コンコンコン
ガチャ
コハル「……起きた?」
リエト「………おはよ、コハル。」
入ってきたのはコハル。
コップとタオル持ってる。
リエト「………俺、どんくらい寝てた?」
コハル「1日経ってないわ。今は夜よ。」
リエト「んぁ、日ぃ跨いでねぇのか……。」
あんま経ってないのな。良かった。
コハル「タオル替えるから目閉じて。」
リエト「うぃ」
あ"〜冷てぇ〜、気持ちぃ〜〜〜。
コハル「……お水、飲む?」
リエト「おん。」
水分が身体に沁みるぅー。
リエト「んくっ………ぷはー。
サンキューコハル。」
コハル「………その……」
リエト「ん?どした?」
コハル「今、話しても大丈夫?」
リエト「……良いぞ。暇だし。」
コハルが隣に座る。俺も身体を起こす。
……きっと、少し辛い話になるから。
コハル「さっき、みんなで相談してたの。
これからどうすれば良いかって。」
コハル「私には何が出来るかなって、
考えたんだけど……何にも……」
コハル「アズサだって成績が上がって、
ハナコだって本気を出して、
ヒフミだって色々やってくれて、
先生も手伝ってくれてる。
なのに、私は……うぅ……」
コハル「私だって頑張ったのに……でも、
私、バカだから……これ以上は……」
コハル「あと一週間で90点なんて、
絶対に無理なんだもん……」
コハル「ぐすっ……退学になんてなったら、
正義実現委員会にだって
戻れなくなっちゃう……」
しばらく、コハルの
啜り泣く声だけが聞こえた。
リエト(……なんて言えば、良いんだろうな。)
俺も無言でコハルの背中をさすって、
少しの間、下を向いていた。
リエト「……コハルだって、頑張ってるさ。」
リエト「赤点から、ここまで上がれたんだ。
90点なんて、コハルが頑張れば
すぐに到達できる。絶対。」
コハル「……でも、」
リエト「コハル自身が無理だと言っても、
俺は信じてる。コハルはできる。
コハルは俺よりもずっと凄いから。」
リエト「だから、コハル。」
リエト「頑張ろう。」
一瞬、静かになって。
目元を押さえたコハルが、
蚊の鳴くような声で。
コハル「……ありがと、リエト……。」
リエト「…どういたしまして。」
リエト「……そうだ、皆は
ちゃんと休んでるか?」
コハル「うん、もう寝てると思う。」
リエト「……コハルも、早めに寝ろよ。」
コハル「分かってる、でも……」
コハル「もう少し、このままで……。」
リエト「………ん。」
深くは返さない。体を預けてきたので、
倒れないように気をつけつつ、
俺も少し体を預ける。
そのままどれくらい経っただろうか。
コハルの寝息が聞こえてきた辺りで、
そういや俺、風邪引いてたな。と思い出した。
移すのも嫌なので、コハルを隣の部屋に運ぶ。
……お姫様抱っこで。
仕方ないだろこれは!!
だって寝顔めっちゃ可愛いんだよ!?
寝息も小動物みたいなんだよ!!
起こしたくないんだよ!!
姿勢的にも背負えないので、
起こさず運べそうなのが
お姫様抱っこしか無かった。
そう、これは仕方ないんだ……。
こっそり大部屋に入らせていただき……
皆を起こさないようにそーっと、
足音をなるべく立てないように移動して、
コハルをベッドに寝かせた。
……ってかヒフミしか寝てないし、
アズサはサオリの所行ってんのかな。
ハナコはどうせ碌な事してないだろ。
部屋に戻って適当なゼリーを食う。
リエト「……これそこそこ美味いな。」
薬も飲み、抜け切らない倦怠感を
抱えながら布団に潜り込んで、
リエト「………寝れねぇ。」
風邪なら行けるかと思った。
全然そんな事なかったわ。
……ちょっと勉強しておこ。
一話あたりどうするべき?
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今のままでいいよ
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一つ一つをもうちょっと長くしてほしい!