ハルナ「……なるほど、概ね理解しました。
とにかくこの場所に
行かねばならないのですね?」
"うん。"
ハルナ「事情は分かりましたが、
タイミングが悪かったですね……
この辺りは今、それなりに大きな
騒動になっていまして。」
アカリ「温泉開発部が市街地の真ん中を
ドカン☆と爆発させたとかで、
とにかくめちゃくちゃな状態なんです。」
ハルナ「そのせいで、風紀委員会も慌ただしく
動いているという状況で……
まあそのおかげで機に乗じて、
私たちもこうして風紀委員会の牢屋から
抜け出せたのですけれど。ふふっ♪」
アカリ「そうですね。それに、
非常事態ということもあって、
またしてもその場に偶然居合わせた
給食部のフウカさんが、部の車を
快く貸してくれましたし☆」
フウカ「んんっ!?んーっ!んーーーっ!!」
快く……?
アカリ「新しく買ったばかりの車を
貸してくれるなんて……これぞ
美しい友情というやつですね☆」
フウカ「んんっ!んっ、んんんんっ!!!!」
ハナコ「……その友情のお相手、縛られたまま
トランクに積まれてません?」
ハルナ「問題ありませんわ、フウカさんは
こういったことに慣れていますから。」
アカリ「もはや専門家と言っても
過言ではありませんね☆」
「「「「「・・・」」」」」
ジュンコ『ハルナ、アカリ!今どこ!?
こっちも包囲網を破ったけど、
合流できそう!?』
イズミ『ぎゃーーーっ!風紀委員会が
まだ追いかけてきてる!!』
ハルナ「ジュンコさん、
脱出作戦は取り消しです。」
ジュンコ『えっ、何で!?』
ハルナ「ふふっ、あの時のお礼ということで。
先生とトリニティの皆さんのことは、
私たちが責任をもってご案内しますわ。」
アカリ「ですね☆それでは
とにかく乗ってください!」
"ありがとう、よろしくね。"
リエト「これお前らのじゃねぇだろ……。」
まあ乗るけど。
ヒフミ「え、えっと……それでは
よろしくお願いします……?」
アズサ「……本当だ、給食って書いてある。
じゃあ失礼するけど……給食部の
あなたは本当にそのままで大丈夫か?」
フウカ「んーっ!んんんっ!!」
アカリ「ちゃんと捕まっていてくださいね☆
出発です!」
それから数十分後。
アカリ「そういえば……今日は一段と
風紀委員が多いですね?」
リエト「十中八九、
エデン条約の関係だろうな。」
ジュンコ「でも、それだとすぐ
包囲されちゃわない?」
ハルナ「その通り。目的地に着くまでに、
何回か交戦を挟みそうです。」
ヒフミ「時間との戦いですね……。」
アズサ「……陽動作戦はどうだ?」
コハル「え?」
"アズサ、詳しく教えてくれる?"
アズサ「ああ。まず最初に、私たちを
2グループに分ける。そうしたら
片方はこのまま、もう片方は別行動で
風紀委員会の気を引き付けて、
包囲を突破する。即席だから
まともな作戦ではないが……。」
ハナコ「……良いんじゃないでしょうか。
少なくとも、正面突破より
成功率は高いと思います。」
リエト「陽動する別働隊はどうすんだ?」
アズサ「どうにか追跡を逃れるしかない。」
原作より大雑把な気がするが……
リエト「……ハイリスクハイリターンか。」
"……でも、それ以外に手段は
ほとんど無いし……"
コハル「や、やるしかないの……?」
リエト「……大丈夫かなぁ…」
結局こっち側に残ったけど。
生徒が相手なら流石に大丈夫かな?
コハル「……待って、後ろから来てない?」
リエト「んぇ?」
……来てるな、確実に。
リエト「………鰐渕、速度上げられるか?」
アカリ「う〜ん、無理ですね☆重すぎます♪」
フウカ「そりゃそうでしょ!?
これ4人乗りよ!?」
イズミ「荷台分で5人乗りだよ!」
リエト「それでも2人溢れてんだよな」
……あ、そうだ。
リエト「赤司、お前らが乗ってきた
バイク借りて良いか?」
ジュンコ「い、良いけど……?」
リエト「よし。コハル、後ろ乗れ。」
コハル「え?えっと……」
リエト「どうせ追いつかれるんだ、
少しでも長く距離を稼ぐためにな。」
そんで……。
ドッカーーーーーン!!!!!
コハル「ひゃあぁぁぁぁぁっ!?」
リエト「ッ……!」
ドゴーーーン!!!
コハル「一体なんなのよ、もう!
どうしてこんなことに……!」
リエト「コハル!文句言う前に撃て!」
ドーーーンッ!!!
リエト「さっきから爆発しかしてねぇ!!!」
イズミ「トリニティのあなた、
バイクの運転上手だね!」
リエト「そりゃどうも……っ!」
危ねぇ、今ハンドル左に切ってなかったら
普通に爆撃食らってた。
ジュンコ「良いじゃん良いじゃん、頑張れー!」
ハルナ「アカリさん、8秒後に
また爆撃が来ますわ。」
アカリ「はい、問題ありません☆」
フウカ「ハルナぁっ!もう車は良いから
降ろしてーーーっ!?」
ハルナ「フウカさんもこうして
応援してくれていますし、
もう少し派手にやるとしましょうか。」
アカリ「そうですね、
声援を力に☆そして速度に♪」
コハル「ショベルカーに
ブルドーザーまで来てる!?何で!?」
リエト「確実に温泉開発部にも
追われてるじゃねぇかよぉ!!!」
コハル「やばっ、離れてた風紀委員会も来た!」
リエト「何なんだよもう!どうしろと!?」
(ピピッ)
アズサ『こちらチームブラボー。
チームアルファ、応答せよ。』
リエト「ハイこちらチームアルファ!
状況がだいぶキツい!」
アズサ『ごめん、陽動作戦は失敗した、
こっちは包囲されてる。』
アズサ『前方には火炎放射器を持った
温泉開発部、後方には
やたら強いツインテールの風紀委員。
退路を塞がれた。』
リエト「んでぇ!?」
アズサ『ハナコとヒフミ、私は何とか
自力で逃げるから、後で落ち合おう。
幸運を祈る。』
(ピッ)
リエト「切れたぁ!!」
コハル「わ、私たちって試験を
受けに来ただけよね!?」
リエト「今は目の前の事に集中しろ!」
コハル「ああもう、意味わかんない!!」
コハル「何でこうなってるのーっ!」
リエト「俺だって聞きたいよそれは!!!」
ったく!!…あれ、道続いてなくね?
アカリ「川、ですね。」
ハルナ「…これは。」
あー………なら!!!
リエト「コハル!投げる!!」
コハル「え?ちょっと待っ!?」
バリアは張っといた、落下ダメージ
防げるかは知らん!んで俺は…!
ドボーーーーーン!!!!!
コハル「り、リエトー!?!?」
ハルナが親指立てながら沈んでいくのを
横目に川から這い上がる。
這い上がる……
濡れた服が重くて泳げん!!
リエト(うおおおおお!)
川底を歩くようにしてどうにか辿り着けた。
リエト「ゲホッ、げほ!…はぁ…」
気管に水は入ってねぇか。…制服が
ずぶ濡れだが…仕方ない、このまま行くか。
コハル「リエト、大丈夫!?」
リエト「俺は大丈夫…コハルは?」
コハル「リエトのおかげで無事だけど……。」
リエト「良かった、追っ手が来る前に行くぞ。」
ハンカチじゃ拭けるわけないか。
タオルは……あってもびしょ濡れだな。
コハル「し、試験会場は、ここ……?」
"ふたりとも、無事で良かった。"
コハル「あっ、先生!!」
リエト「これが無事に見えるか…?」
"え…?……うわ、びしょ濡れ!
どうしたの一体!?"
リエト「川に落ちた。見てただろ先生。」
"いや、車の水飛沫でよく見えなくて…"
リエト「ならいいや。」
"ハルナ、親指立てながら
沈んでたけど大丈夫かな……。"
リエト「アイツらの事だ、どうせ大丈夫だろ。」
コハル「それより、ひ、ヒフミ達は!?」
ハナコ「お待たせいたしました♡」←水着
ヒフミ「2時45分……
間に合いました……。」←普通?
アズサ「包囲を抜けるのは
なかなか厳しかったな。
流石に疲れた。」←ガスマスク
コハル「そ、そっちは何があったのよ……。」
リエト(今は深く聞かないとこう……。)
……俺もキヴォトスに染まったなぁ。
元々は平和な世界にいた筈なんだが…
ま、今はどうでもいいか。
一話あたりどうするべき?
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今のままでいいよ
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一つ一つをもうちょっと長くしてほしい!