彼は仮面ライダージオウとして世界を守る役目を持っていました。
アナザーファイズにされていた私、白上を助けてくれた彼は新たな力を手に入れますが………
「すぅ…うぬぁぁぁああああ!!!!」
怪力大魔神こと白銀聖騎士団団長。ホロライブ3期生の白銀ノエルは楕円形の台座に接合したジオウライドウォッチを外そうとしたが、全く外れる様子がない。
ノエル「だめかぁ………団長のパワーなら行けると思ったんだけどなぁ…ごめんね?ソウゴ君。」
ソウゴ「あ、いえ…こっちこそ無理言ってすみません。」
しょんぼりとした様子で謎のライドウォッチを返した彼女とソウゴの間に流れる、気まずい沈黙。
……それを破るかのように、彼女は口を開く。
ノエル「ねえ、ソウゴ君はさ……もしも幽霊がホロライブで活動してる〜……なんて聞いたら驚く?」
ソウゴ「……いや、正直あんまり……」
彼の答えを聞いたノエルは「そうだよね」と微笑むと、「でもね」と続ける。
ノエル「その幽霊さん、死んじゃったのはつい最近なんじゃよ。……だから、団長、ソウゴにその子のこと助けて欲しくて……」
「おいノエルテメェ!何人のプライバシー勝手に話してんだあ!おいぃ!!」
と、ノックもせずにバァンとドアを開けて入ってきた赤髪の女海賊……のコスプレをした
ノエル「ちょ、マリン…やめ…あははははは!?!?」
マリン「やめませ〜ん!人の事勝手にバラしちゃう悪い騎士団長にはこちょこちょの刑です〜!!」
ノエル「いやああああああははははははははは!?!?」
弱点を捉えた巧みな指使いに笑い悶える白銀ノエルと、ニヤニヤと意地悪そうな笑みを浮かべながら彼女をくすぐる宝鐘マリン。
…そんな二人を前にソウゴは気まずそうに顔を真っ赤にしながら見て見ぬふりをする。
ノエル「ソウゴ君たすけ…あははははははっっ」
マリン「あ、こいつ!!今ソウゴ君誘惑して食べようなんて思いましたね!?お仕置追加じゃあおらぁ!」
くすぐり地獄の系はあの白銀ノエルが息も絶え絶えになるまで続いた。
その場に蹲って何とか息を整えるノエルを横目にマリンはソウゴに近づく。
マリン「そう怖がらないでくださいよ〜…それとももしかして…ソウゴ君もあのデカ乳ショタコン騎士みたいにくすぐられたいんですかぁ?」
ソウゴ「いや、ち!違います!!」
マリン「アハハ!冗談ですよ〜。…真っ赤になっちゃって…可愛いですねぇ?……もしかして期待しちゃいましたか?」
ケラケラと笑いつつ彼をからかったマリンは自身のテンションと…さらには空気の切り替えの為に咳払いをすれば、真面目な、しかし優しい眼差しをソウゴへと向けて話し出す。
マリン「さっき、ノエルが話してたの……あれ、船長のことなんです。」
どういうことなんだろうと眉を顰めるソウゴにマリンは説明をつけ加える。
マリン「船長、怪人に襲われて死んじゃったんですよ。」
ソウゴ「…え?でも、マリンさんは今こうやって俺の目の前に……」
マリン「それはこれのおかげですね。」
そう言いながら取り出した白と赤のライドウォッチを見つめつつ、意を決した様子でマリンはソウゴに手渡す。
マリン「このライドウォッチが手元からなくなったら…船長は消えます。」
ソウゴ「え…じゃあ………」
不安そうにするソウゴを勇気づけるように肩をバシバシと叩きながら彼女は笑顔を見せる。
マリン「何男が弱音吐いてるんですか!シャキッとしなさい!シャキッと!」
ソウゴ「わ、ちょ……ま、マリンさん!?」
マリン「マリン
微笑みながら告げてはソウゴに自身が持っていたライドウォッチを握らせて光の粒子とともに消滅したマリン。
消えていった彼女を見たソウゴは力強く頷きながら部屋を出ようとして…
ソウゴ「ノエルさん………?」
ノエル「俺の屍を……越えていけえぇぇ……」
倒れ伏していた白銀ノエルから「ブレイドライドウォッチ」を受け取ると彼女をなんとか椅子に寝かせた後に部屋を出ていった。
マリン「テメェだな?俺のるしあを殺したのは……」
「……あいつの事は歴史から消したはず……なんでお前があいつを知っている……?」
宝鐘海賊団船長、宝鐘マリンは今過去一キレていた。
自身の愛するライバーの1人を殺した人間が目の前に…しかも反省の素振りなど全く見せない様子でいたのだ。
キレるなという方が無理があるだろう。
マリン「…んな事どうだっていいんだよ………ぶっ飛ばすぞオラぁ!!」
怒りに身を任せながらベルトを腰に巻いた彼女が赤く細長い楕円のボタンを押し込と、駅で電車の到着を知らせる曲のようなものが流れる。
マリン「変身………!」
そのままベルトにカードのようなものを翳せば、全身を保護するように黒いスーツが展開。
そのまま複数の赤い装甲が彼女の胸部や両肩に装着され、頭部に接合された複眼が桃のように開き変身を完了させる。
電王「船長…参上!」
ビシッと決めポーズをすれば、腰に着いたパーツを組みあわせて「デンガッシャー ソードモード」へと変形させ、目の前にいる青年めがけ走り出すマリン。
その青年は軽々と彼女の攻撃を躱せば、そのままアナザーウォッチを片手に握ると
「来い、ゲイツメカニカル。」
その言葉と共に現れたメカゲイツにアナザーウォッチを埋め込めば、不気味な笑みを浮かべてその場をさる青年。
電王「待てゴラァ!!」
追いかけようとするものの行く手を阻むメカゲイツ。
その姿はみるみるうちに変貌していき、両目が角のような形状をした怪人となる。
変身するなり腰から引き抜いた、なまはげが持っているような短刀による斬撃を放ったアナザー電王。
その攻撃をもろに食らった電王は怯みつつ後退。
さらに追加の斬撃まで食らい、紫電を上げながら大きく吹っ飛ばされてしまう。
電王「が……ッは……ッごふ……ッ」
大ダメージを受けて地面を転がる電王に近付いてトドメを刺さんと短刀を振り上げたアナザー電王。
最早ここまでかとぎゅっと目を瞑るマリンだったが、直後彼女の身体はものすごいスピードで安全圏まで運ばれる。
電王「え!?な、何!?なんですか?」
ジオウ「……ここは俺に任せて、休んでてください。」
彼女にそう告げるなり、アナザー電王に向き合った仮面ライダージオウドライブアーマーは走り出して急接近すればその腹部を拳で殴打。さらに目にも止まらない百裂拳を繰り出してぶっ飛ばせば、そのまま飛び蹴りを追加する。
ノエル「ごめんマリン!あれ?大丈夫なの……?」
電王「あ、ノエル!……うん、あの人が助けてくれて……」
タイミングを同じくしてマリンの加勢に来たノエル。
彼女はアナザー電王と戦うジオウを見るなり、彼に加勢しようとバックルを腰に当てればトランプがベルトを形成。
バックルのレバーを引けば、彼女の目の前に青い壁のようなエネルギースクリーン「オリハルコンエレメント」が出現。
通りつけようと走り出したノエルだが、突然目の前でそれは消失。
ベルトも消えて、代わりに乾いた音を立ててブレイドライドウォッチが地面に落ちた。
ノエル「あびゃ……?」
それを見て首を傾げる一方でジオウは電王のライドウォッチを起動。
アナザー電王にとどめを刺すべくドライブライドウォッチを外して空いたスロットにセットしようとするが、突然の刺突攻撃がそれを阻止した。
ジオウ「うわぁ!?な、なんだ!?」
ジオウの目の前……アナザー電王の横にいたのは、ノコギリのような盾の着いた巨大な剣を携えた怪人。
その両肩から生える大きな棘を除けばその姿はブレイドそっくりだ。
新たに現れた怪人、アナザーブレイドとアナザー電王の2体は同時にジオウへと攻撃を仕掛け、彼は宙を舞った後に彼らから少し離れた地面へとたたきつけられて変身解除。
何とか力を振り絞って立ち上がろうとする彼の目に映ったのは、刀身にエネルギーを溜める2体の怪人とフブキから貰った楕円形のライドウォッチ。
しかしそれは落下の衝撃か、ふたつのウォッチが合体しているような形へと変形している。
ソウゴ「一か八か……やるしかない!」
ライドウォッチを二つに分ければそれぞれをジクウドライバーの両スロットにセット。
そのままジクウドライバーを回転させた直後、エネルギー斬撃がソウゴに直撃した。
マリン/ノエル「「あっっ!!」」
思わず叫び声を上げるふたり。
1人は悲痛な叫び声を上げ、もう1人は顔を真っ青にしながら両手で口を覆う。
しかし、その攻撃はジオウを貫くには「至らない」。
胸部から太ももにかけて伸びる銀色の帯。
装甲の各部位はジオウよりもより洗礼されたデザインになり、一目見ただけでその装甲の強固さが伺える。
仮面ライダージオウII。
仮面ライダーの王たるジオウ自身のアーマータイムである形態へと
彼が後ずさって隙ができたのを確認すれば、召喚したジカンギレードを銃モードにして電王ライドウォッチをセット。
その銃口をアナザー電王へと向ける。
ジオウ「ハァッッ!!」
引き金を引くと同時に放たれたエネルギー弾は両腕で構えなければ制御できないほどの反動を伴いつつもアナザー電王に直撃。
地面を抉りつつアナザー電王を押し運びながら爆散させた。
ジオウII「次はお前だ!」
アナザー電王の撃破を確認したジオウIIは今度はアナザーブレイドに向き合い、ドライバーを操作。
そのまま飛び上がれば、アナザーブレイド目掛けライダーキックを放つ。
ジオウII「ハアアアァァァ!!!!!」
相手は必殺のライダーキックを大剣で防ごうとしたものの、ジオウIIのライダーキックは容易くそれを粉砕し、そのまま貫いた。
そのまま爆散するアナザーブレイドを背に立ち上がったジオウII。
そんな彼の勝利を祝福するかのように空は晴れ晴れと澄み渡っていた。
マリン「あくたああああん!!!」
ぺこら「やめるぺこだよ!!あくたん嫌がってんだろ!?」
ルイ「クロヱ!あんたまた部屋の片付けしてないでしょ!」
クロヱ「ぽえぽえ〜?なぁんのこと〜?」
士「この世界もだんだん元の形に戻ってきたな。」
ホロメンたちで賑わう事務所を見ながら、士は呟く。
あとは失踪したYAGOOとスタッフ2人を探して連れ戻すだけだ。
士「そして……お前を破壊するだけだな。」
そうつぶやきながらジオウのカメンライドカードを眺める士。
一方のソウゴは和気あいあいとしたホロメン達を見ながら何処か違和感を感じていた。
……まるで「誰か」を忘れているような。誰も使ったホロメンが居ないライドウォッチを使っているような……
ころね「ねーねー!ソウゴ君も一緒に話そうよ〜!」
まつり「そうだよー!今度こそソウゴ君の好きな人教えてもらうんだから!!」
しかし、ころねやまつりなど好奇心旺盛なホロメン達に輪の中に引きずり込まれれば、気のせいかと自分に言い聞かせることにした。
机の上に乗ったままのゴーストとキバのライドウォッチが、何処か彼を見つめているような気がした。
勘のいい人は次に誰が出てくるのか分かったはず。
感想や評価、お待ちしてます!!
ハーレム展開どうする?(作り直し)
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オリ主だけ(ヤンデレ有り)
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オリ主だけ(ヤンデレ無し)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン有り)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン無し)
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百合ハーレムって…いいよね?
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そもそもハーレム展開なし