トリニティ1年生男子!秋瀬リエトだぜ!   作:ぽてかま

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青春…そういや学生だったな俺。

リエト「とは言ったものの…」

 

タイミングを予知できるほど

俺は万能じゃない。

ただここ数日で限界まで鍛えて仕上げる、

それだけだ。

そしてもう一つ、トリニティまたは

他学園と仲良くなっておきたい。

そのためにも今日は少し遠出して…

 

ポン!

 

リエト「お、モモトーク?」

 

コハルから…珍しいな。いや、どっちかと

言えばコハル以外のモモトーク相手が

居ないってのが正しいが。

悲しい現実から目を背けつつ、

モモトークを読む。

 

コハル『その、ちょっとお願いがあって…

   一緒に出掛けてくれない?』

 

………青春だ!?!?

 

今日の予定はキャンセル、明日にずらすぞ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

俺の中身は一応成人男性であり、

こんな歳で…って思うことが多々あった。

 

リエト「でも…」

 

そうだよ。今は、生徒なんだ。もっと楽しもう。

 

リエト「あ」

 

気がついたら時間が迫っていた。

 

リエト「やべ!」

 

着替えてさっさと…さっさと………?

 

制 服 し か な い じ ゃ ん

 

そういやそうだった。休日は家で

ゴロゴロしてるからすっかり忘れてた。

部屋着と制服しかねぇ。私服ねぇわ俺。

制服はトリニティ側から男子用の

渡されたからまだ良いんだけど、

私服に関しては、なんでないのかというと…

 

リエト「俺が乗り移る前か!」

 

いじめで脅されて破られたっぽい。

乗り移る前の俺あまりにも気弱すぎんか?

制服が2着無事だったの奇跡だろ。

仕方なく制服に袖を通し、リュックを背負って家を出る。

 

リエト「…お、コハル。」

 

集合場所にコハルはいた。コハルは制服…じゃないな、

セーラー服?白も似合ってんな。

 

コハル「あ、リエト…なんで制服なのよ!?」

 

リエト「いやぁ…ははは…」

 

(青年事情説明中………)

 

コハル「…なるほどね…」

 

リエト「そうなんだよ、だから

   これは仕方ねぇ事で!!!」

 

コハル「いや買いなさいよ(正論)」

 

リエト「うぐぇ…まあそうなんだよな…」

 

はい、論破されました。まあだよな。

 

コハル「まあ、今日の目的もそれだったし…」

 

リエト「…へ?」

 

コハル「この前、服を整理してみたら、

   もう着れない服があって…」

 

コハル「少し不安な数になったのもあって、

   誰かに一緒に来てほしかったのよ。」

 

んで、(推定)今コハルが二番目に

懐いている俺に連絡したと。

でもさぁ………

 

リエト「ハスミ先輩とかじゃダメだったのか?」

 

俺は男子、コハルは女子。

なら俺より適任なやつはいるだろ。

 

コハル「それも考えたんだけど、

   リエトの私服見た事なかった気がして。」

 

リエト「バレてーら」

 

何?見透かされてる?俺。

 

コハル「そ、それに…リエトと出かけてみたかったし…」

 

リエト「ん?なんか言ったか?」

 

コハル「ち、違っ!何も言ってないから!」

 

リエト「ふ〜ん?」

 

リエト「ま、じゃあ行こうぜ。」

 

コハル「…う、うん!」

 

その後…

 

リエト「コハルには黒基調もいいけど、

   あえてこれとか…」

 

コハル「た、丈が短すぎるでしょ!?

   エッチなのはダメ!死刑!!!」

 

リエト「ええ…」(コハルの制服のスカートより

        長いと思うけど…?)

 

なんかエ駄死くらったり。

 

コハル「…なんかこれがリエトに一番

   しっくりくるわね…」

 

リエト「やっぱりパーカー着やすいな。

   これにしよ。」

 

俺の私服がTシャツとパーカーになったり。

なんだかんだ、服選びが進んでいく。

 

そして午後のティータイム。

 

リエト「足が痛い…ってなってただろうな、

   ちょっと前までだったら。」

 

だいぶ基礎トレしたおかげで

身体能力が向上しまくってるからな。

 

コハル「…やっぱりリエト、変わったわよね。」

 

ギクーーーッ!!!

 

リエト「え?そ、そうか?(やばいか…?)」

 

コハル「そうよ、変わったとかの

   次元じゃないかも。」

 

コハル「少し前まではずっと小声で、

   誰かに話しかけられるだけで怯えてて…」

 

コハル「今考えてみればいじめられてたせいかなって、

   思って。でも、もう大丈夫なのよね?」

 

リエト「…そうだな。」

 

リエト「結構前から俺、いろんなところで

   変な目で見られてたんだよ。」

 

リエト「『男子だから』『力が強いから』

   『もしかしたらみんなに悪戯するかも』

   …酷いよな、男子が珍しいとはいえ、

   ここまで偏見が固まってんだ。」

 

自分ではない『秋瀬リエト』の話。

 

リエト「でも、ずっとあんな気分じゃ

   元気も出ないしな。」

 

コハル「…ごめんね、こんな話しちゃって…」

 

リエト「何謝る必要があんだよ。

   もう大丈夫だしな。」

 

コハル「…でも…」

 

リエト「…じゃあ、趣味の話でもしようぜ!

   そうだな…コハルはどういう

   プレイの仕方が好きなんだ?」

 

コハル「ふぇっ!?公共の場で何言ってるの!?

   エッチなのはダメ!死刑!!」

 

リエト「ええ〜?ただゲームの話

   しようとしただけなんだけどな〜?w」

 

コハル「揶揄わないでよ!分かってて

   やってるでしょ!?」

 

リエト「んふふwww」

 

コハル「もーっ!!」

 

 

 

リエト「はー…あら、もうこんな時間か。」

 

コハル「本当ね。結構早く感じたわ。」

 

リエト「じゃあそろそろ帰るか。」

 

コハル「………うん。」

 

リエト「今日はありがとう、楽しかったぜ!

   また学校で会おうな!」

 

コハル「こっちこそありがとね!また今度!」

 

 

ただ平和に、今日という日が

終わったのであった…

 

 

ドッ

 

コハル「あっ、すいませ…」

 

不良A「あ"?」

 

 

…終わってほしかったんだけどなぁ…。

 

 

不良A「はぁ?なんだテメェら?」

 

リエト「なんでこうも巻き込まれるかな…。」

 

後ろで震えているコハル。

それを守れるように、前に俺が立っている。

 

コハル「リエト…!」

 

リエト「…一応聞いておくけど、見逃す気は?」

 

不良B「見逃すとでも思ってたの?」

 

うーん、逃がしてくれないなら…

 

リエト「先手必勝!!!」

 

近寄ってきた片方に鉛玉をプレゼント。

撃ってきたそれは俺の身体で防ぐ。

 

不良B「ぎゃっ!?」

 

意識はまだ普通にある筈だから、

あと10発くらいは撃ち込む必要がありそうだ。

 

リエト「技術が足りない分はーーー」

 

不良A「ちょ、ちょっと待」

 

フィジカルで突破、キックをぶち込むッ!!!

 

不良A「ごはぁっ!?!?」

 

リエト「おやすみっと!」

 

追撃の銃までセットで当てれば、すぐに動かなくなった。

…と思ったけどこれやっぱ痛ぇな!?

俺の耐久、そこまで高くないかもしれん…

 

不良B「よくも…ぎゃっ!?」

 

リエト「おわっ!?」

 

手榴弾!?…あれ、でも不思議と痛くない…

むしろ痛みが引いていく…もしかして!

 

コハル「あ、当たった…!」

 

リエト「ナイスカバー!」

 

倒れこんだそこに銃ぶっ放せば、

戦闘終了、俺らの勝ちって訳だ。

 

…は〜、まあイメトレ通りにはいかないか…

今の俺だと、不良三人が同時に戦える限界かな。

とはいえ、怪我は三日ぐらい寝れば基本治るし、

キヴォトス人ってやっぱり頑丈なんだな…

 

リエト「コハル〜、怪我ねぇか?」

 

コハル「大丈夫だけど、リエトは…」

 

リエト「俺も大丈夫、特に問題ないさ。」

 

コハル「はぁ…本当に…」

 

リエト「へ?」

 

コハル「な、何でもないってば!早く帰るわよ!」

 

リエト「まだ俺何も言ってねぇけど!?」

 

コハルに背中を押されるがままに、夕方の街を後にした。

その後学校で声をかけたら、何故か逃げられた。…何でだ?

一話あたりどうするべき?

  • 今のままでいいよ
  • 一つ一つをもうちょっと長くしてほしい!
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