること。

そして、コーラル発掘のための情報入手の参考人

として、どちらかから尋問することです。

これから先、キヴォトスにおけるコーラル争奪戦争に

おいて、ベイラム方に優位に立つためには必達です。

 

まず手始めに、B地点、ミレニアム街下の占領を

迅速に済ませなさい。

情報が確かならば、ベイラムは数名のレッドガンAC

と、5万のMT部隊で同じくミレニアムに攻め込んで

くるようです。

その地は遮蔽となる高層ビルが多い。

原始人が建設した豆腐のように脆いビルでも

ミサイル兵器の一時的な盾ぐらいにはなるでしょう。

うまく活用して、その地にてベイラム侵攻部隊を

迎え撃ちなさい。

 

占領を済ませれば、隊を2班に分けます。

第4隊長と独立傭兵レイヴンはミレニアム本校

制圧実働隊。

残りは占領した地にてベイラム部隊を迎え撃つ

迎撃部隊。

迎撃部隊の指揮は第3隊長に任せます。

第6隊長及び第9隊長は前線にてベイラム部隊と

交戦を行う前衛を務め、第10隊長が支援部隊を

率いて、後方支援を行うこと。

 

さて、キヴォトス側はどうやって資金を調達

したか知りませんが、独立傭兵を多く雇ったと

情報が入っています。数は分かりませんが、

猿どもが雇った中にはアリーナランキングの

ランカーである腕利きもいるとのことです。

だが、所詮は猿が藁にもすがる思いで雇い入れた

有象無象が大半のムシケラに過ぎません。

実働隊の2人は猿たちの無駄な足掻きを完全に

潰えさせなさい。

 

あぁ、そういえば、第6隊長によると猿たちの

大将たるシャーレの先生こと、山猿には

ACにも適用される指揮下に入った者の能力を

向上させる不思議な能力を持っているそうですね。

更に山猿にしては頭もそれなりにキレるそうです。

山猿ごときに我々企業が遅れを取るはずも

ありませんが、実働隊の2人は一応そのことを

頭に入れておくように。

 

通達は以上です。

各自、確実に任務を完遂するよう、奮闘しなさい。:

 

 

ブツッ

 

 

カーラ*……随分と調べを終えているようだねぇ。

密かにドローンでも飛ばして地形を調べていたか?*

 

621*優秀だな。そして、第4隊長と一緒に動けか…

お目付け役というわけか。*

 

カーラ*だろうねぇ。あんたとオキーフの会話を

盗み聞きして悪いんだが、あんたどうにも評判が

悪かったそうじゃないか。

そりゃ信用はされないだろ。*

 

621*ふん、まぁ当たり前だな。*

 

オキーフ:聞いた通りだ。まずは迅速にB地点を

制圧にかかる。先行してヴェスパーⅣ、レイヴンは

私と共にミレニアム街区までの進行経路を切り開き、

ヴェスパーⅥ、ヴェスパーⅨ、ヴェスパーⅩは

MT部隊を指揮及び、我々を援護しろ。:

 

メーテルリンク:はっ!:

 

マトリクス:キキキッ!アーキバス様の軍力を

見せつけてやる!:

 

アルマ:えぇ。この地に根付く愚かな猿たちに

自らの愚鈍を思い知らせてあげます。

私たち、アーキバスコーポレーションの名の下に。:

 

ラスティ:本作戦では私たちは相棒同士という

ことだな。では、よろしく頼む、戦友。

【キヴォトスに舞い降りた黒き翼】の実力、

見せてもらおう。:

 

621:戦友?随分と馴れ馴れしいな。

それにキヴォトスに舞い降りた黒き翼だと?:

 

ラスティ:なんだ、今企業でも独立傭兵の間でも

君の災厄の如き暴れっぷりは初日からすでに

持ちきりだぞ?

君はもっと自分の実力と影響力を理解した方がいい。:

 

621:ふん…:

 

オキーフ:では、出撃だ。私の後に続け。:

 

621:…………:ピッ、ザザザ…

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

〜〜ミレニアム本校、セミナー室〜〜

 

 

先生「……はい、わかりました。こちらも戦闘準備を

通達します。……はい、ではまた後で。」

 

 

プツッ

 

 

アヤネ「どうですか?先生。」

 

先生「アーキバスが動き出した。いよいよ攻め込みに

来るらしい。それと、ひとつ朗報だよ。

どうやらアーキバス最強のAC乗り、フロイトは

今回は出撃してきていないらしい。」

 

モモイ「えーっ!!私宇宙最強のロボットを

見たかったのにー!」

 

ユウカ「まだそんなこと言って!!最強が出てきて

くれなかったのは幸いでしょ!」

 

ノア「先生、ユウカちゃん、ヴェリタスより

連絡です。ドローン映像より先ほど、ベイラムも

作戦目標地点へと動き始めたそうです。

回線をつなぎますね。」

 

 

ザザザッ

 

 

ブオオオオオオオオオオ!!

 

 

ユウカ「……なんて、おびただしい数…。

辺り一面が黒一色に染まってるじゃない…」

 

カヨコ「こんな数…本当に相手にできるの…?」

 

 

ザザ…

 

 

チヒロ:ベイラムに更なる動きが発生。作戦通り

レッドガンは3隊に別れるみたい。:

 

コタマ:各隊の先頭に一体、他と違うロボットが

先導しているのを確認!おそらくレッドガンACと

思われます!

 

ハレ:モニター、拡大するよ!:

 

 

ピッ!ピッ!ピッ!

 

 

アヤネ「このACは…レッドガン副長のナイルさん

で間違いないですね。」

 

ミドリ「残り2体は、昨日の通りイグアスと

ヴォルタで間違いないのかな?」

 

スバル「えぇ。どちらもアリウスを侵略しに来た

ACで間違いありません。昨日の侵略時と会議中の

声で搭乗者もわかります。

2本の脚がイグアスで、戦車のようなロボットが

ヴォルタです。」

 

ユウカ「進行方向よりレッドガン隊それぞれの

目標地点を割り出したわ。

A地点、商業区にイグアス隊、B地点、開発都市群に

ヴォルタ隊、そして、アーキバス勢力と同地点、

最も大きな街区にナイル隊が向かっているわ。」

 

アヤネ「先生!指揮をお願いします!」

 

先生「うん。じゃあ……

 

 

ガララッ!

 

 

ワカモ「あなた様ああああぁぁぁぁぁ!!!」ダッ!

 

先生「へ?どおおおおおぉぉぉぉ!!!

ワ、ワカモォ!!??」

 

ワカモ「うぇぇぇぇ!!不肖このワカモ!

馳せ参じるのが大変に遅れてしまい、

申し訳ありませんんんんん!!!」

 

 

ダキッ!

 

 

ワカモ「ふ、ふぇっ!!??あなた様!?」

 

先生「良かった…!!無事だったんだね…!!

昨日姿を見かけなかったから…心配だったんだ…!」

 

ワカモ「!!!!!……うぅ、ぐすっ!あなた様に

私の身をご案じいただけるなんて…! ワカモ、

感激でございます!!」

 

先生「うん…本当に良かった……」

 

ワカモ「はうううぅぅぅ….あなた様ぁ…///」

 

 

パッ

 

 

ワカモ「あっ……」シュン

 

先生「よく無事でいてくれて本当に良かった。

……けど、随分とここに来るまでかかったね…」

 

ワカモ「あ、はい。ニュースのロボット兵たちが

攻め込んで来たので… ちょうどいいおもちゃと

思って破壊しようとしたのですが……

お恥ずかしながら、思いの外、頑丈でして…

10体ほど壊すのが限度で、多勢に無勢ということも

相まって逃げ回っておりました……

ワカモ、ショックです……」

 

先生「……え?MTを10体も破壊したの?」

 

ワカモ「え?まぁはい。」

 

先生「……すっごぉ……… さすがワカモ……」

 

ワカモ「いえいえ…!このワカモも、あなた様の

身をずっと案じておりましたぁ!

うぅ、ぐすっ……ご無事で良かったです……

あなた様がミレニアムにいると聞いて、ワカモ、

レッドウィンターよりここまで全力で走って

きましたわ!」

 

先生「……え?レッドウィンターから…!?

ちなみにそれいつ知ったの?」

 

ワカモ「確か…0時を過ぎていたと思います。」

 

先生「はぇ〜〜すぅごぅいなぁ〜〜!」(小並感)

 

ワカモ「いえいえ!これしきのこと何とも

ありません! あなた様のためならこのワカモ!

キヴォトスの裏側にいようと必ず駆けつけますわ!」

 

 

イチカ「先生、自分も仲間に入れさせて

くださいっす。」

 

ミカ「先生、私も。」

 

先生「え… イチカ、ミカ!? まだ動いちゃ

ダメだよ!!」

 

イチカ「はいっす。まだ無茶すんなって釘

刺されたっすけど、副委員長もマシロも

戦うってのに、自分だけおちおち

寝てらんないっす。」

 

先生「……ダメだ。イチカもミカもまだ怪我が

完治していない。今回の敵は私たちが戦ってきた

どの敵とも比べられない強さの上、無慈悲だ。

半端な状態で戦地に行けば、確実に死ぬ。」

 

イチカ「そっすか… ならこうします。」

 

 

ジャキン! イチカが自分の頭に銃を当てる。

 

 

先生「なっ!?何をしているんだ!!イチ…

 

ポロポロ

 

先生「………イチカ。」

 

イチカ「私…私……ミカ様とベイラムの

リーダー格のロボットと相対して…

一撃で、ズタボロにされました……

けど、けど……自分が許せないのは

そんなことじゃないんです…

私……要領がいいじゃないですか……

だからなのかな… ACに一撃貰った時

「あ、絶対に勝てない」と思ったんです…

私………ズタボロにされたと言っても……

まだ、まだ……立ちあがれたんです……

でも………私、そう思ってしまったら、

もう、怖くなって…!!

…ミカ様は、何度も…何度も……全身の骨が

折られるまで、立ち向かったというのに……

私と来たら!!気を失ったふりをしてました…。

ミカ様が奮闘してくれるのを良いことにして!

ブルブル震えて!「自分の事はどうか気づかないで」

って!必死に願っていました!!

私……私………正義実現委員会なのに……

委員長も、副委員長も、他のみんなだって……

命がけで必死に戦っていたっていうのに…!私は!!

……だからお願いです!私も、……今度こそ私も!

戦わせてください!! もう嘘をついたりしません!

もう逃げたりなんてしません!!

だから……このままじゃ、私は、私は!!

自分で自分を殺してしまいます!!

だからお願いです…先生……」ポロポロ

 

先生「………」

 

ミカ「……ふぅん、そっかぁ。イチカちゃん、

本当は戦えたのに、戦えないふりしてたんだ。

そっかそっか…」

 

イチカ「……はい。正義実現委員会として、

失格ですね… 処罰なら何なりと…

 

ミカ「良かった☆」

 

イチカ「……え?」

 

ミカ「私の頑張りは無駄じゃなかったんだなって、

思ったら嬉しくなっちゃった☆」

 

イチカ「ミカ様……」

 

ミカ「……私、ずっと贖罪の機会を求めてたの…

エデン条約で、大変なことしちゃって…

挽回しようと、頑張ったけど、それも全部空回り

しちゃって…

だから、トリニティにも先生たちにも、迷惑

かけちゃったなって、やっぱりずっと後悔しててさ。

……うぅん、それ以上に、もうトリニティで被害を

出したくなかったの。

ナギちゃんも、セイアちゃんも、私のこと、

いじめてくる子たちだって、これ以上傷ついて

欲しくなかったから、傷つくなら私だけにして

欲しかったから……

…でも、でもぉ……結局、あの場にいた正実の皆、

全部殺されちゃった……!

私、頑張ったけど、骨何本も折られるぐらい、

がんばったのにぃ………!

さい、ご、結局…… 立ちあがれなくなって、

意識があるのに、足も口も動かなくなっちゃって…!

わ、た……し……結局、結局!!正実の子たちが

惨殺されるの、聞くしか出来なかったぁ……!

けっ、きょ、くぅぅぅ……!私、贖罪も何にも

出来ない、バカで無能のままだったぁ…!!」

ポロポロ

 

「………だから、私が立ち上がり続けたことで、

イチカちゃんを救えたってのは、私にとって

結構な救いなんだよ?」

 

イチカ「っっっありがとう、ございます…!」

 

先生「ミカ……」

 

ミカ「……先生、私、最期になるのだとしたら、

先生の隣にいたい。」

 

先生「…………」

 

ミカ「結局は、何にも出来なくて、役立たずな

私だったけど……せめて、せめて……大好きな人は

守りたい。この命使ってでも、先生だけは、

絶対に守り通したいの…… お願い……」

 

先生「…………ミカ、命をかけて私を守ると

いうのはやめてほしい。」

 

ミカ「っっっせんせぇ!!おねがいだよ

 

先生「でも、いざとなったら自分を最優先に

すると約束してくれるなら、私もミカに

ボディガードをお願いしたいかな。」

 

ミカ「せんせぇ!!」ぱぁ!

 

先生「約束できる?」

 

ミカ「うn

 

バッ!

 

ワカモ「あらあらあら、それは許容出来ませんわ。」

 

先生「エ」

 

ミカ「は?」

 

ワカモ「あなた様をそばでお守りするのは、

私こそが適任です。煌びやかなだけの

箱入り娘には荒事は向いていませんわ♡」

 

先生「あの、ワカモさん?」

 

イチカ「……………」開眼

 

ミカ「あはは☆どこの誰だか知らないけど、

私、あなたに許可を求めていないんだけど?

部外者は引っ込んでて?」にぱっ

 

ワカモ「言葉をちゃんとお聞きしてくれませんか?

許容、と私は言ったのです。

つまり、先生と私の2人きりのデートに水を

差さないでいただけます?」

 

ミカ「は???」ピキキッ

 

先生「ねえ待ってよ。さっきまでシリアスな

しんみりだったよね?」

 

ワカモ「早くどこかに行ってください。

先生は私が責任を持ってお守りいたします故♡」

 

ミカ「あははは☆ 私、箱入りのお嬢様っぽく

見えるだろうけどさ。これでもトリニティで

1、2を争えるぐらい強い自信あるんだよ☆

場違いなのはあなたじゃないかなぁ???

あ☆ 私がどこか遠くに殴り飛ばして

あげよっか☆」

 

先生「ねぇ、何で君たちそんなすぐに修羅場るの?

修羅場しないと息出来ないんですか?」

 

ワカモ「あららら、では致し方ありませんね。

あなた様の安全確保のため、無力化させて

もらいますね?」シャーッ!

 

ミカ「寝言は寝て言うじゃんね☆」バキボキ

 

先生「ストップ!!」

 

ワカモ「!!」

 

ミカ「先生!」

 

先生「……どっちも、私の護衛をお願いしたいな?

今回の敵は、間違いなく過去最強の敵たちだから?

ワカモとミカの2人に守ってもらえると、先生は

すごく安心できるなぁ!お願い!!」

 

ワカモ「………あなた様がそうおっしゃるなら」むぅ

 

ミカ「…ぶーっ!!!」ぷくぅ

 

先生「ふぅ…たすか

 

ノア「せ ん せ い ?」

 

先生「ハッ!?」

 

ノア「私も、先生のボディガードに立候補

してもよろしいですか?」ニコ

 

先生「ワーイ!ウレシイー!!ヨロコンデオネガイシマス!!ノアサマ!!!!」

 

ノア「うふふふ♡ありがとうございます♡」

 

スッ

 

ノア「というわけで、お二方、よろしくお願い

しますね?」

 

ワカモ「また私とあなた様の間を邪魔する

泥棒猫が一匹……」ハイライトオフ

 

ミカ「あは☆」ハイライトオフ

 

先生「」ガタガタガタガタ

 

イチカ「……………」開眼

 

イチカ「………ふぅ、じゃ、私もハスミ副委員長

がいるところに行くっすね。」

 

先生「え、あ、はい……」

 

 

アヤネ「……先生?」###

 

先生「……はい。」

 

アヤネ「指揮、お願いしますね?」ハイライトオフ

 

先生「……理不尽だぁ。」ぐすっ

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

:キヴォトスのみんな、そして、私たちに

味方をしてくださる独立傭兵の皆様がた。

いよいよ星外企業たちが攻め込みに来ます。

各自、戦闘準備をお願いします。:

 

 

リン「いよいよ来るのですね。」

 

アオイ「えぇ、こちらも司令の準備に

取り掛かりましょう。」

 

ヒマリ「監視系統は任せてください。」

 

リン「では………

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

リン:アーキバス勢力迎撃部隊の皆さん。

準備をお願いします。:

 

 

リングフレディ:了解だ。全ては、キヴォトスのため。

その安寧のため、全力を賭して戦おう。:

 

[アーキバス迎撃部隊、戦闘隊リーダー]

リングフレディ【アリーナランク21/D】

 

独立傭兵:マジで来るんだな…:

 

独立傭兵:ここで白星あげてやるぜ:

 

ネル「うし、いっちょ派手に暴れてやるかぁ!!」

 

アカネ「部長、今回の私たちの役割は

戦闘ではなくサポートメインですよ?」

 

アスナ「私たちの武器じゃロボットたちに

効かないの忘れてるのー?」

 

ネル「いや、覚えちゃいるが、気合入れって

やつだよ!」

 

カリン「その割に、今にも自分から戦闘を

し出しそうな勢いだったけど…」

 

トキ「ここで良いところ見せて、トキちゃん、

先生のハートをがっしり掴みます。ブイ」

 

エイミ「今、そんなこと言ってる場合?

……でも、そういうことなら私も負けないよ。」

 

[アーキバス迎撃部隊、支援隊リーダー]

美甘 ネル【C&C 00】

 

ネル「頼むぞチビ!こっちだって巨大ロボを

操縦出来るってとこ、企業どもに見せっぞ!」

 

ユズ「うぅ、何で私まで前線配備されるの…」

アバンギャルド君搭乗

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ナギサ:こちら司令部です。もうすぐそちらに

イグアス隊がやって参ります。戦闘準備を

お願いいたします。:

 

 

インデックスダナム:了解!強欲な略奪者どもめ…!

キヴォトスの子供たちを決して食い潰させは

せんぞ!:

 

[イグアス隊迎撃部隊、戦闘隊リーダー]

インデックスダナム【アリーナランク28/F】

 

独立傭兵:い、10000ものMTとやり合うなんざ…

本当に勝ち目あんのかよ…!:

 

フリーズン:何かな?今更怖気づいたのかな?

だとしても、もう後戻りは出来ない。

君は自信があったからこそこの依頼を受けたの

だろう? ならば最後までその勇気に殉じるべき

じゃないか。『死ぬ、その時までね』:

 

サオリ「こちら、アリウススクワッド。

いつでも陽動を開始できる。次の指示を待つ。」

 

[イグアス隊迎撃部隊、支援隊リーダー]

錠前 サオリ【アリウススクワッド リーダー】

 

ミサキ「リーダー、無茶しないでよ」

 

アツコ「さっちゃんは熱くなり過ぎちゃうもんね」

 

ヒヨリ「うぅ…こわい。帰りたい……」

 

ヒフミ「あ、あの……私ここにいるの場違いじゃ

ないですかぁ?」うるうる

 

アズサ「大丈夫だ、ヒフミ。お前は私が必ず守る。」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

リオ:もう間も無く、レッドガンのG3がそこに

やって来るわ。準備はいいかしら?:

 

 

六文銭:備えよし。我ら、いつでも攻手に

転ずるなり!:

 

[ヴォルタ隊迎撃部隊、戦闘隊リーダー]

六文銭【アリーナランク18/D】

 

独立傭兵:な、なんだ…この変なしゃべり方は…:

 

独立傭兵:変わったやつだが…… それでも

アリーナランク内の実力者様だぜ?:

 

ミヤコ「ラビット小隊、準備完了。他の皆さん、

報告お願いします。」

 

[ヴォルタ隊迎撃部隊、支援隊リーダー]

月雪 ミヤコ【ラビット小隊 隊長】

 

ハスミ「こちら、羽川ハスミ。正義実現委員会

準備整っています。コハル、頼りにしてますよ。」

 

コハル「は、はい!エリートの力!見せてあげるん

だからっ!」

 

アリス「アリスもアビ・エシュフ、いつでも

いけます!」

 

ケイ「アリス、あくまで私たちの仕事は支援です

からね? 無茶しないでくださいね!」

 

ミヤコ「確認出来ました。では、総員そのまま

待機お願いします!」

 

サキ「あの野郎、今度こそ一泡吹かせてやる…!」

 

モエ「ちょっ、私ヘリとかハッキングとかが

メインで、戦闘は得意じゃないんだけど…」

 

ミユ「モ、モエちゃん…私も怖いよ……

でも、みんなの居場所を守るために…がんばろ?」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ハナコ:皆さん、そこに配備されている

皆さんが1番の激戦区かつ、苦しい戦いを

強いられる戦場です。

じきに本戦場における最大戦力、ナイル率いる

30000のMT部隊がそこにやってきます。

……どうか死なないでください。ご武運を。:

 

 

チャティ:……ということだ。ここが一番の死戦と

なり、一番重要となる戦場だ。

俺たちの動きが上手く行くかで、本作戦の成否が

ほとんど左右されると言っても過言ではない。

ベイラムの副長、ナイルは頭のキレる傑物だ。

簡単に罠に引っかかってくれる相手じゃない。

奴に悟られないように、上手くアーキバス隊と

ぶつけるぞ!!:

 

[ナイル隊迎撃部隊、戦闘隊リーダー]

ロニー【アリーナランク/ランク外】

 

独立傭兵:一番重要な戦場か。燃えるじゃねえか。:

 

ラスツ:そうだな!ここで一気に俺の名を

あげてやるぜ!!:

 

シロコ「ん、上等。全員ガラクタに変える。

そして、売ってお金に変える。」

 

セリカ「うわ、こんな時までシロコ先輩

商魂たくましっ…」

 

ノノミ「見習わないとですね〜☆」

 

アヤネ:シロコ先輩!私たちはあくまで独立傭兵の

皆さんの補助がメインで、戦闘しちゃダメですよ!:

 

シロコ「ん…」

 

ホシノ「うへ〜 、ちょっと血の気を抑えよっか、

シロコちゃん。いくら私たちの身体が頑丈と

言えど、奴らの武装を喰らえば肉片が

バラバラになっちゃうよ〜。」

 

[ナイル隊迎撃部隊 支援隊リーダー]

小鳥遊 ホシノ【暁のホルス】

 

ホシノ「……ね?便利屋。」

 

アル「うっ…… で、でもカヨコ課長の言うこと

にも一理は…

 

シロコ:ギロ!

 

ホシノ:ギロ

 

ノノミ「はい〜?」ニコニコ

 

アル「ひっ!?」

 

ムツキ「はいはーい、仲間割れしてる場合じゃ

ないでしょお? 今は向かいくる敵のこと

考えなくっちゃ。」

 

ハルカ「はい… お、怖ろしいですけど…」

 

カヨコ:……はぁ、本当はロニーさんに疑ってるって

こと、知らせたくなかったのに。

わざわざ伝えてくれちゃってさ。:

 

シロコ「うるさい。これ以上ロニーを疑うなら

便利屋と言えど容赦しないっ」

 

チャティ:やめろ。ムツキが言ったように

仲間割れをするんじゃねえ。俺を疑いたいなら

疑えばいいさ。今、最も邪魔なのは目の前の

脅威に対処しようせず、自分の感情だけで

仲間の輪を乱す野郎だ。

俺のためだろうがなんだろうが、怒って

やるべきことが出来ねえんならてめえらは

先生と同じところに戻ってろ。邪魔だ。:

 

シロコ「ん〜〜〜」ぷくっ

 

ノノミ「……ふんです。」

 

ホシノ「……うへ、手厳しいな〜。ロニーは。

シロコちゃんとノノミちゃんが拗ねちゃったよ。

ま、でも確かにロニーとムツキちゃんの言う通り

かもね。

こんなところで喧嘩してたら敵の思う壺だね。」

 

先生:……ロニー。一言、言わせてほしい。:

 

チャティ:何だ?:

 

先生:………私は、君のことを信じている。

それだけは絶対に変わらないから。:

 

チャティ:……………:

 

コン

 

セリカ「……私も信じてるから。だから、

裏切ったら承知しないわよ。」

 

シロコ「ん、ロニーが裏切ったりするわけない。

私は最初から1mmも疑ってないっ」

 

ノノミ「私もですよ〜。ロニーさんが、

アビドス高校でカタヘルのMTから守ってくれた

こと、私忘れてませんからね。」

 

アヤネ:えと、私もです!:

 

ホシノ「だってさ。良かったね〜ロニー。

おじさんのかわいい後輩からラブラブだねぇ。

……私も信じてるよ、ロニー。もちろん、

ノノミちゃんだけじゃなくて、アビドスで

私たち全員を助けてくれたこと、忘れてないし、

今でも感謝してるよ。」

 

チャティ:…………………:

 

 

ブオオオオオオオォォォォ

 

 

独立傭兵:!!!き、来た!来たぞ!!:

 

先生:っ!!:

 

チャティ:っ!!:

 

アル「っ!!」スチャ

 

ムツキ「っ!!」スチャ

 

ハルカ「あ、あう!」スチャ

 

シロコ「ん!!」スチャ

 

ノノミ「っ!!」

 

セリカ「き、来たの!!」スチャ

 

ホシノ「……いよいよ、お出ましか。

……G2.ナイル……!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ナイル:……なるほど、アレが待ち構えていたか。

それに、キヴォトス側で待ち受けていたのは

女子会に参加していたアビドス高校の面々と、

便利屋と呼ばれていた連中か:

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ブオオオオオオオォォォォ

 

 

ネル「来やがったぜ、ついに。

【アーキバスコーポレーション】が…!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

オキーフ:……ほう、すでに待ち構えていたとは…

『何故我々の攻め込む場所を知っていた?』:

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ブオオオオオオオォォォォ

 

 

サオリ「!!来た!総員!構えろ!作戦開始だ!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

イグアス:やっぱり待ち伏せていやがったかよ。

ケッ!雑魚どもが、このイグアス様が全員

ぶっつぶしてやるよ!:

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ブオオオオオオオォォォォ

 

 

ミヤコ「来ました!!皆さん!銃を構えて

ください! これより、【袋のウサギ】作戦を

開始します!」

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ヴォルタ:あん?何人か見知った顔ぶれが

いやがるな… まあ、関係ねえ!

いつものように叩きつぶすだけだ!!:

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

カーラ「ウォルター、いよいよ企業たちと

キヴォトスの三つ巴の戦いが始まるよ。」

 

ウォルター:そうか、いよいよだな…:

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

アヤネ「先生!」

 

ユウカ「先生!」

 

ノア「先生!」

 

モモイ「せんせ!」

 

ミドリ「先生!」

 

スバル「先生」

 

ワカモ「あなた様ぁ!」

 

ミカ「先生!」

 

先生「うん。分かっている。各持ち場の全てに

一斉に企業たちがやってきたようだ。

いよいよ全面激突というわけだね。

………………さぁ-----

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

621:さて、本番の始まりだ。さぁーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

621:開戦だ:

先生「開戦だ」

 

 

 

 




ごす…… そんなのがごすの考える最低な
ご主人様ムーブなのか…?
あんた、スッラ戦でも死ぬほど617たちのことを
気に病んでいたじゃねえかよぉ!
そんなことだから、ごすのために犬たちが喜んで
死んでいくんだよ!重にごすの優しさに脳を
焼かれた621たち(俺たち)がよぉ!!(泣)

後、六文銭さんどうしよ…… この人言い回しが
特殊すぎてこれから先書いていくのに言葉が
普通にでてこん出てこん過ぎて泣ける(号泣)

ここの621を見て分かる通り、私はハリス信者です。
不快かもしれませんが、ごめんなさい。
ハリスくんの性能を盛りに盛りまくりました。
だって、作者はハリスがry

……とまぁ、ハリスをエコ贔屓していますが、
この小説でのハリスは傭兵たちからはあまり
歓迎されておらず、リニアライフルを使うなら
専らカーティスが選ばれています。
理由はやはりチャージ攻撃が使いにくい
という評価のためです。
チャージ弾を一般AC乗りさんたちが使う時は、
単純に弾の威力を引き上げたい時で、
一発でオーバーヒートするハリスは
それだけで敬遠されがちであり、
しかもカーティスのチャージ弾でも
2脚MTを一撃で処理出来るので
(そもそも、一般独立傭兵たちの仮装戦闘
相手はMT)チャージ弾を連続で撃てる上、
弾の単価もハリスの方が高い上、
ハリスの方が弾も消費しがち(初代から
やってきているレイヴンの皆さんはよく分かると
思いますが、独立傭兵にとって、弾持ちと単価は
マジで死活問題です)とハリスは独立傭兵たちに
とことん人気がありません。
ただ、ハリスはアリーナランカーには人気が
あったりはします。ハリスが欲しいと言ってる
時点でイグアスもかなり腕が立つ方なのです。
アリーナに入れてるレベルのAC乗りには
ハリスのチャージ弾の瞬間衝撃蓄積値を
歓迎してる人もいるわけですね。
(それでもカーティス派が大多数だけど)
更に言うと、ハリスのチャージ弾は
スタッガー状態時ならどんな重武装でも
確実にコアをぶち抜いてとどめをさせる、
と言う点を評価している人は621しかいません。
理由は後述。

そもそも、ACS負荷ゲージは自機なら
コックピットに表示されていますが、
ゲームみたいに相手の負荷ゲージなんて
見えません。
なので、621くんみたいに「これで確実に
スタッガーする」なんて当然分かるはずなく、
上位ランカーでやっと「そろそろ衝撃値が
かなり蓄積されてるかな〜?」となんとなく
考える程度です。つまり、この小説一般
AC乗りたちはスタッガーが起きてくれたら
ラッキー程度としか考えておらず、
上位でもスタッガーを狙いに行けるかな?
という程度で、明確にスタッガーを初めから
狙いに行けるのは621だけです。(今は)
で、621は相手のACS負荷ゲージが見えて
いるのかと言われるとそんなことはなく、
ここの621は全ての武装の衝撃値蓄積値と、
全てのパーツと組み合わせ時のACSゲージを
完璧に記憶している上、とんでもねえ速度で
蓄積値の計算を行っている(もちろん戦い
ながら)ので、見えていなくとも、ゲームの
ように相手の負荷ゲージが見えている状態と
ほぼ変わらないのです。
ですので、ACとMT以外の兵器には621も
ACS負荷がわかりません。
まぁ、ここの621はそれでも狙ってスタッガー
起こせるだろうけどな!

長くなりましたが、何が言いたいかというと
スタッガーを予測している時点で人間を
やめています。また、スタッガー中にハリスの
チャージ弾を当てるとか、もっと人間を
やめているということです。
(ゲームよりもスタッガー硬直時間が短い設定。
更にスタッガー硬直延長という概念もない。)
つまりここの621は人間をやめてます。


※FCSの距離や武装の射程を伸ばした理由について

大きな理由は原作通りの距離と射程では、
物語的にもAC戦闘的にも話の創造性の膨らみに
欠けてしまうことになると考えたためです。
リニアライフルの射程を大幅に伸ばすことで、
原作にはない狙撃の概念も物語に組み込む事が
できますし、距離が似たり寄ったりのために、
原作ではアサルトライフルは微妙というのも
嫌でしたので、戦闘をするそもそもの距離を
伸ばす事によって、武器カテゴリごとに戦闘
得意距離を住み分けさせて、武器毎に明確に
利点というものを作りたかったためでも
あります。
他にも、何故か当たるちょっと前で誘導が
切れるためにちょっと早く移動するAC相手には
当たらない悲しみを背負った垂直ミサイルくんを
ちゃんと最後まで誘導し続けるようにして、
中量級の巡航スピードではかわせないように改変。
つまり、ふわ機への特攻にもした上で
原作だとシールドがマジでクソみたいに強いので(恨)
シールド展開中は巡航スピードも落ちるように改変
して、どんな機体だろうとシールドを展開すれば
垂直ミサイルをかわせず、頭上なのでシールドも
機能しないため、モロにダメージをもらって
しまう。
つまり、垂直ミサイルをシールドの天敵という
立ち位置にもします。
………というか、本来垂直ミサイルって
そういうコンセプトだよね???
マジで垂直ミサイルかっこ良すぎてファンだから
原作でもちゃんと当たるようにしてくれ
フロムさん(泣)

後、改変した大きな理由としてもう一つありますが…
ネタバレになるので今は伏せておきます。


さ、前回と前々回で取ったアンケート結果が
出ましたよ!
その結果、ミシガン総長視点を書いてほしい
みたいなので、書きますね!(いつか)

だって!みんな私の気分で良いって言ってくれて
るんだから、良いよね!ね!?(自己暗示)
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