仮面ライダービルドな世界で何故かウルトラマントリガーに転生した件   作:タヌキソード

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代表戦もやっぱり俺の知ってるやつじゃないな

 

ウルトラマントリガーであり転生者の俺は、仮面ライダービルドの世界にある東都の街でウルトラマントリガーに変身し、北都の仮面ライダーグリスとその仲間の三羽烏から東都のヒーローの仮面ライダービルドとその仲間のクローズ(会った時はクローズチャージ)を守りながら戦っていた。ハザードトリガーで暴走したビルドから三羽烏の一人である青羽が変身したハザードスマッシュを俺は守るも、その直後にブラッドスタークの手によって青羽が死んでしまった。仮面ライダービルドの変身者である桐生戦兎は、青羽の死に自分が関わってしまった事に衝撃を受け、激しく後悔、俺はスタークに攻撃しようとするも逃げられてしまい、己の無力さに打ちひしがれた。

 

「…」

 

そんな苦しい日から一夜明けたが、未だ俺の心の奥には後悔があった。俺が油断しなければあんな事にはならなかった…。その言葉が頭の中をループしていた。だけど俺よりも桐生戦兎の方がずっと苦しんでるはず。彼が青羽を殺ったわけではないけれど、それでも戦兎は彼の死に関わってしまったと思い込んで苦しんでる。あの状態ではまともに戦うことは出来ない。

 

「…」

 

青羽が死んだあの現場には花が手向けられていた。戦兎や猿渡一海辺りがやっていったのだろう。俺はたまたま営業していた花屋で花を買い、その場所に花を手向け、冥福を祈るように手を合わせた。

 

「…よし」

 

手を合わせた後にその場を離れ、いつもいる公園へと戻った。実質ここが自宅になりつつある。

 

「このパターンだと…」

 

本家の方だと、トラウマ回の後に抜け殻みたいになった戦兎はハザードレベルを上げるべく様々なベストマッチを使って奮闘。まぁこうするように助言したのはあのスタークなんだよね。この世界でも多分本家と同じような事してるんだろうけど…。

 

「代表戦は…」

 

そしてやって来る代表戦、東都のビルドVS北都のグリスの一対一のバトル。ここの内容は把握済みだ。……特に理由はないけどnascitaに行くか。

 

 

10分後

 

 

「…」

 

「…」

 

nascitaに行く途中で何体かのバリスレイダーに襲撃されました。なんでバリスレイダーがこの世界にいるんだよ?ギルバリスでもいるのこの世界は?とりあえずウルトラマントリガーに変身して蹴散らした…のはよかったんだけど、その場で変身解除したら、変身前の姿を東都の氷室泰山首相に見られちゃいました。

 

「君がトリガーだったのか…」

 

「…」

 

「我々は明日、北都との戦争を終結させるために代表戦を行う。その代表戦の最終戦である『聖戦』に参加してくれないだろうか?」

 

「…聖戦?」

 

聖戦?何だそれ?本家のビルドにそんなのなかったぞ?やっぱこの世界は俺の知ってる仮面ライダービルドの世界じゃないな…。

 

「守護神ウルトラマンを一対一で戦わせるものだ。北都の守護神ウルトラマンティガと東都の守護神である君の一対一の勝負…どうか参加してくれないだろうか…?」

 

「…分かった。その聖戦に出よう」

 

「ありがとう…!」

 

本家のビルドの代表戦はライダーを1対1で戦わせるものだったが、この世界ではその他に守護神ウルトラマンを一対一で戦わせる『聖戦』なるものが存在するようだ。その聖戦の最初の俺の相手は北都の守護神ウルトラマンティガ……色んな想いが込み上げてきたが戦争を終わらせる為だ、腹を括らねば…。

 

 

15分後

 

 

「聖戦に早く参戦出来るように寝とくか」

 

首相との話を終えて公園に帰って数分後に鍛錬みたいなのを少しやったあと、俺はベッド代わりのベンチに寝転がって就寝した。明日は気を引き締めねば…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日の夕方

 

 

「そろそろ出番が近づいてきたな」

 

ある場所で、上から下まで白い服に身を包んだ茶髪の青年が代表戦を見ていた。青年の側にいつの間にかいたスタークはその青年にそう声をかけた。

 

「…うん」

 

「首相が言ってたぞ、この国の命運はお前にかかってるって」

 

「…うん」

 

「だから気を引き締めて頑張れよ」

 

「…うん」

 

スタークの言葉にそのように返事をしていく青年、青年は無表情のまま。

 

「絶対に…勝たなきゃ…」

 

そんな青年の手にはトンカチのような形をした超古代の神器があった、青年はそれを見てそう呟いた。

 

しばらくして青年は、代表戦が行われている舞台へと向かっていった。スタークは青年を見送った後、その場から去っていくのだった。

 

 

続く…

 




閲覧ありがとうございます、次回はいよいよ代表戦の話です。お楽しみに。
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