今回は同期でわいわい回。
……どうやら本日をもって、オビトが上忍に昇進することを知らなかったのは、オビト自身だけであったらしい。
「それじゃあ、オビトの昇進を祝って、カンパーイ」
「カンパーイ!」
そんな銀髪の親友兼相棒の言葉を皮切りに、オビトの昇進祝いという名の、同期達による焼き肉屋を貸し切りにした飲み会……食事会は始まった。
「……祝ってくれるのは嬉しいけどよ、事前に教えてくれていても良かったンじゃねェの?」
なんとなくもやもやとしながら、そうオビトがぼやくように零すと正面の席に座ったリンは、ニコニコとしながら、「フフ、サプライズのつもりだったんだと思うよ」と笑って答える。
それにオビトは首を傾げながら「リンが計画してくれたわけじゃないのか?」と訊ねた。
脳裏をよぎるのは、今から五年と半年ほど前の春の日の事だ。
その日オビトはリンに呼び出されて、今日こそリンに想いを告げようと、桜が舞う公園の中で、薔薇の花束を後ろに隠しながら待っていたのだ。
ところが、そこに現れたのは、リンだけではなく、よく知っている同期達や……オビト達より一年早く卒業したガイや、ガイのチームメイトたるエビス等の姿で、そこでリンに配られたプリントから、カカシへの上忍祝いのプレゼント企画の為に、皆彼女に呼び出されていた事が判明したのだ。
当然、オビトもその一人で、結局オビトはその日、用意した薔薇の花束をリンに渡す事も出来ず、勿論……カカシの上忍祝いをするために集まった同期達の前で、リンに告白することも出来ず、用意した花束は家に持ち帰り、枕を涙で濡らすことになったのだが……まあそこは、リンの好きな人がカカシであったことを知っていたにも関わらず、リンに呼び出されて舞い上がっていたオビトが悪いということで一つ。
ちょっとした黒歴史というヤツである。
それは置いといて……リンは昔からそういう女の子だった。
社交的で、交友関係が幅広くて、穏やかで落ち着きがあっておおらか。
誰かの喜びを我が事のように喜べる、目立たないけど皆の輪の中心になれる、春の日差しのような……子供の頃から、そんな女の子だった。
今はもう、女の子というより女性と呼んだほうが適切な年齢になったけれど、リンの性格はよく知っているし、子供の頃からそれほど変わっていない。
だから、同期を巻き込んでこういう祝い事を主導するのは、皆でオビトの上忍昇進をお祝いしようよ! って、そんな風に同期達を集めて企画をするとしたら……それはリンであるとオビトは思っていた。
しかし彼女は、カラカラと笑いながらに言う。
「違うよォ、今日のことを計画したのは私じゃなくて……オビトを祝ってあげたいからって、事前にみんなに声をかけて、この場を整えたのはカカシだよ?」
「カカシが?」
正直言えば、意外である。
確かに、昔に比べてカカシとオビトの関係は随分と良くなった。
昔は水と油のように、どうしようもなく合わねえ! と思ったことも少なくなかったし、昔のカカシは本当に可愛げの無いクソ生意気な
だがしかし、根は良い奴であることも同時に知っていたし、何でもそつなく熟して頭も良いそんな所が、悔しいけど凄く格好いいとも思っていたし、だから喧嘩ばっかりしていたけど、本当は仲良くなりたかった。
その念願が叶って……というべきか、今では誰より信頼出来る無二の相棒であるし、親友と呼んで差し支えない仲であるとオビト自身も自負していたのだが、それでもあのカカシが自分からこういう場をセッティングして、わざわざオビトを祝ってくれるとは思ってなかったのは確かだ。
祝ってくれるにしろ、二人だけの時とかにサラッと「おめでとう」と声をかけるか、あるいはリンにせっつかれて上忍祝いを義理でくれるんじゃないかとオビトは思っていた。
「……何?」
オビトが思わず左隣の席にいる銀髪の青年のほうへ視線を向けると、カカシは相変わらず、黒い口布で顔の多くを隠したまま、しかしほんのりと耳を赤くして低い声を出す。
どうも、照れているらしい。
「いや……ありがとな、カカシ」
とりあえず、意外は意外であったし、あのクールなカカシの随分と珍しい姿を見てしまった気がするが、折角自分を祝ってくれる相手をからかったりするのは失礼なことだ。
そう思って余計な言葉は胸の中に飲み込んでから、オビトは素直に礼の言葉を返した。
すると、カカシはふっと目元を綻ばせて微笑いながら、「……どういたしまして」と店の喧噪にかき消されそうなくらいに静かな声で返した。
そんなカカシの元に、太い眉毛におかっぱ頭と緑の全身タイツがトレードマークのような青年が「ハハハッ、勝負だァ、カカシィ……!!」と大きな声を上げながら、突進してくる。
「酒臭ッ……誰よ? ガイに酒飲ませたの」
自分にぶつかるように絡んでくる青年に対し、そうカカシが呆れたような声を上げる。
因みにカカシは三日前の誕生日で十八歳の誕生日を迎えたが、ガイはまだ十七歳である。
二人とも忍者としては一人前としてとっくに扱われているし、年齢的にももうほぼ大人の仲間入りといっていいのだが……一応、原則として木ノ葉隠れの里が所属している火の国的には、お酒は二十歳からということになっている。
まあ、守っていないヤツもちょいちょいいるが、未成年の飲酒は体の発育という面でもあまりよくはないため、絶対守らなきゃ行けない……とまではいかないが、体が資本の忍びであるし、未成年の飲酒はよく思われないものだ。
それに、後ろの席に座っていた右の顔面に大きな傷のある男が、「あー、すまん。オレが注文した酒を、ガイが誤って飲んじまってな……わざとじゃないから大目に見てやってくれ」と苦笑しながら答えた。
「ライドウさん」
それに茶髪茶目のくノ一は、思わずその男の名前を呟く。
並足ライドウ。
オビトより四歳年上の青年であり、四代目火影波風ミナトの護衛小隊に所属している忍びの一人である。
今回のこれは、焼き肉屋を貸し切ってのオビトへの昇進祝いの食事会であるが、参加メンバーの殆どは同期であるが全員がそうというわけではなく、四代目火影つながりでOB的な立ち位置として、今日たまたま非番であったライドウもまた参加することになったのだ。
因みに本日の経費は、祝われる対象である、オビトを除いた全員での割り勘ということで話はついている。
「よぉ、オビト飲んでいるかァ!? ハハッオビトも上忍の仲間入りとはめでたいな!! 今度勝負するかァ……!?」
カカシの肩にガッシリと腕を回したとても濃い顔の一つ年下の青年は、キランと輝く歯に、ウインクをよこしながら、サムズアップしつつ上機嫌に? 今日の主役であるオビトへ言祝ぎの言葉をかける。
「お、おう、ありがとよ」
それに少し引き気味の態度でオビトが礼を言うと、黒髪おかっぱ頭の青年はそれでもう気が済んだのか、今度は再びカカシへと意識を向けながら、「それはともかく、勝負だ、カカシィ……!」とろれつも怪しい口調で言い慣れた台詞を放った。
ガイは慣れない飲酒で、やはりとても酔っているらしい。
顔を赤くしながら、いつも暑苦しいが、更にいつも以上に暑苦しい……うざがらみな態度で、永遠のライバルと目す銀髪の青年に絡んでいる。
それにカカシは「はいはい、じゃあ今日は肉の食べ比べ勝負ってことで」と言いながら、酔っ払いを引き離すように後ろのテーブルのほうへと移動していった。
それに、仕切り直しをいれるかのように、リンはあえてのほほんといつも通りの態度を取りながら「あ、オビト、良い感じにお肉焼けたよ。食べよう」とそう声をかける。
「お、おう。ホントだ、美味いな」
それにオビトも乗っかって、肉をパクリと食う。
思えばこうやって焼き肉屋で肉を食うのも久し振りのような気がする。
「それにしても、あのカカシも随分と丸くなったもんだな……」
カカシと場所を入れ替わるように、オビトの隣の席に座った並足ライドウが、本人に聞こえないように潜めた声でぼんやりと呟き、「だな」とオビトも思わず肯定する。
昔みたいにすぐ喧嘩にならないのは嬉しい反面、時々少しだけ物足りなさも感じるものなのだ。
まあ、しょうがない、人間はないものねだりをしがちな生き物なのである。
「フフッ、私としては、ガイやアスマの次に私たちの世代で上忍に上がるのが、まさかオビトだなんて思わなかったわ。まあ、でも近年の活躍を思えばそれも当然だったのかもね、改めて上忍昇進おめでとう」
そうどことなくからかうような声で、リンの右隣に座った黒髪赤眼の美女……夕日紅が微笑む。
「紅、オマエ一言余計だろ……でもありがとな」
それに、少しだけ複雑そうな顔をしつつも、オビトは一応礼の言葉を返す。
まあ、自分で余計だろと言いつつも、彼女の言もわからないわけでもないのだ。
今紅が言ったように、アカデミー時代の同期の中で、オビトより先に上忍に昇進したのはカカシの他はガイとアスマだけだ。
リンも、ガイの同班であったエビスも、そして四代目火影の護衛小隊に所属している並足ライドウにしても……オビトが里外に修行の旅に出ていた間に昇進していたが……その身分は上忍では無く、特別上忍である。
まあ対外的には上忍相応として扱われているのが特別上忍であるのだが、役職的には、特定の分野に秀でた専門家として、中忍と上忍の間を取ったような立ち位置となっている。
そして余程の事が無い限り、特別上忍から上忍に上がるのは難しい。
というのも、一点特化型で済む特別上忍に対し、上忍に上がる者には、ある程度のオールラウンダー性を求められているからだ。
上忍はただ強ければなれる役職ではない。
秀でた戦闘能力、部隊長として振る舞える指揮能力、政治や情勢に対する理解力など、数々の能力が問われる上に、複数人の上忍から推薦を貰えるほどの人脈に人柄など、上忍に上がる為に必要なものは多岐に渡る。
上忍というのは本当に貴重な存在だし、おいそれとなれるものではないのだ。
だからこそ、いくら人手不足の激しい戦時下とはいえ、たった十二歳で上忍に昇進を果たしたカカシの経歴の異様さがより目立つのだが……。
十八歳で上忍に上がったオビトは十分に、出世が早いほうである。
木ノ葉隠れの里の忍びの中には、下忍から昇進した所で、一生を中忍か特別上忍で終わる者のほうが余程多い。
「……そういや、アスマは? 任務?」
そういえばいつも紅と一緒なのに、先に上忍に昇進した同期が今日はいないなと思い、なんとなしにオビトは訊ねる。
すると、紅は赤い瞳をまん丸にしながら「オビト、あんた知らないの?」と口にし、その隣に座るリンは「ほら、オビト暫く任務で里出てたから」とフォローの言葉をかけるも、黒髪赤眼の美女は呆れた顔を隠す事もなく、「情報収集も忍びなんだから大事でしょ。そんなんでよく上忍に推薦してもらえたわね……」なんて呟きながら後ろ髪をかきあげた。
それにオビトは「オレ、何かまずいこと聞いちゃった?」とライドウに目線で訊ねるも、ライドウは苦笑するばかりであった。
それに、しょうがないなあと言わんばかりの口調で紅は言う。
「アスマは大名様をお守りする、守護忍十二士に選出されたのよ。だから、里にはいないわ」
「あ、そうなのか」
守護忍十二士のことは知っている。
大名様の警護を果たす、大名様直轄の忍び組織の事だ。
それに選ばれたということは、若くしてアスマの実力が大きく認められたということで、めでたい話といえばそうなのだが……しかし、紅の目には不満の色がありありと見える。
(まぁ、無理もないか)
昔から紅はアスマと仲睦まじかった。
本人達に聞いたら「そんなんじゃない」なんて嘯くが……どう見てもその距離間も雰囲気も恋人同士のそれであった。この二人が付き合ってないなんて、それこそ下手くそなジョークだろう。
将来結婚することも秒読みに見えた二人である。
それが勝手に自分を置いて、恋人が都にいる大名様の直轄組織入りである。その時点で、公的に木ノ葉隠れの忍びを抜けたようなものだ。
ガールフレンドである紅にしてみれば、そりゃあ面白くないだろう。
大名様の警護役に選ばれたのは名誉ではあるが……厳密には木ノ葉隠れの里は火の国の所属ではあれど、大名様とは違う権限で動いている組織だから尚更だ。
なんでアンタが里を抜けてまで、大名様の警護組織に入るのよ、とまで紅が考えていたとしても、オビトとしては不思議には思わない。
「まァまァ、今日はめでたい日なンだから、紅も抑えて抑えて。ほら、お肉焼けたよ」
そう苦笑しながらリンは、紅の器の中に食べ頃に焼けた肉をひょいひょいと放り込む。
「わかってるわよ。……本当に美味しいわね」
それからは暫く和やかな談笑が続く。別の卓に座っている同期達も代わる代わるオビトのところに挨拶に来たり、たわいない会話を交わしたり、飲んだり、食べたり。
時々、リンと視線があって、「楽しいね」と笑いかけられたり。
(ああ……なんていうか、こういうの幸せって言うんだろうな)
と、ぼんやりとオビトは思った。
しかし、どんなに楽しい時間もいずれは終わるものだ。
カカシの用意した二時間は短くもあっという間に過ぎていく。
そんなオビトの心情を読んだわけではないのだろうが、隣席に座る年長の傷の男……並足ライドウは「平和……だよなァ」とボソリと呟く。
「こうやってたった一人の祝いのために、一カ所に同じ時間に忍びが集まれるとは……本当に里も平和になったものだ」
しみじみとして呟かれる言葉になんとなく、オビトも共感を覚える。
オビト達は丁度第二次忍界大戦の始まりと共に下忍に……忍者の世界に入った。
戦時下では、次から次へと任務が舞い込んだし、こんな風にゆっくりみんなとごはんを食べるなんてことはなかった。
……尤も、戦争が終わった後は別の意味でもオビトは無理だったのだが。
柱間細胞の義肢に馴染めば馴染むほど、オビトは食事が取れない体になっていったから。
こうやって再び食の悦びを味わえるようになったこと自体奇跡のようなもの……否、リンの努力と研鑽の結晶だ。ほんの半年前まで、オビトは自分の味覚が一生戻ってくる事はないんじゃないかとすら思っていたのだから。
だからこんなに大勢で、一カ所でわいわいと楽しんでごはんを食べる時間なんてオビトにとっても殆ど経験がない。とても貴重で、大切な時間だ。
ライドウの言うように、きっとこれが平和ってヤツで、これがその光景なんだろう。
「カカシ」
「ン……何よ?」
どうやらガイを食べ比べ勝負でコテンパンに打ちのめしたらしいカカシに、オビトは声をかける。
それからにっと、太陽のように笑って心からの感謝の言葉を告げた。
「最高の上忍祝い、ありがとな」
そんな素直なオビトにカカシは少し照れて、それから「どういたしまして」と静かに笑った。
* * *
それは上忍祝いの飲み会の一週間後の事であった。
その日、オビトは珍しくいつも行ってる演習場では無く、うちは一族が多く住んでいる区画……通称うちは居住区内にある演習場を使用していた。
普段の技の練習であればそこらの演習場でも別にいいが、火遁の訓練をするなら、やはりうちは居住区内にある演習場のほうが都合がいいのだ。
……防火対策的な意味で。
オビトはすっかり木遁使いとして有名になった身空であるが、火を扱うものであるうちは一族でもあるので、やはり火遁の訓練にも手は抜けない。
ついでに久し振りに彼のうちはシスイとも遭遇したので、前回決めたとおり、一発ぶん殴る事に成功したのでそっちの意味でもスッキリした気分だ。
シスイは「なんで殴るんですか~!?」とか言ってたが、自分の胸に聞いてみろという話である。
……それは兎も角として。
そんな風に上機嫌に、うちは居住区内にある演習場の森から、自分が暮らしているアパートへと帰宅している最中の事であった。
幼いうちはの兄弟を見かけたのは。
幼いといっても、本当に幼いのは弟のほうだけで、兄らしき少年は言うほど幼いという感じではないが。
すらりと伸びた背丈に、ストレートの長い黒髪を赤い髪紐で後ろに一つで纏めた少年と、おそらくはナルトと同年代であろう、うちは一族に多い癖のあるツンツンとした黒髪にふくふくのほっぺの、四、五歳くらいの幼子だ。
その兄らしき少年に見覚えがあった。
(あれは……確か族長のフガクさんの長男で、イタチだっけ? 確か……長老衆が『イズナ様の再来だ』とか騒いでた天才児だよな? その弟なら……あっちが次男のサスケか?)
確かフガクさんの長男であるうちはイタチは、既に中忍で、まだ年齢は九歳そこいらの筈だ。
年齢の割には背が高いし、落ち着きがあって大人びた雰囲気をしているから、遠目で見ても、十二歳くらいに見える。
一体こんなところで何を? そう思い、なんとなく気配を殺しながら、オビトが遠目で眺めていると、その彼の目の前でイタチの妙技が炸裂した。
クルリと回転しながら、イタチがクナイを空中から同時に複数投げる。
すりとそれらは寸分違わず、死角にある的にまで同時にど真ん中へと命中した。
クナイとクナイが当たって軌道を変えて、本来当たらない位置にある的にまで見事に当てる、遠当ての技術。
その技巧のあまりの高さにオビトは内心度肝を抜かれていた。
いや、確かにクナイや手裏剣術の技能は忍びの基礎とも言えるし、写輪眼を使えば動体視力の向上など色んな恩恵があるが、これはちょっとオビトにも真似が出来ない。
あの尤も身近で、幼少期からなんでもそつなく熟していた天才カカシにも、あの歳でこれほどの技巧を見せられた覚えはない。
写輪眼の発動以外は、チャクラや忍術など一切使用していない、神懸かり的な……玄人好みの超絶技巧である。
「凄いや、兄さん!!」
そういって幼子ははしゃぎながら、兄たる少年に手裏剣術やクナイの投擲技術のコツを聞く。
イタチはそれに丁寧に向き合いながら、面倒見よく弟に指導にくれる。
仲の良い兄弟の微笑ましい光景である。
それに一人っ子の身としては、なんだか少し羨ましいような気持ちをほんのり抱きながらも、まああんまり覗き見をするのもよくはないよな、帰ろうとそうオビトが思った時だった。
ふと、イタチと視線があった気がした。
それが気のせいだったのかもしれないと思うほどに、なんでもないような顔と落ち着いた声で、イタチは弟に「サスケ、そろそろ帰ろうか」と声をかけて、幼い兄弟は手を繋ぎながらうちは居住区のほうへと足を向ける。
そして次の刹那。
「こんばんは、オビトさん」
そうなんでもないような顔と声で、弟と手を繋いで帰った筈のうちはイタチ少年が、オビトの眼前に現れた。
続く