仮面ライダービルドな世界で何故かウルトラマントリガーに転生した件 作:タヌキソード
ウルトラマントリガーであり転生者の俺『マナカ・ケンゴ』は、仮面ライダービルドの世界で色んな出来事に直面していた(名前自体はトリガーの主人公の名前をそのまんま今の俺の名前にしただけ)。東都の守護神ウルトラマンである俺はダイゴ…もとい北都の守護神ウルトラマンティガを助けたあと西都の守護神ウルトラマンのウルトラマンダイナと何故かいるウルトラマンヒカリと戦ってそのあとにサークルアームズの技でブロス兄弟をぶっ飛ばした後、レキネスアーマーを纏ったウルトラマンオメガ(オメガ自体は西都の政府官邸にいたはず)が武器のレキネスカリバーで後ろから俺の腹を貫き、俺はそこから意識を失ったあと、西都の非政府直轄防衛チームストレイジの高山我夢が操縦する特空機セブンガーに救われた。なんでストレイジがあるんだよ?なんで高山我夢がストレイジの特空機のパイロットやってんの?なんて思うかもしれないがこの世界は本家の仮面ライダービルドの世界に似た混沌の世界だ、これくらいあっても何もおかしくない(白目)、この世界のストレイジの隊長はあのヘビクラ・ショウタ隊長(ジャグラス ジャグラー)だった。話を一通り聞いてくれたヘビクラ隊長はストレイジの基地に何故かある隊員部屋を俺達に貸して匿ってくれた(広さは3LDK)。ヘビクラ隊長と我夢の話では西都の守護神のダイナとその仲間のヒカリは難波重工がクローン技術を応用して作った人工ウルトラマンで、我夢本人も人工ウルトラマンなのだが、超能力で難波会長の心を読んで難波会長の真の目的を知って怖くなって難波重工から逃げ、ヘビクラ隊長に拾われたそうだ。何故か難波重工を憎んでたけど。俺を刺したオメガは生粋の宇宙人で、東都と北都の代表戦が始まる前に地球に落ちて記憶喪失になった後に難波会長に拾われて難波重工の為に動くように洗脳されてるそうだ。
「何これ?」
「ストレイジの制服か…?」
一夜明けた頃、部屋のポストの中に袋が2つ入っていた。取り出して開けてみれば中身は黒っぽい色のつなぎ…もといストレイジの制服とその他一式と何故か帽子や眼鏡やマスクが入っていた。一緒に入っていた紙には『正体バレを防ぐためにこれを着ろ、おまけも入れておいた』と書いてあった。…これやったのヘビクラ隊長だな、なんでそんな光の戦士に優しいんですかね、
「名前…違う…」
「俺達の正体バレ防ぐ為にそうしたんだろう」
「そうなのかな」
制服にあるネーミングワッペンもそれぞれ違うもので、ダイゴは『長井博』俺の方は『寺山頼我』になっていた。これ、ティガとトリガーの主演の俳優さんの名前の漢字を一つ変えたやつだ、これなら人違いとか別人とか言って誤魔化せるな!ウルトラマン相手に効くか分かんないけど。
「この格好なら西都で動いても問題ないな」
「なんだか新鮮…」
そうして袋に入ってた一式に着替え、俺は帽子とマスクをつけ、ダイゴは帽子と眼鏡をつけた。よし、これで出かけてもなんら問題ないな!
「西都の街観光してみるか」
「うん、そうだね」
そうして基地の外へと出て西都の街を観光する事にした。西都の御堂首相は若者を海外進出させ、技術力で経済の復興を目指そうという外向き志向の政策を取っているがこれはあくまで表向きのものだ、水面下で北都との軍備拡張競争がエスカレートしているらしく、平和主義を掲げる東都との溝は深まる一方になっている(その後西都は北都を制圧した)。街中には監視カメラが設置されていて気分はあまり良くない、かといって監視カメラ破壊したら何されるか分からない。使われている貨幣が東都や北都と違うが、そこん所は超能力でその貨幣を諸々生成したので問題なく飲み食い出来る。
「(色んな所行けたのに…楽しいって感じられない…)」
「(そんなに監視して何がしたいんだ…)」
せっかくの観光も監視カメラのせいで全く楽しいと感じられなかった。難波重工は相変わらず物騒なオーラが漂ってたのですぐに離れた。屋台でラーメン食べられただけでもいいのかもしれない。実はここだけの話、ストレイジの基地の電話を使って東都にいる桐生戦兎とその仲間達と会話したんだ、元気そうかというとそうでもなかったが無事なのを知って俺はホッとした。みーたんこと石動美空の目が緑色に光りさらには異質な声で『エボルト…』と言ったそうだ、その異質な声は恐らく火星のあの人だな。
「観光しきったから何もする事ないや…」
「だな…」
さて、ここからどうするか…難波重工に潜入して内側から弱体化させていって西都の戦力を弱らせるのもいいがダイナとヒカリとオメガが危険だ、仮面ライダーローグとブロス兄弟はどうにかなるが…。
「ん?そこで何してるの?」
ここでダイゴが誰かを見つけたらしくその誰かに声をかけた。誰に声をかけたのかと聞けばダイゴは左側の方を指差した。そこには何かの作業着を着た男が何もせずに立っていた。男はしばらくするとこちらの存在に気付いたが次の瞬間、瞬間移動して俺に襲いかかってきた。
「っ!」
その攻撃を何とか受け止めたが、襲いかかってきたその男のパワーは尋常ではなかった、地球に住まう者が出せるものじゃない、同時に異質なオーラを纏っていた為、コイツが異星人である事が分かった。
「マ・ドゥーク…」
異星人の男はさらに奇妙な言葉を喋った。確か…前世でウルトラマンオメガ見てた時、ゾヴァラスって奴がそんな事を言ってたような気がした。…あれ?もしかしてコイツ…ゾヴァラス!?コイツまでいるのかよ!?
「ケンゴ!」
ダイゴがすぐに蹴りでゾヴァラスをぶっ飛ばして俺から距離を取らせた。
「オメガ…オメガ…マ・ドゥーク・オメガ…」
異星人の男はそのように呟く。
「オメガ?」
「その名前の奴を探してるみたいだが…」
『マ・ドゥーク・オメガ』…この言葉を訳すとオメガ抹殺となる…つまり…コイツの狙いは…。
「ふふふーん…」
緊迫した状況の中、オオキダ・ソラト(ウルトラマンオメガ)が鼻歌を歌いながら姿を現した(服装は本家と同じ)。今ここで彼をアイツに会わせたらヤバイ…。
「ん?」
「
「早く逃げろ!」
俺はすぐにソラトにそう呼びかけたが、ソラトが動く前にゾヴァラスがソラトの元へ瞬間移動してソラトにパンチを食らわせてぶっ飛ばした。
「なんで!?」
「あの異星人の狙いはアイツだ…!」
この世界のオメガとゾヴァラスの関係は本家と同じようだ(恐らく)。
このまま放っておけば俺達的にはいいのかもしれないが俺は生憎そんな事出来る性分じゃない、だからアイツを助けるべく、GUTSスパークレンスと怪獣のキーを取り出し、キーをGUTSスパークレンスにセットした。
『Boot up!Thunder!』
銃口をゾヴァラスに向け、その後に引き金を引けば銃口から電気の塊が放たれてゾヴァラスに命中しゾヴァラスはぶっ飛んだ。
「ハッ!」
その後にダイゴがウルトラ念力でゾヴァラスをさらにぶっ飛ばした(なんでティガがウルトラ念力使えるのかって?知らないよそんな事)。その後にダイゴと共にソラトの所へ駆け寄った、ソラトは俺を見て驚いた顔をしたがそんな事など気にせず俺はソラトを連れてその場から逃げた。
「なんで…?どうして俺を助けた…!?俺は…お前を…刺したんだぞ…!」
「助ける事に理由なんているか?」
「!」
その後、俺はソラトを担ぎ上げた、担ぎ上げる際に『え?』て声が聞こえたが気にしない。
「ダイゴ、このまま飛ばすぞ」
「うん!」
そしてそのままスピードを上げた、隣にいるダイゴも同様にスピードを上げた。
「
後方からは俺達を追うゾヴァラスの声が聞こえてくる。そのまま無視していたら突然後方が光った。後ろを向けばゾヴァラスもとい殲滅創世体ゾヴァラスが巨大化して俺達を追っていた。どうやら簡単には逃げ切れなさそうだな…。
後編へ続く
閲覧ありがとうございます、今回は前編です。次回の後編もお楽しみに…。