ほとんど類似作品を見ないから大して読まれんやろなと思ってた。
なんか、アクセスとかお気に入りとかコメントとか指数関数みたいな増え方してる……ナニコレコワイ。
そんなときに出すならもっとワクワクするやつが良かった気もするけど、今回はちょっと小難しめのテーマで1つ。
『日本やばくね!?』みたいなのはもうちょっとお待ち下さい。
ホグワーツの授業について
1:名無しの生徒
なんかホグワーツの授業微妙なやつ多すぎない?
主に魔法史とか防衛術とか。
ちゃんとしたカリキュラム的なの無いの?
2:名無しの生徒
その2つはちょっとね。
ビンズはいつものあれだし防衛術のマイキーは外れ年
去年のローリーは割と良かったけど、居なくなった
3:留学生
ビンズ先生ってゴーストよな?
こっちのゴーストの習性聞くに、ずっとあれなの?
4:名無しの生徒
ずっとあれ。多分今後もずっとあれ。魔法史は耐えるしかない
5:留学生
ホグワーツ生とイギリス魔法界が歴史とか世界情勢に疎いの、絶対アレの影響だろ。
ホグワーツはイギリス唯一の魔法学校だし、イギリスの魔法族は全員あの教育受けてるわけでしょ?
そら歴史とか嫌いになって興味も持たなくなるわ。
6:名無しの生徒
そうなるかな。
確かに私も魔法史関連の本とかなら読むのは好きだけど、あの授業は嫌いだからその可能性はあるかも。
7:留学生
絶対良くないぞそれ。
で防魔の教授は外れ年か。
去年までは良い教師が居たのか。ちょっと残念。
歳でやめたとか?
それとも任期的なやつ?
8:名無しの生徒
いや、ホグワーツの教授は基本引退するまで変わらないんだけど、防衛術の教授ってなんか毎年1年しか続かないんだよね。
ローリーも普通に30代だったけど、年あけたら居なくなってた。
どうなってるかは何も聞いてないな。
9:留学生
絶対なんかあるよねそれ。
10:名無しの生徒
言われてみるとたしかに?
防衛術の教師だけどんどん変わってるね。
11:留学生
あとさ、単純に疑問なんだけど
12:名無しの生徒
うん?
13:留学生
なんで教授って各科目1人なの?
この人数1人は正気の沙汰じゃないと思うんだけど。
14:名無しの生徒
なんでって言われても、ずっとそれで来てるからかな?
日本だと違う感じ?
15:留学生
全く違う。
魔法族専用の科目でも、1年生が全員受けるような基礎科目だと普通に単体の教科に複数人教師や教授が居て、他の有識者や役人も含めた話し合いで授業内容策定してそれに基づいて授業してる。
中等部以降の選択式の専門科目だと講師が1人のこともあるけど、それはその科目を受講する生徒が少ない場合で、人数が多いなら普通に複数人でやってるよ。
こっちの教師は式紙人形も使わないみたいだし、生身で全員を教えてるんでしょ?
どう考えても手が回らないと思う。
16:名無しの生徒
ふーん、聞いてる限りだと、日本の魔法学校、マホウトコロであってたよね
17:留学生
あってる
18:名無しの生徒
ありがと。
そこだと授業の内容が結構しっかり考えられて決められるのね。
ホグワーツだと大体教授に一任されてるから、ひどい教授になると本当にひどいよ。
マクゴナガルとかフリットウィックとか、癪だけどスネイプとかはちゃんとした内容だけど、トレローニーの占い学とかビンズの魔法史、後は外れの年の防衛術ははっきり言って本読んでた方が遥かにマシだから。
19:留学生
世界一の魔法学校と謳うにはゴミすぎない?
というか内容を教授が決めてるの?
魔法省が教育の方針打ち出してるとかじゃなくて?
20:名無しの生徒
話聞いてると確かに一貫した教育の方針とか内容の選別は必要だと思うけど、なんで魔法省?
ホグワーツに魔法省は基本的に関わってこないよ。
校長がダンブルドアだから魔法大臣も何も言ってこれないみたいだし。
21:留学生
ん? どういうこと?
22:名無しの生徒
というと? 今回もまた日本とこちらの違いが出てるような気がしてきたから、ちゃんと丁寧に聞きたい。
どのあたりに疑問を持ったか言語化出来る?
23:留学生
ちょいと待ってな、整理する。
24:名無しの生徒
待ってる
25:名無しの生徒
君等は一体授業中に何してるのかな。
ホグワーツ生の方は高学年だろうから講義の合間かも知れないけど、留学生は今授業中でしょ。
魔法史なら全然良いんだけど
26:留学生
魔法史だから暇になってきた。本の内容をわかりやすく解説するならまだしも、一言一句本の朗読し続けるのは授業だと思わないので俺も勝手する。
で端的に会話が噛み合わない理由に気づいたんだけど、ホグワーツって魔法省の下部組織じゃないの?
27:名無しの生徒
私は寮の談話室でのんびりしてたら反応したから掲示板に書き込んでる。
それにこれ、多分だけど隠蔽魔法かかってるから授業中でもバレないよ。
談話室とか大広間で普通に使ってるけど今のところ視線を向けられてないから。
28:名無しの生徒
魔法史はお疲れ様。
それと疑問の通り、ホグワーツは魔法省の下部組織ではないわよ
成立の経緯からすると、むしろホグワーツの方が先なぐらいだし。
マホウトコロはマグルの社会みたいに政府のなんらかの部門の管理下にあるの?
29:名無しの生徒
あーなるほど。そこが疑問だったのね。
ホグワーツと魔法省の関係って確かによくわからないわね。
OWLとかNEWTは魔法省の部署がやってるみたいだけど、それ以外だと全然かかわらないし。
30:留学生
まじか。いや、ホグワーツと魔法省の成立時期から考えると何もおかしくはないのか。
最初に魔法使いの子どもたちが学ぶ場所としてホグワーツが出来て、その後魔法族の社会が発展する中で統治と他国との交渉役として魔法省が出来た。
けど表向きの立場は魔法省が上に見えるけど、ホグワーツは伝統とイギリス魔法界の教育を一手に担ってる立場から魔法省すら手が出せない自治組織になってる、って感じなのかな。
31:名無しの生徒
そこまで詳しいことは私にはわからないわ。
ただ、今の最強にして最高の魔法使いであるダンブルドアが校長をしているから、魔法省もあれこれ言えないという面もあるでしょうね。
ダンブルドアはよくホグワーツの独立性を謳っているみたいだし。
確かにマグル界のことを多少知っているから違和感はあるのだけど、問題は特に起きてないのよね。
32:名無しの生徒
私もそこまで詳しい歴史はわからないかな。
というより、多分なんとなく今のホグワーツと魔法省の関係ができあがっただけで、そんなに明確な意図は無いと思うんだけど。
授業が教授に一任されてるのも、それで特に問題が出てないからだと思うし。
日本だと、どういう経緯でマホウトコロが魔法省の下についてるの?
教師の人数が多いのも、多分何かしら問題があったからだよね。
33:名無しの生徒
なんか面白そうな話してるね。
教育の話は実は興味があってさ。
良かったら日本のことを教えてくれ、留学生
34:留学生
俺が聞いてたはずがいつの間にか俺が聞かれる側になってたんだけど、なんだこれ。
まあある程度自己解決したし話す分には構わないんだけどさ。
取り敢えずマホウトコロという学校に対する説明と、一般的な教育機関の立ち位置の話について話そうかな。
明確な意図はなくても、そうなった原因、理由はあるからね。
それが明らかになれば現状への適切な認識が出来るってものだよ。
35:名無しの生徒
授業中に振動しまくるからついに気になって開いちゃったけど、これ隠蔽の術がかかってるおかげで開いてる間俺自身に対する注目逸れてたりする?
隣からも話しかけられなくなったし先生からも見られてない気がする
36:留学生
>>35 影が極端に薄くなってる程度。
あなたを探してる相手からは隠してくれないしあなたしかいない場所だと注目されちゃうけど、一緒の空間にいるとか他にも人がいるとかで、あなた個人を見ようとしてる相手でなければ隠してくれる。
37:名無しの生徒
まじか。これ開いてたら授業中サボり放題じゃん。
良いこと聞いたわ
38:名無しの生徒
授業はちゃんと受けときなよ……一部除いて
39:名無しの生徒
何年生か知らないが、OWLやNEWTで困るのは君だよ?
40:名無しの生徒
どうせ実家を継ぐから成績はいらない。勉強しても使い所が無いからやる気も出ない
41:名無しの生徒
既に将来が決まってる人羨ましいと思ってたけど、そういう悩みもあるのね。
夢が無いわ
42:留学生
話してるとこ中断して説明始めるよ。
まずマホウトコロの設立の経緯と立ち位置についてなんだけど、マホウトコロってホグワーツとは特に設立の経緯とかが大きく違うんだよね。
ホグワーツって、イギリス魔法界の中でもかなり早い段階で出来た学校でしょ?
まだ魔法省とかイギリス魔法界という括りが出来る以前に、魔法使いの子どもたちが集まって教育を受けるための場所として出来た。
拠り所の無い魔法族達が自分たちを守るために作った場所でもある。
それこそ、イギリス魔法界で最古の家の括りを離れた魔法族による組織、と言い換えても良い。
だから今でもイギリス魔法界において魔法省と並んで力を持つ組織として扱われてるし、大抵の人にとってホグワーツの存在はとても大きくて、判断の基準になったりする。
これは合ってる?
43:名無しの生徒
大体合ってる、かな?
そこまで意識して見てるわけではないけど、確かに古いし伝統はあるし、大人でもホグワーツの寮のことを意識してる人はいるから。
44:名無しの生徒
魔法族出身だけど、親戚と話してると普通に「あの人はスリザリンだから」とか「やっぱりグリフィンドール生は」とか言ってるのはよく聞く。
ぶっちゃけちょっと違和感ではあった。
卒業してるのにホグワーツの判断基準今でも使ってるんだ、って。
45:名無しの生徒
44番 そう? 今でもここ以外だと普通に寮でどんな相手か推測してるし、大人になってもそれが続くのは別におかしくはないと思うけど。
46:名無しの生徒
ホグワーツはイギリス魔法界唯一にして最大の魔法学校。
だからそこで起こった事はもはや全魔法族のアイデンティティーになっている、と私は思っているわ。
マグルにもケンブリッジとかオックスフォードとか有名な学校はあるけど、それと比べても遥かに魔法族の文化に根付いた存在なの。
47:留学生
なるほど。
なんというか、色々と中世以前の価値観がそのまま残ってる感じなのかな。
ホグワーツ生であることを誇りに思うし、卒業してからもホグワーツ生だったということを誇りに思うし、そこでの生活が価値観に染み付いてる。
だからホグワーツ中心の思考があちこちに垣間見える、って感じで。
48:名無しの生徒
そんな感じかな。
中世以前っていうのが何を指してるかわからないけど
49:留学生
マホウトコロは、そういう魔法族の文化や価値観に大きすぎる影響を与えるような場所ではないんだよね。
あくまで教育機関。
そもそもホグワーツがイギリス魔法界最初の魔法学校なのに対して、マホウトコロは全然そんなことはない。
むしろ教育機関としては最も歴史が浅いと言っても良いと思う。
50:名無しの生徒
え、そうなの?
51:名無しの生徒
ワガドゥーとかダームストラング、ボーバトンとかも古いらしいし、マホウトコロも歴史があると思ってた。
魔法学校が全部歴史ある場所ってわけではないのね。
52:留学生
もともと日本はイギリスの魔法族と違って、集団で生活してなかった。
むしろマグルと魔法族が入り混じって日本中で暮らしてた。
だから統一された学校は存在しなくて、各地に似たような術を使う子供向けの小さな塾があったり、マグルの貴族の出資で出来た私設学校があったりしたし、なんなら学校に行かずに家で家業の教育だけを受ける子供もたくさんいた。
時の政権の支配下にあるという意味では同じ方向は向いてきたけど、魔法族自体が一致団結して集団を作ったことって、実はずっとなかったんだ。
中央政権に直接仕えてた魔法族もいるし、統治地域に住み着いて間接的に国の民として統治下にいただけの魔法族もいた。
これがだいたい西暦で1850年頃までの話。
古い昔、それこそ西暦600年代から900年代、後は1300年代後半の頃には大陸と国交があったから他国の魔法族との交流があったけど、それも1600年代の鎖国から1850年以降までには完全に途絶えた。
53:名無しの生徒
ホグワーツの存在しない魔法界は想像出来ないけど、小さい学校がいくつもあったならうまく行っていたのかしら。
54:名無しの生徒
マグルと魔法族の距離が近い影響はそういうところにも現れてるんだな。
ホグワーツは魔法族の子供を育てると同時に守る役割もあったみたいだが、日本にはそれが必要なかったんだと思う。
マグルの社会と結びついてたから、無理に魔法族同士で集まらなくても良かったんじゃないか?
55:留学生
>>54 日本で他国と日本を比較した研究ではそういう結論が出てる。
昔のイギリスの魔法族の拠り所はホグワーツだったし今日聞いた限りでは今もその影響は大きいみたいだけど、日本の魔法族にとっては学校以前にそれぞれの家のやるべきことが拠り所でありアイデンティティになったから、無理に拠り所を作る必要がなかった。
56:名無しの生徒
やるべきことって、例えば何?
57:名無しの生徒
確かに拠り所がホグワーツと言われればそうなってる、のか?
まだ大人になってないからわからないけど、ホグワーツの話をいつまでもする大人多いもんな。
でも普通にそれぞれの今の仕事が拠り所って人も多いと思うんだけど、そこのところはどう?
58:留学生
>>57 拠り所は別に1つじゃないからね。
例え今の仕事に真剣だったとしても、ホグワーツの魔法族に対する影響は大きくて考えのあちこちにその要素が出てきてしまうんだろうなって。
それに拠り所っていうのは重点を置いてるものがあればいいって話じゃなくて、精神的、あるいは物理的に支えとなるものを指すんだ。
精神的な支えの例はマグルの宗教とか。
宗教は、日々の生活を頑張って生きてるんだけど、それだけじゃ心が満たされないから神を信仰することで心を満たし、それによって個としての安定を得るものだったりする。
物理的な例は自分たちを守ってくれるものになるかな。
イギリスの魔法族はホグワーツという場所で自分たちを守ったけど、日本の魔法族はマグルとの安定した関係性によって自分たちを守った。
現代のマグルで言えばそれは国家であり企業という組織であり家族という集団であり、友人という輪でありと、色々と存在している。
人はマグルか魔法族かに関わらず何らかの関係性の中でしか生きられない。
そしてそれが無いと酷く不安になったり立場的に不安定になったりする。
それがイギリスの魔法族にとっては、日常的な仕事やイギリス魔法界みたいな不定形のものや魔法省っていうただの役所じゃなくて、ホグワーツっていう皆が共通して学んだ学校だったってだけ。
これを俺はアイデンティティという心理学の言葉で表現してる。
まああくまでこれは精神面、心の問題の話で物理的な話に使うのはちょっと違ったりはするんだけど、それは置いておいて。
『ただの魔法使い』ではなく『ホグワーツに通った魔法使い』っていう存在として自分を安定させてるんだよ。
逆に言えば、例えば貴族であったり魔法省に所属していたりと拠り所がある人間はあまりそういう傾向に無いんじゃないかと思ってるんだけど、まあそのあたりは情報不足です。
話があちこちバラバラになってすまんな、このあたりはマグルの研究機関で研究されるぐらい複雑な話なんだが、イギリス魔法界の現状に当てはまりそうな気がしたので取り敢えず話題に出しておいた。
まあとにかくイギリス魔法族にとってのホグワーツの意味は、学校という意味以上のものを持ってる、って思ってくれれば。
59:名無しの生徒
あんまりよくわかってないけど、なんとなくわかった気もする。
卒業しても大人になって働いても、心の中でホグワーツの存在が大きいって感じか
60:名無しの生徒
これ意識してそうしてるって話じゃなくて、無意識にそうなってるってことよね。
人の心のあり方とか。
そんなことがわかってるの?
61:留学生
これはマグルの心理学っていう学問の知識。
俺もまだかじった程度だけどね。
人間の心と行動を分析して研究して、心がどう働き、無意識と意識の差はどんなもので無意識下で心が自然とその方向へと向かうような構造はどうなっているのかっていう学問。
まあ無意識の領域を論理的、科学的に解明したりするから、勉強してみないと理解できない内容だと思う。
62:名無しの生徒
よく考えると、私も自分の家の役割を認識して、その家に所属する存在として常に自分を認識してる節はあるわね。
これもアイデンティティの一つね。
63:留学生
話ずれたから戻すよ。
マグルの学問の話とかはまた今度。
>>56 やるべきこと、役目は家によってバラバラ。
日本版の魔法生物の管理みたいなことをして人間の社会を守ってる人たちもいるし、権力者の下で統治の手助けをする人達もいる。
地域のマグルと密接に協力し合って生き抜く人達もいたりとか、大きな宗教のまとめ役をやってたりもする。
64:名無しの生徒
なるほど
65:留学生
以下長くなるので数回にわけて出す。
そういう社会の中での立ち位置を確保してたから、無理に統一した魔法学校は必要無かった、っていうのが日本の魔法界。
そもそも日本の魔法族はイギリスの魔法族と違って全員同じ系統の術を使うわけではないから、統一して教えるのが不可能っていう問題もあった。
多様な術を同じ場所で教えてごちゃごちゃになるぐらいなら、それぞれの術をそれぞれの家や小規模な学校で教えれば良いってことだね。
じゃあなんでマホウトコロが出来たかっていうと、近代化の過程で色々な要求を鑑みた結果あると便利だって結論になったから。
まず最初に1850年代以降、日本は鎖国を解いて開国した。
その中で他国との交流も大きく再開されたんだけど、当時の日本ってのは欧州の大国からしたら田舎の蛮族の国だったからまともに話を聞いてもらえなかった。
交渉すらしてもらえなかったって記録には残ってる。
それでちゃんとした憲法作ったり欧州の真似した建物作ったりして欧州の国に日本を対等な相手だと認めさせようとした一環で、日本魔法界、当時はそんなまとまりは無かったんだけど、日本の魔法使い達に日本の政権から「国際魔法使い連盟とやらに加盟して、他国に認められる一助になってほしい」っていう指示が来た
下に続く
66:留学生
既に海外の魔法使いは国際魔法使い機密保持法でマグルと関係をほとんど絶ってたから実際はそんなに意味は無かったようだけど、それでも日本の魔法使いも他所の国の魔法とかに興味がある人達が多少はいたこともあって、その指示を受けて他国、特に当時日本を訪れてた国々である欧州の魔法使いと接触しようとした。
ただ、すぐに国際魔法使い連盟には入れなかった。
現状見ればわかると思うんだけど、魔法族にとって魔法学校って魔法省と同じかそれよりも遥かに大事な扱いになってるんよね。
そして交流が始まったけど調べたら日本にはこれが無かった。
それじゃあ国際魔法使い連盟への加盟は認められないって言われちゃったから、それじゃあ作るかっていうことでまずは即席で出来上がったのが初期のマホウトコロ。
正式名は葦原中国魔法学校。
下に続く
67:留学生
このときのマホウトコロはまだ形だけだった。
取り敢えず作ったもので、日本の魔法使いの大半はそれまで通り家で家業を教えたり、それぞれの分野の学校に子供を通わせてた。
けどその後マグルの側の学校が整備されてくのに合わせて、マホウトコロも今の形に向けて整備が進んでいった。
マホウトコロが出来る以前は、家で教えを受けたり特定の分野の学校に通ったりで、ほとんどの魔法使いが特定の分野に偏ったことしか学んでなかった。
例えばある家では変身術しか教えてなくて、他の家では魔法薬学しか教えてない。
だから問題が起こったとしても、自分の知る分野のことしか対応出来なくて、魔法使いだけど他の魔法使いを頼るなんてことも多々あった。
それまではマグルの世界でも職人の子は職人になれば良かったし、商人の子は商人に農民の子は農民になれば良かったから、学校なんて行かず家で親について仕事について学んでれば問題が無かったんだけど、政府の改革で教育の形が変わっていった。
「まずは全ての子供に専門分野に踏み込みすぎない範囲で基礎教育をする。専門教育はその上に積み重ねる形で学びたい者、必要とする者が学べば良い」っていう形。
マホウトコロもこれを受けて、全ての魔法使いが共通して基礎教育を受ける機関として立場を固めて、そこから色んな分野の魔法使いが集まるという立場を使ってマグルの大学みたいに色んな分野の研究機関が一箇所に集まったような学校に変わっていった。
結果として今では日本の魔法使いの子供は1度は通うことになってる。
といっても今でもマホウトコロ以外の魔法使いの学校が消えたって訳では無い。
日本の場合は魔法使いもマグルの法律に従ってるから、セカンダリースクール、15歳まではマホウトコロで基礎教育を受けることになってるけど、それ以降は完全に自由。
そのままマホウトコロの高等科、大学科と進んでも良いし、マホウトコロを離れてそれぞれの分野の学校や実家で学んでも良い。
プライマリーの間は完全にマホウトコロで学ぶけど、セカンダリースクールからは実地研修という建前でマホウトコロと専門分野の学校や実家を行ったり来たりすることも出来る。
68:留学生
というのがマホウトコロという学校の現状と立ち位置をまとめたものになる。
まあ要するに至って普通の教育機関なんだよね。
魔法界の中心だったりとかは全くしない。
あくまで日本神祇省の管理下にある学校。
ちょっと書き続けて疲れたから休憩。
69:名無しの生徒
長い、長い……。お疲れ様。
70:名無しの生徒
ホグワーツとはだいぶ違う感じがする、か?
そもそもホグワーツをホグワーツ以上の認識をしたことが無いからわからないんだけど。
71:名無しの生徒
他にも学校があるからホグワーツ程魔法界で重要ではない、けど皆が通うぐらいには大切なのか。
他の魔法学校のことも知らないし、比較対象がホグワーツとマホウトコロしか無いから難しいな。
72:名無しの生徒
学校という制度、という話なのかしら。
他国と交渉するために魔法省が出来たように、子どもたちを育てるためにマホウトコロが出来た。
ホグワーツは何よりも先立って出来たからそういう基準から外れた「魔法使いの子どもたちが集まり魔法族の拠り所になる神聖な場所」みたいな扱いをされてるけど、それがなくなって学校という機能だけが残った。
その違いっていうことかもしれないわね。
もしホグワーツが新しい魔法学校で、他にも近くに魔法学校があったらそうなってたのかしら。
73:名無しの生徒
うーん、話が難しい。
魔法学校であることに変わりはないんだけど、それ以上に大きな存在感があるホグワーツと普通の魔法学校のマホウトコロの違い?
74:名無しの生徒
ただの魔法使いダンブルドアと、最高最善の魔法使いダンブルドアの違いだと思えば良い。
その本質はダンブルドアという個人で違いはないが、人がそこに「最高の魔法使い」「最善の魔法使い」という印象を抱くことでその本質以上に大きな期待が寄せられ、大きな発言力が発生し、人々に個人として以上に大きな影響を与える。
その結果神聖視され、本来ならば見逃されないようなことが見逃され、存在しないはずの力が存在しているかのように錯覚をする。
ホグワーツの本質は魔法学校だ。
だがイギリスの魔法族がそれを拠り所とし重要視して特別な物だと扱った結果、ホグワーツはイギリス魔法界で一番権威のある場所となり、イギリス魔法界の核となっている。
一方マホウトコロはそんな要素はなく、学校が必要だったから学校を作り、本質を活かすために必要に応じて役割が変化している、ということだろう。
75:名無しの生徒
一番頭の良さそうな人が来た
76:名無しの生徒
文章が圧倒的に硬いからすぐわかるわ
77:名無しの生徒
そう言われると、確かにわかる気はする。
ダンブルドアが凄い人なのは百も承知なんだけど、なんか大人が「全てはダンブルドアが正しい」みたいなこと言ってるともやっと来てたんだよな。
あの人も人のはずなんだけどな。
それもダンブルドアに個人以上の意味を見出してそれが力を持ってしまった結果とすれば理解は出来る。
78:名無しの生徒
印象、偏見が大きな意味を持ってしまった、ということね。
マホウトコロにはそれがなく、ただの学校という本質だけが存在している。
ますます興味が湧いてきたわね。
こちらからも人を送り込めないかしら。
79:留学生
俺はちょっと理屈っぽく語ったけど、わかりやすく言えばそう。
マホウトコロにホグワーツみたいな意味はない。
必要によって作られて、時代に合わせて形が変わってきたただの学校ってのがわかってれば取り敢えずはよし。
マホウトコロの歴史とかはその説明だから、細かいところは必要になったときに理解してくれれば良いよ。
そいじゃ続き
80:名無しの生徒
おーお疲れ。多分半分ぐらいしか理解できてないけど続き待つ。
81:名無しの生徒
ホグワーツが私達イギリス魔法界、魔法族の根底に存在しちゃってるのね。
だから神聖視されてる。
私達からしたらホグワーツを作った創始者なんて伝説の話だし、ホグワーツ自体も伝説の場所みたいなイメージだから。
そこに通えてる事は大人になっても名誉に思い続けるだろうし、何よりも素晴らしいことに思えるのかも。
それが普通じゃない、っていうのは留学生の話でわかったわ。
確かになんというか、私達の中心に置くには名前ばかりな気がするのよね。
82:名無しの生徒
魔法省とホグワーツどちらがイギリス魔法界にとって大事かと言われたら悩むよね。
魔法界をまとめてるのは魔法省なんだけど、なんかホグワーツの方が大事に思える。
ホグワーツ以外の魔法学校ってのも想像出来ないし。
83:留学生
そもそも教育機関、学校ってなんぞって話なんだけどね。
まずは昔の学校について。
簡単に言うと、昔の学校はいわゆる『師弟関係』の延長線にある。
教える内容は師匠、教師の個人に依存してるし、教育の理由は師匠が自分の知識を残したいとか、弟子の方が知識を得たいとか。
あくまで個人同士の求めるものが噛み合って成立してるのが師弟関係。
ホグワーツも大人数になってはいるけど、この段階にあるんだと思う。
教える内容は教師依存だし、あんまり生徒の状況に対して気をつかう仕組みが出来てないし。
84:名無しの生徒
教育ってそういうものでは? 今のホグワーツは大体みんなが通う半強制の場所だけど、結局は魔法の使える子供が勉強して将来の役に立てるっていう場所だし。
85:留学生
もちろん生徒、そして現場の教師の側はそれで良い。
あるいは学校に子供を通わせる親も、「子供に勉強をして将来苦労しないようにしてあげたい」っていう優しさも、それは当たり前のこと。
ただその学校を作ってる側、管理してる側はそうじゃない、って話。
まあホグワーツはホグワーツで独立しちゃってるからちょっと例外な気はするんだけど。
86:名無しの生徒
学校を管理してる側、となるとダンブルドアか?
それに留学生の話を読み返すと本来は魔法省もその立場であるべきって感じか。
そこがやるべきことがある、っていうこと?
87:留学生
それじゃあ、師弟関係では無い形態の教育とはなにか、って話なんだけど。
近代、西暦で言うと1800年以降に公的教育という概念がマグルから出てきたんだけど、これは要するに個人とか企業が営利目的で学校をやるんじゃなくて、国とか自治体の政府側が学校を作って子供を教育する、っていう考え方なのね。
なんでこういうのを、わざわざ国や自治体がやるようになったと思う?
88:名無しの生徒
国が学校を? 個人や企業と比較するってことは利益が目的じゃないだろうし。
89:名無しの生徒
ホグワーツの由来を考えると、子供に知識や生きる術を与えてやりたい、っていう考えが国中に広まったから、かな?
90:名無しの生徒
学問の研究を進めさせたいなら、子供の教育じゃなくて研究機関を作らせるわよね。
オックスフォードやケンブリッジの来歴は、学びたい学生と資金が欲しい学者が集まった場所だからどちらかというと師弟関係の方が近いでしょうし。
91:名無しの生徒
あ、なるほど、そういうことなのね。
92:名無しの生徒
子供に教育を施すことが国家にとって望ましいことなのだろう。
差し詰め、使える人間が増えたほうがありがたい、ということか。
93:留学生
>>92 かなりいい線行ってる。
子供や親に「こういうことを学びたい」「こんな大人になって欲しい」という願いがあるのと同様に、学校を作った側にも「こういう風に育って役立って欲しい」という願いがある。
それが国や自治体による広い範囲を対象にした教育の理由なんだよね。
もちろんそれまでも、師匠の側が「こういう人材が育って自分のいる集団に貢献してほしい」みたいな考えを持ってる事はあっただろうし、例えば特定の能力を持った人材を育てようとする教育施設はちょこちょこあったと思う。
それを国や自治体という大きな主体で子供という広範な範囲で始めたのが1800年代以降のマグルの教育だった。
94:名無しの生徒
つまり、ホグワーツにはその学校側の願いが欠けてる、ってこと?
95:名無しの生徒
確かに子供が勝手に勉強して教師が好き勝手教えて卒業したらバイバイ、って感じはあるよな。
言われて意識してみれば、ってぐらいだけど。
96:名無しの生徒
就職活動があんまりうまく行ってないけど、先生もそれほど気にかけてくれないのよね。
相談すればそのときは乗ってくれるんだけど、「あなたにはこういうことが向いています」って言ってくれるだけで、実際にその仕事につくにはどうすれば良いかとか、結局自分で連絡を取って調べるしかないもの。
学校がただ教えるだけの場所になっちゃってるのね。
97:名無しの生徒
つまりどういうことだ?
わからない俺はいつも最後のまとめを待ってる
98:名無しの生徒
97番 ちゃんと考えなさいよ。
留学生が順序立てて話してるのは、私達に理由や由来、原因なんかを意識して欲しいからだと思うわよ?
そうじゃなければ先に結論を言えば済む話だもの。
向こうのことを私達に理解させようとしてくれてるんだから、こちらもある程度は頑張らないと。
99:留学生
>>97 遠回りなのは理解してるけど、周辺知識も含めて順序よく満遍なく理解して欲しいからこういう形にしてるよ。
日本魔法界やマグルがやってることがただ1つの正しい状態ってわけでもなくて、色んな理由があってそこに至ってるだけで他にも選択肢や可能性はあるわけだから。
そこを省くとただの選択の押し付けになるから。
そんで続き。
上で言った国主体の学校の説明で分かる通り、今のマグル界や日本魔法界における学校は教育する側にも目的がある。
例えば闇祓いになるための学校があるとしたら、それは「闇祓いにはこういう能力を持った人材が必要だから、それを習得するために必要な教育をして闇祓いとして活躍できる魔法使いを育てる」という目的を持った学校になるよね。
100:留学生
マグルの国や自治体が作った学校もそれは同じ。
「子供たちがこういう知識を持った大人になってほしい」
「知識だけでなく、犯罪行為を悪いことだと認識し、人を助けることを良いことだと理解して実行出来る大人になってほしい」
「大勢の知識と良識ある大人が社会に増えていくことで、国の更なる発展に繋がってほしい」
そういう、子供に「こういう風に育ってほしい」という目的があるんだ。
そしてその目的のために、
「この科目はこの内容を教える必要がある」
「この科目のここは難しいから、この順序で教えてちゃんと理解できるようにしよう」
「この学年の間にこれとこれとこれを教えるように決めておこう」
「子供たちがこういう行動を取ったら注意して、こういう行動を取るように教えていこう」
「教師にはこういう態度が求められるから、教師にもしっかりと指導して、合わない人は排除しよう」
みたいな細かい決まりが必要になるから、それもしっかりと決められて、どんどん新しいことが必要だとわかるたびに更新されていく。
どこまで決めるかは国によるけど、そういうことを考えて学校が運営されるのはどこも同じだ。
101:名無しの生徒
なるほど。
102:名無しの生徒
言われてみれば確かにそうだし、そうあるのが正しい形だっていうのはなんとなく理解出来る
103:名無しの生徒
私の家でもそういうことをしてるわね。
ホグワーツに入れる程には魔法が使えない子供や魔法界からあぶれた魔法使いを役立つように教育してるわ。
ホグワーツでは確かにそういう意図は全く感じられないわね。
あるならビンズがずっと教授をしてるわけがないし、防衛魔法ももっとちゃんとした教師を選ぶはずだもの。
104:留学生
教育は現代国家にとっては要。
『国家の再建は教育から、教育の再建は人から、そして人の再建は言葉から』っていうのは日本のマグルの教育者の言葉だけど、まさにこの通り。
古代や中世では、一部の教育された人間が教育されてない人間を支配して単純労働をさせていれば国は作れたし、それでうまくやってこれた。
敵と戦うのも一部の教育された兵士が戦う術を知らない一般人を率いて戦えばどうにでもなった。
金を稼ぐのも一部の知識ある商人が荷と銭を運んで利益を得る程度で良くて、大抵の場合はその地で得られるものを活用すれば十分に生きていけた。
近代、そして現代を経てそれは大きく変わった。
国という規模で考えれば、一部の人間が知恵と能力を持つだけじゃなく、国民全員が一定以上の知識と能力を持って、それぞれに懸命に働くことで国全体が豊かになっていくような、国家としての発展を目指す必要があった。
そうでなければ他国に置いていかれるからね。
105:留学生
マホウトコロもこれは同じ。
日本の魔法族は魔法使いという単一のものじゃなく、いくつかの役割に分かれてるからそれぞれに方針が違ったりもするけど、それを魔法族による話し合いと政府からの要求とですり合わせてそれぞれにちゃんと決めてる。
多分、ホグワーツってこの段階ではないよね。
学校という場所が取り敢えずあって、教師が好き勝手教えて子供が好き勝手に学んで大人になって、そのうち使えそうな人材から順に魔法省とかそれぞれの仕事に引っ張られていく。
使える人材をしっかりと方針を定めて育てよう、というところには来てないんじゃないかな、というのが、一部授業とここで話を聞いての所感、って感じかな。
そうでなかったら、魔法史はまだ歴史という学問の必要性や子供が学ぶ意義に対する理解が浅い、という可能性はおいておいても、防衛術で「教科書を読んでれば正しい魔法が使える」とか言い出す阿呆が教師やれるわけがない。
106:名無しの生徒
確かに言う通りよね。ホグワーツって魔法のことを教えてはくれるんだけど、取り敢えず教えたいこと教えるから勝手にしなさい、みたいな空気を感じるわ。
許されざる呪文については「とにかく闇なんだ」という言葉だけで、何故それが闇なのかどういうものなのかとか一切触れないし。
闇祓い志望でもそれなのよ。
他の職業を目指してる子はともかく、闇祓いに進みたいって言ってるんだから対抗策だけでも教えてほしいわ。
107:名無しの生徒
言われてみればそうかも、ぐらいにしかわからないが、多分これまで何を考えてきたかによるんだろうな。
ビンズとかマイキーとかもう少し面白い授業が出来ないのかと思ってはいるけど、家業を継ぐのが決まってるし将来のことなんて考えてみたこと無かった。
これは学年が上である程実感してたりする?
俺は今5年生なんだけど。
108:名無しの生徒
これは多分就職先を探す段階とかになってから実感してくることよね。
マグルではそうする必要がある、と言っていたけど、魔法界はまだその必要を感じてないってことじゃないかしら。
109:名無しの生徒
107番 俺は7年生だが、めちゃくちゃ感じてる。
というか色々と不便さややり辛さを感じてたことが、今回の説明を聞いてはっきりと理解できた。
就職したい先に俺が自分で手紙書かないといけないのもそうだし、それも教授や寮監に教えてもらったんじゃなくて同学年の生徒に教えてもらった。
その上連絡した後に成績足りないからとかで普通に弾かれるしな。
なんなら授業はちゃんと7年生まで続けてる教科で教えられてないような内容を要求してくることもあるからな。
一応OWLやNEWTの前の面談で就きたい仕事にはこの教科の成績が必要、みたいなのは教えてくれたが、そもそもなんで6年生以降の授業を受ける際の基準が教科ごと、教師ごとにバラバラなんだよ。
お陰で良で受けれるはずだった6年生以降の防衛術受けれなかったよ。
仕組みとしてちゃんとしてないからそういう歪みが出てしまうんだな。
110:名無しの生徒
お疲れ様、不安だろうけど、無理しすぎないように気をつけてね。
それはそうと、ホグワーツは就職に優しくないっていう話が多いみたいだけど、これはマホウトコロだと違うの?
確かにホグワーツの教育に対する目的が不鮮明なのは納得出来るけど、就職に対する親切さはまた別な気がする
111:名無しの生徒
110番 確かにそうだよな。109番の状況には同情はするけど、ホグワーツがちゃんとしてないって話と就職の難しさは似てるようで別な気がする。
留学生が言ってるのは、ホグワーツの教育がちゃんとしてないって話で、ホグワーツの支援体制の話題ではないから。
109番の話だと、必要な内容を教えてもらえなかったとか最後の必要な成績の話とかが該当してると思う。
112:留学生
就職に対する支援の不備は、あってるとも言えるし間違ってるとも言える。
そこまで行くと、ホグワーツだけじゃなく国家としての教育と社会の調整の話になるから。
例えばマグルだと、資格の必要な職業につく場合に必要な知識は決まってて、試験もそれに基づいて行われるんだよね。
だから教育をする側は、そこを目指して教育をする。
他にも国の定めた教育方針に従っている学校を卒業すればそれが一定の能力の保証になるから、門前払いは絶対に起こらなかったり、ね。
後はマグルの社会や日本魔法界はどこも働く人を求めてるから、最初から『こういう能力、学力を持った人材を募集しています』って表明しているところが多いし、マグルの学校やマホウトコロにそういうところで働いている人が来て生徒を勧誘したりもする。
そして学校側もそれを受け入れる体制ができてるし、学校側からもそういう人を呼んで生徒に話を聞かせたりもする。
113:名無しの生徒
就職について手厚いの羨ましい
114:名無しの生徒
そこまでしてくれるの? 確かにその環境を知ってるとホグワーツの状況は不可解かもしれないけど、むしろ手厚すぎるだけじゃない?
115:留学生
つまりね、学校側としては「ちゃんとした教育を受ける」だけじゃなく「社会に出て活躍する」までが目的だし、更に言えば「それによって国を発展させること」が目的なんだよね。
そして学校も働く場所も広く見れば政府や国の管理下にあるから、就職とか採用とかのあたりの調整はお手のものなんだよね。
それ以外の例えば教師によってOWL以降の授業を受けることが出来る基準が変わったりするのも、就職に必要な内容が教育されてないのも、そうした決まりがちゃんとしてないから発生してしまった、っていう意味では、確かに>>109は正しい。
結局はホグワーツが魔法省と協力せず完全に独立してしまって、明確な教育の目的と方針を持ってないのが問題の原因だからね。
ただ知識を与えるだけが現代の学校の役割じゃない。
人格形成も、良識を教えることも、社会に送り出すことまで学校の役割なんだ。
その過程で育まれる状況判断能力や問題解決能力、コミュニケーション能力まで含めて学校が担うものは大きい。
>>109が感じた理不尽や不都合は、ホグワーツが本当の意味での教育機関として必要なものが欠けているから生じたものである、というのは間違いない。
だからまあ、確かに八つ当たり気味に出た発言みたいだけど、本質はそう間違ってないよ。
学校の目的について考えられていれば、自然と至るはずの場所だから。
116:名無しの生徒
そこまで学校が果たすべき役割が多いのは驚きね。
その基準で見るなら、今のホグワーツは目も当てられないわ。
そして教える立場に立つなら、意識しなければいけない、ってことよね。
とても参考になるわ。
117:名無しの生徒
確かに、ホグワーツの教育は形態としては不足しているのだろうな。
だがそれは強いて言えば、国家という形を固めたマグルやそれに追従した日本魔法界と違って、イギリス魔法界はまだ国家という明確な形を必要としていないが故に、教育機関もその段階に無いからだろう。
子供にとっては不都合が多くそちらの体制の方が望ましいのは確かだが、そのあたりはイギリス魔法界の者として理解しておいてもらいたい。
ホグワーツが悪いのではなく、ホグワーツを含めたイギリス魔法界がまだこうなのだ。
そう考えなければ、ホグワーツだけ新たな体制に進んでしまい魔法界の実情からかけ離れてしまったりと新たな問題を生む可能性もある。
留学生の話を私が理解した限りでは、魔法界全体や魔法省、魔法族の社会や様々な職業に関するルールと合わせて腰を据えて進めなければならないものだろう。
118:名無しの生徒
109番だが、頭に血が昇ってた。
確かに学習の内容、授業が良くないってのと就職活動は別だよな。
八つ当たりだった、すまん。
そしてそれがマグルや日本の学校ではちゃんと考えられてるのは凄く羨ましいし、117番の意見を踏まえても変えてかないといけないと思う。
特にさ、スリザリンの友達いるけど就職凄く困ってるみたいなんだよ。
そいつの場合はスリザリンで半純血っていうのもあるからホグワーツのせいとは言えないんだけど、それでもホグワーツとか魔法省がもっとしっかりしてたら何か助けがあったんじゃないか、って思ってしまう。
119:留学生
取り敢えず最初は俺の『イギリス魔法界はどういう状況?』っていう疑問から始まったから説明をしたわけで、それでイギリス魔法界がおかしいとかホグワーツがおかしいとか、今すぐ変えるべきだとか言うつもりはないよ。
それは押し付けだし、もし変えるのだとしてもそれはイギリスの魔法使いの意思で変えて欲しい。
ただ、そういう考え方もあるのだと知って、より良い方向はどちらだろうと言うのは考えて欲しい。
それにマホウトコロもマグルの世界も、まだ理想とは程遠いからね。
俺が言ったみたいなことはやってるけどそれでも問題が色々発生したりしてその都度対策したりしてるし、それでも零れ落ちることもある。
大事なのは、常に策を講じ続けて少しでも良い方向へと歩みを進めること。
より良い方向に向かうにはどうすべきかと考え続けること。
いつか理想に辿り着ければ良いなと夢想しながら、眼の前の現実を良い方向へと動かしていくこと。
今のままの方が良いならそうすれば良いし、丸ごと変えたほうが良いならそうすべきだし。
あるいはいいところだけ取り入れようってのもあり。
120:名無しの生徒
凄く含蓄のある言葉を使うね。
確かに、少しずつでも前に進み続けないと駄目か。
121:名無しの生徒
でも、今の魔法界は今の状況で、確かに困ってる人はいるけど、どうしようもなくなることは無いよね?
無理に変える程ではないと思うな。
もちろん大きな問題が起こったら変えないといけないけど、まだそのときではないと思う。
変えるときに必要な労力の方が大きいだろうし。
122:名無しの生徒
121番 賢い人が「魔法族は変化が嫌い」って言ってたのがよくわかる発言。
確かに必要性は薄いけど、その上に開き直るような思考は良くないんじゃない?
より良い形がわかってるなら、目指したほうが良いと思う。
123:名無しの生徒
私も少しずつでも変わっていくべきだ、って意見に賛成ね。
そうでないと、魔法族だけが世界に置いていかれることになるわ。
私の家にとっても、それは困るもの。
124:留学生
多分イギリス魔法族って、魔法で色々出来るから今の状態でも困ってないんだろうね。
だから無理に変える必要もないし、そういう声も上がらない。
マグルが国を作ってちゃんとした教育を進めてるのは、その必要があるからだし、マホウトコロが魔法使い全体に基礎教育を与えて色んな場面で活躍出来る人材を育てようとしてるのもそう。
端的に言えば日本魔法界もマグルの社会も人手不足なんだ。
他国に置いていかれないためには国を発展させる必要があって、そしてそのためにはとにかくちゃんとした能力のある人が大量にいる。
国民や魔法界の全員を鍛え上げないと足りないぐらいに人が必要。
だからマグルの社会も日本魔法界も公的教育を充実させようとしてきた。
それが必要なことだった。
一方でイギリス魔法界はそんなことはないよね。
そこまで産業が発展してるわけではないけど、そもそもマグルの世界から隠れて直接的な脅威も存在しないし他国の魔法界ともある程度の関係を保ってて戦争になったりしないから、これ以上発展する必要も無ければ人材が不足するようなこともない。
無理やり変える必要性がない、っていうのは俺も同意。
そして必要に駆られてない段階で今まで続いてきたことを変えるのには、大きな労力がかかるってこともね。
125:留学生
でも知っておいてほしい。
鳥は飛ぶ方法を練習なんてしない。最初から自由に空を飛べるから。
そしてその鳥よりも、今のマグルは遥かに速く高く空を渡り、ついに星を飛び出して宇宙へたどり着いた。翼も、魔法族のように箒で飛ぶことも出来ないのにね。
持たない者が、持つ者に憧れて模索し進み続けた結果、いつの間にか持つ者を遥かに超えている、なんてことはよくあることなんだ。
そして今のマグルは、歴史の中で見てもとてもその傾向が強い。
世界はここ100年程でそれまでの数百年を軽く飛び越える程に発展した。
何もせず同じ停滞を続けていれば、いつか取り返しのつかないときが来るかもしれない。
ということで授業が終わったから一旦抜けるね。
126:名無しの生徒
待って、最後に凄く気になることを言い置いていくの本当にやめて
127:名無しの生徒
確かに飛行機は魔法の箒に負けず劣らずの凄い発明だよね。
ホグワーツに来るようになってからなかなか乗らなくなったけど、マグル出身の私にとっては密かな自慢なのよね。
ホグワーツでそんな話する機会がないけど。
宇宙飛行士、ホグワーツに来るまではなりたいって夢想してたっけ。
128:名無しの生徒
マホウトコロのこともだけど、マグルのことも聞いてみれば普通に興味深い事は色々とあるんだよな。
全く魔法界ではその話を聞かないけど。
なんでなんだろ。
129:名無しの生徒
次の休暇はマグルの書店でマグルの政治形態に関する書籍を購入するとしよう。
いや、政治形態に限らずあらゆる分野の本に目を通してみるべきか。
130:名無しの生徒
確かに、少し興味があるわね。
ホグワーツよりも優れた仕組みを必要とするっていうマグルの社会も、そうやって出来た仕組みも。
知らないことすら知らないときは気にもしなかったけど、留学生に知らないことがたくさんあると教えられてからは知らないことがあるのが嫌だわ
131:名無しの生徒
130番はレイブンクローだったりする?
あそこは知識への欲求が凄いっていう偏見があるんだけど
132:名無しの生徒
偏見じゃないぞ。
レイブンクローはそれぞれ分野の違いこそあれその傾向はある。
ただ、130番がただ好奇心の強い他寮生の可能性もある。
ハッフルパフやスリザリンとかな。
だからそっちの意味で決めつけない方が良い。
133:名無しの生徒
グリフィンドールなのよね、私。意図して省いたんだろうけど。
134:132番
俺が悪かった。
名前欄の使い方ってこれで合ってるよな?
135:名無しの生徒
グリフィンドール!?
確かに学校の授業で真面目な人は極稀にいるけど、それ以外でも知識に欲求ある人なんていたんだ
136:名無しの生徒
私はグリフィンドールの外れものなの。
普通のグリフィンドールに対するあなたの認識は間違えてないわ。
私もレイブンクローの方が良かったって今は思ってるもの。
134番 そうね、そうすればあなたが132番と同じ人だとわかるわ。
使う場面として適当だと思う
137:名無しの生徒
私は家族にイギリスのマグルについて聞いてみるわね。
私は魔法界担当だからこれまで知ろうとしてこなかったけど、留学生の話を聞くなら多少でも知識があった方が良さそうだし
138:名無しの生徒
漠然と不便さや違和感はあったけど、ここまで明らかにホグワーツが欠陥を抱えてるとは思わなかったな。
もしかするとまだあるかもしれないし。
そのあたりも時間があるときに詰めて聞いてみたいな。
139:名無しの生徒
ホグワーツが魔法省と繋がってないのも、問題があると言えばあるわね。
私は、ダンブルドアが凄いんだな、ぐらいにしか思ってなかったわ。
140:名無しの生徒
まだ時間ある人いる?
いたらホグワーツとさっき聞いた教育の話でいくつか話したいんだけど
141:名無しの生徒
私は時間あるわ
142:名無しの生徒
俺も。魔法史は寝るものだったから暇が潰せるならこれでも。
143:名無しの生徒
僕は授業があるから後で覗くよ
魔法生物飼育学だから手帳開けないだろうし
144:名無しの生徒
私も授業だわ。マクゴナガルの前でそんなことする度胸はないわよ。
145:名無しの生徒
何人かいるみたいだから早速話すわね。
留学生の話を聞いてて、イギリスの魔法族にとってのホグワーツが特別過ぎるのが問題なのかな、と思ったんだけど、どう思う?
例えばホグワーツぐらい大きな学校がイギリスにもう1つあって、半分ぐらいの生徒がそっちに通ってればそこまで特別じゃないから魔法省も干渉しやすいと思うの。
そうしたらマグルの学校やマホウトコロみたいに目的が定まった学校になる足がかりになるんじゃないかしら。
146:名無しの生徒
それも一因ではあると思う。
けど、私はそれだけでは結局特別な学校が2つ出来るってだけで終わってしまうと思うわ。
147:名無しの生徒
何故? その特別さが2つの学校になれば薄れるんじゃないかと思うんだけど。
それに例えばスリザリンとグリフィンドールみたいに、対立する相手がいれば互いに足を引っ張り合って、残った魔法省が優位に立てると思うんだけど。
148:名無しの生徒
まず、それは生徒のことを考えた良い学校とは言えないと思うわ。
今のスリザリンとグリフィンドールを見ればわかるでしょう?
同じ学校の寮生でもこんなに互いに攻撃し合っているの。
これが他校の生徒になって対立するようなことになったら、罰則も自分の学校に有利なものになるでしょうからもっと過激になるわ。
ほとんどの教師がスネイプがスリザリンを贔屓するみたいに自校を贔屓すると思うわ。
2つの学校にわかれた方が良いのは賛成だけど、対立させるような扱いは良くないと思う
149:名無しの生徒
それは確かにそうね。私が行き過ぎた。
それで、なんで分かれるだけじゃ駄目だと思ったの?
150:名無しの生徒
さっき、他の子で「大きな問題が起こっていないから変わる必要はない」って言ってた子がいたでしょ?
私はあれが全てなんじゃないかって思ってるの。
151:名無しの生徒
2つの学校になって特別さがなくなって、そして魔法省が関与するようになっても、変わる必要が無ければ変わらない、ってこと?
152:名無しの生徒
そう。
初めてこの掲示板を使った日に、留学生から魔女狩りの話を聞いたでしょ?
あれが気になって、できる限り調べてみたの。
禁書の棚もスプラウト先生に言い訳して入ったし、わかってる情報と魔法界の歴史を突き合わせて考えてみた。
153:名無しの生徒
それで何かがわかった、ってことね?
154:名無しの生徒
そうなの。
国際魔法使い機密保持法が制定されたのは1692年。
これは魔女狩りの激化を受けてのものなんだけど、調べてみるとどうも時期がおかしいのよ。
155:名無しの生徒
おかしいって?
156:名無しの生徒
禁書の棚から見つかった本に書かれてた中で一番厳しい魔女狩りの記述が1630年。
そして更に魔女狩りという行為が一番最初に記述されてるのが魔法界の出来事と照らし合わせると13世紀、つまりは1200年代ということがわかる。
そしてホグワーツの創立は10世紀あたりだから、およそ900年代。
この頃から創立者の一人であるサラザール・スリザリンはマグル生まれの魔法使いを拒絶していたけど、その理由の一つがマグル生まれの魔法使いを通してマグルに魔法使いの存在がバレることで純血の魔法使いに危機が及ぶのを避けるため、とする説があるわ。
その説はホグワーツが世界一安全な場所だと言われるほどの防衛力を持つことによって裏付けられている。
つまり、ホグワーツが出来た時点で既にマグルに対する警戒が魔法族にはあって、それは当時から魔法族がマグルから迫害されていた可能性を示唆している。
157:名無しの生徒
言いたいことがわかってきたわ。
もう一人の人は付いてこれてる?
158:名無しの生徒
難しい話してるなー、と思ってずっと見てるよ。
159:名無しの生徒
続けるわね。
もうわかると思うけど、どう考えても魔法使い機密保持法の制定が遅いのよ。
マグルによる攻撃の可能性はずっと、それこそホグワーツが出来る前からあった。
でも、魔法族はずっと思い切った対応をしてこなかった。
それが、魔女狩りに繋がって大きな被害が出て、そしてそれでもすぐには動けずに何十年もたってやっと魔法使い機密保持法でマグルの前から姿を消した。
何かが起きなければ魔法族は動けないの。
それも大きなことが。
そして今のイギリス魔法界にとっては、恐ろしいのは身内から例のあの人のような存在を再び生み出してしまうことであって、マグルや他の国の魔法界じゃない。
その上例のあの人自身は死んでるけど、例のあの人を支持してた死喰い人は罪を許されて普通に生活してるし子供もホグワーツに通ってる。
例のあの人ただ一人が悪い、なんてわけがある?
残りの魔法界の戦力では相手にならないほどに死喰い人を始めとした例のあの人の配下は多かったのよ?
その原因が何か探ろうとしているなんて話も聞かないわ。
闇祓いが何かしてるのかもしれないけど、その結果として死喰い人が数多く許されてるのを見るに、期待は出来ないわね
160:名無しの生徒
それだけ魔法界は変わるのが難しいだろう、ってことね。
161:名無しの生徒
そうなの。今度休暇にマグルの本屋に行って、マグルの世界がどうやって変わってきたのかを調べてみるつもり。
そこに何かヒントがあるかもしれないわ。
そもそもマグルの世界の歴史も私は詳しくないんだけど。
留学生や女王陛下の魔法使い、スリザリンの人なら知ってるかしら。
162:名無しの生徒
その3人ならある程度は知っていると思うわ。
けどそれなら、ホグワーツの他に新しい魔法学校を作るというのは駄目ね。
作っても意味がなさそうだし。
163:名無しの生徒
そんなことはないだろ。
164:名無しの生徒
え?
165:名無しの生徒
俺は皆みたいにすぐに考えるのは苦手だけど、目的をちゃんと考えてやるべきことを一つずつやれば良い、ってのは留学生の話からわかった。
この話し合いの目的は、結局何?
166:名無しの生徒
それは……イギリス魔法界をもっと良くすること、になるのかしら。
167:名無しの生徒
私達の立場なら、ホグワーツがもっと学びやすくなってほしいとも思うかな。
でもそのためにはイギリス魔法界全体が変わらないと駄目だって、留学生の話でわかったから、イギリス魔法界をもっと良くする、が目的だと思う。
168:名無しの生徒
それなら、ちゃんとホグワーツを学びやすくすることと、そのためにイギリス魔法界を変えることの両方を考えないと駄目だと思う。
例えば上の方でどっちかが言ってたみたいに、対立を煽ってホグワーツの影響力を落として魔法省の影響力を上げるっていうのは、イギリス魔法界を変えるためなら良くてもホグワーツを良くするためには絶対にしてはいけない行いだろ。
169:名無しの生徒
それは、そうね。
170:名無しの生徒
つまり、目的を明確にしろ、ってことね。
171:名無しの生徒
目的だけじゃないぞ。
手段だって、なんでどっちかの手段が正しい、なんて決めるんだ?
両方やってみれば良いじゃないか。
もともと変えるのは難しいって話だし、どっちか片方だけで変えようっていうほうが無理だと思う。
172:名無しの生徒
意味がないことをしても、何も変わらないでしょ?
173:名無しの生徒
意味がないかどうか、本当はわからないんじゃないか?
俺は2人の会話に半分ぐらいしかついていけなかったけどさ、どっちか片方で全てが変えられるなんてことも、片方では何も意味がないなんてこともわからなかったぞ。
確かにホグワーツの他に魔法学校がもう1つあってもすぐには何か変えられないかもしれない。
でも、確実に今の状況からは変わるんだ。
それが良いものなのか悪いものなのか、もっと変わるために必要なのか邪魔になるのかはわからないけど。
もしかしたらもう1つ別のことをやってるときに、そのホグワーツじゃない方の魔法学校が役に立つかもしれないだろ?
だから、すぐにやらないと決めなくても良いんじゃないか?
最初から決めてしまわないで、色々と選択肢を残したほうが、可能性が広がると思う。
俺ももっとじっくり考えてみたいし。
目的は明確にして、そのために出来ることを模索するのが良いんじゃないかな。
174:名無しの生徒
それは、確かにそうね。
どちらかだけが正しい、っていうわけじゃない、ってことね。
しっかりと考えないといけない、って思ったから視野狭窄になってたわ。
175:名無しの生徒
学校の試験ではいつも正解があるけど、今私達が考えようとしてることには、多分確実な正解が無いのね。
だから、私達で答えを見つけないといけない。
176:名無しの生徒
留学生ならどう考えるのかしら。
マグルのことにも詳しいみたいだし、私達が知らないことを知ってるから正しい答えを知ってるのか、それとも知らないのか。
簡単に助けを借りるみたいで聞きづらいけど、気になるわ。
177:名無しの生徒
焦りは禁物だよ。
俺達がここで何かを話し合ったところで、すぐに何かが出来るわけじゃない。
だからこそ、他の皆にも聞いて色々調べて、じっくり考える時間があるし、そうした方が良いと思う。
178:名無しの生徒
そうね、それは同意するわ。何か話さないといけないと思ってすぐに話し合いを始めたけど、私達が急いで何かを決めたところですぐには始められないし。
しっかり勉強して、出来ることをまずは探さないと。
179:名無しの生徒
かと言って、ホグワーツがこれだけおかしいって言われて何もしないなんてことは出来ないわ。
まずは留学生の話を聞きながら、他にも自分で調べたりして知識を得て、それから皆と話して。
実際に行動に移す前でも出来ることはあるから、まずはそれをしようと思うわ。
180:名無しの生徒
俺もそれが良いと思う。
何もしないのは嫌だし、考えるぐらいはしておきたいかな。
181:名無しの生徒
本当に、留学生の話はまだ2回目だけどとても驚かされるわ。
いつも私達が考えてみなかったことばかり。
182:名無しの生徒
イギリスの魔法界に閉じられた私達と、マグルと関わって活動してる日本の魔法界の差?
マグルが理由だったら少し複雑だけど、そうも言ってられないし。
そういう考えも、徐々に捨てていかないといけないのね。
作者の知識は10年前に読んだ原作と10年前に見た映画シリーズと最近読んだ二次創作と最近プレイしてるホグワーツレガシーです。
呪いの子とかスマホのゲームとか細かい部分については無知無知です。
ウィキ調べたり都合よく無視して捏造したりしてます。
設定は掲示板内でポロポロ出していきます。
日本の神様とか妖怪関連の扱いとか、魔改造の方向性とか色々、あっちの作品に似てたりこっちの作品に似てたりあると思います。
雑な感覚でくっつけてこねこねしているので、出てくるまでお待ち下さい。
またウィキなど見てると「何その設定知らない」みたいなのとか「原作の一文までは流石に追えない」みたいな情報がゴロゴロしてますが、それらについては都合よく無視したり拾ったりで捏造マシマシでやっていこうと思います。
あとサブカル系の話とかは、良くある二次創作をするネタとかナマモノネタとかはやらないです。
やっても『日本のアニメ、漫画凄く面白い!』、『かっこいいから再現してみよう!』ぐらいのネタになるかと。
あまりにもオタクオタクしい感じにはなりません。
パソコンなどの歴史には詳しくないですが、ネットワークもまだまだ黎明期と言っても過言ではない時期だと思うので、あんまり現代チックな事はしないほうがハリポタらしいなって。
あの時代らしく、ハリポタらしく書けたらなと思ってます。
でもこの頃には既にエロゲが発売されてるんだよな。
日本人の業は深い……
小説パートはいる?
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結構いる(積極的肯定)
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少量読みたい(積極的肯定)
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たくさんあってもいい(消極的肯定)
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少しならあってもいい(消極的肯定)
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無い方が良い(否定)