ホグワーツ匿名掲示板   作:アママサ二次創作

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初めてこの手帳を開いた人はまずこの文章を杖かペンで2回タッチしてくれ

初めてこの手帳を開いた人はまずこの文章を杖かペンで2回タッチしてくれ

 

 

1:掲示板管理人

この手帳、正式名称『ホグワーツ匿名掲示板』の使い方についての簡単な質疑応答を行うために新しいタイトルでページ(掲示板用語におけるスレッド)を作成しました。

 

掲示板は、文字の上で大勢が同じ場所に集い、言葉を交わすことが出来る機能です。

談話室で対面で複数人で会話するという行為を、手帳を使って離れたまま文字による文章で行うと考えてください。

 

2:掲示板管理人

これから説明をしていきますが、今回新たに手帳を受け取ったことで掲示板に参加した皆様は、掲示板という存在の全てに疑問を感じることだろうと思います。

それらをこの場で発言(手帳へ書き込み)していただければ、管理人及び既存の掲示板参加者が出来る限り答え、サポートします。

 

既存の掲示板参加者は、ハンドルネームに「先駆者」と言う単語を含む名前を入れた上で、新規参加者の疑問に答えていただくよう協力をお願いします。

 

それでは、以下レス番号4に手帳への書き込み(掲示板における発言の意)方法について記しますので、それを確認の上で会話に参加してください。

 

なお、書き込みの方法自体は4で示しますが、書き込みを行う前に下のページを確認し、冒頭の会話を一読いただけると助かります。

 

【初めて掲示板を訪れた方へ】

 

↑の【】で囲まれた文章を羽根ペンや杖の先など尖ったもので2度続けてタッチすると、該当のページが開きます。

 

3:掲示板管理人

上のページ内では実際に掲示板における会話が行われているので、どのような形で行われるかについても参考にしてください。

掲示板のルールや注意事項について別ページに分けたのは、それらが重要ではないからではなく、大量の文章を冒頭に提示しても情報量に混乱する方が多いと考えたからです。

 

このページにおいてはルール違反について厳しく咎めることはありませんので、このページを利用して、書き込みと質問、雑談を行いつつ掲示板の使用に慣れてください。

 

なお他のページではルール違反などについては厳しく注意をする場合があるので、このページでしっかりとルールを理解してください。

 

4:掲示板管理人

掲示板での発言(掲示板への書き込み)方法について

 

・ノートのページ下部にある2つの枠のうち、下の方に本文を、上の方に名前を書き込みます。

 使用するのは羽根ペンと通常のインクで問題ありません。

 書き込みたい内容を記入した後、下枠右部の矢印を羽ペンや杖など先端が尖ったもので2度触れることで文章が他の匿名掲示板の参加者、つまり当手帳所有者の所持する手帳に反映され、内容を共有できます。

 

 

 例)1:名無しの生徒

 皆さんおはようございます

 

 

 『名無しの生徒』部分が上の枠、『皆さんおはようございます』が下の枠です。

 名前の前の数字は勝手に記入されるため気にする必要はありません。

 

また、名前については『匿名掲示板』とある通り基本的に匿名、つまり無記名で構いません。

議論などで一時的に続けた発言や立場を明らかにした発言をしたい場合にのみ活用してください。

複数のページを通して同じ名前を使用し続けた場合、匿名掲示板であるにも関わらずあなた自身が特定の人物だとバレてしまう場合があります。

その場合に学校で声をかけられる、ちょっかいをかけられるなどの状況に陥っても私は何もしませんので、お気をつけください。

 

基本的には、匿名で会話をすることで普段は言いづらいことなどでも発言できるように整えた場です。

 

5:掲示板管理人

それでは、以下質問などを行っていただいて結構です。

先駆者の皆様は協力お願いいたします。

 

また最後になりますが、ここまで読んだ上で、あるいはしばらく手帳を使用した上で、この手帳、『ホグワーツ匿名掲示板』を今後使用したくない、興味がないという方がいれば、マホウトコロからの留学生トウマ・クラハシまで返却してください。

捨てられたり燃やされたりすると、せっかく魔法をかけて頑張って作ったので悲しくなります。

 

6:先駆者

既にこの手帳、『ホグワーツ匿名掲示板』の使用に慣れた生徒は各寮の5年生以上に2人ずついる。

どのような発言であろうと必ず誰かが答える故、気にせずに発言しろ。

寮差別などを行う者たちではないが、基本的に掲示板では寮を明かす必要はない。

 

7:服好きの先駆者

あなたもう少し名前を捻りなさい。

先駆者は8人もいるのだから。

 

けれど、6番の先駆者の言う通りよ。

留学生が観察して寮による差別や寮同士の争いに興味の無い人間を選んでいるから、その点は気にしなくて大丈夫。

 

ただし、新しく来た皆もこの掲示板を使うなら、少なくともこの場では寮同士の争いは表に出さないように気をつけなさい。

 

8:先駆者その8

掲示板全体で寮のことや他寮との争いの話をするな、ってわけではないよ。

ただ、掲示板はページを作るごとにそのページで行われる会話のテーマが決められる。

例えばここは新しい人による質問、以前出来たものだと留学生のいた学校の話とかね。

そのテーマに合わない会話はなるべく避けて、実りある会話をしようってこと。

 

だからもし、本当に他の寮が気に入らないっていう話をしたいなら、そういうページを自分たちで作って、その会話に参加したい人だけで会話をすれば良いと思う。

よほどひどいことを言わない限りは、管理人も止めないと思うから。

だよね、管理人。

 

9:掲示板管理人

該当ページ内でのみそうした会話をするならば特に何も言及するつもりはありません。

ただし、そのページで会話した内容から調子に乗って他の無関係なページで特定の寮に対する攻撃や悪口を書き込むような場合には対応をします。

 

不快な感情を抱くこと自体が間違いだとは言いませんが、それを表に出しすぎないように理性で制御してください。

またその不快な感情は本当に理にかなってるのか、という思索を促すのも本掲示板の目的なので、しっかりと場所を選べばそういう発言はしてもらった方がありがたいです。

 

10:名無しの生徒

えーと、こうやれば僕の言葉が他の人の手帳にも出てくるの?

 

11:寡黙な先駆者

10番さん、ちゃんとあなたの言葉は見えていますよ。

私はこれまでは掲示板での発言をほとんどしてきませんでしたが、今回は皆さんのサポートのために発言させていただこうと思います。

困ったことがあったら聞いて下さいね。

 

12:名無しの生徒

わ、ほんとに言葉が伝わってるんだ。

見覚えのない手帳が教科書に混ざっててびっくりしたけど、遠くの人と会話出来る魔法の道具だったんですね。

魔法って凄いですね、こんなことも出来るなんて。

 

13:平凡な先駆者

確かに魔法は凄い。

凄く色んなことが出来る。

けど、その中でもこの魔法の手帳はとても凄いものなんだ。

ホグワーツの7年生どころか、先生達でも作れないと思う。

留学生が、日本の魔法を使って仲間と協力して作った魔法の道具みたいだからね。

だから、魔法使いなら誰でもこれぐらい出来る、とは思わないでくれよ。

 

14:名無しの生徒

そうなんですか?

 

15:名無しの生徒

これが日本の魔法で出来てるって本当か?

今習ってる魔法だと全くわからないんだけど。

呪文学を極めたら出来るようになるとか?

留学生って1年生だけどそんなに凄いの? 確かに1年生の中でも賢そうに見えるけど。

 

16:宮仕えの先駆者

14番 日本の魔法はこっちの魔法とはまた違うものみたいだから、こっちが出来ないことでも日本の魔法なら出来ることも普通にあるわ。

反対に、日本の魔法では難しいことでもこちらの魔法なら簡単に出来る、ということもあるの。

 

15番 だから、呪文学を7年生までしっかり学んだとしてもこの手帳を作るような魔法は使えないと思うわ。

もしかしたらフリットウィック先生が研究をすればいつか出来るようになるかもしれないけれど。

 

私達はこの掲示板での会話では、留学生を自分たちと同じ年か、それこそ大人と話しているぐらいのつもりで話しているわ。

どう見ても1年生に見えないもの。

 

17:名無しの生徒

これ、何? どんどん文章が増えてくけど、これ誰かと誰かが話してるってこと?

 

18:名無しの生徒

本当に話してるみたいに見えるけど、そういう風に見せかける魔法?

それとも本当に誰かが話してるのかな。

 

19:名無しの生徒

そうなんですね。ありがとうございます、宮仕えの先駆者さん。

日本の魔法も面白そうだけど、ホグワーツの授業でも困っているから教えてもらったりしないほうが良いですよね。

 

20:寡黙な先駆者

17番さん、18番さん。本当に誰かが話しているんですよ。

話している人同士が偶然出会ったり、留学生さんと話しているのを見たことがありますから、間違いないです。

 

でも、そう簡単には信じづらいですよね。

それなら、しばらく他の人が話しているのを見ると良いと思いますよ。

組分け帽子みたいに手帳が喋っているのか、その手帳を使ってる人同士が話しているのかは分かりづらいかもしれませんが、会話の内容を見れば、ちゃんとホグワーツに通ってる生徒同士なんだなってわかると思います。

 

21:寡黙な先駆者

19番さん、日本の魔法を教えてくれるかは留学生さん次第ですが、勉強に困っていることがあったら、それを質問するためのページに書いてみると良いですよ。

もう既にそういうページを留学生さんが作ってくれてますから。

これです。

 

【授業について質問するスレ】

 

22:宮仕えの先駆者

ずっと何人か足りないと思ってたら、>>21あなただったのね。

寡黙の謳い文句はどう考えても偽りじゃない。

なんでこれまで話さなかったのよ。

 

23:寡黙な先駆者

>>22 私は小さい子のお世話が大好きなんです。

でもこれまでは皆さんしっかりした方ばかりでしたから、特に私が出来ることもなく寂しく会話を見守っていたんですよ。

 

24:名無しの生徒

そうなんですね! 寡黙な先駆者さん、ありがとうございます!

あの、今からわからないところ質問しに行っても良いですか?

えっと、掲示板のルール、で、ここではしない方が良いんですよね?

 

25:寡黙な先駆者

そうですね、ここは掲示板についての質問をする場所ですから、お勉強の質問ならそちらのページに行きましょうか。

でも、もう少しここで掲示板に慣れてからにしませんか?

質問はいつでも出来ますし、文章が残るから質問も残り続けて他の誰かが時間の空いているときに答えることが出来ますから。

 

26:名無しの生徒

何かに似てると思ったら、叔父との手紙だ。

送った手紙にすぐ返事が返ってくるのは違うけど、言葉を選んで送ったら相手も言葉を選んで返してくれる。

言葉を選んでいるから、普段の会話にあるような矛盾やつまりなどの不快な部分が無いんだな。

留学生、良いものをくれた、感謝する。

 

27:名無しの生徒

そっか、急がなくても良いんですね。これからはずっとこれを使えるんですもんね。

すいません、普段人に教えてもらえることはなかなか無いから、急いじゃって。

後でお願いしますね、寡黙な先駆者さん。

 

28:名無しの生徒

よくわからん手帳があったから捨てるところだったセーフ。

開いてみて良かったわ。

こんな面白いもの捨てるところだった。

留学生、説明書きくらいつけろよな。

 

29:寡黙な先駆者

27番さん、はい、質問してもらえたら教えに行きますね。

でも、もしかしたら私よりも先に教えてくれる人がいるかもしれないので、そのときはその人に教えてもらってくださいね。

誰でも、互いのことを知らないでも会話が出来るのが掲示板のいいところですから。

 

30:掲示板管理人

28番。

ご指摘ありがとうございます。次以降に手帳を配布する際には何らかの対策を講じます。

 

31:名無しの生徒

ちなみに管理人、これ作るの大変だった?

どれくらい大変だった?

お金とかかかってる?

あと普通に面白いものくれてありがとね。

 

32:名無しの生徒

ええー、何この魔法、本当に推測すら出来ないぞ。

なんだ、共鳴関係の呪文を使ってるのか?

留学生、この手帳どうやって作ってるか教えてくれよ。

これでも呪文学には一家言ある家の出だし、その中でも秀才だと自負してるんだけど?

 

33:名無しの生徒

見てたけど、先駆者って本当に8人いる?

今のところ先駆者、服好き、8、宮仕え、平凡、寡黙の6人しか話してないと思うんだけど。

 

34:名無しの生徒

なにこれ凄い、大勢がワイワイ話してる感じなのに、文章になってるからちゃんと理解出来るよ。

普段の話もこれぐらい残ってくれたら良いのに。

 

35:好奇心の先駆者

33番、なんか寡黙の人が凄く親身になって話してるし、私の出番無いかなって。

最初の先駆者も服好きも最初の発言だけだし。

 

36:本嫌いの先駆者

俺文章苦手。

これなら本と違ってなんとか会話してるつもりで読んでるけど、書くのはめんどくさい。

今後も興味があるときしか書くつもりはない。

 

37:名無しの生徒

これ持ってるのに書かないのもありなの?

皆で話そう! って留学生が言ってるから話さないといけないと思ってた。

 

38:名無しの生徒

寡黙の先駆者さん、ありがとうございます!

返事が遅くなってごめんなさい、たくさんの人が書き始めたからびっくりしちゃいました。

でも、文章で残るってことはこういうのは気にしなくても良いんですか?

私、普段だとどうしても話そうって考えてるうちに他の人が話しちゃってて、いつも話せなくて。

 

39:掲示板管理人

31番 それなりにかかっています。素材はごく普通のインクと動物皮と紙ですが、それぞれに魔法をかけたり処理をしたりしているので、その分の作業代がかかっています。

ただ一番費用と時間がかかったのはこの手帳の魔法を完成させる部分であり、それが完成したので今ではそこまで大きな労力はなく安定して量産できます。生産速度はそれほど早くないですが。

 

32番、そういう話もいずれまたスレで。

気になる場合はご自分でスレッドを立ててもらっても構いませんし、私自身いずれ話すつもりではいます。

ただその場合、その前提知識として日本の魔法についてそれなりに細かく話す必要があるので、時間がそれなりにかかります。

 

40:寡黙な先駆者

38番さん、気にしなくても大丈夫ですよ。

まさにその部分が、書いた文章で会話が出来る掲示板のいいところだと思います。

普通の会話なら声が喧嘩しちゃうような場面でも、互いが互いの言いたいことをしっかり文章にした後に会話を進められますから。

だから、気にしないで自分のペースで話してくださいね。

 

41:掲示板管理人

37番

当掲示板の目的についてはページ冒頭で上げたページに記された会話で詳しく語っていますが、イギリス魔法界やホグワーツ、そしてそこに住む貴方方の言葉を聞き情報を集めるとともに、日本魔法界のことを知ってもらうことが大きな目的です。

読んでいるだけの方でも、日本魔法界やマホウトコロについて知ってもらえる、理解してもらえるだけで目的の一部が達成できますので、無理に会話に参加しなくても大丈夫です。

 

42:名無しの生徒

寡黙な先駆者さん、ありがとうございます!

自分のペースで良いんですね、嬉しいです。

 

43:名無しの生徒

留学生くん、なんで最初に私を呼んでくれなかったんだい?

凄く面白そうな話をしてるのがざっと以前に作られたスレッドを読んでるだけで伝わってくるのだけど?

こういうのこそ私達レイブンクローに教えるべきだよ。

何より知を求める私達はこういうのに目が無いんだから。

学校の授業外にまで興味を広げるのは少数派かもしれないけれど、それでも何人もいると思うよ?

 

44:名無しの生徒

なるほど、そうなんですね。

それじゃあしばらく眺めてて、面白そうな会話にだけ参加しようと思います。

 

45:名無しの生徒

管理人、時間かかる分については全くもって構わないぞ。

それだけで未知の術について学べるなら安いものだって。

本当の知は金じゃ買えないんだよ

 

46:先駆者

45番、術に興味があるのは良いが、安易に模倣しようとはするな。

下手をすれば魔法を操る力が狂ってしまい、魔法が使えなくなる可能性がある。

 

47:掲示板管理人

45番

日本で生まれ日本で育った日本の魔法使いに特化した術をイギリスの魔法使いが何も対策をせずに使おうとすると、どんな異変が起こるかわかりませんので絶対に軽い気持ちで試さないでください。

実際日本、マホウトコロで学ぶ西洋魔法は、こちらのものと同一ではなく日本の魔法族に合わせて変質したものになっています。

 

48:名無しの生徒

それについては以前のページを読んで理解した。

読んでなかったらやったかもしれんけど、今は流石にやらない。

魔法使えなくなるのは流石に嫌だしな。

まずは理解するところから始めるつもりだし、なんかやるときは留学生に相談しに行くつもり。

一番の専門家は留学生だからな。

 

49:掲示板管理人

43番 メンバーの選出については、観察の上で『理性的に会話が出来そうな人』『寮間の争いに対して一定の距離を取っている、あるいは場面を選べる人』などいくつかの基準で選抜しています。

総合的に判断しているため、細かくどう判断したかなどは説明いたしかねます。

また、手帳を所持していない友人への掲示板に関する情報の共有はお控えください。

健全で理性的な会話を維持するために、人数を制限し人選を行っています。

 

50:名無しの生徒

すげー、どんどん文章浮かぶ。これが魔法の道具か!

 

51:名無しの生徒

こんなの作るって、留学生って凄かったんだな。

ちょっと近づきづらい人かと思ってた。

 

52:名無しの生徒

留学生くんこんな話し方も出来たんだ。

普段と全然違って結構びっくりかも。

 

53:名無しの生徒

49番。

そういうことなら仕方ない。確かに私は学ぶ意欲の無いものを見下しているから、揉め事になる可能性もある。

そこは自分でも理解しているからね。

ただし、今後は色々と教えてもらうよ。

知らないことがあるなんて許せないんだ。

全ての知識は万人に開かれているべきなのだから。

 

54:名無しの生徒

勝手に文字が浮かぶから何かの罠の可能性もあると思っていたが、どうもそうではないようだな。

まだ警戒はしているが、一応会話に参加だけしておく。

 

55:平凡な先駆者

>>53 管理人、こいつ入れたの失敗じゃないか?

明らかに揉め事になりそうなんだが。

 

56:名無しの生徒

む、失敬な。

>>55 私のどこが問題を起こすというんだ。

言っておくが、これでも自重出来る方だと自負しているんだ。

例え頭の中でどう思っていようとも、それを制御せずに外に出すような事はしないとも。

 

57:掲示板管理人

もちろん掲示板外、つまりは普段の学校生活で私の元へ突撃してきたり自重の無い接触で迷惑をかけてくるような場合には手帳の没収を含めて対応を行いますが、掲示板内での発言についてはあまりにも害とならない限り、多少の混乱程度ならば目を瞑ります。

私が知りたいのは英国魔法界の本当の空気感であり、そこに住まう皆様の声です。

スリザリンとグリフィンドールの争いについて場所を選ぶ限り制限しないとしているのも、それが現在の英国魔法界における空気感の一部であると判断しているためです。

同様に個々人の趣味嗜好、そして英国魔法族の気質やコミュニケーションに対する精神性の違いまでも、その情報の一つとなります。

 

通常のスレッドであまりにも混乱をもたらす、諍いを起こすなどの問題が発生した場合には、私が後ほど作成する【掲示板問題報告スレ】にて報告していただければ、確認の上で対応します。

 

58:名無しの生徒

そんなことをすると思われていたのかい!?

するわけが無いだろう、そんなことを。

そんなことをしなくてもこの掲示板でいくらでも君の話を聞けるじゃないか。

 

それにねえ、欲求というのは理性で抑えるものだ。

それをこの場であえて抑えずに発言しているのは、ここが匿名で文字だけの物理的害の無い接触を行える場所だからだ。

気に入らなければ読まない、時間が無ければ無視するという手段が存在するし、匿名である以上ここでどれだけ普段と違う様子を見せたところで、それが現実の私だと認識されることはない。

そういう場である以上、私でなくてもいずれ普段は抑えている本性を剥き出しにする生徒は多くいると思うよ?

 

59:名無しの生徒

文句の言いようが無い正論。

俺もこの掲示板、顔が見えない上に名前もばれないから、だんだん荒れるだろうなと思ってる。

だってここではどんな振る舞いしても人にはバレないからな。

今は凄い礼儀正しい会話してるみたいだけど、そのうち暴言が飛び交うような場になってしまってもおかしくはないだろ。

そんでそれはこの掲示板の性質上不可避のものだ。

逆にここで>>58みたいな癖のあるやつを押さえつけたり排除するようだと、わざわざ匿名にしてる管理人の目的が達成出来なくなっちまう。

 

60:先駆者

確かに懸念されるところではある。

これまでは理性的な者が少数いただけ故特に指摘はしなかったが、管理人。

何か対策はしてあるのだろう?

 

61:掲示板管理人

掲示板の治安を維持するために、参加者は観察の上で選出し、人数を少人数に押さえています。

参加者の選出には私自身の観察眼だけではなく、日本式の占いなどで性格や掲示板に対する悪影響などを判断しているため、よほど本質を隠蔽する魔法に長けておりそれを常用しているか、精神構造や魂に手を加えている場合を除き健全な掲示板運営を不可能にするような生徒は選出していません。

せいぜいが多少の混乱をもたらす程度です。

またあまりにも手に負えない場合は、最終的に手帳の没収という形で対処することになります。

 

そも掲示板というものの行く先はそういった場所になっていくのはその仕組から明白であり、有用性を認めて利用するという前提である以上、事後的に対処をしていくしかありません。

私自身も情報収集の場として活用するつもりではありますが、それ以外の場面についてはまさしく自由な会話の場として、皆様なりの活用をしていただければと思います。

 

62:掲示板管理人

ただし、あまりにも目に余る場合は上記の通り私が対処します。

程度に応じて幾度か警告を行い、なお止まらない場合には手帳の没収を行います。

また警告で猶予する回数については、行為が健全な掲示板の運営に対して与える影響を鑑みて判断します。

 

事前に問題や混乱を防ぐことは出来ませんが、事後での対応については私が在校している限り綿密に行っていくつもりです。

詳しいことについては

 

【ホグワーツ掲示板 掲示板運用規則第1版】

 

というページの、

 

《掲示板において許容される言動と許容されない言動の基準・及び実例》

 

という項目で確認出来ます。

 

63:服好きの先駆者

もともと留学生の国では既に運用が始まっているという話しだから、問題点もある程度認識しているのでしょう。

気になるのはわかるけど、あんまり心配しなくても良いと思うわよ。

 

64:名無しの生徒

まーそうか。

気になったから聞いてみたけど、確かにそうだよな。

取り敢えず色々と便利そうだし面白そうだから、荒れないように管理してくれよな。

 

65:名無しの生徒

結局僕達はどうすれば良いの?

なんか難しい話してるみたいだけど。

普通にお話してても大丈夫?

 

66:名無しの生徒

皆7年生なんですか? 難しい話ばっかりでわからないです。

2年生です。

 

67:寡黙な先駆者

65番さん

普通に話して大丈夫ですよ。それに、普段は言えないようなことでもここでなら言っても大丈夫です。

でも、例えばずっと同じ人に悪口を言い続けるとか、気に入らない相手に文句を言い続けるとか、そういう誰かを攻撃するような事は出来るだけしないようにしましょう。

ですよね、管理人さん。

 

66番さん

色んな学年の人がいると、管理人さんは言っていました。

管理人さん、何年生が何人など聞いても大丈夫ですか?

 

68:掲示板管理人

>>67

会話内容に対する認識はそれであっています。

誰かが嫌い、何かが嫌い、というのは個人の感情として否定はしませんし、発言していただいて結構です。

一方で、「気に入らないから悪口を言って傷つけよう」「気に入らないから嘘の噂を流してみんなから嫌われるようにしてやろう」というのは他者を攻撃する行為であり、この掲示板では出来る限りやめていただきたいです。

特に、軽口で言う程度ならともかく、繰り返し言い続けたり場所を選ばず繰り返す場合には対処します。

 

また学年ごとの人数については、匿名による会話の担保のために秘密とします。

一応全学年複数人ずつ選出している、とだけお答えしておきます。

 

69:名無しの生徒

そうなんだ。嫌いでも良いけど、悪口は言っちゃ駄目なんだ。

出来るかな

 

70:名無しの生徒

まだ私と同じぐらいの人もいるんですね、

それなら安心です

でも、普段の会話でもわからないことがあるときに、聞いたりしても迷惑じゃないですか?

 

71:名無しの生徒

69番

嫌いって言っていいだけマシだと思うけどな。

普通に嫌いって口に出しちゃうと、そいつと仲いいやつからめっちゃ睨まれたり嫌がらせされたりするし。

だから嫌いでもそれを我慢して話させられたりするけど、だんだん自分の気持がわからなくなってくる。

ここでならそれを抑えないで済むのは本当の自分を取り返したみたいで嬉しい

後で愚痴言うためのページを作る。

名前は出さないけど愚痴を言わせろ。

 

72:宮仕えの先駆者

他に何か質問はある?

無いなら、せっかくだから新しくページを作って、そっちで掲示板での会話に慣れてみない?

管理人、雑談に移行するならそれでも良いわよね?

良ければ私が新しくページを作るわ。

 

73:掲示板管理人

構いません。

掲示板について質問、疑問、気になることがある方はそのままこちらに書き込んでください。

早速特定の話題についての掲示板での会話をしてみたい、という方は、72番・宮仕えの先駆者さんが作成するページに移動して、会話をしてみてください。

宮仕えの先駆者さんは、ページタイトルに【初心者向け】【初心者】【ようこそ】【お試し】など、そのページであるとわかるような文言をつけてください。

 

また当然ですが、他の既にあるページに移動して会話したり、新しく気になることを聞くためにページを作っていただいても結構です。

ページの作成についてはいくつか注意事項があり、一人あたりの作成に制限があるのでページ作成時には表示される注意事項を確認してください。

 

74:名無しの生徒

普通に話してるつもりで良いのよね?

文章だから丁寧にしたりとかは、考えなくても良い?

 

75:名無しの生徒

これは、いつからいつまで話そうとか約束があるの?

夜だけとかお昼だけとか。

じゃないと、会って話してるときと違って相手と話せないと思う。

 

76:寡黙な先駆者

74番 それで良いんですよ。

むしろ目的があって匿名なので、相手が上級生だと思って遠慮したりとか、下級生だと思って威張ったりはしない方が良いです。

あなたと同じ1人の人と話してるんだ、と思って話してくださいね。

 

75番 実はこの掲示板、文章だからいつ話しても良いんです。

例えばお昼に書き込んだものに、夜になってからお返事が返ってきたりもします。

誰かがあなたと同じページを見ていればすぐに返事が返ってきますし、そうじゃない場合もあります。

私の経験で言うと、お昼休みや夜はかなり盛り上がってる気がしますね。

特に夜は、留学生さんがスレッドに登場して新しいページを作って、まとまった会話をすることが多いです。

反対にお昼は、既にあるスレッドで雑談をしたりすることが多いです。

 

もし気になるようなら、目次から【更新順】や【直近の書き込みが多い順】【盛り上がっている順】の項目をタッチして、そこで上位になるページを見ると良いと思いますよ。

 

77:宮仕えの先駆者

ページ作ってきたわよ。

 

【初心者】ホグワーツに来たときに驚いた、困ったことを話すスレ【集まれ】

 

こんな感じで良いのよね、留学生

 

78:掲示板管理人

スレタイトルの例を見てくださったのですね、ありがとうございます。

それで大丈夫です。

 

79:宮仕えの先駆者

それじゃ、話したい人は向こうに行きましょ。

質問だけだと何聞いて良いか迷うって人もいるでしょうし。

 

80:名無しの生徒

助かるー。

言ってることは理解できるから質問とかは特に無いけど、普通に話してみたかった。

行きまーす

 

81:名無しの生徒

わ、私もそっちに行きますね

 

82:服好きの先駆者

別に宣言しなくてもいいわよ。

好きなときに好きなページを見て好きに会話に参加できる。

そういう場所なんだから。

参加するのも抜けるのも自由でいいのよ。

 

83:名無しの生徒

82番、なるほどー。

とにかく自由に会話が出来るって場所なんだ。

対面だと声出すのが億劫であんまり話さないけど、ここなら話せるかも。

 

84:好奇心の先駆者

私はしばらくここに残っておくわ。

別にそっちのスレには興味ないし、質問に答える人もいるでしょうし。

 

85:名無しの生徒

結構あっちに移動したかな? 誰も書き込まなくなったけど。

 

86:名無しの生徒

聞きたいことがあって残ったけど、静かにした方が良いのかと思いました。

もう話して大丈夫ですか?

 

87:名無しの生徒

大丈夫だろ。それも含めてそんな気にしないで良い場所だろうこれ。

多分まだ色々気にしてる人が多いから互いに気にし合って無駄なことするっていう悪循環になってるけど。

 

88:留学生

かったい言葉は自国で慣れてるとはいえやっぱ疲れるわ。

んで質問あるならどうぞー。

重たい質問はまた後日、とかするけどね。

 

89:名無しの生徒

留学生の素がこれってまじ?

さっきまでの掲示板管理人と全く別人でおもしろすぎるだろ。

 

俺はこの手帳がどういう感じで作られてるかだけでも聞いておきたいなと思って。

詳細に術の詳細とか使い方じゃなくて、こういう考え方でこんな感じの術で構成してる、って感じの。

詳しいこと後日聞くにしてもさ、手がかりが無いと想像も難しいだろ?

 

90:名無しの生徒

私は留学生さんに聞きたいことがあって。

掲示板についてなんだけど、使い方とかじゃないの。

それでも良いですか?

 

91:留学生

どっちも良いよー。

ちょっと待ってな

 

92:好奇心の先駆者

>>89 は私も気になるわね。

以前同じ内容を共有する術があるって言ってたけど、明らかにそれだけじゃなさそうだし。

 

93:名無しの生徒

前の掲示板も見ると普通に興味深い内容多いんだよな。

俺は今のところ魔法しか興味無いけど、マグルの社会情勢とか世界の魔法族の現状とか歴史とか興味あるやつはめっちゃ興味あるだろ

そんでそれを魔法省の役人ですら理解してなさそうなイギリス魔法界やべえなって思えてくる。

実際は理解してるのかもしらんけど、それが貴族とか魔法族に流れてないならそれはそれでやべえなってなる。

 

94:名無しの生徒

私もちょっとだけ読んできたけど、中国とかロシアの魔法族が大変なことになってるなんてショックでした

どうにか助けられないんですか?

 

95:好奇心の先駆者

>>94 留学生が語ってくれたのは数十年前の歴史で、今どうなってるのかはわからないんだよね。

まずはそのあたりを聞くとか、私達で調べたりしないといけない。

ホグワーツの中じゃ知りようも無いんだけど。

 

96:留学生

掲示板を使える手帳のふわっとした構成。

1.目次部分及びスレッド作成部分

2.スレッドが表示され書き込み出来る部分

3.写真や絵を転写して共有する部分。

 

2と3は書かれたものの共有がメインで、それとは別に2には枠内に書いたものを転写する術式、3には重ねた画像、絵、写真を読み取り写し取る術式が付与されてる。

以前手帳について話したときにコンピューターのプログラミング言語に着想を得た術式言語について話したと思うんだけど、その初歩の魔法が使われてる

 

97:好奇心の先駆者

あら、それはまだ使われてないんじゃなかったの?

洗練されてないとか素材が集まってないとかで使えない、と言ってた気がするんだけど。

 

98:名無しの生徒

プログラミング言語? 術式言語?

なにそれめっちゃ面白そー!

 

99:名無しの生徒

あの、留学生さん、やっぱりそれってマグルの使ってるコンピューターの話ですよね。

 

100:掲示板管理人

>>99 そうだよ。

マグルが使ってるコンピューターと、それに使われてる情報の処理とかプログラミングに使われてる言語とかに着想を得て色々試してるうちの一つ。

人間がある程度理解できて、かつ大量の情報を正確に一定の形式でまとめるのに向いてるんだよね。

 

101:名無しの生徒

そもそもマグルのコンピューターがどんなものかわからんが、それが魔法に使えるのか?

マグルの技術が転用出来るってのは、ちょっと想像出来ないけど有り得るとしたら興味があるぞ俺は。

 

102:好奇心の先駆者

確かに私も興味があるわね。

概念だけでも教えてくれない?

 

103:留学生

やべーな、好奇心2人組の圧で>>99の子が話せてないぞ。

君等圧強いから気をつけなよ。

 

概念だけで言えばめっちゃシンプルだよ。

ルーン文字を再定義と明確化と複雑化した感じだね。

 

>>99も、何か言いたかったら言っていいからな?

文字が残るから順番を守るとか気にしなくていいし、読む側が勝手に選ぶから邪魔にもならないし、ちゃんと気づいてくれる人は気づいてくれるから。

まあ反対に、話題が途切れたときに発言すれば確実に見てもらえる、っていうのもあるけど。

盛り上がりまくってるところに違う話題で入ろうとすると無視されちゃうこともあるから、そのあたりは慣れと感覚で選んでほしいけど。

 

104:名無しの生徒

あ、はい。ありがとうございます。

ちゃんと聞きたかったから、話が終わるまで待ってようと思って。

相談、になるんですけど。

 

105:好奇心の先駆者

へえ、ルーン文字の?

私も取ってはいるけど、あれを高度化ってどうするのかしら。

 

106:名無しの生徒

ルーン文字な!

あれ研究したらめっちゃ面白い気はしてるんだけど、授業が雑に読むだけで面白みが無いんだよな。

今どきちゃんと使える人がいるって話も聞かないしな。

先生だってちょっと加護つけれるぐらいらしいし。

 

107:留学生

>>104 それは確かにちゃんと時間取った方が良いね。

わかった、後で聞くよ。

 

ルーン文字って、雑な理解だけど文字自体に意味とか象徴するものとかがあって、その文字を使いつつ魔法をかけることで魔法を強化したり持続期間を伸ばしたり、逆に文字を核にして魔法で補強することで文字が刻まれている限り魔法を永続化したりするものだよね。

後は杖による魔法単体では使えないような強力な魔法を使ったりとかも出来る。

少なくとも日本ではそういうものだと認識してるんだけど。

 

108:名無しの生徒

大体あってる。

まあ書簡読んだりするだけならそれは意味がないんだが、魔法に絞って言うとそういうものだな。

 

109:好奇心の先駆者

私も少しだけ使えるけど、思ったほど融通が利かないのよね。

そこを魔法で補うというのがルーン文字を使った魔法ではあるのだけど、魔法の細かい制御が求められて、とてもじゃないけどうまく活用出来ないのよ。

 

110:留学生

ま、そうだよね。

昔の神秘が溢れてもっと魔法が自由だった時代ならまだしも、現代の欧州魔法界だと厳しいんじゃないかとは思ってたんだ。

 

で、プログラミング言語が何かって話なんだけど、これはコンピューターという機械の脳みそを持ったマグルの道具に様々な指示を出すための言語なんだ。

だから人間同士が会話をするのには向いてないし、主語述語を用いた文の形態を取らないし、文法なんかも凄く独特だ。

言語といえば言語ではあるけど、会話をするためのものじゃなく、「様々な条件を想定して、それに合わせた行動を詳細に正確に命令するためのキーワードの集合体」って感じ。

 

例えば「右手を上げろ」って命令をするとする。

するとまず「どこまで上げるのか」「どういう挙動で上げるのか」を指示する必要がある。

他には、その命令に「腕が既に上がってるならそこで止めたまま」とか「天井や壁に腕がぶつかるなら回避しろ」とか行動の分岐の条件を加える。

そんで更に「回避する場合、上げる先がないならあげない」「異なるルートで腕を動かせばあがる場合はそのルートを選択する」とか、更に細かい条件を設定できる。

逆に言うと、細かく設定しなければならないほどに曖昧さが許容されない。

「うまい感じに右手を動かして、良いところに掲げて」なんて命令は通らない。

 

下に続けるよ

 

111:留学生

まだコンピューターの脳みそ部分が融通が利かないから命令をめちゃくちゃ細かく与えないといけないんだけど、その分プログラミング言語はめちゃくちゃ詳細で、細かい部分まで命令をすることが出来る幅の広さと、同じことを書くなら誰でも同じ形で書いて誰でも同様に理解できる正確さがあるんだよね。

 

これを魔法の制御にいかせないか、っていうのが、マグルのプログラミング言語を参考にした術式言語の開発に繋がってる。

例えば変身術を使うとして、イギリス魔法界だと本人の想像力次第で形が変わるんだけど、この術式言語で変身魔法を制御して使えば、何をどんなものに変身させるかだけじゃなくて、その細部まで細かく決めることが出来るうえに、術式言語でそれを制御するから術者自身の想像力がほとんど必要なくなるんじゃないか、って。

 

ルーン文字が一文字で複数の意味を持ってやってることを、もっとたくさんの文字や単語を使ってより明確に示そうって感じ。

なんとなくわかるかな?

 

112:名無しの生徒

おおー、そう言われるとルーン文字に近いものだってのはわかった。

性質としてじゃなくて、魔法におけるルーン文字の性能をより発展させたってことだよな。

けど、ルーン文字って古代からある神秘を秘めたものだろ?

だからこそ強力な魔法を使えるけど、その術式言語に変わったらその力は失われないか?

 

113:好奇心の先駆者

その発想をした点には感服するけど、別にそれをするならその言語じゃなくても良いんじゃない?

ルーン文字が使われてるのは1文字で意味を持つのと>>112の言う通り神秘による魔法の増幅、強化のためでしょ?

確かに特定の魔法の呪文に頼らず魔法を使おうという試みには興味がわくけど、そのプログラミング言語を真似する理由はなに?

正確で詳細、って言ってるけど、それは他の言語じゃ出来ないの?

 

114:留学生

まずこの術式言語において、ルーン文字みたいな神秘による魔法の増幅は一切考えられてない。

日本にもルーン文字と同じく1字で複数の音、意味、象徴を持つ『漢字』っていう文字種があって、そっちの方が歴史もあるし本当の意味でルーン文字に近いから、仮に神秘による補助を受けるならそっちを使うね。

今現在術式言語に求められてるのはあくまで魔法の制御だけだ。

 

>>113

プログラミング言語が参考にされてるのは、その記述方法が一番少なく簡潔な表現で的確に魔法に必要な情報を処理するのに向いてるからだ。

例えば変身術を使う場合

 

「煙草入れに変える。マッチ箱より大きくてタバコがちゃんと入って、革でできてて青くて模様があるかっこいい煙草入れだ」

「マッチ箱に魔法をかけて、マッチ箱よりも倍ぐらい大きくて青色の革でできた鷲の模様が書かれた煙草入れに変身させる」

「マッチ箱を煙草入れに変身させる。大きさはマッチ箱2つ分で外装は牛革にする。色は深い青で表面にはレイブンクローの鷲が紋様として刻まれている」

 

っていうのが一般的な言語であり、魔法だ。

見ればわかるけど多様で曖昧で、そして意味がわかるし言語としても魔法としても成立する。

 

115:留学生

それに対して術式言語の発想はこっち。

 

「変身[物→物]:マッチ箱→煙草入,A:マッチ箱×2,B:牛革・青,C:レイブンクローの鷲」

 

って感じの表現になる。ちなみにAとかBっていうのは、術式言語っていう統一した表現をすることで共通認識として表現を省ける部分を示してる。

物から物への変身呪文を使う時点で、対象と大きさと色と模様と、って何が要求されるかは基本的に決まってるからそれを記号で省略しても理解できる。

この場合はAが大きさでBが素材と状況、Cが模様だね。

 

別に英語でも日本語でもやろうと思えば出来るんだろうけど、出来る限り簡略かつ個々人の言葉の使い方で差が出ず明確な表現が出来る言語を考えると、プログラミング言語に発想を得るのが良さそうだってなったんだよね。

正確に言えば、最初にプログラミング言語に着想を得た後に、他の言語と比較したらプログラミング言語が一番だったって感じだけど。

 

116:名無しの生徒

なるほどぉ。言語というよりは様々な条件のまとめ書きみたいなものなのかな。

そしてその上に箇条書きの内容をまとめたり省略したり、誰でも間違えずに認識できる記述方法があったりすると。

言葉で書いた文章ってよりは、それ自体が文字と記号と絵でまとめられた一枚の資料みたいなもんなんだな。

そう聞けば確かに情報をわかりやすく明確に示すのに便利なのは明白だ。

それを魔法の制御につなげるって発想がなかなかにぶっ飛んでるが。

 

神秘についても一旦気にしないなら文字は何でも良いわな。

そんで術式言語で書かれている限りは魔法を発動出来るから、複雑な魔法でも使いやすいってことか。

 

いやこれ面白いな?

新しい魔法普通に作れそうな発想してる。

まずは杖と呪文の魔法から脱却しないと駄目そうだけど、それが出来てるとしたら最高レベルの便利さになるんじゃないか?

 

117:好奇心の先駆者

そのプログラミング言語自体がそういう条件とか細かい制御に向いた形をしてるのね。

それなら確かに英語を使うのよりも早いのも納得。

でも英語で出来ないわけじゃない、っていう点にも魅力は感じるわ。

貴方達がプログラミング言語を題材に選んだだけで、まだ他の言語にも可能性があるってことだし、プログラミング言語がわからなくても英語で試せるってことだもの。

こっちの魔法では無い発想だけど、もしかしたら適用出来るかもしれないし。

 

それで、この魔法はどういう使い方をすることが想定されてるの?

まだ開発途中とはいえ、何か考えられてはいるでしょ?

さっき言ってたみたいな細かい魔法の制御と、後は魔法具作るのには使えそうだけど。

 

118:留学生

>>117の言う通り魔法の制御がまずあるよね。

これは別に変身呪文みたいな複雑な魔法に限らず、例えばアグアメンティの出る水の量や出方を調整したり、インセンディオの温度とか火の出方とか調整したりとか可能性は無限大。

ついでに言えばこれまで制御が難しかった魔法でも、そこらの魔法使いが使えるようになる可能性がある。

それこそ変身魔法が想像力が必要で難しいみたいだけど、これを定型化出来れば誰でも一定の形になら変身させられるってわけだ。

 

他には大規模な魔法の行使の補助とか。日本の魔法界だと儀式とかもこれに該当するね。

それこそホグワーツの結界みたいなのを作るときに、この術式言語であらかじめ緻密に組み立てることでミスが起こらないように出来るし、要求される魔法使いの力量も多少下がると考えられてる。

その場で組み立てながら魔法を使い続けるのがめちゃくちゃ難しくても、既に存在してる設計図をなぞりながら作る方が遥かに簡単だろうし、その設計図側が自動的に組み上がってくれるなら尚更。

最終的にはこの最後の「設計図があれば魔法が勝手に組み上がる」が理想ではあるけど、まだそこまでは行き着いてない。

 

あとはまだ実験の段階なんだけど、コンピューターに魔法を使う補助をさせられないかってのも考えられてる。

 

119:名無しの生徒

コンピューターに?

どういうことだ?

そもそもコンピューターがわからんが、機械の脳みそを持ってるって言ったよな。

その脳みそが魔法の制御をやってくれる、ってことか?

人がいなくても魔法が使える、と?

 

120:好奇心の先駆者

ふーん?

魔法を使っているのは呪文と杖と、そしてイメージ。

そのイメージをコンピューターとやらにさせるってことね。

魔法使いがイメージする必要が無いっていうのは夢があるわね。

 

121:留学生

君等、理解が早くない?

いくら若くて思考が柔軟とはいえ、簡単に理解出来る類のものではないと思うんだけど。

特に純粋な魔法族なんて思考が凝り固まりがちなんだけどな、普通は。

 

まあ概ねそんな感じ。

 

122:好奇心の先駆者

これでも知識に対する欲求は人一倍あると自負しているの。

魔法関係の本はよく読んでいるし、その分想像することも多いから、これまで見たことのないようなものでも詳しく説明されれば想像は出来るのよ。

自分で思いつくことは出来ないのだけどね。

 

123:名無しの生徒

これでも呪文学を修める家に生まれた身として、魔法に対する疑問はずっと抱え続けてきたからな。正直杖と短い呪文だけの魔法にすら疑問があったし。

新しい魔法の開発もしようと色々と試してるし、他の魔法界の魔法も柔軟に受け止められる自信がある。

それになんとなく知ってることに置き換えてるだけで、ちゃんと理解は出来てないぞ、多分。

今の発想も、うちにあった魔法を使うゴーレムに関する記録を思い出したからだしな。

 

124:名無しの生徒

魔法使いって、こんなすごくすごいんですね。

私もこんな風になりたいけど、マグル生まれにはやっぱり無理ですか?

 

125:好奇心の先駆者

>>124 全然そんなことないよ。

魔法族の両親から生まれた子供でも、ホグワーツに来る前に魔法についてしっかり勉強している子なんてほとんどいないから。

貴族でもちょっと箒で飛んだことがあるってぐらいの子供がほとんど。

確かに周りに魔法族がいる子供の方が親や親戚に教えてもらったり出来て習得は早いでしょうけど、ホグワーツの授業をちゃんと頑張れるなら良い魔法使いになれるわ。

皆結局どこかで諦めたり頑張るのをやめちゃったりするから、ちゃんと最後まで頑張り続けられればあなたが学年で一番になれるかもね。

 

126:名無しの生徒

良い魔法使いになりたかったら、ちゃんと魔法が好きで学ぶことを恐れるなよ。

ホグワーツで魔法使うのは楽しいってやつでも、魔法の勉強となると手を抜いたりするんだ。

そんで結局大した魔法使いになれないなんてザラにある。

頭は良いのに面倒臭がってやらないから魔法が使えるようにならない、とかな。

魔法が大好きなやつらは授業で習うことちゃんと出来るようになるまで頑張るし、自分で図書館の本読んで新しいこと知ったりもするからな。

 

正直な話、ホグワーツの大半はどっかで面倒臭がって手を抜いたまま最後まで頑張れなかったやつばっかだと思うぞ。

俺の周りもそんなのばっかだ。

 

127:留学生

あんまり1年生に夢の無い話してやるなよ。

 

で、そう、話題が飛んだが、手帳の雑な説明に戻るぞ。

いらんならここで終わっとくけど、多分聞きたいんだよな?

 

128:名無しの生徒

いるいる。興味深い話題がどんどん出てくるから脱線してしまうな。

 

129:好奇心の先駆者

あまり詳細はなくてもいいから、一応聞いておきたいかな。

 

130:名無しの生徒

えっと、ありがとうございます。

今は魔法が楽しいので、友達がめんどくさいって良く言ってるんですけど、私は凄く楽しくって頑張ってます。

本も図書館に行って読んでみようかな、って思います。

 

131:好奇心の先駆者

それなら、私が色んな本をおすすめできるわよ。

低学年がわかりやすく魔法について学べる本から、高等向けの難しい本まで。

今度教えてあげる

 

132:名無しの生徒

お願いします! 

図書館って本がたくさんあって、どれを選べば良いかわかんなくって。

教えてもらえるの嬉しいです

 

133:留学生

日本の魔法をそのまま説明してもこっちにない概念とか魔法だと伝わんないなって思うと、どうしても脱線してしまうけど、仕方ないよね。

 

術式言語についてはなんとなくわかったと思う。

で、今の術式言語はまだ未完成だからあんまり複雑な指示が出せない。

それこそ枠の中に書いた文字を上に反映しろ、とかそれぐらいだ。

 

一応マグルのコンピューターについて知ってる身としては、プログラミング言語ってのはもっと色んなことが、それこそあらゆる情報の整理や処理が出来るものだと思ってるから、まだ本来想定される術式言語は使えてない、っていう意味で使ってないっていう説明を前はした。

 

134:留学生

上で言及しなかった1についても同じで、あそこも術式言語は入ってるんだけど、それだけじゃ足りなくて普通の魔法も組み合わせたりでグチャグチャになってるんだよな。

そんで役割は、2で共有した情報を整理して見やすく探しやすくするのが1の部分の魔法だな。

共有されたタイトルだけ抜き出して並べたり、スレッドを作るときに新しくページを追加するための処理もここ。

昔共有された情報を呼び出すのとかもだな。

まあとにかく色々詰まってるのはだいたいここだ。

2の部分にかかってる魔法は共有が主で、読みたい内容に合わせて書いてる内容が変化するのは1の魔法による現象だな。

 

135:留学生

大体手帳の構成としてはこんな感じ。

満足?

 

136:名無しの生徒

満足満足。

なるほどなー、手帳っていう1つのものだから1つの難しい魔法がかかってるって思ってたけど、複数の魔法を更に複数の部分ごとにかけて全体として1つの魔法みたいになってんのか。

その発想は無かったわ

 

137:留学生

確かにそれはあるかも。

魔法って用いる用途ごとに決まった形が用意されてるから、複数を組み合わせるっていう方向に発展しないもんな。

日本でもマグルとの交流で機械の構造についての知識が入ってこなかったら、巨大な完成した術を複数使い分ける形になってたと思う。

 

138:好奇心の先駆者

日本の魔法がこんな機能を持った手帳を作るのに向いてたってわけじゃないのね。

マグルの知識も取り込みながら新しい魔法の形を見出していった。

気になるのだけど、その原動力はなんなのかしら。

日本では昔ながらの魔法では対処出来ない何かがあったの?

私、こっちの魔法がずっと変わらないのって変わる必要がなかったからじゃないかと思ってるの。

以前イギリス魔法界とかホグワーツの制度の話でも出てたんだけど、それだけじゃなくて魔法の研究とかにも言えない?

もちろんマグルとの交流が無かったから新鮮な刺激が無かった、っていうのもあるでしょうけど、それでも今私達がホグワーツで学んでることに、ここ100年で新しく生み出されたことが全く無いのはちょっと異常なんじゃないかって思うわ。

 

139:留学生

あー、そこ気づいちゃう?

結構鋭いな、好奇心さん。

多分あれだな、魔法みたいな技術の方面じゃなくて、マグルでいう文系の学問とかめっちゃ好きなんだろうね。

人文学とか哲学、社会学、社会経済学とか凄く楽しめると思う。

 

推測については当たってる部分もあり当たってない部分もあり、って感じかな。

日本の魔法族の歴史とかだからちゃんとスレ立ててやるつもりだから、今は簡単な説明で我慢してくれ。

 

140:好奇心の先駆者

良いわ、教えてくれるだけありがたいもの。

それにしても、やっぱりマグルの学問は興味深そうね。

冬季の休暇に入る前に、マグルの書店で買うべき本について教えてくれないかしら。

私がスレを作るから。

 

141:名無しの生徒

やっべ、魔法以外の話はまったくついていけんわ。

ホグワーツつまらんと思ってたけどこんな凄いのがいたのか。

 

142:名無しの生徒

141番さん、魔法について詳しい141番さんでも、好奇心の先駆者さんと留学生さんの話は難しいんですか?

 

143:名無しの生徒

おー、難しいよ。

ホグワーツで習うのって魔法とか魔法生物とかの魔法に関係することばっかりだけど、この2人が話してるのはもっと違う分野のことだな。

ホグワーツでは教えてくれないから自分で図書館行って本読んだり、それこそマグルの世界の本読むしか無いんじゃないか?

正直俺よりも留学生にそのあたりについても聞いたほうが良いと思う。

興味があるならな。

俺は今のところ魔法ばっかだけども。

 

144:留学生

>>140 良いよー。

>>142 イギリスの魔法界って魔法に関する勉強ばっかりなんだよね。

魔法に関する知識、能力があれば仕事も出来るし生きていける。

 

対して日本の魔法界はマグルともしっかり繋がってるから、マグル界のことも勉強するしマグル界で発生した様々な学問も学べる。

そしてマグルはあらゆることを学問にするんだ。

あらゆることを知りたい、明らかにしたいと願っている。

 

何か、ホグワーツで楽しかったことある?

 

145:名無しの生徒

授業、だと思います。マグル生まれだから魔法なんて見たことがなくて、授業はずっと楽しいです

 

146:留学生

ありがとう。楽しいよね、授業。

 

ホグワーツの授業って、先生がそれぞれに自分でやり方を決めて教えてるんだ。

だから凄く楽しい先生も優しい先生もいるし、反対に楽しくない先生も厳し過ぎる先生もいる。

同じ学校だけど、バラバラなんだよね。なんとなくわかる?

 

147:名無しの生徒

はい、凄く色んな先生がいるなって。

あと、スネイプ先生が凄く厳しくて、ビンズ先生はちょっとつまらないなって思います。

 

148:留学生

マグルの世界だと、子供に何かを教える方法について研究する「教育学」っていう学問があるんだ。

どうやって教えたら子供はちゃんと理解して覚えられるのか、とか、反対にどうやったら子供があんまり覚えられないのか、とか。

 

そんな風に、ホグワーツとかイギリス魔法界では個人個人がそれぞれのやり方でやってるようなことでも、マグルの世界だと学問という形になって研究されてる。

 

これは学校で教えることについての研究だけじゃなくて、例えばグリフィンドールとスリザリンみたいに仲が悪い集団が喧嘩しないで協力する方法とか、そもそもなんでこの2つの集団は仲が悪くなっちゃったのかとか、イギリスの魔法界の人達がどうやって協力するかとか、魔法省がどうやってイギリス魔法界を治めていくかとか、様々なことについての学問があって、研究がされてる。

 

149:名無しの生徒

そうなんですか?

そんなことまでマグルの人達は勉強してるんですね。

それがホグワーツでは教えてもらえないから、141番さんにはわからないけど、留学生さんは日本で勉強してて、好奇心の先駆者さんは本を沢山読んでるから知ってるんですか?

 

150:留学生

そういうこと。

だからもしそういうことについて興味があるなら、ホグワーツの図書館か、マグルの世界で勉強するしかないんだ。

そしてそれはホグワーツの先生は教えてくれないから、自分で勉強するしかない。

 

なんとなく疑問には答えられたかな?

 

151:名無しの生徒

はい、ありがとうございます。

 

152:好奇心の先駆者

マグルの学問は本当に多岐にわたるのね。

魔法族の学問は大半が魔法に関するもので、後は薬草学とか魔法薬学とか天文学とかだけど、これも間接的に魔法に関するものだもの。

思えば、魔法生物について学ぶことはあっても、それ以外の生物について学ぶことは、人体含めてないものね。

 

153:名無しの生徒

おー、確かに思えばそうだな。

魔法生物はやっておいてその辺の鹿とか鳥とかについては当たり前にいるものと思ってたけど、あれらの生態について勉強しないのもへんっちゃへんか。

魔法薬学も薬草学も魔法薬に使う薬草については学ぶけど、そのあたりの木については調べたりしないし。

マグルはそういうのを全てのものに対してやってんだな。

 

154:留学生

マグルは食料の生産が安定して社会構造がある程度整って生活が安定して以降、直接的に生活の安定に寄与しないことに対しても邁進し始めたからな。

全ての時間を飯を食って生きることに費やしてたことから解放されて、知的人類としての探求に全力を注ぎ始めた感じ。

数百年前から余裕のある一部のマグルはそういう活動をしてたけど、社会全体がそういう方向に向かったのはここ100年ぐらいじゃないかな。

 

話がまたそれたけど、日本魔法界の魔法の発展についてまとめるぞ!

 

155:好奇心の先駆者

お願いするわ

 

156:留学生

まず>>138の当たってるのは、それまでの魔法じゃ対処出来ない存在がいるから日本の魔法が発展してきたってこと。

日本の魔法生物、まあ魔法生物ってこっちの人達にわかりやすく言ってるけど、ぶっちゃけそんな可愛いものじゃないやばい奴らが日本には結構いるんだ。

そいつらに対処するための魔法は、どれだけ研究してもキリが無いからずっと研究と発展が続いてる。

昔は対処するのに魔法使いが20人がかりで半分は死んでたのが、今では5人がかりで2人の犠牲で済む、みたいな遅遅とした発展だが進み続けてる。

 

157:好奇心の先駆者

早速また聞きたいことが出てきたのだけど、これ以上脱線するのもなんだから今は黙っておくわ

 

158:留学生

ありがとう、相談も聞かないといけないから助かる。

 

そして日本の魔法が他に発展した理由として、西洋魔法との遭遇がある。

こっちの魔法って杖だけで料理をさせたり掃除をさせたりとか凄く便利な魔法が多いよね。

けど日本魔法界の魔法って、どっちかというと上で出した魔法生物などの対処のためのものだったり、様々な儀式を行うためのものがほとんどだったんだよね。

少なくとも16世紀ぐらいに西洋の魔法使いがマグルに混ざってやって来るまではね。

その後19世紀に本格的に西洋の魔法使いと交流を始めて日本魔法界は西洋の魔法を知った。

 

そこで全く未知の魔法との出会いがあって、これまで使われてきた魔法のさらなる発展の可能性とか、全く違う使い道のある西洋魔法を自分たちなりに使えるようにアレンジするとかで一気に新しい魔法を研究し発展させるっていう考え方が広まった。

それまではほそぼそと一部の物好きがやってた程度だったんだけど。

 

159:留学生

マグルの技術とか考え方を大々的に魔法に取り入れるようになったのもそれぐらいからかな。

そもそも上で言ってる通り日本の魔法はこっちの杖による魔法と違って生活を便利にする能力には乏しかったから、生活については普通にマグルと同じように手作業でやってたんだけど、それを魔法の発想に取り入れようという考え方は無かった。

日本の魔法族にとって魔法は、魔法生物に対処し人を街を国を守るためのものであり、戦うためのものだったんだ。

 

その概念を変えたのが西洋魔法の流入。

そこで「これまで普通に使ってきたマグルの技術も魔法に使えるんじゃないか」って方向に発想が広がった。

それが今の様々な研究に繋がってる。

 

160:留学生

後は自然災害の対処っていう面も、最近魔法の研究が進みまくってる理由の一つかな。

日本って、こっちの人からしたら考えられないぐらい災害が多いんだ。

細長い日本列島の全ての場所があらゆる災害に襲われる。

地震、津波、台風、大雨、大雪、噴火、土砂災害、洪水。

自然災害のオンパレードだ。

言い方は悪いが本当によく死んだ、マグルも魔法族も。

日本の魔法族は、マグルと協力してこういう大自然の猛威を生き抜かなければならなかった。

今でもそう、大災害が来れば魔法族もマグルも関係なく逃げ惑い、協力して生き残らないといけない。

 

だから西洋魔法によって新しい発想が生まれて、それまでの日本の魔法だけじゃ諦めていたことが出来るようになって。

そりゃあ研究も開発も進むというものよ。

誰も死なせたくないもの。

 

161:留学生

とまあそんな感じかな。

日本の魔法族は今もなお発展の必要性に駆られている。

そしてその背中を最初に押したのは実は西洋魔法だったりする。

その上で今のマグルの研究開発への力の入れように触発されて、必要とされる魔法だけじゃなくて様々な分野で研究が爆発的に進んでる。

マグル同様、必要なものについて研究するんじゃなく、研究をすることこそが目的になっている側面もある。

 

西洋魔法が日本魔法族を立ち上がらせ、マグルの発展と技術がその手を引いて導いてくれる。

 

日本の魔法が発展し続けてるのはそういう影響が大きいかな。

 

162:名無しの生徒

なんというか、壮大過ぎて実感がわかねーわ。

魔法族が容易く死ぬ災害とか魔法生物もそうだし、研究することこそが目的みたいに研究をしまくってるってのも。

確かに俺も今の十分なイギリス魔法界で魔法の研究をしてるしなくても良い魔法を作ることにはなるだろうけど、自分で珍しい種類の考え方だと自覚してるからな。

それが魔法界全体に広まってるってのはちょっと想像がつかない。

けど、楽しそうだ

 

163:名無しの生徒

あんまりよくわからない、ですけど、日本って凄いんですね。

たくさん研究して頑張ってる人達もですけど、たくさん研究してるってことは、私達みたいな子供も覚えることがたくさんあるってことですよね?

ホグワーツの勉強よりも難しいのかな。

 

164:留学生

まだ俺がホグワーツの授業をしっかり受けてるわけじゃないから断言は出来ない。

けど、日本もホグワーツに負けないぐらい凄い、それは保証する。

その分勉強することも多いけど、みんな楽しくやってるよ。

 

それと、こっちの話は一段落したから相談したいことがあるなら話してみないか?

好奇心の人も良いよね?

 

165:好奇心の先駆者

違う魔法を使うという意味を今始めて理解したわ。

そうよね、魔法が違うってことは、使い方が違うだけじゃなくて何を目的とした魔法かという点から違うのよね。

私達ヨーロッパの魔法使いにとっては魔法は呪文がある限り大抵何でも出来るもので、戦闘から生活を便利にすることまであらゆることに使えるもの。

人を攻撃する呪文も身を守るための呪文もあるし、掃除や料理を魔法で済ませてしまうことも出来る。

食べ物だって生み出すことは出来なくてもある程度増やすことは可能だもの。

生活をしていく上で、そして生きていく上で魔法が使えれば困ることはほとんどない。

そういうもの。

でも日本ではそれは違うのね。

ヨーロッパの魔法生物よりも危険な存在から身を守るための術。

人の暮らしを守るためのもの。

戦うという行為に特化していると言えば良いのかな。

その分魔法じゃなくても出来る普段の生活に対してはマグルのように生活をして、ただ危険な魔法生物を倒すためだけに魔法を使う、それに特化した魔法。

 

興味深いわね、興味深い。やっぱり歴史が知りたいわ。

住んでいた土地の環境やマグルとの関係性が魔法族の生活に影響を与え

その結果魔法の発展した方向がこちらとは違う。

魔法も技術だもの、一番最初まで遡れば、誰かが作り育ててきた歴史があるはずなの。

きっとそこで、世界中の魔法界はそれぞれに違いを抱えている。

 

良いわよ。疑問は尽きないけど、今日は一旦これで満足。

またスレッドを作るわ。

 

166:名無しの生徒

急に冷静になるなよ、驚くだろ。

でも俺にはない思考の範囲の広さはすげえなあと思うわ、素直に。

 

167:名無しの生徒

あの、好奇心の先駆者さん、ちょっと怖いです、ごめんなさい。

研究者さんって、みんなこんな感じなんですか?

 

168:留学生

やっぱぁ君人文系の研究者とかその類だよ。

間違いない。

イギリス魔法界じゃなかなか厳しいだろうけど……

 

>>167 ホグワーツは違うけど、教授とか呼ばれてる人達って大抵自分の研究してる分野が大好きなんだよね。

こだわりもプライドもあるし好奇心も強い。

御飯食べるより寝るより人と仲良くなるより研究をしたい。

だからこういう、癖のある人は結構多いよ。

もちろん凄く優しい常識的な人もいるにはいるけどね。

 

それで、相談について聞いても良い?

 

169:名無しの生徒

そうなんですね。

あ、はい、大丈夫です。相談したいのは私なのに、なかなか言えなくてごめんなさい。

 

えっと、留学生さんに聞くことじゃないかもしれないんですけど、ホグワーツを卒業した後にマグルの世界でコンピューターについて勉強したいと思ってるんです。

それで、さっき留学生さんが日本の魔法界ではそういうことをしてるって言ってるのを聞いて、ホグワーツはどうなのかなって聞きたくて。

ホグワーツに入ってから、車とか飛行機とかロケットとかコンピューターとか、マグルの機械の話をする人が全くいなくって、留学生さんがその話をしてたから何か知ってるかなって思ったんですけど、聞いてもいいですか?

 

170:名無しの生徒

え、いやあ……どうなの? 初めて聞いた

 

171:好奇心の先駆者

私は聞いたこと無いわ

ホグワーツを卒業してからマグルの学校に行くなんて

 

172:留学生

>>169 相談してくれてありがとう。

まず最初に知っておいてほしいのは、俺は日本の魔法界の人間でイギリスの魔法界にもホグワーツにも詳しくないってこと。

ホグワーツがどういう仕組を作ってるのか、俺は知らない。

そういうのは教授達に聞いたほうが確実だ。

 

だから、俺が今から話す事は、もしかしたら俺のただの勘違いで何も問題は無いかもしれない。

ただの俺が考えただけのこと。

君の質問には正確には答えられないけど、それでも良いかな?

 

173:名無しの生徒

は、はい。つまり、ホグワーツを卒業した後のこととかどうやって卒業するかとかは知らないけど、留学生さんなりに考えて「こうじゃないかな」って思ってることがある、ってことですよね。

だから、すぐに信じないで教授とか他の人にも聞いてほしい、ってことですよね。

 

それで良いです、お願いします。

なんか、先生たちもみんな凄く魔法使いみたいで、いきなり聞くのはちょっと怖くて……

 

174:留学生

わかった。

そうだね。確かに自分が知りたいことを誰も気にしてないところで口にするのは、悪いことをしているみたいでちょっと怖いよね。

その気持は良く分かる。特にホグワーツは一部でマグル生まれに対する差別があるし。

いきなり言わなかったのは正解だと思う。少なくとも相手を選んだ方が良いね。

教授に聞くのも、ちゃんと他の人には秘密にしてほしいってお願いした方が良いと思う。

 

それで、俺の考えはこの次に書くよ。

 

175:留学生

まず、>>173が言ってるみたいに、ホグワーツを卒業した後にマグルの世界の学校に行くというのは、とても難しいと思う。

 

理由はいくつかあるんだけど、まずマグルの方の学校に行くには2つ、必要なものがある。

今回はホグワーツを卒業した後のことだから、17歳と考えてプライマリーやセカンダリーじゃなくて、ユニバーシティに行くための話をするよ。

 

176:名無しの生徒

難しいんですか

 

177:留学生

1つは学力。

俺がイギリスに来る前に調べた範囲だけど、イギリスのマグルの学校だと、カレッジ在学中に試験を受けて、そこでの成績を使って、ユニバーシティに応募する。

ここで必要な成績は決まってるから、これが決まってないと応募が出来ない。

 

2つ目が学歴。

それまで学んできた経歴の証明、っていうとわかりやすいかもしれない。

どんな学校に通って普段はどんな態度の生徒で、どんな科目で単位を取得してきてどんなレポートを提出してきたのか。

そういう、それまで学んできたその人個人個人の歴史をユニバーシティに送って見てもらわないといけない。

 

2つをあわせて、純粋な学力とそれまでどんな勉強をしてきたのか、っていう記録だね。GCSEとA-Levelっていって、それぞれセカンダリーとカレッジで成績を出す必要がある。

この2つがあって初めて、イギリスのユニバーシティに入ることが出来る。

もちろんその上で選ばれないといけないけどね。

人によっては普通にユニバーシティに拒否されて入れないこともある。

 

ちなみにイギリスだと出生証明書なんかももちろんいるだろうけど、君はマグル生まれだからそのあたりは大丈夫だと思う。

魔法使い達はどうなってるのか知らないけど。

 

178:名無しの生徒

結構大変なんだな。マグルのユニバーシティに行くのって。

ユニバーシティがどんなところかもわかってないけど。

 

179:留学生

君がイギリスのユニバーシティに行くのが難しい理由は上の2つ両方だ。

1つ目の学力は、ホグワーツの授業の内容を見てればわかると思うけど、ユニバーシティに行くのに必要な勉強を全く教えてもらえない。

ホグワーツじゃあね。

 

ちなみにマグルのセカンダリーやカレッジで勉強するのは、君がプライマリーで習ってきたことの延長だ。

英語、算数を難しくした数学、理科や歴史、地理、他国語。

他にも芸術・デザイン、音楽、体育とかもだね。

ホグワーツでは、多分これから先もこういった科目を一切教えてもらえない。

だからこれから7年間ホグワーツに通った場合、君はユニバーシティに行くのに必要な知識や学力、思考力を全く得られない可能性が高い。

 

180:名無しの生徒

そんな、本当ですか?

 

181:留学生

ひどいことを言ってるかもしれないけど、ちゃんと理解してほしい。

そうじゃないと、対策も出来ないから。

 

2つ目の学歴、それを証明するための多数の提出課題やレポートの方がもっと深刻だ。

学力の方はまだ自分で勉強してテストだけ受けることは出来る。

でもレポートとか提出課題は、プライマリー、セカンダリー、カレッジと通っていく中で積み上げていくもので、ホグワーツに通うなら君はセカンダリーとカレッジの学歴を完全に失う。

そしてこれははっきりと判明していないけど、多分ホグワーツでの学習の記録はマグルの学校に行くのには使えない。

そうじゃなかったら、少なくともイギリスのユニバーシティ関係者や政府上層部には、そちらの繋がりでホグワーツのことが伝わってるはずだから。

でも、俺の留学についてイギリス政府と日本魔法省が話したときは、そんな様子は無かったらしいし。

 

182:名無しの生徒

うわぁ……というか待てよ、これってもしかして、マグル生まれの人、マグルの世界で生きていけないんじゃないか?

学校に行ってないことになるのに仕事どうするんだ?

ホグワーツ行ったこと無い魔法使いってことだろ?

 

183:好奇心の先駆者

ちょっと考えたこと無かったけど、凄く問題な気がするんだけど。

調べてみるわ。

 

184:名無しの生徒

え、あの、じゃあ、私はコンピューターの勉強は出来ない、ってことですか?

そんな、お父さんがコンピューターの研究してて、私もその勉強したいって思ってたのに、出来ないんですか?

ユニバーシティーじゃなくても、勉強出来るところってないんですか?

どうにかならないんですか?

 

185:留学生

今のイギリスのマグルの世界だと、行きたい場所、したい仕事をするなら、ちゃんとユニバーシティーに行って勉強して卒業しないと厳しい。

もちろんカフェの店員とかにはそんな資格はいらないだろうけど、コンピューターなんて最先端の技術だし、研究者なんて大学とか企業の凄く頭がいい人達ばかりだから。

だからユニバーシティーに行かないと研究とか仕事で関わるのは難しい。

 

それで、ここからは君がそういった方向に進むための提案をしたいと思うんだけど、良いかな?

 

186:名無しの生徒

何か出来るんですか? 出来るなら教えてください。

私が出来ることならなんでもします。

 

187:留学生

一応、ホグワーツにそういう問題を抱えてる子がいるんじゃないかとは思ってたんだ。

制度面とかでホグワーツとイギリスのマグルの政府との繋がりがあるとは思えないから、多分マグル生まれの子達が、卒業してもマグルの世界に帰れずに田舎でひっそり農業してるとか、魔法界の片隅でなんとか生き残ったりしてるんだろうなって。

 

まず君がユニバーシティーに行く上での問題は、上に書いた通り。

それを解決しないといけない。

これはわかる?

 

188:名無しの生徒

はい。マグルの勉強をして、勉強をしてきましたって言うのをユニバーシティに伝えないといけないんですよね?

でも、ホグワーツじゃそれが出来ない……

 

189:留学生

まずは凄く簡単な選択肢。

君がホグワーツをやめて、マグルの世界に帰ること。

魔法の勉強は出来なくなるけど、普通にマグルの学校に通って普通に勉強をして、普通にユニバーシティを目指せる。

確実に行きたいところに行けるとは限らない。

けどそれは他の子も同じで、それぞれの人の頑張り次第だし、ホグワーツにいるときと違って普通に勉強に集中出来ると思う。

 

ただ、これは強くおすすめは出来ない。

 

190:名無しの生徒

ホグワーツを辞めるんですか。

ホグワーツに行かないで、他のマグルの子みたいにセカンダリーに行くんですね。

ホグワーツに行かないから、普通の学校に通う時間があるってことですよね?

 

でも、おすすめ出来ないんですか?

私が魔法を好きだって言ったから?

 

191:留学生

そうだね、ホグワーツに行かなければ、普通にマグルの学校に通う時間があるから全部解決ではある。

 

おすすめしない理由は、もちろん魔法の勉強も楽しいし、君が楽しんでいるみたいだからすぐに辞めさせるのは良くない、とも思ったけど、別の理由がある。

日本でもそうなんだけど、魔法の制御が出来ない子が結構いるんだよね。

特に西洋魔法を使う家の子供に多い。

特に10歳以下の小さい時期には、魔法を使う気がないのに自分が思ったことを叶える形で杖がないのに勝手に魔法が出ちゃう子がいるんだ。

例えば何かで怒ったり泣いたりしたら、家中のものが壊れたり勝手に魔法で吹っ飛んだりとか。

 

多分ホグワーツに一定以上魔法が使える子供が全員通うような仕組みになってるのは、そういう子供に魔法の使い方を教えて暴走しないようにするためだと思う。

だから、マグル生まれの君がまだ1年生のうちにホグワーツをやめるのはあまりおすすめできない。

特に君はマグル生まれだから、暴走してしまったらマグルのご家族に被害が出るし、魔法族の家と違って止められる人がいないから。

 

192:名無しの生徒

確かに、私が泣いたときに窓が割れちゃったこと、あります。

あと、親が家のものが浮いたことがあるって言ってました。

 

また同じことになると危ないから、すぐにホグワーツをやめない方が良い、ってこと?

 

193:留学生

そう。

一応解決策、になるかもしれないんだけど、宮仕えの先駆者に相談するっていう手はある。

あの人の家はマグルと繋がりがあるし、学校に通えない魔法使いの援助とかもしてるみたいだから、相談したらホグワーツに行かないでも魔法を暴走させないために制御する方法だけ教えてくれるかもしれない。

 

絶対ではないからね。

ただそういうことをしてるかもしれない、っていう話だから、気になったら聞いてみてほしい。

多分スレッド探せばどこかにはいると思うから。

 

194:名無しの生徒

はい、ありがとうございます。

そっか、ホグワーツに来て魔法の使い方を勉強しなくても、魔法を危なくしないようなやり方を覚えれば、魔法を使わないから問題ないんですね。

その代わり、私は魔法使いじゃなくてマグルに戻っちゃう

 

195:留学生

そういうこと。

 

もう一つの方法なんだけど、マグルの学校にはオンラインスクールっていう制度がある。

これは学校に通えない子が、電話とか郵便とかで学校とやり取りして、学校に行かないままに授業を受けたりレポートを提出したりする仕組みだ。

アスリートで既に活躍してて大会であちこち行く子とか、子役俳優で撮影のために学校に通えない子とかが、それでも勉強をするために使う制度だ。

 

君のご両親と相談してこれを使えれば、ホグワーツに通いながらマグルの勉強も出来ると思う。

ただ、俺はこの制度に詳しくない。

もしかしたらこの制度で勉強は出来るけど、ユニバーシティに応募するには不十分で進学できないっていう可能性もある。

学校に行くより勉強量が下がるのは確かだからね。

 

196:名無しの生徒

それ! 凄く良いです! それがしたいです!

あ、でもユニバーシティに応募するには不十分、なんですか。

 

197:留学生

わからないんだ。基本的に他の国の国内の教育制度って、あまり知る機会が無いんだよ。

俺も日本からイギリスの大学に留学するためのルートは知ってるけど、イギリス国内の人がどういう教育制度の中で勉強してそれぐらいの成績を取って進学するのかは詳しく知らない。

だから、ご両親と相談して、ちゃんと調べてほしい。

もしそれでもわからなくて本当に困る、ってことになったらまた相談して。

俺の方でも人に調べてもらうことは出来るから。

 

さて、取り敢えずオンラインスクールでユニバーシティの進学に十分な勉強が出来るとして、それでも問題がいくつかある。

まずホグワーツにはマグルの郵便は来ないから、君の家に授業の資料を送ってもらったあと、それをご両親がフクロウにもたせてこっちに送る必要がある。

そして勉強した証明になるレポートの提出は、反対にこっちからフクロウでご両親に送って、そこから学校に送ってもらわないといけない。

ちょっと大変だ。

 

198:留学生

そしてもう一つが大きい問題。

ホグワーツの勉強と、マグルの勉強を一緒にするのは多分とても大変だ。

2つ分の学校の勉強とレポートとかの課題だからね。

どっちも中途半端になって、魔法族のテストであるOWLやNEWT、マグルのテストの全部で良い点が取れなくて、両方駄目になる可能性もある。

 

特にマグルの方の勉強は、普通に学校に行っている子より勉強しづらいのは確実だし、良いユニバーシティに行くには凄くたくさん勉強する必要がある。

それに、ホグワーツだとマグルの勉強は誰にも相談できないし、見られると騒ぎになるかもしれないから1人で頑張らないといけない。

それに対してマグルの子たちは、学校に行って先生や友達と一緒に勉強を出来る。

もし君がホグワーツに通ったままマグルのユニバーシティに行くなら、それを自分の力で超えないといけない。

凄く、本当に凄く大変だと思う。

 

199:留学生

とにかく、ご両親としっかり相談した方が良い。

多分魔法があるって知って、魔法使いに言われてホグワーツに来たんだろうけど、もう一回君の今後についてよく考えた方が良いと思う。

このままホグワーツに通って魔法使いの世界で生きていくのか、それともマグルの世界に帰ってマグルの学校に行って、やりたい仕事をするのか。

あるいはホグワーツに通って、それからマグルの世界に帰ってから出来る仕事を探すことも出来る。

その場合は、君が言うコンピューター関連とかのしたい仕事は出来ないかもしれないけど。

 

その方針、君がやりたいことが決まったなら、その後はどうやってそれをするかも話し合わないといけないだろう。

 

とにかく1人で悩んでしまわないで、ご両親と話しなさい。

それで足りなかったら、マグルの友達とかプライマリーの先生に相談するとかでも良いから。

君が興味を持っているのは、他の人よりも難しいことだ。

だから、とにかく情報がいるんだ。

どうすれば一番良いのかを判断するための情報が。

 

200:名無しの生徒

わかりました。ありがとうございます。

あの、本当にありがとうございます。

 

実は、ホグワーツに来るときにお父さんとお母さんにはちょっと止められたんです。

でも、私が魔法が凄いって思ってホグワーツに行きたいと思っちゃって。

私、こんなことになるなんて思ってなくて、

 

201:名無しの生徒

私、魔法も凄いなって思って、凄く楽しくてたくさん知りたくて、けど、本当はお父さんみたいにコンピューターの勉強がしたくて、だから、大丈夫ですよね? 出来ますよね?

 

202:留学生

落ち着いて、きっと大丈夫だから。

もしイギリスでは勉強出来ないとなっても、アメリカとか日本に行くという手段もあるしね。

それに、君みたいな子供を手助けするのも俺がホグワーツですることの1つだから。

 

203:名無しの生徒

日本とかアメリカなら大丈夫なんですか?

 

204:留学生

イギリスは魔法界が完全にマグルから隠れてるから、魔法界からマグルの学校への進学はあり得ないんだけど。

 

日本とかアメリカの魔法使いとマグルが協力してる国だと、魔法使いが魔法使いの勉強をしてるままでマグルの学校に行けるようにする制度があることが多い。

普通のマグルはマグルの勉強をちゃんとしてないといけないけど、魔法使いは魔法の勉強をしててマグルの勉強をしてる時間が無かったからしょうがない、ユニバーシティには行っていいよ、って感じで。

魔法使いを優遇してくれるんだ。

 

例えば日本魔法界だと、マホウトコロはマグルの学校と同じ普通の学校の扱いになってる。

だから途中からマグルの学校に行ったり、マホウトコロからマグルのユニバーシティに進学することも普通に出来る。

マホウトコロでもマグルと同じ内容の勉強もするしね。

それでも魔法の勉強も一緒にするから、トップクラスのマグルの大学に行くのは学力が厳しいことがあるんだけど、魔法使いの人はテストの点数を優遇するよ、っていう制度がある。

 

アメリカも制度は違うけど似たようなものだね。

イルヴァモーニーとアメリカのユニバーシティが連携してるから、イルヴァモーニーからユニバーシティに行く事は簡単に出来るよ。

確かアメリカの方だと、魔法使いは魔法使いのままマグルとの共同研究をしてほしいから、マグルの勉強はした方がいいけどテストは受けないで良い、みたいな仕組みもあったはず。

アメリカの方はマグルが魔法使いを引き入れるのに力を入れてる、って感じかな。

 

205:名無しの生徒

そうなんですね……あの、それじゃあ、もしイギリスが無理だったら、日本に行っても良いんですか?

他の国の学校に行くのは難しいかもしれないけど、でも私、コンピューターの勉強がしたくて。

 

206:留学生

日本かアメリカなら、アメリカが良いと思う。言語が通じるから。

もちろん日本でも歓迎するよ。

マホウトコロで受け入れた後に、マグルの学校につなげることが出来るしね。

 

けど、出来ればイギリスで頑張ってほしい。

 

207:名無しの生徒

え? でも、イギリスじゃ難しいんですよね?

私も、出来たらイギリスの学校が良いです。でも、その学校とか試験とかがホグワーツにいるままじゃ駄目で、だから他の国の方が良いのかなって、思ったんですけど

 

208:留学生

俺が怖がらせるような言い方をしたから、絶対に無理だ、って感じたかもしれないけど、上で言ってるようにイギリスのマグルの学校に行ける可能性はいくつもある。

まずはそれについて、ご両親とか他の人の力も借りて調べてほしい。

生まれた国を離れるのは、色々と大変だからね。

 

まずはそこから始めよう。

もしそれで、イギリスのマグルのユニバーシティに行くのが難しい、ってなったら、そのときに日本とかアメリカに留学することも考えよう。

その時は俺も相談に乗れるし、日本への留学なら俺の保護者とかマホウトコロの先生にも相談出来るから。

 

209:名無しの生徒

そう、ですね。大丈夫かもしれないんですよね。

ありがとうございます。そのときは相談にのってほしいです。

 

210:留学生

わかった。

 

まあ、イギリスに残ってマグルの学校に行ってほしいっていうのは、俺の都合でもあるんだ。

>>209は深く関係しているから話しておこうと思う。

 

他の2人も>>209も、この話はなるべく広めないでほしい。

少なくとも今は。良いかな?

 

211:名無しの生徒

お、もう話して大丈夫か? 真面目な話してたから黙ってたけど。

俺はマグルの方は今んとこ興味ない

 

いや、普通にマグルの技術を取り込んだ魔法には興味あるけどさ。

マグルの学校も……興味あるわ。マグルの技術知ろうと思ったらマグルの学校行くのが一番だろうし。

でも興味だけだけどな。

言いふらしたりはしねえよ。

 

212:好奇心の先駆者

マグルの学校に行くのには色んな条件があるのね。

単一の学校であるホグワーツと違って、複数の学校を順番に経験して学習する。

一度ホグワーツに通ってその繋がりが途切れてしまうと、途中を空けて再度始めることは出来ないし、年齢が変わってしまうから続きから再開することも出来ない。

確かにこれじゃあ、マグル生まれの魔法使いがマグルの世界に戻るのは難しいわよね。

うちも蔵書の整理で外部の魔法使いを雇うことはあるけど、マグル生まれの子ほど困窮しているイメージがあるわ。

 

言いふらしたりはしないわよ。

私は私が知りたいだけで、それを誰かに教えたいわけではないの。

 

213:名無しの生徒

私に関わる話、ですか?

マグルのことはあんまり言わない方が良いみたいだから言わない、です。

私に関係がある留学生さんの都合って、なんですか?

それがあるから私に日本やアメリカの学校じゃなくてイギリスの学校に行ってほしいんですよね?

 

214:留学生

全員ありがとう。取り敢えず3人しか見てないと想定するけど、他に見てる人がいたらその人も黙っててな。

 

>>213 そのとおり。

俺が今回ホグワーツに留学するときに、日本の外務省を経由してイギリスの外務省、もっと言うとイギリスの政府から頼まれたことがあるんだ。

正確には日本の駐英大使館に駐在してる日本の魔法関係者が頼まれて、俺も手伝ってることなんだけど。

 

その頼みごとが、「日本やアメリカの魔法界がマグルと協力しているように、イギリスの魔法使いとイギリス政府が互いに協力するような状態にしたい。

そのためにイギリス魔法界とマグルの世界との繋がりを作りたいから、もしホグワーツで生活に困っている魔法使いの子供を見たら連絡してほしい」って内容。

 

だから、>>209には出来たら魔法使いとの繋がりを持った上で、マグルのユニバーシティに進学してもらった方がありがたいんだよね。

 

215:名無しの生徒

マグルの政府がそんなこと言ってたのか。

でも、確かに>>209は困ってるみたいだけど、マグルに言ってもどうしようもないだろ?

お金が無くて生きていけないっていうならお金くれれば良いけど、そういう話じゃないだろ?

 

216:好奇心の先駆者

>>215 言葉のその先を読みなさいな。

「魔法使いと協力したい」、つまり魔法使いと関係を持ちたいと思ってて、「困ってる子がいたら教えてくれ」って言ってるのよ。

何かで困ってる子と良い関係を持ちたいなら、何をすべきかわかるでしょ?

 

217:名無しの生徒

あー、なるほど、そういうことか。

それなら確かに>>209に関係あるな。

 

218:名無しの生徒

何が私に関係あるんですが? ごめんなさい、よくわからなくて。

私が困ってる、ってことを、マグルの政府さんに教えるんですよね?

でもそれは留学生さんがすることで、私は何もしなくてよくて

だから、

 

助けてくれるんですか?

 

219:留学生

うん。

まあそういうこと。

「困ってる子がいたら教えてくれ。自分たちがその子を助けて、そのかわりにマグルと仲良くなってもらうようにお願いしたい」

ってこと。

 

もともと日本政府、日本神祇省と合わせてイギリス政府にもホグワーツとか魔法界の状況について共有することになってたんだけど、その一環だね。

他にも大人の魔法使いがイギリスでの生活で困ってることがあったら教える事になってるみたい。

そっちは俺の担当じゃないけど。

 

だから今>>209が相談してくれたみたいな、マグル生まれの子供が一度ホグワーツに入るとマグルの世界に戻りづらいって話とかは、君の相談がなくても向こうに伝えるつもりではあったんだ。

まだマグルの政府は知らないけど、ホグワーツに通ったせいでマグルの学校に行けない、マグルの教育を受けられなくてマグルの世界で生きていけない、なんてマグルと魔法使いが協力するなら真っ先に変えていかないといけないところだからね。

 

220:好奇心の先駆者

やっぱりマグルの政府も動き出してるのか。

それはそうだよね。イギリスの魔法族はマグルと距離を取ろうとしてるけど、マグルの政府からしたらそれどころじゃないよね。

日本とかアメリカとかはマグルと魔法族が協力し始めてるんだから、自分達だけ置いていかれるってことだもの。

 

221:名無しの生徒

いや、けどこれ国際魔法機密保持法に違反してないか?

悪いとは言わないけど、色々と大丈夫なのか?

魔法省にバレたら大変なことになるぞ?

 

222:名無しの生徒

まだ勉強してないんですけど、それってどんなルールなんですか?

 

223:好奇心の先駆者

>>222

世界中の魔法使いが協力しよう、って作ったのが国際魔法使い連盟っていう集まり。

そしてその集まりで決まったのが、「魔法族の存在、そして魔法に繋がる魔法生物とか道具とかの存在を、マグルから隠す」っていう決まり。

これが国際魔法機密保持法。

 

つまり、マグルの政府に困ってる魔法使いのことを教えるなんて許されることじゃないのよね。

少なくともこのルールでは。

でも、留学生が以前、日本は国際魔法機密保持法を守ってない、守る気がないって言ったのよね

 

224:名無しの生徒

そんな決まりがあるんですね

でも、守らないといけないのに、日本は守らないんですか?

 

225:留学生

これは集まりで約束した決まり事なんだ。

だからその集まりに参加してない日本は別に守らなくても良い。

 

それに、決まり事っていうのは理由があって作られるものだ。

この決まりなら、マグルから隠れることでマグルに攻撃されないようにするっていう目的がある。

 

でも日本の魔法使いにとっては、マグルから隠れるよりもマグルと仲良く協力して頑張る方が遥かに良かったんだ。

だから日本の魔法界にとって、その決まりを守る理由も特にない。

 

226:名無しの生徒

けど絶対揉めるだろ? 

日本魔法界とイギリス魔法界は交流がずっとあったわけじゃないし、せっかくそっちから声をかけてくれたけど、その繋がりが壊れるかもしれないだろ?

それで良いのか?

 

227:好奇心の先駆者

まさしくそうね。悪ければ、日本魔法界とイギリス魔法界の間で戦争になってしまう可能性もある。

他の国がどうなるかは、わからないけど。

 

まさか、日本はそこまで覚悟してる?

 

228:留学生

遠くの国の全く交流のないいつ滅ぶかわからない国ですらない小さな集団よりも、世界の大国として日本と手を取り合える友好国である英国の方が大事だよね。

普通に考えて。

 

229:名無しの生徒

え、え?

 

230:名無しの生徒

まじ? もしかして日本魔法界ってこっちの魔法界と仲良くする気はないのか?

 

231:留学生

日本魔法界は日本国の一部だからねー。

イギリスとイギリス魔法界が揉めるなら、日本国にとって益がある方の味方につくよ。

もし将来的に問題になりそうだから早めに解体したいって頼まれたら、状況次第では承諾するだろうね。

 

ぶっちゃけ魔法に関してはアメリカで十分西洋の魔法を知れるし、イギリス魔法界と無理して交流する利点は無いんだ。

ここにしか残ってない神秘とか古い魔法族が貯蔵してる魔法具とかあるだろうけど、そういうのは後から回収できるものもあるだろうし。

 

もちろん短絡的に争った結果失われるものは多いから、最初から攻め込んだりはしないけどね。

積み重ねてきた知識とかイギリス魔法界の伝統とかは、あって困るものではないし。

でも邪魔になるなら切り捨てられる。その程度のものでもある。

 

232:名無しの生徒

日本とイギリスの魔法使いが喧嘩するんですか?

 

233:留学生

>>232 その可能性もあるよってこと。

イギリスのマグルと魔法使いが喧嘩するなら、日本はマグルの味方をしてイギリスの魔法使いと喧嘩する。

 

そんな覚悟をするぐらいには、日本魔法界と日本の政府は、魔法族の存在が将来マグルの目に触れたときに起こる騒動は大きいと思ってるんだ。

その騒動を避けるために、先に騒動になりそうなものを取り除いておく。

それが日本の世界の魔法界に対する立ち位置だ。

 

234:留学生

ま、仲良くするのが一番だけどね!

 

今すぐどうこうってわけではないだろうから、気にしないでくれ。

イギリスのマグルの政府だって、イギリスの魔法使いを滅ぼすよりは味方につけたいだろうしね。

 

235:名無しの生徒

いや、おま、衝撃発言過ぎるだろ

見る目変わるわ

 

236:好奇心の先駆者

人が手を取り合うのは理由があるからで、反対に言えば、理由があれば互いを攻撃することもある。

そして世界情勢においては、日本魔法界はイギリス魔法界に対立する可能性が高いんだね。

やっぱりマグルの世界の情報がほしいな。

それだけじゃなくて、世界中の魔法界の情報も。

どうしようか。

 

237:留学生

そういう感じで、イギリスのマグルの政府は魔法使いと仲良くしたいと思ってるんだ。

そのためには、困ってることがあったら助けようと思ってる。

助けてもらったら恩返しをしないといけないし、助けてもらえばその相手のことを嫌いになるのは難しく、好きになりやすいからね。

 

イギリス政府は、魔法使いを助けることで魔法使いと仲良くしようとしてる、と思ってくれれば良いよ。

だからもし>>232が困ってるってマグルの政府に伝えたら、特別にユニバーシティに行けるようにしてくれたりとか、特別な制度を作ってくれたりとかで助けてくれると思う。

それに国際魔法機密保持法についても知ってるから、性急にことを進めることも無いだろうし、そうなるように日本の魔法使いも協力してる。

 

238:名無しの生徒

本当ですか! じゃあ、マグルのユニバーシティに行けるんですね!

 

239:留学生

ただし1つ注意してほしい。

 

240:名無しの生徒

なんですか?

 

241:留学生

マグルの政府に助けを求めるってことは、君という人物が魔法使いだとマグルの政府に知られるということだ。

多分ご両親も監視されるだろうし、君自身にも何かが求められることになる。

 

監視と言ってもどこかに閉じ込めるほどではなく、時折報告をしないといけない、役人が話を聞きに来る、ぐらいのものだとは思う。

君に求められるのも、何かをしないと捕まるような義務じゃなく、魔法使いでありイギリス政府と繋がりのある君に大きな期待がかかる、ということだ。

 

君がそれを気にしないなら何も問題はない。

でも、そうなったときに君は、君の人生の全てを君の自由に生きられない可能性が高い。

強制はされないとしても、求められる役割が、果たさなければならない務めが生じる。

 

これまでの人生とは、違う人生になる。

その事は覚悟しておかないといけない。

 

242:名無しの生徒

ごめんなさい、あんまりよくわからないです

私が何かしなくちゃいけない、ってこと?

 

243:好奇心の先駆者

>>242 

マグルの政府が何かをしろ、って直接言ってくることはない。

でも、あなたはマグルの政府に大きな借りを作ることになる。

何かをしてもらったらお礼を返さないといけない。

 

そしてそれだけじゃなくて、あなたはマグルの政府と繋がる唯一の魔法使いになるから、マグルの政府に色んな質問をされたり、何かに協力してほしいとお願いされると思う。

強制はされないから、あなたが断ることも出来る。

 

でも、あなたは何度も頼んでくる相手のお願いをずっと断れる?

自分を助けてくれた相手のお願いを断れる?

 

留学生が言っているのはそういうこと。

マグルの政府との関係であなたの暮らしは変わってしまうし、あなたがお願いされて断るのを嫌に感じるならとても生きづらくなってしまうかもしれない。

 

マグルの政府にお願いするなら、将来そうなることを覚悟してないといけない。

 

244:名無しの生徒

助けてもらったら、お礼をするんですよね?

お礼はしないといけないと思います

でも、断ったら良いんですよね?

それが、何かあるんですか?

 

245:留学生

人の心は、君が思ってる以上に弱いんだ。

ずっとストレス、嫌なことが続くと、心が疲れて生きる力をなくしてしまうこともある。

そうするとご飯を食べることも寝ることも出来なくなって、最後には死んでしまう、みたいな怖いことになることもある。

 

政府もひどいことはしないし、むしろ君を助けようとしてくれると思う。

君が疲れてたらお願いはしようとはしないだろうし、頼んだこともしてくれるかもしれない。

それでも、確実に君の生活は変わってしまう。

ずっと見られていると自覚しているのは、それぐらいストレスになりうるんだ。

それを君がストレスだと思うのか、特に気にせずお願いを聞いて頑張れたり断ったり出来る人なのかはわからないけど。

 

とにかく、今まで通りにはいかない。

そのことも、ご両親と話し合ってほしい。

 

246:名無しの生徒

はい、話してみます。

ストレス、っていうのがどんな感じかあんまりわからないので、聞いてみます。

 

247:留学生

うん、それが良い。

年を取るにつれてだんだんわかっていくことだけど、決めるなら早くしたほうが良いからね。

それを知ってる大人の意見を聞いたほうが良い。

もし自分の言葉での説明が難しいようだったら、俺が掲示板でまとめても良いし、日本の大使館に連絡してくれたら対応も出来るから。

 

248:名無しの生徒

ありがとうございます、留学生さん、好奇心の先駆者さん、それと、もう一人の、えと、なんて呼べばいいですか?

 

249:名無しの生徒

俺? いや別に覚えてもらわなくても良いけど。

まあ取り敢えず研究者とでも呼んでくれ

 

250:名無しの生徒

研究者さんも、ありがとうございます。

3人とも、相談にのってくれてありがとうございます

私、魔法が凄い楽しくて、凄く好きです。

でも、マグルのコンピュータも凄く凄いなって思ってて、だから知りたくて。

両方出来るのが一番嬉しいです

私の知らないこと教えてくれて、ありがとうございます

 

251:留学生

また相談があったら言ってくれ。

掲示板でも良いし、君の場合はイギリス政府と連絡を取るなら対面で会うこともあるだろうし、学校で声をかけてくれてもいいから。

 

252:名無しの生徒

おー、俺には無い悩みだけど、後輩の悩みを解決するのが先輩だからな。

また頼れ

 

253:好奇心の先駆者

どういたしまして。

私はあなた自身じゃなくて、マグルと魔法族の架け橋になるかもしれない存在に興味があるの。

それが両方の世界にどんな影響を及ぼすのかも。

だから、何か困ったらまた教えてね。

助けにはなるから

 

254:名無しの生徒

ありがとうございます!

 

255:好奇心の先駆者

それと留学生、聞きたいことがあるんだけど

 

256:留学生

なん? 何かな?

 

257:好奇心の先駆者

マグルの政府が魔法族を知らない、魔法族と協力しようとしてるって言ってたけど、宮仕えの先駆者、つまり女王陛下の魔法使いはどうなの?

あの子の家がマグルの政府と繋がってるんじゃないの?

 

258:留学生

俺もはっきりと聞いてないんだけど、あの人の家は名前の通り女王陛下に仕えてるんだよね。

その関係でイギリス政府の上層部とは繋がってるし指示も聞くんだけど、あくまで政府の一部だけでそれ以外とは関係が無い、どころか存在すら秘匿されててね。

最初に日本にお願いしてきた外務省の官僚とか、他の行政機関の役人には知らない人が多かったんだよね。

だからあっちじゃなくてこっちに依頼が来てしまった。

多分向こうとしては、日本の魔法使いが初めて接触する魔法使いで、その日本における立場を聞いて自分たちも魔法使いを取り込まないといけない、って思ったんだと思う。

 

それに、女王陛下の魔法使いの一族がやってるのは、今存在している魔法界がマグルの世界に悪い影響を与えないようにする、っていう役割なんだ。

例えば魔法犯罪の予防とか、魔法犯罪者の逮捕とか。

他には海外から流れてくる魔法使いを監視したり、魔法生物による被害が広がらないように防いだりもしてる。

魔法界の情勢に関する情報提供もその一環だね。

 

魔法使いとマグルの関係を大きく変える、っていうのは、あの人の家が果たしてる役割とは大きく違う。

だからイギリス政府の上層部も役人の依頼を一旦静止した上で、改めてこっちに依頼してきた。

多分まだ女王陛下の魔法使いは知らないんじゃないかな

 

259:好奇心の先駆者

そういうこと。

役割が違うのね。けど、彼女の方は面白くないんじゃない?

彼女自身はともかく、一族の大人はマグルの王に仕えてきた誇りとかあるんでしょ?

 

260:留学生

そのうち巻き込むんじゃない?

そういう難しい事は駐英神祇省職員とイギリスの役人が話し合ってくれるよ。

俺はノータッチですノータッチ。

色々考えるのはあっちのお仕事、俺は見聞きしたこと調べたことを送るだけ。

 

261:名無しの生徒

なんか、前にも面白そうな話してたんだな。

マグルの王に仕えてる魔法使いの一族か。そんな奴らもいるのか。

 

262:名無しの生徒

宮仕えの先駆者さんのお家って、そんな大変なお仕事をしてたんですね。

だから、マグル生まれの魔法使いが間違って魔法を使って危ないことにならないように教えてくれるんですね。

 

263:留学生

一応そういう役割だからね。

イギリス政府も今はどう魔法界との関わり方を変えれば良いかわからなくて悩んでるだろうけど、一度決めたらあそこの一族を使うと思うよ。

イギリス政府にとって俺や日本の魔法使いはあくまで他国の人間だからね。

他の国の人間に頼んだ結果、重要な部分を握られて逆らえなくなるなんて歴史で幾度も起こってきたことだし、出来ることなら自分のところの力で片付けたいはずだからね。

 

264:名無しの生徒

マグルの歴史かー。

俺魔法史なんて魔法に関する部分しか見てこなかったからわからんや

 

265:好奇心の先駆者

考えてみれば、魔法界というのはあまり歴史的に大きな動きが無いのよね。

それに対して例えばイギリスのマグルの側だと、他国の軍が攻め込んできて支配されたり、反対に他国に攻め込んで支配したりもしている。

多分、知れば魔法史より遥かに興味深いものが見れると思うの。

 

266:名無しの生徒

私、マグルのプライマリースクールでそういうこともしました。

誰が戦って誰が支配して、っていう歴史です。

セカンダリーとかカレッジだったらもっと細かいことをしたんだと思います。

 

267:留学生

正直魔法界の歴史とマグルの歴史は圧倒的な差があるよ。

どっちが凄いとかじゃなく、学問としての興味深さの差だけど。

マグルはたくさんの国同士が影響を与えあって、攻めたり攻められたり、手を取り合って他の国と戦ったりとか。

どこかの国で産業が栄えると、他の国が取引で負けるようになって国が弱くなるとか、弱くなる前に戦争をして方をつけようとか。

多分好奇心の先駆者にとってはやめられないぐらい面白いんじゃないかな。

 

268:好奇心の先駆者

ますます楽しみね。

そういうのに関する本も教えてちょうだい。

 

269:留学生

オッケー。俺はイギリスの本はそこまで詳しくないから、他の人にも頼んでおくよ。

 

さて、ひとまず話はこんな感じで良いかな?

そろそろ夜も遅いし。

 

270:名無しの生徒

おー、ありがとな。色々聞けて楽しかったぞ。

また話聞きに来るし、他のスレッドも見てみる

 

271:名無しの生徒

留学生さん、ありがとうございます。マグルの世界から来たばかりでわからないことだらけだったんですけど、これで気にせずに質問が出来るからこれからとても楽しみです。

 

272:留学生

気に入って貰えて良かった。

それじゃあ、また掲示板のどこかで会おう!

おやすみ

 

273:名無しの生徒

おやすみ

 

274:好奇心の先駆者

おやすみなさい

 

275:名無しの生徒

おやすみなさい、本当にありがとうございました!

 




色々とゲームしたりしてて遅くなりました。申し訳ない。
なんか書いてるうちに膨らんで膨らんであちこち調べたり書いたり削ったりした結果こんなことに。
この話で出た技術については後々別のスレで触れる可能性があります。
ただし、作者はプログラミングのプの字すら知らないので専門的な話は多分出来ません。
ごめんなさい。

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