仮面ライダービルドな世界で何故かウルトラマントリガーに転生した件 作:タヌキソード
俺の知ってる仮面ライダービルドの世界じゃないな
火星で発見されたパンドラボックスが引き起こしたスカイウォールの惨劇から10年、我が国は、東都、北都、西都に分かれ、混沌を極めていた……。
ここまでは俺のよく知る仮面ライダービルドの世界の事情だ、この世界の日本は3つの国に分かれていてどこかしらで物騒な事が起きてる、嫌だなぁ…。
というわけでどうも、そんな世界に転生したしがない人間です。前世で仮面ライダービルドを見てたのでこの世界で起きる事象は全て把握してる。問題は、俺が仮面ライダービルドの世界における何に転生したかだ、俺は自分が何者なのかを全く把握出来てない、そんな状態で色々と巻き込まれたくないのでまずはこの世界の探索をしていこうと思う。
ちなみに俺が今いるのは◯谷の作品で見たある超古代の遺跡、ビルドの地球にそんなのあったっけ?ってなったけど、地上の事をまずは知らないとなのでそれは後回しにする事にした。
「よっと!」
遺跡の天井?にある穴に向かってジャンプしたら、その穴から地上へ出られた。あの穴自体、俺のいる場所からかなり高い位置にあるんだよ、その上凄い長い、だから遺跡からその穴を見ても地上の光なんてほぼ見えない。
「ん?」
俺が降り立ったのは地上世界にある鬱蒼とした森、その森を抜けてどこかの国の道路に出てしばらく見回してたら気配を感じたので木の影に隠れてそこから様子を伺った。しばらくすると、隊列を揃えたガーディアン達が道路を歩いて何処かに行った。顔や体が黒っぽかったので彼らが東都のガーディアンである事は間違いない。したがって俺は東都にいるという事になる。
「東都にいるって事は…」
東都にはあの仮面ライダービルドとその仲間達がいる、今どのような状況なのかは分からないので少し街の方に出てみるとしよう。あ、勿論ガーディアンには見つからずにね。
30分後…
「ここか…」
東都の街には誰もいなかった。時間軸的には恐らく北都が東都に攻め込んで来た辺りだろう、よかった…このオンボロ布を纏った姿を誰にも見られなくて…。せっかく街に来たんだからnascitaに行ってみるか…。
「誰もいないな…」
nascitaに着いて中に入ったのはいいが誰もいない。冷蔵庫の扉の先にある秘密基地に行けば誰かしらいるのだろうが今の俺は圧倒的不審者なので中を軽く見てから店を後にした。
「…」
北都が東都に攻め込んで、nascitaと秘密基地には誰の気配もなかった、なのであの天才物理学者とあの筋肉バカとあの子は街のどこかにいると推測した。
ドガァァァン!
推測した矢先に爆発音が聞こえた。どうやら誰かが戦ってるみたいだな。
「ほほぉ…」
音の聞こえた方に来てみれば、そこでは仮面ライダービルドと仮面ライダークローズチャージが北都の仮面ライダーグリスと戦っていた。グリスの後方には傷だらけの北都三羽烏がいる。恐らくクローズチャージと戦った後だろう。
仮面ライダービルドと仮面ライダークローズチャージと仮面ライダーグリス…現状のスペックではグリスが上だ、今のビルド達では彼に勝てないどころか負ける。…うわ!三羽烏がスマッシュに変身してグリスに加勢したんたけど!2人を4人で叩くとか卑怯だろ!それと俺の知ってるビルドの話にこんなシーンなかった気がするんだけど!?ヤバイよ…!マジで殺る気だあの人達…ビルド達を助けないと…!
「ん?GUTSスパークレンスとハイパーキー?なんで?」
俺の手元に何故かGUTSスパークレンスと幾つかのハイパーキーがあった。それ、未来を築く希望の光の巨人への変身に使うやつじゃん、ビルドの世界でなんで俺はこんなの持ってんだ。…でもまあいいか!超古代の巨人の力を借りてあの2人を助けちゃいますか!
『ウルトラマントリガー!マルチタイプ!』
まずはハイパーキーを起動。
『boot up!ZEPERION!』
そのあとにGUTSスパークレンスの銃身を展開、それを持った手を十字に構えると。
「未来を築く、希望の光!」
そのように口上を述べ。
「ウルトラマン!トリガァァーーッ!!」
GUTSスパークレンスを高く掲げてそう叫んだ。すると俺は光に包まれた。
『ウルトラマントリガー!マルチタイプ!』
そうして俺はウルトラマントリガー(等身大)へと変身した。
「来い!サークルアームズ!」
そう言いながら手を掲げたらトリガーの武器であるサークルアームズがどこからともなく飛んできて俺の手に収まった。
『Maximum Boot up!Multi!』
サークルアームズのグリップ部に、変身に使用したキー(なんか光と共に現れた)をセットすると…
{ハッ!}
俺はビルド達とグリス達の間へ降り立った。
「?」
「何者だアイツ…?」
「う、嘘でしょ!?」
「マジかよ…!?」
「あ、あれは…!」
「東都の守護神…トリガー…!」
ビルド達の反応は分かるが北都組の反応がなんか変だ、なんでトリガーの事知ってるんだよ(なんか東都の守護神て言われたし)……まあそんな事は置いといて俺はサークルアームズの引き金を引いた。
『ZEPERION!SWORD FINISH!』
{ハァァッ!!}
サークルアームズから強力な斬撃波を北都組に放った。斬撃波を受けた北都組はうわぁぁぁぁ!!!と悲鳴をあげて元の姿に戻って倒れた、三羽烏はさらに傷だらけになり、グリスの変身者の猿渡一海も少し傷だらけになっていた。
「一旦引くぞお前ら…」
「「「はい!カシラ!」」」
そのあとに彼らは立ち上がると、消しゴムフルボトルの力でその場から消えるように撤退していった。ただ…
「おいトリガー!北都にはな!守護神のウルトラマンティガがいるんだぞ!」
「だからお前なんか怖くねえ!」
「そうだそうだ!」
去り際に三羽烏が凄い事を言った。え?え?あのウルトラマンティガが北都の守護神?どういう事だよ?
「ありがとな!ところでお前誰だ?」
「…」
クローズチャージが何やらお礼を言ってきた、ビルドの方は俺の方をじっと見つめて動かない。
{…ハァッ!}
彼らを一度見た後、俺は空へ飛び去った。クローズチャージが何か言ってたが気にしない。
それから再び30分後
「何とか解決出来たけど…」
彼らのいた場所から遠く離れた場所へ降り立って元の姿に戻った。そして色々と分かった事がある。
1.自分はこの世界にウルトラマントリガーとして転生した。
2.北都組がトリガーの事を知っていた。
3.トリガーは東都の守護神らしい。
さらに分かったのは、この世界は俺の知る仮面ライダービルドの世界ではないということ、そもそも俺が目覚めたあの遺跡自体がビルドの世界にはないもの、あれはトリガーの話に出るものだ、そしてその世界に俺はトリガーとして転生した。最後に分かったのは、この世界にはあのウルトラマンティガがいるという事、しかも北都の守護神らしい。なんで北都?
北都に守護神を務めるウルトラマンがいるなら西都にも守護神を務めるウルトラマンが居そうだ、何がいるのだろうか…ダイナ?ガイア?気になるな…。
「腹減った…」
目覚めてから何も食べてないな、幸いにもコンビニは営業してるみたいだったからそこに寄って何かご飯買ってくか…。
続く…
西都の守護神を務めるウルトラマンは誰がいい?(変身者はオリキャラになります)
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ウルトラマンダイナ
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ウルトラマンガイア&アグル
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平成三部作の戦士を除く平成のウルトラ戦士
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昭和のウルトラ戦士
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ニュージェネのウルトラ戦士