ブルーアーカイブ:〜ACⅥ Fires of Kivototh編〜   作:とある渓流にいるかわうそ

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エルデンリングをやってたら…
この始末☆(最終投稿日4月14日)
ごめんなさい!!!!


29話 Mission:ミレニアム自治区制圧

 

 

〜〜アーキバス侵攻部隊サイド〜〜

 

 

オキーフ:随分とキヴォトス側の準備が良い。

『どこから情報が漏れたか知らないが…』

とりあえず、待ち構えているということは

確実に罠を仕掛けられている。

AC部隊、スキャンを使え。:

 

ラスティ:了解:

 

621:了解:

 

メーテルリンク:了解:

 

マトリクス:まかせろ!:

 

アルマ:了解です。:

 

 

ピコーン!

 

 

ピピピピピピピピピピピピピピピピピピ

 

 

ラスティ:ふむ、超多量の落とし穴…

なるほど、単純な罠だがかなり厄介だ。:

 

621:それも横に広い。少なくとも1km以上は

ありやがるな。意外に頭を使いやがるじゃねえか。:

 

メーテルリンク:えっと…申し訳ありません。

厄介なのでしょうか? ACは普通に空を

飛べるので問題ではないのでは…:

 

アルマ:バカですか? 狙いは私たちではなく

後ろについてきているアーキバスMT部隊です。

MTは空中での機動力があまりありませんからね。

飛び越えようと、宙を浮けば、ただでさえない

機動力をさらに削がれ、そこを狙い撃ちにされる。

となれば迂回するしかありません。

ですが、街区の占領は速やかに行わなければ

ならない。ベイラムと戦うために。

つまり、猿たちの狙いは私たちAC部隊と

MT部隊の分断というわけです。

ここで、ACにダメージと、MTを出来るだけ

破壊しておこうという腹づもりなのでしょう。:

 

メーテルリンク:…なるほど。失礼。:

 

アルマ:全く、仮にも私の上司なのですから

このぐらいは考えを巡らせて欲しいものです。

アーキバスの威光に泥を塗るおつもりですか?:

 

メーテルリンク:………………:

 

マトリクス:やれやれ、同じヴェスパーとして

恥ずかしい。そんな体たらくならば貴様と私は

席を入れ替えた方がいいな。

安心しろ。代わりにこのマトリクス様が

ヴェスパーⅥとしての務めを果たしてやる。:

 

アルマ:冗談やめてくれます?あなたのような

脳内パッパラパーに第6隊長が務まるはずがない

でしょう。:

 

マトリクス:なんだと!:

 

オキーフ:喧嘩はやめろ。マトリクスにアルマ。

任務中だぞ。:

 

アルマ:チッ…:

 

マトリクス:キッ!:

 

オキーフ(『どうやらこの2人は元から仲が悪い

みたいだな…。しかし、今は『アルマ』となった

少女、参謀を務めているだけあって、中々に

知恵が回るようだ。』)

 

オキーフ:隊を3つに分ける。右翼と左翼にそれぞれ

MT部隊を迂回させ、右翼を私が、左翼をメーテル

が先導しろ。

そして、ラスティ、レイヴン、マトリクス、アルマで

中央を突破。先行して街区の制圧に向かえ。

お前たちの実力なら造作もないだろう?:

 

ラスティ:了解だ。オキーフ長官。ご期待に応えよう。:

 

621:…………:

 

マトリクス:キキキッ!当たり前だな!:

 

アルマ:お任せください。オキーフ長官。

このアルマ、無能と違うということをお見せ

しましょう。:

 

お前たち、か。これは十中八九俺とラスティに

向けた言葉だな。先ほどのアルマの様子から

見ても、戦闘はこの2人には期待していない。

つまり、俺たちにこの2人のお守りをしろと

遠回しに言っているわけだ。

そのことは、キザなラスティって野郎も

わかっているだろう。

どうにも、マトリクスとアルマって奴は

本人も知らない何か別の役割が……

いや、【用途】と言った方がより正確かも

しれないな。

つまり、それまでは死んでもらっては困るって

わけか。

 

621:まぁいい、行くぞ。:キュア!

 

ブオオオオオオオ!!!

 

ラスティ:速いな。私も行かせてもらおう。:キュア!

 

ブオオオオオオオ!!!

 

マトリクス:あ!ま、待てっ!:

 

アルマ:勝手に突っ込まないでください!:

 

やはりな。ある程度の操作が出来るだけで

アサルトブーストのやり方が分からんようだ。

その上、AC戦闘の基礎を知らんようだ。

 

ラスティ:戦友。聡い君なら分かると思うが

彼女たちは…

 

621:戦闘面では役に立たんのだろ? 

心配せんでもクライアントの望みは果たしてやる。:

 

ラスティ:ふっ…さすがだな。確かに頼りになる、

良い独立傭兵のようだ。

では、私たち2人が彼女たちの分まで働くとしよう:

 

621:そうしよう:

 

さて、まずはどう見てもモブの実力しかなさそうな

モブどもからだ。

 

 

 

リングフレディ:来たな。戦闘隊、戦闘開始!

牽制しつつ、ゆっくりと目標地点に引き込むぞ。:

 

独立傭兵:よし、行くぞ…!:ビュン!

 

独立傭兵:俺とて腕に自信はある。V.Ⅳだか

黒い翼だか知らねえが、ここで一気に名を

あげてやる!:ビュン!

 

ネル「ぅおっ!? なっ!?」

 

アカネ「消えたっ!?」

 

アスナ「いや!あそこ!」

 

カリン「も、もうあんなところに!?」

 

トキ「敵の方も、まばたきする間にもう私たちの

陣地にまで……」

 

エイミ「……これ、支援するどころじゃない…」

 

ユズ「ちょっ、ちょっとおおおおお!!??

私これと戦うって本気で言ってますか!?

月と地面ぐらい性能に差がありますよぉ!?

全然見えないしいいいぃぃぃぃ!!」

 

トキ「あ、ユズが噛むことなくスラスラと

しゃべっています。」

 

エイミ「本当に焦ってる証拠だね。」

 

ネル「チビ、安心しな。ACには手を出すなって

命令だ。そのロボットでも、AC相手にゃあ

蹴り一発で破壊され、逆にそのロボットで

殴ったり蹴っても、硬さに差がありすぎて

その箇所が逆に潰れてしまうって、リオ代表から

お達しだぜ。

……悔しいが、あたしらがやるべきはAC以外の

雑魚敵の……撹乱だ……」

 

ユズ「あ……そう、なん、ですね………

はあああぁぁぁ…… よかった……」ホッ

 

アカネ(ネル先輩、悔しそうですね……)

 

カリン(まぁ、普段はメインの戦闘を張るのが

当たり前なのに、雑用みたいな役割だもんな…)

 

ネル「よし、アーキバスたちが分かれたように

こっちでも2手に分かれんぞ。

お前らはあたしと一緒に右手側へ。

トキとエイミとチビは左手側だ。」

 

トキ「了解です。」

 

エイミ「OK」

 

ユズ「あ、は、はい……うぅ……」

 

独立傭兵:了解だ。では私たちが右翼へ行く。

ネルだったか? 手に乗れ。:スッ

 

ネル「助かる!」

 

アスナ「ありがとー!」

 

アカネ「感謝申します!」

 

カリン「ありがとう!」

 

独立傭兵:じゃ、俺たちは左翼方面だな。乗りな!:

 

トキ「ありがとうございます。」

 

エイミ「助かる〜」

 

ユズ「あ、じゃ、じゃあ私も…」

 

独立傭兵:いや、何言ってんだ。そんな巨体

さすがに持って移動出来るわけないだろ。

悪いけどあんたは自分の足で来てくれ。:

 

ユズ「え……」

 

独立傭兵:じゃあ行くぞ!!:キュアアァァ!

 

独立傭兵:しっかり掴まれよ!:キュアアァァ!

 

シュゴオオオオオオォォォォ!!!

シュゴオオオオオオォォォォ!!!

 

 

ユズ「……え、え?あの……!?」ぽつん

 

 

ドッカアアアァァァン!!!

 

 

リングフレディ:ぐうううぅぅぅ!!!:ズサァァァ

 

ユズ「ふぇ!?」

 

 

 

独立傭兵:ち、ちくしょう…このバケモン

がああぁぁぁ!!:

 

621:チッ……:

 

クソつまらねえな。しょせんはランク外の

有象無象か。

これなら昨日やったオーロっていう独立傭兵の方が

何倍もマシだ。

 

独立傭兵:くらえ!!:キン!

 

 

ダダダッ!

 

 

ふん、ランセツのチャージ時の3点バーストか。

大した腕もねえくせに撃ってきやがって。

 

 

ドシュン!

 

 

俺は身体を捻らせながらむしろ雑魚が撃ってきた

ランセツの3点バースト弾へと突っ込み、

最小の動きで完全にそれをかわした。

そして、一気に雑魚へ距離を詰める。ブッタの

チャージ攻撃が入る距離にだ。

 

独立傭兵:は---

 

 

チャキ

 

 

そして、完全にブッタが届く距離に入った瞬間、

もう既に溜めていた、ハリスを構えて…

 

 

ズドオオオオォォォォン!!

 

 

独立傭兵:うああああぁぁぁぁぁ!!!

ピーッピーッ! (ACS負荷限界)

 

 

ドズゥ!!

 

 

AC:バチバチバチバチ

 

俺はブッタを突き刺しながら呟く

 

621:これで2人。:シュゥン

 

ブッタを格納する。やはりハリスはいい。

スタッガーの取りやすさもタイミングの

計りやすさも段違いだ。それに最速の

弾速から放たれる銃弾は当てやすい。

 

ラスティ:見せてくれる…!もう2人やったか。

こちらも、負けてられないな。:

 

 

ボボボッ! ビュビュン!!

 

 

独立傭兵:うおっ!?は、はええ!!:

 

ラスティ:……………:ダン、、ダン、、ダン、、ダン

         ダダダン、ダダダン、ダダダン

 

独立傭兵:くそっ!!:くる、ババババ

 

ラスティ:悪いな。それでは当たってやれない。:スカッ

    ダダダン、ダダダン、ダダダン

 

独立傭兵:そうかよ、じゃあこいつならどうだ!:

ジャキン

 

 

ドオオオォォォォン!! XUAN発射

 

 

ラスティ:やはりな。:ドシュン!

 

独立傭兵:えっ!?:

 

621:ほう…!:

 

 

スカッ………ドオオオォォォォォン!!!

 

 

ラスティ:詰めが甘い。:ダダダッ!ガシャコン!

ランセツ→レーザースライサー

 

独立傭兵:うおおぉぉぉぉ!!??:ガガガン!

 

独立傭兵(なん、なんだよ…この速さ……

気づいた時にはもう既にそこに…!)

 

ラスティ:はぁっ!:ギュアアアァァァ!!!

レーザースライサー

 

独立傭兵:うぐうぅぅぅ!!??:ギャリギャリギャリ!

 

 

ACS負荷限か

 

 

ズバアアアァァァァ!!!!

 

 

AC:バチバチバチバチ

 

 

ラスティ:よし、仕留めた。:

 

なるほど、確かに聞いていた戦果に違わない

能力の高さだ。

プラズマミサイルをあえて対象の左右と後方に

放つことで機動力を削ぎ、自分の有利な近接戦闘に

まずは持ち込んだ。

そして、ナハトライアー脚の跳躍力から生み出される

圧倒的な機動力で、背後に回り、先制主導権を握る。

ブースターもアルラだ。アルラはブースター速度は

トップレベルなのだが、1番の特色はQB速度だ。

『あれ』を除けばそのスピードはトップであり、

QBリロード時間も短いことから連発もしやすい。

宙で使っても最高スピードマッハ2を超えるが、

そこにナハトライアーの跳躍が加われば

瞬間スピードはマッハ3を優に超える。

至近距離で繰り出されればACに乗っていても

本気で消えたように錯覚するスピードだ。

この2つが合わさるスピードに至近距離で

追えるFCSのアシスト速度となると

60を超えていなければならない。

プラズマミサイルの総ダメージは高いが、

プラズマのため、瞬間的にダメージが出るわけでは

なく、爆発範囲もせまいので、QBを切れば

ほぼダメージを受けずに突っ切ることは出来る。

実際、さっきの独立傭兵はラスティの機体構成を

相手にするなら多少の被弾をしてでも距離を

離すべきだった。

だが、頭で分かっていてもプラズマの爆発が

巻き起こっている中に突っ込むのは意識的に

尻込みしてしまうものだ。

まぁ、そういった恐怖を切り離せない時点で

3流以下ではあるがな。

更にあえてバズーカの弾頭に向けてQBで突っ込んだ

のも、最適な判断だった。

2人が撃ち合いをしていた距離も100m強ほど。

バズーカ弾には、一定の範囲に敵がいれば

近接信管が働き、爆発が起こる。

そのため、不意に放たれるバズーカ弾というものは

非常に避けにくいのだが、ひとつ欠点がある。

それは、爆発の影響が自機にも波及しないように

安全装置として、放たれて約100m以内では

近接信管が働かない。

つまり、100m以内ならば距離を取らなくても

バズーカの弾頭にさえ当たらなければ完全に回避が

可能なのだ。

ラスティはバズーカの弾頭が放たれるのを

待っていた。

バズーカは【構え武器】のため撃つ時にどうしても

脚が止まる。

撃った後もコンマ何秒かの後隙が出来る。

音速を超える軽量機体のACなら、コンマ2秒でも

隙があれば、十分に詰め寄ることも距離を引き離す

ことも可能だ。

 

俺がさっき相手した奴と違ってランセツのチャージ弾

の使い方も完璧だ。

ランセツは弾のスピードが遅い。近距離に

近づかなければ早々当たってくれない。

チャージ弾も同様だ。

だが、擬似的に弾速スピードを上げる裏技のような

技術がある。

それは、QBやABで加速をした最中に撃つことにより

弾丸にも機体の加速分の速度を乗せた、瞬間的に

弾速を上げる事ができる。

特に、QBの発生時がACの出せる瞬間スピードで

最も速い速度だ。

つまり、QBの発生と同時にランセツのチャージ弾()

放てば、最も速い弾丸速度を実現出来る。

 

 

※この小説では、ランセツチャージ時に放つ

3点バースト射撃は脚が止まらないものとしています。

 

 

反対側に持つバーストハンドガンも良いチョイスだ。

ハンドガンは衝撃蓄積がトップクラスの武装

カテゴリだ。近接戦闘機の相方にはピッタリだ。

そして、極めつけは近接特殊ブレード、

レーザースライサーだ。

両刃を展開し、回転機構が付いていることにより、

攻防一体かつ、連続攻撃を実現した、文句なしに

近接ブレード最強武装だが、使いこなすには

相当の熟練がいる難しい武装でもある。

アレを使いこなせる時点でラスティのAC乗りの

実力としては上澄みと評価できる。

戦闘の運び、射撃の腕前、武装の扱い、

機体アセンブルまで、

どこを取ってもA評価を与えられる。

まぁ、『残念な点もいくつか見受けられるが…』」

 

これならばそんじょそこらの雑魚では敵うはずが

ないわな。

 

621:完璧な操縦だ。その機体に乗るだけのことは

ある。:

 

ラスティ:君もな。扱いにくいハリスをそこまで

使いこなすとはな。見事な腕前だ。:

 

621:ふん…:

 

マトリクス:あー!き、貴様らぁ!このマトリクス様の

活躍の場を奪うなぁ!:

 

アルマ:やれやれ、どちらも結構なお手前で…。

心配は無用でしたか。:

 

621:来たか。:

 

ラスティ:そう拗ねるな、マトリクス。この先、

いやでも活躍してもらわないといけない場で

ひしめいているさ。さぁ、追撃するぞ。:

 

 

リングフレディ:はぁ…はぁ…なるほど、噂に

違わぬ実力の持ち主たちだ…:

 

独立傭兵:冗談だろ…!?まだ1分も経ってないのに

もう3体もACがやられて…!?:

 

独立傭兵:こんなの勝ち目なんて…!:

 

リングフレディ:落ち着くんだ…。さっきの3人は功名

に目が眩み、先走ってしまったが故の結果だ。

本来の作戦を忘れるな。まともに相手をせず、

ゆっくりと目標地点まで引き込む。

肝心なのは『タイミング』だ。司令部からの

指示に従い、敵方と交戦するぞ。:

 

独立傭兵:あぁ…:

 

ユズ「あ、あぁ……!! ひ、人が……こんなに

あっさり……し、しんで……」ガタガタ

 

リングフレディ:君はサポート隊のユズちゃんか!?

何をしている!君は早く左方面に向かって、

アーキバスMTの破壊の援護を頼む!:

 

独立傭兵:ACは君に手に負える相手じゃない!

特に、目の前の怪物どもは…

 

 

621:プラズマミサイルを放て。:

 

ラスティ:了解。君に合わせる。:

 

マトリクス:ぬわぁにぃ!!そんなの持っていないぞ!:

 

アルマ:ふふふ、あなたは無様に指を咥えて

見ているのが似合ってますよ。:

 

 

ボボボッ ボボボボボボッ

 

 

独立傭兵:チィッ!プラズマミサイルだ!:

 

リングフレディ:早く行けっ!アレに当たれば

君は確実に死ぬぞ!!:

 

ユズ「あ、ああぅ…!!」

 

独立傭兵:まかせろ!:ギュワン!

 

 

バチバチバチバチバチバチバチ 

 

 

独立傭兵:今のうちだ!早く逃げろ!:シュシュシュワン

 

 

ユズ「は、はひいいいぃぃ!!」

ガシャン!ガシャン!

 

リングフレディ:よし…!司令部!

こちらリングフレディ! こちらは既に3人の

独立傭兵を失った! 指示を頼む!:

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

リン「はい!確認しています!まだ先生からは

合図は出ていません! 無理を承知で頼みますが、

出来るだけ持ち堪えてください!」

 

リングフレディ:承知した!:プツッ

 

アオイ「くっ…もう3人も独立傭兵の方を

失うなんて…!」

 

リン「他司令部と連絡を!各部隊との連携が

不可欠です!」

 

ヒマリ「リオ、そちらはどうです!?」

 

リオ:こちら調月リオ、応答。こちらの戦況はーーー

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

〜〜G3.ヴォルタ隊迎撃部隊サイド〜〜

 

 

ズシャアアアアアアアァァァァァァァ!!!!

 

 

ヴォルタ:ぬぅおおおおぉぉぉぉぉ!!??

なんだああぁぁぁぁぁ!!??:

 

ベイラムMT:ヴォルタ隊長!?:

 

ミヤコ「目標!落とし穴トラップにかかりました!

戦闘隊の方々はスキャンの使用をお願いします!

支援隊!爆破用意!」

 

ハスミ「了解!コハル!」

 

コハル「は、はひ!」

 

六文銭:御意!皆の衆!探りを用いよ!

然る後!ミヤコ殿の攻め寄りに我らも続かん!:

 

独立傭兵:え…?なんて……?:

 

ケイ「スキャンを使った後、私たちの作戦開始に

合わせて独立傭兵の皆様方も続いてください!

という意味です!」

 

独立傭兵:あ、なるほど… 変な言葉使うなよ!!:

 

サキ「単細胞のバカが!!これでもくらえ!」

 

モエ「くひひひひ〜!【未知の技術で作られた

グレネード弾】の威力ぅ!!楽しみだねぇ♪♪♪」

 

 

カチッ!

 

 

ヴォルタ:…バカか?キヴォトスどもの兵器なんぞ

ACにはきかね…

 

 

ドッカアアアァァァン!!

バッシャアアアアァァァン!!!

ボオオオオオォォォォォン!!!

チュドオオオオオオオオン!!!

 

 

ヴォルタ:な!?なぁにぃぃぃぃぃぃ!!!???:

キャノンヘッド:ドカァ!バキャァ!ズゴオオオン!!

ピーッピーッ!(ACS負荷限界)

 

 

モエ「ん〜〜〜♪♪エェクセレェント♪♪♪

やっぱり、ACの武装用に使うグレネード弾は

私が知ってる爆発物とは威力が桁違いに違うねぇ!!

ゾクゾクするぅ!」はぁ♪はぁ♪

 

コハル「何興奮してんのよ!?うわっぷ!」

 

ミヤコ「独立傭兵の皆様!」

 

六文銭:御意!好機ぞ!このまま一気に小隊の長を

討ち取るなり!!:ドオオォォォン!!

 

独立傭兵:うおっしゃああぁぁぁぁぁ!!!:

ババババババ!!

 

独立傭兵:くたばれえええええぇぇぇぇ!!:

ドォン!ドォン!

 

ヴォルタ:うおおおぉぉぉ!?:

キャノンヘッド:バギャアン!ズバァン!!

 

 

ミヤコ「落とし穴の底に独立傭兵の皆さんから

ACの武装に使うグレネード弾やロケット弾を

埋めていたんですよ!

この集中砲火、いくらACが頑丈と言えど

ひとたまりもないはずです!

袋のネズミならず、【袋のウサギ】ですよ!」

 

ケイ「やれやれ、敵が待ち構えているところに

まっすぐ突っ込んでくるとは。乗っている人間は

少々オツムが足りないようですね。」

 

ハスミ「これなら…」

 

アリス「やったか!?」

 

モエ「ちょっ、煙でなーんにも見えてない状態で

その台詞を言うのは嫌な予感しかしないん

ですけど…」

 

ヴォルタ:チィッ!!:

 

バチバチバチバチ

 

 

六文銭:ぬぅ!これは…:

 

 

ヴォルタ:しゃらくせえぇ!!!:

 

ギュワァン!!

 

 

独立傭兵:パルスアーマー!?:

 

独立傭兵:くっそ!さすが大企業所属ってかよ!:

 

六文銭:心せよ!計りより事直るぞ!!

ミヤコ殿!お主らはその場より更に退けぃ!:

 

ミユ「え…?ど、どういう意味ですか…?」

 

ケイ「え、えっと……事直るは"事態が元に戻る"

という意味の古い言い回しですので…

多分穴からヴォルタが復帰してくるって

言ってるんだと思います。」

 

 

ドオオオォォォォォ!!!!

 

ドドォン!!ギュラギュラ…

 

 

独立傭兵:復帰してきやがった…!:

 

ミヤコ「あれだけやったのに…まだ破壊できないの

ですか!?」

 

独立傭兵:パルスアーマーを持っていやがった

からな… それでダメージを抑えやがった。:

 

アリス「ぱ、パルスアーマー?それって何ですか?」

 

独立傭兵:コアに搭載できるとっておきの必殺技の

最上級版みたいなもんだ。発動すれば、一定時間

攻撃を完全に遮断するバリアを張れる。:

 

ケイ「…何なんですかそれ……!?

反則すぎませんか!?」

 

独立傭兵:あぁ、俺たちじゃ手に出せねえ最高級品

らしい、チートみたいな機能だよ。:

 

独立傭兵:といっても、防げるダメージ量はそう

多くない上、ダメージ限界を超えたり、約5秒間を

経過すれば効果はなくなるが。:

 

六文銭:だが心せよ。良き品たれば、2度用いることが

可能なり。かくて1分ほどの備えを要するが、

まだパルスアーマーを1度残しておる。:

 

ミユ「そ、そんなぁ…まだ1回使うことが出来る

なんてぇ…」

 

サキ「だが見ろよ」

 

ハスミ「………」

 

 

キャノンヘッド:パチパチ…パチ……

 

 

サキ「さすがに効いたみたいだな。左腕は

千切れかかってるし、ところどころ抉れているぞ。

あれなら本来のパフォーマンスを発揮できないん

じゃないか!?」

 

ミヤコ「……そう、ですね……。前向きに捉える

べき……

 

ヴォルタ:クソガキどもぉ、中々小癪な事を

やってくれるじゃねえか。:カチッ

 

 

キュアアア……

 

 

サキ「は……?」

 

コハル「左腕も…損傷箇所の全てが……

直って…!?」

 

ハスミ「やはり、そう簡単に行きませんか」

 

 

キャノンヘッドAC:リペアキット、残数2:

 

 

ミヤコ「リペアキット… なるほど、さっきのが

話に聞く…」

 

ケイ「自己修復能力ですか… しかも後2回使える

ようですね…」

 

アリス「うわーん!チートです!チート

使ってますぅ!」

 

独立傭兵:いや、悲嘆することねえ。:

 

独立傭兵:考えようによっちゃ、限られた相手の

リソースを出鼻でいきなり削ったと考えられるぜ。:

 

六文銭:然り。だが、我らの役目は目標地点まで

彼の者らを誘うことなり。無茶は禁物ぞ!:

 

ハスミ「そうですね。では、作戦通り目標地点まで

誘導を始めましょう。」

 

 

ミシガン:ヴォルタ!なんという無様な有り様だ!

猪のように突っ込むしか出来んかぁ!?

貴様!G13にプレゼントをもらっていなかったら

さっきのでくたばっているところだったぞぉ!!

貴様をG3にしたのは判断ミスだったか!?:

 

ヴォルタ:うるせぇな。クソガキと思って少々

油断しただけだぜ。:

 

ミシガン:ヴォルタぁ!貴様は自分の失態の重大さを

いまいち理解していないようだなぁ!

帰ったら、このミシガンの特別スペシャルメニュー

フルコース版を10回はしてもらうぞぉ!!

……キヴォトスを舐めるなと言ったはずだ。

いくらその高級ロボットに乗っているからと言って、

土を舐めることになるぞ。

それが嫌なら気を引き締めろ!大馬鹿野郎!:

 

ヴォルタ:チッ… 要はさっさと叩き潰せば

いいんだろ? 黙って見てろ!

おい!4脚部隊!てめえらも前に来い!

ミサイル隊とグレネード隊は後方から支援しろ!:

 

ベイラムMT:はっ!:

 

 

ブオオオオォォォォォ…

ブオオオオォォォォォ…

ブオオオオォォォォォ…

ブオオオオォォォォォ…

 

ドスン!

ドスン!

ドスン!

ドスン!

 

 

コハル「え!?な、なに!?あのACよりでかい

ロボット!?」

 

独立傭兵:4脚MTだ!バカ硬い厄介なMTだ!:

 

独立傭兵:4体もかよ!!火力も洒落になんねえぞ!:

 

ミヤコ「強いのですか?」

 

独立傭兵:あぁ!タイマンでやっても油断すりゃ

普通にやられちまう!!:

 

ミヤコ「くっ…」

 

 

ヴォルタ:おぉい!クソガキどもぉ!!:

 

 

ミヤコ「!」

 

ヴォルタ:やるじゃねえか。落とし穴と、その真下に

独立傭兵どもからもらったグレネードを

仕込むたぁな。

ガキの考えにしちゃ中々悪かねぇ。

だが、これまでだ。こっちにゃ10000のMTがいる。

独立傭兵雇って抵抗しようたって、圧倒的物量と

火力にすりつぶされて終わりだ。:

 

ミヤコ「どうでしょうね。先ほどの醜態を見たら

意外といけそうと考えますけれどね。」

 

サキ「さっきお前んとこの総大将からの通信

聞こえてたぞ。確かミシガンって言ったか?

さっきのバリアが無かったら、とっくにお陀仏

だったとかなんとか言ってた気がするが?」

 

モエ「うわ、ちょいやめてよ…」

 

ミユ「ミヤコちゃん、サキちゃあん…

あんまり煽らないでぇ……」

 

ヴォルタ:チッ!クソ生意気な口を聞きやがる。

てめえら確か、あん時のウサギどもじゃねえか。

それに、そこのでかい女は羽川ハスミかよ。

せっかく五体満足で生き残れたってぇのに、

揃いも揃って命知らずのバカばかりってわけか。

まぁ無駄と思うが、今度も一応警告してやる。

…命が惜しけりゃ、とっととここから消え失せろ。

今度という今度は加減なんてしてやれねえ。

大マジで死ぬぞ。:

 

ハスミ「……ヴォルタ。あの時も言った通り、

私は退きません。ここで退けば、私たちの

未来は完全に潰えることになりますから。

今の私の肩にかかっているのは、もはやトリニティ

だけではありません。このキヴォトスの、未来を

生きようとする人々全員の命運が乗っている

のです。」

 

コハル「そ、そうよ! あなたたちに私たちの大切な

居場所を奪わせないわよ!」

 

ミヤコ「同じく。市民を、このキヴォトスを守るのが

SRTの、……私たちの正義です。」

 

サキ「あぁ、私たちは諦めが悪いんだ。」

 

モエ「くひひひ♪ それにそのおっきいロボットを

壊したら、どんなふうに派手な爆発を起こして

くれるか気になるじゃん〜?」

 

ミユ「怖い、けど……みんなを、守りたいから…

私も逃げない。」

 

アリス「アリスも逃げません!みんなの前に立って

守るのが、勇者の務めですから!」

 

ケイ「えぇ。何の因果か、奇跡なのか……。

とにかく、私もアリスも、この世界に立っています。

この世界は理不尽なことばかりですが、そんな

理不尽な世界に、私の大切なものも場所も

ありますから。

…だから、どれほど非道くても、理不尽でも、

私は力の限りお前たちという理不尽に抗って

やりますよ。」

 

ヴォルタ:…………そうか。じゃあもう細えことも、

慈悲も情けもなしだ。

雇った傭兵共々、鉄屑と一緒に地面にばら撒いて

やるぜ!! ミサイル隊!! 発射しろぉ!!:

 

ベイラムMT:はっ!:

 

 

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド……

シュシュシュシュシュシュシュシュシュ……

 

 

コハル「え…… なに、あれ……」

 

モエ「あ、あはは… いや確かに派手な花火を

見たいと言ったけどさ?」ヒクッ

 

ミユ「ふ、風景も…空も……見えない…」ガタガタ

 

 

ガシィッ!

 

 

ミヤコ「わっ!」

 

ハスミ「つぅ!」

 

独立傭兵:当たりめえだろ!ミサイルを装備している

MTだけで一体何千体いると思っているんだ!:

 

独立傭兵:4発しか放てないとしても余裕で1万発は

ミサイルが飛んでくるぞ!:

 

独立傭兵:立ち止まれば死ぬ!しっかり捕まってろよ!:

 

 

ドガガガガガガ……

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

リオ:朗報が一つあるわ。ヴォルタに大きく損傷を

与えたようね。ヴォルタはリペアキット1つと

パルスアーマー…と呼ばれるコア拡張機能?…なる

ものを1つ消費したようね。

現在はMT部隊の猛攻を凌ぎつつ作戦を遂行している

ところね。:

 

ヒマリ「そうですか。了解です。」

 

リン「ラビット小隊さんたちの方は順調のよう

ですね。」

 

アオイ「イグアス隊迎撃班はどうでしょうか。」

 

ナギサ:こちらはあまり戦況がよろしくありませんね…:

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

〜〜G4.イグアス隊迎撃部隊サイド〜〜

 

 

 

チュドオオオオオオオオン!!!

ドッカアアアァァァァァァ!!!

バカカカカカカカカカカカ!!!

 

 

サオリ「ぐっうううぅぅぅぅぅ!!!」

 

ヒヨリ「わ、わかってはいましたけどおぉぉぉ!!」

 

ミサキ「敵の攻撃がっ、激しい…!!」

 

アツコ「まさかあんな方法でトラップを攻略してくる

なんてね…!」

 

 

ベイラム4脚MTリーダー(オールバニー):すごいです、

イグアス隊長。まさか落とし穴にMTをあえてはめて

地面代わりにするとは。おかげで主力MT部隊の

進行がスムーズになっています。:

 

ミシガン:8bit未満の脳みそにしては悪くない

考えだ! そのまま着実に戦線を押し上げていけ!

油断はするなよぉ!!イグアス!!:

 

イグアス:ケッ、どいつもこいつもうるせぇな…

4脚部隊は俺の前に出ろ。補給部隊はすぐ後ろだ。

ミサイル隊は最後方で継続してミサイルを発射だ。

変わらず3回に分けてだぞ。

くれぐれも一気に撃って、弾幕を切らすような

間抜けな事はするんじゃねえぞ。:

 

ベイラムMT:は、はいっ:

 

ベイラムMT:……イグアス隊長って、こんなに

理知的な指示とか下せたんだ……:

 

 

独立傭兵:くそったれ!食い止めろって言われても

こんなミサイルが四六時中雨霰のように

降り注いで来られちゃ、矢面に立つことすら

出来ねえぜ!:

 

アズサ「あのイグアスって奴、結構頭が回るぞ!

サオリ!どうする!!」

 

ヒフミ「ひいいいぃぃぃぃ!! 何で私が

ここにいいぃぃぃぃぃ!!??」

 

ナギサ:あぁ!すみませんヒフミさん!!

私も大反対でしたが、そこのサオリさんって方が

どうしてもと譲らなくてぇ!!:アタフタ

 

ミサキ「後方で待ち構えてるミサイル隊を何とかして

潰さないと、ジリ貧だよ!リーダー!」

 

サオリ「分かっているが…」

 

ダナム(そうこうしている間も敵のミサイル兵器に

よって、キヴォトスで生きるこの子たちに危険が

晒され続ける…。このままでは子どもたちに

実害が出るまでそう時間はかからない…!)

 

ダナム:……させてなるものか、そのようなことを…!:

 

サオリ「どうしました?ダナムさん?」

 

ダナム:…私がミサイル部隊に奇襲を仕掛ける。

戦闘隊と支援隊は敵方の目を逸らしてくれ:

 

サオリ「!?何をおっしゃっているのですか!」

 

ミサキ「あんなミサイルのあられの中、

奇襲なんて仕掛けられるはずがない!

一瞬でも立ち止まるだけで跡形もなく

木っ端微塵だよ!」

 

独立傭兵:そうだぜ!それによしんばミサイル隊に

近づけたとしてもすぐ隣には4脚MTと

企業のエースACもいやがる! 勝てっこねえぞ!:

 

ダナム:うるさい!このままではこの場にいる

この子たちにまで実害が出る!

それも怪我などでは済まない!掠るだけで

間違いなく死んでしまうんだぞ!!

子どもの身でこのような危険な戦場に立ち、

共に戦ってくれているというのに、私たち大人が

率先して盾とならなくてはどうする!:

 

サオリ「待ってください!ダナムさんの

その心遣いは嬉しい!ですが、無計画に

飛び出して行っても無駄死にするだけだ!

一度冷静になってください!」

 

ダナム:安心しろ。例えこの身が朽ちようと

『私たち』の心は共にある。

君たちはまだ若い、未来ある子どもたちだ。

キヴォトスを背負っていくのは、私のような

年寄りではなく活気あふれる君たちだ。

……キヴォトスを頼んだぞ。:

 

 

ドシュン!

 

 

サオリ「ダナムさん!?ダメだぁ!!」

 

ダナム:『コーラルよ、キヴォトスと共にあれ!!』:

 

ヒフミ「え…?」

 

独立傭兵:バッカヤロウがぁ!!俺らのリーダーが

敵に突っ込んでいってどうするってんだ!!:

 

独立傭兵:クソが!今もミサイルはこっちに

向かって飛んできてやがる!

とても援護なんて出来ねえぞ!!:

 

サオリ「くっ…… 独立傭兵の方!手を少し

開いてくれませんか! 煙幕弾を撃ち込みます!

総員!!用意しろ!!」

 

独立傭兵:それしかねぇか…!了解した!:

 

ミサキ「あんのバカ…!!了解!」

 

アツコ「了解」

 

ヒヨリ「わ、分かりましたぁ…」

 

アズサ「了解!ヒフミ!行けるか!?」

 

ヒフミ「わたたっ!わ!わかりましたぁ!」

 

 

ボボボボボォシュシュシュ

 

 

イグアス:……あん?:

 

オールバニー:どうしました?イグアス隊長。:

 

イグアス:1体、こっちに突っ込んできやがるACが

いやがる。:

 

オールバニー:え?何ですかそれ?自殺したいの

でしょうか。:

 

イグアス:考えなしに突っ込んでくるわけがねえ。

大方ミサイル隊の注意を逸らすのと、こっちに

奇襲を仕掛けて混乱させるのが目的だろうよ。:

 

ベイラムMT:イグアス隊長に報告!こちらに

向かって敵方より何かが飛んできております!:

 

イグアス:あ?:

 

ヒュルルルルルル

 

オールバニー:何でしょうか…:

 

ルルルルルルルル……

ボッシュウウウウウゥゥゥゥゥゥ

 

イグアス:!こいつは…!:

 

オールバニー:煙幕!:

 

イグアス:なるほどな。MTたちを無力化しようって

わけか。 だが無駄だぜ!:

 

 

ピコーン パッ!パパパパッ!

 

 

イグアス:………………:

 

オールバニー:………………:

 

 

ダナム:…聞こえるか?強欲な侵略者ども!:

 

 

イグアス:……は?:

 

オールバニー:……は?:

 

ダナム:薄汚い企業の犬どもめ!その腹の中に

ふさわしい末路をあたえてくれ

 

オールバニー:……………:ドオォォォン!!

 

ダナム:ぐああがぁぁぁぁ!?:ドッカアアアァァァン!

 

イグアス:……なんだこいつ?バカか?:

 

オールバニー:歩兵隊、敵ACを取り囲め。

ミサイル部隊を守れ。:

 

ベイラム歩兵MT:はっ!:

 

サオリ「ダナムさん!?」

 

ミサキ「ちょ、ちょっと!?何してんの!?」

 

ナギサ:インデックスダナムさん!司令も

ないのに安易な特攻はやめてください!:

 

ダナム:ぐぅ…!私のことはいい!それより

支援隊の皆をもっと遠くへ逃げるように指示

してくれ! ミサイルの影響が出ないところ

までだ!:

 

ナギサ:落ち着いてください!!全員が作戦通りに

動かなければ企業たちに…

 

ダナム:頼んだぞ!ナギサちゃん!:ピッ!

 

ダナム:…ACならば私の位置が正確にわかるという

のは理解できるが… 何故ACでもない貴様が

この煙幕の中で私に拡散バズーカを正確に

当てられた?:

 

オールバニー:いや、声を張り上げながら突っ込んで

きたらそりゃ分かるだろ…:

 

イグアス:それに、こっちはACのスキャン結果を

共有出来るんだよ。だから不意を打とうが、

煙幕で目隠ししようが意味ねえんだよ。:

 

ダナム:スキャン結果の共有だと…? なるほど。

それでMTにも私の位置がはっきりと分かった

わけか。:

 

オールバニー:いや、それはそうだが、あんたが

無駄にでかい声を張り上げてくれたのが1番の

理由だって。:

 

ダナム:貴様ら… 無垢な子どもたちを戦場に

巻き込んで、何とも思わんのか?

ただ平和に、暮らしていただけの子どもらに

地獄を見せて、貴様らには人としての誇りは

ないのかぁ!!!:ドシュン!

 

イグアス:時代遅れのACもどきに乗りやがって。

事ここに至って吐いてくる言葉がそんなことかよ。

…マジにただの考えなしのバカのようだぜ。

ミサイル隊!お前らは継続して残りのガキたちを

牽制しろ。こいつは俺たちでやる。:

 

オールバニー:歩兵隊!攻撃しろ!残りの4脚たちも

ACに火力を集中!:ガシャン!

 

歩兵MT:了解です!:ババババババ!

 

4脚MT:はっ!:ドオォォォ!

 

ダナム:ぐぅっ!?うぐあああぁぁぁぁぁ!!!:

ピーッピーッ!(ACS負荷限界)

 

イグアス:バカが。死んでろ。:キン、チャキ

 

ダナム:略奪者、どもめ…!師父ドルマヤン…

申しわけ……

 

 

ズドオオオオオン!!!

 

 

バーンピカクス:パチパチパチ……

 

 

ドシャアアァァァン……

 

 

イグアス:ケッ、雑魚が。戦場に意味のねえ矜持を

持ち込みやがって。:ウィィィン

 

ミシガン:イグアス、実技は悪くない動きだ。

だがまだ自惚れが過ぎるようだな?

それとも座学の方がスッカラカンなだけか?

危うく貴様の脳内メモリの見直しをするところ

だったぞ!

いずれにせよ8bit未満のクソミソが余計な事を

しゃべらんように!今度口にファスナーでも

つけておけ!!:

 

イグアス:ケッ、相変わらずミシガンの野郎は

うるさいぜ…:

 

 

独立傭兵:チッ!バカが…!:

 

独立傭兵:あんなので本当にアリーナランカー

なのかよ…:

 

ヒフミ「すごい音がしましたけど… 」

 

サオリ「まさか…ダナムさん!?」

 

独立傭兵:ご想像の通りだよ。あの突貫バカは

もうこの世にいねえぜ…!:

 

アズサ「……死んだ、のか………」

 

ヒヨリ「は、はうぅ… !そ、そんなぁ…!」

 

ミサキ「無闇矢鱈に突っ込むから…!」

 

アツコ「…………」

 

サオリ「……切り替えるぞ。」

 

ヒフミ「うっ、ううぅぅぅ…!!」

 

独立傭兵:……さて、早くも俺らのリーダーがいなく

なっちまったわけだが… 誰が指揮を取る?:

 

独立傭兵:司令部!どうする!?:

 

ナギサ:え、そ、それは…:

 

独立傭兵:早く決めてくれ! 今もミサイルは変わらず

こっちに飛んできてるんだ!!:

 

ナギサ:あ………:

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリーズン:隙ありだ。:

 

 

ドオオオォォォォォン!!

 

 

イグアス:っ!?:

 

オールバニー:なっ!?:

 

 

ドッカアアアァァァン!!!!

 

 

ベイラムミサイルMT:うわああぁぁぁぁぁぁ!!:

 

ドカカカカカカカカカカン!!!

 

 

オールバニー:ミサイル隊が!!:

 

イグアス:あぁ!? スキャンに反応しなかったぞ!?

何でいきなりACが出てきやがる!?:

 

フリーズン:はははは。中途半端な実力の持ち主ほど

スキャンに頼りきる。スキャンも万能ではない。

スキャンは常時展開するものではなく、円状に

電磁波を一度放ち、その波に引っかかった

敵機や物体を感知してコックピットに表示するもの。

一度使えば10秒前後のインターバルも必要。

パーツによるがね。

そして、サーチ出来る範囲も特化でもなければ

長くともせいぜい2kmが限界よ。

つまりそれ以上離れ、敵機がサーチを使ったのを

確認したのちすぐにABで接近すれば十分に

再びスキャンを使われる前に敵機に接近する事が

可能というわけだ。:

 

イグアス:んだと?だが、俺がスキャンを使ったか

どうかは分からねえはずだろ!:

 

フリーズン:分かるさ。先ほどの間抜けが

タイミングを教えてくれたからねぇ。:

 

イグアス:……なるほどな。最初から【そのつもり】

だったってわけかよ。:

 

フリーズン:当然だろう。かの伝説的なナポレオンは

こう語ったそうだ。

【やる気のある無能は即刻殺せ】とな。

鼻息の荒い無能ほど厄介なものはない。

あの者は、私に君たちへの不意の機会を与えられた

だけでも散る花に華々しいというものだろう?:

 

イグアス:ケッ、してやられたぜ。:

 

オールバニー:くっ…!歩兵隊!あっちのACに

攻撃せよ!:

 

ベイラム歩兵MT:ダメです!スキャンの効果が

切れて、この煙幕の中、敵ACの姿を確認

できません!:

 

オールバニー:くそっ!!イグアス隊長!スキャンは

再使用出来ますでしょうか!?:

 

イグアス:もうおせぇよ。とっくに自陣の方に

戻ってやがるぜ。ミサイル隊、被害を報告しろ。:

 

 

 

ドン

 

フリーズン:さて、誰が戦闘隊のリーダーを

務めるかという話だが、司令部に提案がある。

今度は指揮はこのフリーズンが務めよう。:

 

ナギサ:……お断りします。:

 

フリーズン:ほう?理由を伺っても?:

 

ナギサ:あなたは先ほどの自らの行いをもうお忘れ

ですか? あなたは、インデックスダナムさんを

見殺しにしただけでなく、その命までも利用

しました。最初からです。

命を軽んじ、仲間を使い捨てる人間などに

リーダーを務めさせるわけにはいきません。:

 

ヒフミ「そうです…!フリーズンさん!あなたの

したことは最低です!! あなたには人としての

心は持っていないんですか!?」

 

フリーズン:やれやれ、どうやら無能は先ほどの

間抜けだけではないらしい。

お子様にはこの場は厳しいようだ。:

 

ヒフミ「っ!!!!! 〜〜〜〜〜っ!!

 

独立傭兵:そうだな。……司令部、悪いが俺は

このフリーズンって奴がリーダーになるのは

賛成だ。:

 

独立傭兵:俺もだ。あんたの方があのバカより

よっぽどマシな指揮を取ってくれそうだ。:

 

ヒフミ「え、み、皆さん…!?」

 

ナギサ:独立傭兵の皆様がた…!?何をおっしゃって

いるのですか!?:

 

独立傭兵:嬢ちゃんの疑問に対する答えを言ってやる。

さっきのバカは仲間だが【嬢ちゃんの考える仲間とは

思っていねえ。】

あんな野郎のために死ぬなんざ俺はまっぴらだ。:

 

ナギサ:……………:

 

独立傭兵:ここにいる俺らは作戦上での仲間って

だけだ。ムシケラほどの情もねえ。

もっと言うなら、あんたらと俺らはクライアントの

関係性だ。それに、子供が戦場に立って命張って

戦ってるのを見て、何とも思わんわけでもねえ。

だから、多少は守ってやろうとも思うし、多少の

無茶もするぐらいには助けてやろうとも思う。:

 

独立傭兵:だが忘れるなよ? 嬢ちゃんらが

俺たちに依頼した内容は[敵の撃退]であって

[嬢ちゃんらの命を守れ]じゃねえ。

あぁいや、[シャーレの先生を守れ]とも

依頼してあったな。じゃあそこに関しても

更に無茶はしてやる。

だから、俺は自分の命を賭してまで嬢ちゃんたちを

守る気はない。やばけりゃ容赦なく見捨てさせて

もらう。:

 

ヒフミ「………はい」うるる

 

アズサ「しょせん、雇われの傭兵か…」

 

独立傭兵:あぁそうだ。だから、あんたらも

俺らの誰かがやばくなっても、助けようと

思うな。ましてや命を懸けてまでな。:

 

ミサキ「それはあなたも?」

 

独立傭兵:当たり前だろうが。この依頼を受けた

時点で… いいや、いつだって。

みんな命を失う覚悟なんてとっくに固めてるよ。:

 

ミサキ「………そう」

 

サオリ「……………」

 

独立傭兵:嬢ちゃんらはもっと非情になれ。

でなければ、この鉄が漂う戦場で、覆せるかも

しれない負けすら、訪れはしないぞ。:

 

サオリ「そう、ですね。その通りです。」

 

フリーズン:……まぁ、どっちでもいいが、

そろそろおしゃべりは終わる時のようだぞ。:

 

サオリ「!」

 

ヒヨリ「煙幕が晴れてきました…」

 

 

 

:よう、クソガキども。中々の【当たり】を

引いたじゃねえかよ。:

 

 

 

サオリ「………お前が」

 

イグアス:まぁ、とんでもねえ外れも引いちまっていた

ようだがな。:

 

サオリ「イグアスだな?」

 

イグアス:あん?何で俺の名前を知ってやがる?:

 

サオリ「お前が、お前たちが… 昨日侵略した

アリウスの人間だからだ!!」

 

イグアス:アリウス…… あぁ、そういや

名乗ったっけか? だがてめえみてえなガキは

いたっけか? まぁ、ムシケラの顔までいちいち

覚えてられねえってだけか。:

 

ヒヨリ「あ、いえ、確かにあの場に私たちは

いなかったですけど…」

 

ミサキ「お前たちがSRTの隊員たちと交戦していた

場に私たちはいたよ。」

 

イグアス:あん?……あぁ、あのウサギどもか。

隠れて見ていやがったってわけか。:

 

アツコ「あなたたちがアリウスに与えたツケは

払ってもらうよ。」

 

イグアス:ケッ、なら十分に俺たちとの力の差は

骨身に染みてるだろうによ。

学習能力の低さに関しては褒めてやるよ。

くはははっ無駄な努力ご苦労様だぜ。:

 

サオリ「……無駄かどうか、貴様に思い知らせて

やる。」ギリ!

 

イグアス:ケッ………… そっちの小娘どもは、

確か五花海から聞いた……ヒフミとかアズサって

トリニティの奴らか。

仲間の仇討ちってわけかよ? くだらねえな。

身の程を弁えて大人しくどっかでブルブル

震えてりゃいいのによ。:

 

ヒフミ「っ!」ギュウ

 

アズサ「……だまれ………!お前たちは、

お前たちベイラムはぁ!絶対許さない…!!

特に、お前たちレッドガンは!!

この身を引き換えにしてもお前たちは地獄に

落としてやる!!!!!」

 

ヒフミ「……そうですね。何の取り柄もなく、

ただの一般人である私なんて、ここにいるのは

場違いだと、私も思います。

……それでも、私にも好きで、大切なものが

あります。

だから…私も戦うって決めました。

これ以上あなたに、あなたたちに……

アズサちゃんも、コハルちゃんも、ハナコちゃんも

………そして、先生も!

私の大切なものをこれ以上奪わせません!

傷つけさせません!!」

 

イグアス:……どいつもこいつも夢ばかり

言いやがって… いい加減現実を受け入れろよ…

てめえらが何をしたところで、無駄なんだよ!

分からねえんなら… バカでも分かるように

もっと力の差ってもんを教えてやるよ。:

 

オールバニー:イグアス隊長!:

 

イグアス:補給部隊がミサイル隊を復帰させるまで

俺が相手してやる。オールバニー!てめえらも戦え!:

 

オールバニー:はっ!行くぞ!4脚部隊!:

 

フリーズン:来るぞ。作戦通りに進めるとしよう。:

 

サオリ「あぁ。総員!煙幕と閃光弾の用意だ!

引き続き戦闘隊を支援する!」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

ナギサ:………………イグアス隊迎撃チームの

戦闘リーダー、インデックスダナムさんが

討ち取られました。

敵方のミサイル隊に損害を出す事は

出来ましたが……

戦闘隊のリーダーを独立傭兵のフリーズンさんに

代え、引き続き目標地点へと誘導を開始して

いきます。:

 

リン「…………そうですか。」ギュッ

 

アオイ「……切り替えましょう。ハナコさん、

そちらの様子はどうですか?」

 

ハナコ:良好と言えます。敵方のナイルに私たちの

狙いはバレている様子ですが、それでも

アーキバスを無視出来ないのでしょう。

アーキバス迎撃班に提案です。

アーキバスの進駐をもう少し早めさせられますか?

アーキバスの進軍が早まれば、ナイル隊の

目標地点への誘導も更に早められるはずです。:

 

リン「了解しました。リングフレディさん、

ネルさん。」

 

リングフレディ:こちらリングフレディ。願ったり

叶ったりだ。アーキバス勢の猛攻を凌ぎ切れなく

なってきたところだった。:

 

ネル:こっちもだ!なるべく早くベイラムの

野郎どもを目標地点に誘い込んでくれって

伝えてくれ!:

 

カリン:む、無理だぁ!!こっちももう持たないぃ〜!:

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

〜〜G.2ナイル隊迎撃部隊サイド〜〜

 

 

ボトマック:ナイル副長にご報告します。

ミレニアム東方面より進駐してきている

アーキバス侵攻部隊の進軍が早まって

いるようです。

このペースでは先にアーキバスに街区を

明け渡してしまう事になるかと!:

 

ナイル:もたもたしてられんな。

まず間違いなくキヴォトス防衛委員会の作戦

だろうが…

我々も多少の損害をやむなしとして進軍スピードを

上げる。:

 

ボトマック:はっ! 4脚部隊!前に出ろ!!

一気に戦線を押し上げるぞ!:

 

ベイラム4脚部隊:はっ!!:

 

 

ガシャシャン!

 

 

チャティ:チィッ!:

 

ホシノ「あのかったそうなデカブツが前に

出てきたねぇ…」

 

セリカ「ちょっ、ちょっと!!どうするの!?

ロニー!?ホシノ先輩!!」

 

独立傭兵:タイマンでもやべえ4脚が5体も前に

並ばれちゃ、ミサイル部隊に何も手出しできねえ!:

 

ノノミ「このままじゃミサイルの弾幕で私たち全員

消し炭です〜!」

 

チャティ:司令部!どうする!?:

 

ハナコ:皆さん、これまでの応戦ありがとう

ございます。ここからは一気に撤退して

ください。:

 

チャティ:なに?そんなことをすれば奴ら怪しんで

目標地点に来ねえかもしれんぞ!:

 

ハナコ:大丈夫です。ナイル隊の攻撃が苛烈になった

のは、アーキバスの進軍スピードが上がったため

です。

ナイル副長もアーキバスより先に戦闘重要区となる

ミレニアム街区を抑えたいためです!:

 

チャティ:なるほど…元々俺たちが誘導しようと

している場所がこいつらの作戦目標地点だったって

わけか。了解だ!ナイル迎撃班、撤退を開始する!

オーバー!:

 

チャティ:……聞いての通りだ。街区まで撤退を

開始するぞ!:

 

ホシノ「了解。みんな!さっさとこんな物騒な

場所からおさらばするよ!」

 

シロコ「ん!便利屋!」

 

セリカ「こっちに合流して!逃げるわよぉ!!」

 

ザザ…

 

アル:待って。私たち、ちょうどナイルが乗っている

ACとミサイル隊の真横にあるビルに潜伏してるわ。:

 

ムツキ:周辺のビルに爆薬も仕掛けてるし〜、

ボボボボン!とビルを倒壊させてこいつらを

下敷きにしてからそっちに行くよ〜!:

 

ハルカ:アル様の敵…誰1人許しません…!

粉々にします粉々にします粉々にします…:

 

アル:ちょちょちょっ!?ハ、ハルカぁ!?

おおお落ち着きなさい!!?? ま、間違っても

その手元の爆破スイッチを押すんじゃないわよぉ!?

私がナイルのACの顔面のカメラにこの粘着弾を

撃ち込んでから、爆破するのよ!?:

 

ハルカ:あ……し、失礼しました… アル様ぁ…:

 

ムツキ:くっふふ〜!こんな時でもハルカちゃんってば

おもしろいね〜!:

 

アル:そ、そういうわけだから!今から15秒後に

私がナイルのACの視界を潰して、周辺のビルを

爆破、足止めしてからそっちに合流するわ!

逃げるのはそこからよ!!:

 

ホシノ「なに……?すぐ近くのビルに…

潜伏……出来た……???

……待って、ありえない…… ACには

スキャン機能があるんだ。気付かないはずがない…」

 

ムツキ:スキャンといっても、ずーっと使える

わけじゃないんでしょお?

きっと副長さん、私たちの事を舐めてスキャンを

使うのを怠ったんだよ!

ほら!今も気づいてる様子なんてないしぃ〜?

大丈夫だよ!:

 

ホシノ「バカ!ナイルがそんな甘いわけがない!!

そいつは頭のキレるベイラムの知将なんだ!!!

罠だ!!今すぐにそこから逃げるんだよ!!」

 

シロコ「そいつを舐めたらダメ!きっとわざと

気づかないフリしてるだけだよ!!」

 

ノノミ「早まっちゃダメです!!!」

 

チャティ:何だ!?大声出してどうした!!:

 

ホシノ「便利屋が、ナイルのとなりのビルにいる!

そこからナイルたちの足止めをするって!!」

 

チャティ:何だとっ!?:

 

アル:目標が来たわ!5秒前!:

 

セリカ「バカ!ダメだって!!早く逃げて!!」

 

アル:4!3!:

 

シロコ:便利屋!!!:

 

アル:2!い……

 

 

カチャリ

 

 

アル ……え………:

 

ノノミ「あ……」

 

セリカ「あ……」

 

シロコ「ん……」

 

ホシノ「っ!!」ギリィ!

 

 

ナイル:お嬢ちゃん。それは少々こちらを安く見過ぎ

というものではないかな?:

 

ディープダウン ハリス構え

 

 

アル「あ……

 

 

ズドン!!

 

 

:ガラガラガラガラ!!:

 

 

ムツキ「アルちゃあああぁぁぁん!!!」

 

ハルカ「アル様あああぁぁぁぁ!!!」

 

カヨコ:え?なに!?社長がどうしたの!?:

 

シロコ「便利屋ぁ!!」

 

チャティ:クソッタレぇ!!!!:

 

独立傭兵:……チッ:

 

ホシノ「……あの、クソ野郎(ナイル)…!!」

 

 

カラカラカラ……

ドシュシュシュシュ……

 

アル「いってててて……はっ!?」

 

ジャキン!

 

ナイル:さて…悪いが戦場に立っている以上

慈悲をかけるといった温いことは出来なくてね。

少女としても加減をしてはやれない。:

 

アル「あ、う……!!」カタカタ

 

 

ムツキ「アルちゃん!!!こ、こんの!!

ハルカちゃん!!」

 

ハルカ「アル、さま…… ゆ、許しません許しません

許しません許しません許しません許しません

全員粉々にしてやるしてやるしてやるしてやる

してやるしてやる」スッ

 

チャティ:バカやろう!!!垂直ミサイルが来るぞ!!

2人共すぐにそこから離れろおおおぉぉぉぉぉ!!:

 

 

ズドドドドドドドドドドドドン!

 

 

ガラガラガラガラ…… ドサッドサッ

 

 

アル「え……ムツキ、室長……ハル、カ……?」

 

 

ムツキ:プスプス……

ハルカ:ブスブス……

 

 

チャティ:っっっ!!!!:

 

独立傭兵:バカ… アレをロックして放たれた時点で

生身で逃げられるわけねえだろ…!:

 

ホシノ「……………」ギュッ

 

シロコ「……え、べん、り…や……?」

 

セリカ「え、え?……うそ……死んだ、の……!?」

 

ノノミ「……………」フルフル

 

 

アル「あ、あぁ、ああああぁぁぁぁ……!!」

 

カヨコ:そ、んな……う、、、そ、、、:

 

ハナコ:……………:ギュウゥゥゥゥゥゥ!!

 

ナイル:……いつの時代も、どの場所でも…

戦場における愚かさへの対価というものは

命で支払われるものだ… やりきれんな。:

 

 

アル「あああああああああああ

ああああああああああああああ

ああああああああああああああ

ああああああああああああああ

ああああ!!!!!!!」

ドォン!ドォン!ドォン!ドォン!

 

 

ディープダウン:カン、カン、カン、カン

 

ナイル:………………:

 

 

アル「許さない!!許さないわ!!

よくもムツキを!!ハルカを

 

グシャア!!

 

 

ベキベキベキベキ! アルの両脚をディープダウンで

          踏みつけられる。

 

 

アル「あぎいいいいいいいいい

いいいいいいいいいいいいいい

いいいいいいい!!!!」ジタバタ!

 

ナイル:そうか。ではお嬢ちゃんの骨身に愚かさを

よく染み込ませて、教訓として刻んだその身を

あちらに運んで、君のお友達によく説いてやると

いい。:グリグリ

 

アル「ああああああああああ

ああああああ!!!!」

 

 

 

シロコ「ん、あ……」

 

ノノミ「む、むごい……!」

 

セリカ「ロ、ロニー!!!早く!早く助けて

あげて!!」

 

チャティ:…………:

 

セリカ「何なの!?どうしてなの!!突っ立って

ないで!!早く!早く便利屋助けに行ったげてよぉ!

ロニイイイイイィィィィィ!!!」

 

ハナコ:…………皆さん、撤退を。:

 

セリカ「え………」

 

シロコ「んぁ………」

 

ノノミ「…………………」

 

ホシノ「………聞いての通りだよ。セリカちゃん、

シロコちゃん、ノノミちゃん。独立傭兵の

皆さんも…… 早く行こう。」

 

セリカ「は……は……?なに、何言ってるの…?

ホシノ先輩…!!??」

 

ホシノ「ロニー、間違っても便利屋を助けようなんて

思っちゃダメだよ。ロニーがいくら優しいからって、

あいつらに突貫することだけはやめて。」

 

チャティ:………………:

 

ホシノ「ロニー!」

 

セリカ「何ふざけたこと言ってるの!?

便利屋を!!便利屋を見捨てろって言うの!?」

 

ホシノ「そうだよ!! これがナイルの作戦

だからだよ!!」

 

セリカ「っっっ!!!!!」

 

ホシノ「何で、最初あの手に持つ銃で便利屋を

直接撃たず、ビルを倒壊させたと思う?

何で今も、一思いに踏み潰したりせず、わざわざ

両脚を踏んで悲鳴を上げさせているのだと思う!?

ロニーは結構頭が回る。今この場で向こうにとって

一番厄介な敵がロニーだ。だからナイルは便利屋を

使ってロニーを誘き寄せようとしてるんだよ!!

ナイルの狙いは初めからロニーだったんだ!!」

 

セリカ「だからって……!」

 

ホシノ「あの男、ナイルは結構鬼畜だよ。

昨日だけでロニーの性格をよく分かったんだろうさ。

だから罠と分かっていても、ロニーが無視することが

出来ないということもよく分かっている。

……だからロニー、行っちゃダメだよ。あの数には

勝ち目なんてない。」

 

チャティ:……あぁ。:

 

セリカ「っっっ〜〜〜!!!」

 

シロコ「ん、うぅ…」ぐす

 

ノノミ「……………」ぐす

 

独立傭兵:諦めろ嬢ちゃん。お前たちだって、

ここに立った以上、覚悟は出来てただろう?

命が失くなるのは戦場の常だ。

 

セリカ「……だからって、だからって!!!

見捨てられるわけないでしょ!!」ダッ!

 

ホシノ「セリカちゃん!?」

 

シロコ「セリカッ!?」

 

ノノミ「セリカちゃん!!!」

 

チャティ:っっっっ〜〜〜〜くそおおおおおおお

おおおおおおおお!!!!:ブオオオォォォォ!!!

 

ホシノ「ロ、ロニー!!」

 

ハナコ:ダメです!!ロニーさん!!!:

 

独立傭兵:……チッ、バカが…!:

 

 

 

セリカ「ナイルのクズやろおおおお!!!

便利屋をはなし

 

ブオオオオ!!

 

セリカ「わぷっ!?」トテッ!

 

ホシノ「セリカちゃん!!!」

 

シロコ「ロ、ロニー!!!」

 

ノノミ「私たちも、援護を

 

ドン!!

 

シロコ「んうぅぅ!!」ビクッ!

 

ノノミ「あう!? ど、独立傭兵の方!?」

 

独立傭兵:バカなこと言ってねえで、作戦を

遂行するぞ。あいつはもうダメだ。:

 

シロコ「何言ってるの!!! 私たちのリーダー

なんだよ!!! ロニーは

 

独立傭兵:感情に流されて勝ち目も救えるわけもねえ

突貫をかました時点であいつはリーダー失格だ。

せいぜいほんの少しでもベイラムを足止め

してくれることを祈ってようぜ。:

 

シロコ「何で、そんなこと言うのっ……!!

ロニーは、ロニーは!!私たちを助けて

くれたんだよ!

今だって、便利屋たちを助けようとあいつらに

向かっていってくれた!! そんなロニーを!!

見捨てられるわけない!!!」

 

独立傭兵:そうか。だがそれはてめぇらの都合だ。

俺はあんな木端傭兵の命なんざ心底どうでもいい。

戦場に感情論を持ち込んでんじゃねえよ。

お前たちは勝つために戦ってる。俺たちは大金

手に入れるために戦ってる。違うかよ?:

 

シロコ「………そう。じゃお前たちだけ先に

行ってればいいっ。私はロニーを置いていくなんて

出来ないから。」

 

ノノミ「私もです。逃げたければ逃げてください。」

 

セリカ「所詮金が目当ての傭兵ね。

心底軽蔑するわ。」

 

独立傭兵:そうか。じゃあ好きにしろ。

せいぜい頑張った末に、くたばってるんだな。:

 

ホシノ「……シロコちゃん、ノノミちゃん、

セリカちゃん……考えを改めて……

こうなった以上、もう仕方ない。私たちだけでも

逃げるよ。」

 

シロコ「…………ホシノ先輩、いざって時そういう

ところある。ん、最低。」

 

ノノミ「ホシノ先輩、今回は私も聞けません。

ロニーさんを援護しましょう。」

 

セリカ「ホシノ先輩見損なった。先輩だけ

逃げてれば?」

 

ホシノ「もう!!みんな!!!!」

 

 

 

ブオオオオォォォォ!!

 

ナイル:……存外、芳醇な男らしい。ダメ元に

本当に食いついてくるとは。:

 

アル「あ、ぅ………ぁ………」

 

 

チャティ:その足をどけろおおおおぉぉぉぉ!!!:

 

 

ナイル:4脚部隊、構え!私が足元の人質を

独立傭兵ロニーに蹴り飛ばしたのを合図に

一斉放射だ。:

 

ボトマック:了解!:

 

 

ブオオオオォォォォ

 

チャティ:うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!:

 

 

ナイル:……よし、総員!はな…

 

 

???:そうはさせない!:

 

ナイル:なにっ

 

 

ガァン!!

 

 

ナイル:ぬぅ!!??:

 

ディープダウン:ズザザザザザザザ!

 

ボトマック:ナイル副長!!??:

 

チャティ:な、なんだ!?:(ぬ……)

 

 

ラスツ:ははっ!俺も潜んでいたことには

気付けなかったみたいだな!!

あんた!!そっちの嬢ちゃん2人を頼む!!

この子は俺が!!:

 

チャティ:分かった!!:ギュウウゥゥゥン!

 

ボトマック:くそっ…!!させるかっ!!:キュイン

 

ラスツ:おっとおお!!!:ドカアアァァァン!!

 

ボトマック:ぬぅおおあぁぁぁ!!:ボボボボオオォン!

 

ラスツ:そうは問屋が卸さねえだろ!!:

 

ボトマック:な、何だ……バズーカ、か…?

だがこんな連鎖的に爆発を起こすバズーカなんて

知らないぞ…?:

 

チャティ:よし!ムツキとハルカは回収した!!

脱出するぞ!!:ビュン!

 

ラスツ:よしきた!!:ビュン!

 

ボトマック:しまった!!:

 

ナイル:ぬううぅぅぅぅ!ミサイル隊!構え!!

歩兵隊!!撃て!!逃す……! 待て!:

ドシュン!ドシュン!

 

 

チャティ:セリカあああぁぁぁ!!!

閃光弾だ!!閃光弾を放てえぇぇ!!:

 

 

セリカ「もう!ホシノ先輩なんて……はひっ!?」

 

チャティ:バカやろう!!

早くしろおおぉぉぉぉ!!!

 

セリカ「りょりょ、了解!!」バシュン!!

 

 

ビッカアアアアァァァァァァン!!!!

 

 

ナイル:チッ!閃光弾か……!:

 

ボトマック:くそっ!光で奴らの姿が見えない!:

 

 

チャティ:よし!よくやったぞ!!セリカ!!

救出成功だ!!:

 

セリカ「え、ほ、ホント!!」

 

ホシノ「え!?すご!!」

 

ノノミ「さすがロニーさん!」

 

シロコ「ん、イカす!」

 

チャティ:おい!あんたら!見ての通り救出完了だ!

シロコたちを頼むぞ!:

 

独立傭兵:………はぁ、へいへい。:スッ

 

ホシノ「ま、まぁ、良かった…… 何はともあれ

緊急脱出だよ!!」

 

チャティ:あぁ!:

 

ラスツ:OK!:

 

シロコ「ん!」

 

セリカ「オッケー!」

 

ノノミ「お願いしまーす!」

 

 

ブオオオオォォォォ

 

 

チャティ:助かった!あんたが不意打ちしてくれなきゃ

確実に俺はやられてただろう!:

 

ラスツ:感謝ならこっちもだ。あんたが突っ込んできて

くれなきゃ、不意打ちなんてとても出来なかったぜ!:

 

シロコ「ありがとう。えーと……」

 

ラスツ:ラスツだ。よろしく頼む。:

 

セリカ「ありがとー!ラスツさん!」

 

 

 

 

ナイル:…………:

 

ボトマック:くそっ、見失ってしまいましたね。

ナイル副長。:

 

ナイル:いや、完全に見失ってはいない。あれを見ろ。:

 

ボトマック:あれは……ナイル副長の2連高誘導

ミサイル!:

 

ナイル:閃光弾が光る前に、ロックを完了し、

奴らに向けて放った。ミサイルの進行方向に

奴らは逃げている。

…そして、予想通り奴らは我々を街区へと

誘い込みたいようだ。:

 

ボトマック:総員!すぐに追撃に移るぞ!急げ!:

 

ベイラム隊員たち:はっ!!!:

 

 

ザザ……

 

 

ミシガン:どうした!?堅物!!イグアスの

物真似か!?

クソガキたちにアッパーを喰らったようだが、

何と無様な間抜け面だ!!俺がその場にいたら!

貴様の今の顔面を写真に撮って!日記をつけている

ところだあ!! ………何があった?:

 

ナイル:いや……『これはこれで良いかもしれん』と

考えを改めていたところだ。

『あの独立傭兵… 噂通りの老猾らしい。』

我々も気をつけねばならんな。:

 

ミシガン:…お前が狡猾と言うか。中々の手勢の

ようだな。:

 

ナイル:ま、お前ほどではないがな。ミシガン。:

 

ミシガン:バカやろう!!俺はまだ老猾と言われるほど

老けてはおらん!! そんなことよりさっさと

アビドスワンワンどもを追撃せんか!!

このミシガンフルパワーシェイクを貴様の頭に所望

しているのか! G2!!:

 

ナイル:行き先は分かっている。言われなくとも

すぐに追撃し、『作戦をこなすさ。』

あまり唾を吐きかけてばかりいると老けるぞ

ミシガン?脳みそがな。:

 

ミシガン:余計なお世話だ!……頼むぞ。:

 

ブツッ

 

ナイル:……ボトマック、『例の件はどうだ。』:

 

ボトマック:もうしばらくかかる所存かと。:

 

ナイル:ふむ、ではこちらも上手く時間を稼がねば

なるまいな。キヴォトスと同じように、な。:

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

【ミレニアム街区】

 

 

アル「ム、ツキ、は……ハル…カ…は……!?」

 

ホシノ「……生きてはいる。けど、どっちも

ヤバいね。特にハルカちゃんの方はすぐにでも

医療施設で治療を受けさせないと死ぬね。」

 

アル「あ、あぁぁ…そんな……!うぅ…ぐすっ…

ごめ、ごめん、なさい…… あなたたちの忠告通り、

すぐに逃げれば良かった……

私が判断をミスしたせいで、みんなに迷惑をかけた

だけじゃなく、ムツキとハルカに…ぃ……!!」

 

ホシノ「もう良いよ。」

 

チャティ:だが、もう便利屋たちは戦えんな…

特にミサイルの余波を受けた2人はすぐに治療を

受けさせてやらんと死んじまうぞ。:

 

シロコ「ナイルたちは…」

 

ノノミ「距離は離せたようですけれど…」

 

ラスツ:俺たちが離脱する前にナイルは高誘導

ミサイルを撃ってやがったからな。

ゆっくりとした弾道だから、俺たちの行き先も

把握しているだろう。:

 

セリカ「つまり、すぐにでもここに来るって

こと…だよね?」

 

ホシノ「だけど当初の作戦通りだよ。まずは

ここにナイルとアーキバスをここに呼び込んで、

双方争わせる。

そして、上手くイグアスとヴォルタもここに

誘い込んで、【レイヴン】の蜂起のタイミングを

作る。」

 

ノノミ「ですが、そう上手く行くでしょうか…

イグアスとヴォルタの目的は、キヴォトスの

指揮系統をつぶすことです。

昨日の会議の内容通りに他の地点を回ろうと

するんじゃないでしょうか…」

 

ホシノ「…とにかく、第一フェーズはほぼ成功した。

そろそろ先生の指示を仰ぐ時だよ。司令部。」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

リオ「ヴォルタ隊は作戦目標通り、開発都市群に

侵攻しようとしているわ。誘導は上手くいって

いないわね。」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

ナギサ「こちらイグアス隊も商業区の方に

向かっています。」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

リン「アーキバスコーポレーションはもうじきに

ミレニアム街区へと進行してきます。」

 

ハナコ:そうなると、ナイル隊とちょうど鉢合わせ

する形になりそうですね。:

 

アオイ「第一フェーズは作戦通りに行きました。

これより、先生の指揮をお願いしたいと

思います。総司令部。」

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

アヤネ「こちらアヤネ!了解です!」

 

ユウカ「先生!いよいよです!」

 

先生「うん。では…

 

ノア「少しお待ちください。ナイル隊迎撃部隊より

緊急の指示要請を受けています。」

 

アヤネ「……!せ、先生!便利屋のアルさん、

ムツキさん、ハルカさんが重傷を患って

いるようです!

ホシノ先輩によると、特にムツキさんとハルカさんは

とても危険な状態にあるとのことらしいですが…」

 

先生「何だって…!? ムツキとハルカが!?」

 

ワカモ「あなた様…」

 

ミカ「先生……」

 

先生「っっっナイル…!!」ギリィ!

 

カヨコ「せ、先生……お願い、社長たちを…!」

 

スバル「先生!どうしますか!」

 

先生「………スバル、ワカモ、ミカ、ノア、準備を。

ナイル隊とアーキバスが戦闘を開始したら、

先生と一緒にミレニアム街区へと向かう。」

 

カヨコ「せ、先生!何で!!すぐに行かないと、

社長たちが死んじゃうんだよ!?」

 

先生「分かってる… でも、目立つ動きをすれば

狙われる。せめて、ある程度場が混乱しないと…」

 

カヨコ「……………」ギリ!

 

先生「ハナコ!ナイル隊とアーキバスが戦闘を開始

したらホシノたちに伝えてほしい! アルたちを

背負って一度こちらに戻って、アルたちを医務室に

連れて行ってほしいって!」

 

ハナコ:了解です。先生。:

 

リオ:イグアスとヴォルタはどうするかしら?:

 

先生「とりあえずそのまま進行させておいて!

必ずそいつらも誘導できるタイミングが来る!」

 

ナギサ:分かりました!:

 

リン:っ!!先生!!来ました!ついにアーキバスが

ミレニアム街区へとやってきました!:

 

ハナコ:ナイル隊もミレニアム街区に到着しました。:

 

先生「っ!分かった!私たちもすぐにそちらに

向かうよ!

 

……さぁ、みんな!行こう!」

 

ワカモ「はい!あなた様ぁ!」

ミカ「うん!」

ノア「はい。」

スバル「了解です!」

 

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

 

 

 

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