…今日は遠出したし、アリスにも遭遇したし、
早く寝ようと。そう思ってた。
思うだけならタダ。
…帰り際に戦った時の違和感。
カチ、カチッ
リエト「…ん〜…ダメか〜!」
何故か銃が動かなくなった。
キヴォトスでそれってかなり不味く無いか?
でも……練習した整備術の出番だ!!
悪化した。何かバキッて音した。
リエト「悪いな、秋瀬リエト…」
この場に居ない元の持ち主に謝罪する。
そりゃそうだ、銃を粗末に扱えば当然壊れる。
そもそも俺の戦闘スタイル的に、
この子が耐えられるわけが無いのだ。
リエト「この銃、かなり耐久値低いんだな…」
調べてみたら中古らしい。日記にあった。
てか安すぎん?…金が足りなかったから
これで精一杯だったのか…
何にせよ、このまま銃が
使えないのは危険すぎる。
…自分用の銃、買いに行くか。
リエト「てか銃ってコンビニで
売ってんのかな…?」
弾薬は買えた覚えがあるが。
リエト「…お、ショッピングモール開いてる…」
今は夜10時、人気も少ないし、
割と安全に行けそうか…?
リエト「手榴弾とかも持ってないし、
走って行くしかないか…嫌〜。」
とはいえこの辺はある程度
治安良いし、大丈夫だろ。
リエト「行くか。」
家の鍵をポケットに突っ込み、貰ったばかりの
バイト代を財布に入れて家を出た。
やっぱり、夜は静かだな。
電灯が眩しい…
不良A「…死ねぇぇえっ!!!」
リエト「えっ、危なぁぁあっ!?!?」
不良A「くそ、外した!」
不良B「だが、あのピンク髪がいない分
こっちが有利だ、撃つぞ!!」
リエト(前コハルと出かけた時の奴ら…!
こんな時に限って……!!!
ゴミ箱じゃそう長く持たねぇし…)
まだ銃持ってないのはバレてないが…
気付かれるのも時間の問題だ…!
逃げ…るのは無理、殴り合いに
持ち込むにしてもこっちのリーチが足りねぇ…
どうすりゃいい…っ!
カチッ!
不良B「…ん?」
パンッッ!!キイイィィィィィィンーーー
不良A「ぐあっ!?目がぁっ!!」
不良B「耳がぁー!!!」
リエト「へっ!?」
ダンッ!ガッ!バキッ、ドスッ!
不良A「ぐあっ!?」
不良B「がはっ!!」
リエト「…???」
え?今、何が起こった?光…閃光弾…あっ。
???「本当に、懲りない人たちですね……。」
…この声は!
スズミ「大丈夫ですか?」
リエト「はい、一応!!!」
スズミだ!助かった〜!
マジで怪我するとこだった〜!
スズミ「それなら良かっ……あれ?」
リエト「ん?」
スズミ「あなた、銃は……?」
リエト「………。」
スズミ「…で、整備を失敗したと。」
リエト「そゆことです。」
スズミ「……ハンドガンくらいは
常備していた方が良いと思いますよ?」
リエト「その通りすぎて耳が痛いですね」
サブウェポン持ち歩くのは考えたんだけど……
どう考えても俺が別の銃を
同時に使うのは無理だし、家にピストルでも
置いておこうかなぁ……?
リエト「とうちゃーく。」
スズミ「ではまたどこかで。」
リエト「さいなら〜。」
すごい淡白に終わったな、スズミとの会話。
もっと話してパイプ繋ぐのも良かったが、
今は色々と混乱してて
思考が追いついてなかった。
チャンスを逃すなんて、
本来やっちゃいけないんだけどなー…
リエト「ま、それより今は銃だ。」
人とパイプを繋ぐ前に死んでたら話にならん。
幾つか閉まった店の前を過ぎ、
リエト「ここだな。」
カランカラン
店員「いらっしゃいませ〜。」
……あ、待って。そういや俺、
何の銃使うか決めてねぇ。
リエト「う〜む……。」
店員「何かありましたか?」
リエト「いや、自分に適正のある銃が
分かんなくて……。」
店員「じゃあ、試し撃ちされていかれますか?」
リエト「あ、お願いします。」
スナイパーライフル
ッダン!!!
カッ!!
リエト「当たんねぇ!!!」
ショットガン
ダンッ!!
ドガッ!
リエト「反動痛すぎ!?!?」
サブマシンガン
ダダダダダダッ!!!
リエト「お、結構いける。」
ハンドガン
カチッ、バンッ!
リエト「連射の感覚が……。」
アサルトライフル
ダダダダダダッ!!
リエト「……うん。これかな。」
リエト「すみません、これお願いします。」
店員「はい。AKM一丁と、弾薬ですね。
カスタムはどうされますか?」
リエト「あ、じゃあマズルブレーキで。」
店員「はい、では……4300円の
会計になります。」
リエト「あ、モモpayって使えます?」
店員「はい、使えますよ。」
リエト「じゃモモpayで。」
ピッ
店員「ご利用ありがとうございました〜。」
本当の、俺の銃を買ってしまった……。
前世では考えられなかったよな。
リエト「ふんふふーん♪」
ちょっと気分も良いぜ。
不良A「くたばれぇぇぇっ!!」
リエト「来てくれると思ってたぜ!!」
跳んで、物陰、反転…その場連射…!
不良A「ぐぁっ!?」
リエト(いける…イメージ通り動ける……!)
飛び掛かり、スライディング、右ストレート、
零距離連射、んで……!
リエト「オラァ!!!」
不良A「ぎゃあああ!!!!」
反動減らしたおかげか、
めちゃくちゃ手に馴染むな!
リエト「てか、もう1人どこ行った?」
不良A「アイツは頭痛で……。」
リエト「……(理解)……そうか。」
リエト「とりあえず気絶しといてくれ☆」
ガガガガガッ!!
不良A「みぎゃぁぁぁあああっ!!!」
武器も新調した、身体も鍛えた、
ある程度パイプも繋いだ……。
リエト「やれる事はやったか。」
後は、成績不振で補習授業部に入れれば…
リエト「そこはもうお祈りだな……。
先生がいつ来るのか分からんし。」
おやすみ〜……。
一話あたりどうするべき?
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今のままでいいよ
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一つ一つをもうちょっと長くしてほしい!