しかし、歴史というのは小さなことが引き金となり大きく変わるもの。
例えば、1582年6月21日のあの日…かの織田信長がもし、本能寺に居なかったら。さらに遡れば6550万年前。巨大隕石が落ちたのがあと1時間早かったら。
今の世はどれほど変わっていたのでしょうか。
………そう、門矢士と時田ソウゴがテレビの中の存在「仮面ライダー」をこの世界に定着させてしまったことで世界は大きく変わってしまったのですが……それはまだもう少しだけ後の話。
以上!儒烏風亭らでんでした〜!
ソウゴ「…これからどうしよう……」
仮面ライダージオウの力を手にし、門矢士…多くのホロメンたちと共に世界を救った転生者、時田ソウゴは転生直後、彼が目を覚ました公園のベンチで項垂れていた。
…その理由は彼の今の立場である。
ホロメン達…特に彼に命を救われた彼女達からはホロライブ事務所へと滞在を強く望まれたものの、彼自身は役目を終えたとばかりに事務所を去り…現在、住み家を失っていた。
意地を張らなければ良かったかなと思いつつも、あのままYAGOO達の世話になりっぱなしになっていたのも良くないかと被りを降った彼だったが、ちょうどそこへ誰かがやってきた。
ノエル「あれ?ソウゴ君……こんなところで何しとんの?」
それは外出用の白いセーターを着た散歩中の騎士団長、白銀ノエルだった。
ソウゴ「ノエルさんこそ…なんでここに?」
ノエル「団長は散歩じゃよ〜…もしかして悩み事か何か?」
隣に座ったノエルを見てぽつりぽつりと打ち明け始めたソウゴ。
彼の言葉をふむふむと頷きながら聞いたノエルは「じゃあさ」と口を開く。
ノエル「ソウゴ君、団長と一緒に暮らすってのはどう?」
ソウゴ「……はい?」
突然の提案に目を丸くしながら聞き返したソウゴ。
「冗談じゃよ」と笑った彼女は微笑みながら続ける。
ノエル「そんな考えすぎなくてもいいんじゃないかな?」
ソウゴ「でも、身元もしっかりしてないのにお世話になるなんて……」
ノエル「それも含めて、一旦YAGOOと話してみたら?きっと皆も暖かくしてくれるよ。」
「とりあえず一緒に事務所に行こう?」と半ば連行されるような形で手を引かれながら、ソウゴは彼女とともにホロライブの事務所へと向かった。
まつり「あー!ソウゴだー!」
フブキ「先日ぶりですね。…何かあったんですか?」
事務所で出会った
2人曰く彼は社長室…そこにいなければ事務所内を散歩しているとの事らしく、ソウゴは早速社長室へと向かうことにして……
フブキ「せっかくですし、白上もご同行させていただいてもいいですか?」
ソウゴ「え…でも、フブキさんもその…お仕事とか……」
フブキ「幸い午後からの仕事はありませんので!白上に事務所を案内させてください!」
ニコッと笑顔を見せながらこっちですよと先導する白上フブキについて行くソウゴ。
収録部屋や
フブキ「失礼します!」
YAGOO「白上さんですか?どうぞ。」
ノックして部屋に入ってきたフブキを笑顔で出迎えたYAGOOだったが、彼女に続いて現れたソウゴを見れば嬉しそうな反応を示す。
YAGOO「ソウゴ君!!何故こちららに?」
ソウゴ「実は………」
気まずそうに話し出したソウゴ。
そんな彼の話をふむふむと聞いたYAGOOは「それでは…」とソウゴに提案する。
YAGOO「ソウゴ君、此処で働きませんか?」
ソウゴ「え……?」
YAGOO「勿論タダでとは言いません。「大検」…つまり、高校卒業と同程度の学力を持っていることを証明する試験を受けていただきます……その高卒検定を合格した後にアルバイトして頑張って頂こうと考えていたのですがいかがでしょう?」
ソウゴ「いいんですか!?……お……僕、頑張ります!…でも、その間どこに住めば………」
そこまで言いかけたところで社長室のドアを開けながらラプラスが入ってきた。
ラプラス「ソウゴ!それなら我輩たちのとこに来るといいぞ!」
ソウゴ「え?でも……」
ラプラス「心配するな!ただちょっと勉強の合間に吾輩の部屋を掃除してもらったり…痛ぁ!?」
突然頭に拳骨を落とされ悲鳴をあげるラプラス。
「本当にごめんなさい」と平謝りしながらラプラスを引きずっていこうとした鷹嶺ルイだったが、そんな彼女の前にスライディング土下座をしながらソウゴが頼み込んできた。
ソウゴ「お願いします!!何でもします!大検取るまでの間だけで構いませんので住まわせてください!!」
ルイ「うーん……住まわせてあげたいのは山々なんだけど……」
うーんと悩むルイ。
彼女も所属する秘密結社、holoXのアジトは総帥であるラスラス・ダークネス幹部の鷹嶺ルイに頭脳の博衣こより、用心棒風間いろは、掃除屋こと沙花叉クロヱの5人で既に満員となっていたのである。
「仮面ライダージオウ」という戦力を確保できるだけでもholoXにとっては大きな利益となるため可能ならば引き込んでおきたいが…
ルイ「とりあえず、一緒にアジトまで来てもらってもいいかしら?」
彼女の言葉に頷きを見せたソウゴは、holoXのアジトに向かうことにした。
ラプラス「さて!いきなりだが緊急会議を行う!」
クロヱ「えー?何突然〜」
いろは「まさかまた作戦でも思いついたんでござるかー?」
アジトに到着するなり、会議室に全員を集めたラプラスの言葉に参加した4人のメンバー。
がやがやと騒ぐラプラスといろはを「しずまれー!」と一喝(?)し咳払いした彼女は続ける。
ラプラス「実は我々holoXに新たな戦力を加えようと思ってな。おい、もういいぞ!」
そう言われ入ってきたソウゴを見て驚く一同。
特にクロヱはキューキューと高い声を出しつつ、目の前の光景が信じられないと言いたげに目を丸くしていた。
ラプラス「お前達も知ってるだろうから紹介は省くが…コイツを我々のアジトに入れようと思っていてな。お前達に賛否を問いたいんだ。」
こより「こよは賛成〜!実験にも沢山付き合ってもらおうかな〜♪」
いろは「風間も賛成でござるー!さかまたはどうでござるか?」
クロヱ「ぴゃあ!?な、なに!?」
上の空だった中、いろはに声をかけられて驚いたクロヱ。
「話を聞いてなかったのか」というラプラスの視線に聞いてたしーっと頬を膨らませながら、クロヱはえっとぉ…と思い出す振りをしながら彼女達が何を話していたのかを考える。
クロヱ「沙花叉は……ソウゴ君と一緒に住んでもいい…かなぁって…」
ルイ「満場一致ね。……でも部屋はどうしようかしら……?」
ソウゴ「あ、部屋がないって言うなら………無理には…」
部屋がないと聞き諦めかけるソウゴだったが、少し考えるぶりを見せたこよりはそうだ!と何かを思いついた様子でラプラスに提言する。
こより「ローテーション方式で部屋を変えるって言うのはどうかな?」
いろは「ナイスアイデアでござる!」
ルイ「いいわね。…ラプラス、クロヱも…へやをしっかり片付けておくように。」
こうして彼のholoXでの生活が幕を開け、同時にソウゴの猛勉強の日々が始まった。
国語や社会科、英語は鷹嶺ルイに。数学や理科は博衣こよりにみっちりと付き合われながら叩き込まれ、時には儒烏風亭らでんや桐生ココも外部講師として彼の勉強に付き合った。
高卒認定試験に向けた勉強は試験当日まで続き……
ソウゴ「やったああああ!!!」
試験結果は文句なしの合格。
飛び跳ねて喜びながらholoXの面々に嬉々として話した彼はYAGOOにも報告し……
YAGOO「おめでとうございます、ソウゴ君。……それではこれから、一緒に頑張りましょう!」
ソウゴ「ありがとうございます!!」
YAGOO「あと、私の方から手配する家の準備が終わるまでは引き続きholoXの皆様と一緒に居ていただいてもいいでしょうか?」
その言葉に、ソウゴははいと頷いた。
そういえば最近鷹嶺ルイ様の「DARE」にヒントを合わせる…というのが流行っているらしいのでクイズ!!
・パンチ力 3t
・キック力 10.0t
・剣技を主体として戦うライダー
・主人公ライダーにも負けない力を持ち、彼を唯一止められる存在と言われている
・劇場版にて初登場した女性ライダー
・ホロライブの誰かが変身するかも
ヒント出しすぎたかなぁ……?
どっちの方が見やすい?
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