仮面ライダージオウ in Hololive   作:ふかちゃん

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他の4人は仮面ライダーになれるのに、自分だけなれないって言う2人の話。

ウォズorらでんちゃんのあらすじ紹介、いる??
復活して欲しいって人はコメントで教えてください


2人の新ライダー

現在のホロライブには、4人のメンバーは仮面ライダーへと変身できるのに1人だけ変身できないというグループが二つ存在する。

1つはラプラス率いる秘密結社holoX、もうひとつは大空スバル、湊あくあ、紫咲シオン、百鬼あやめ、そして癒月ちょこからなるホロライブ2期生だ。

「変身できないホロメン」に該当するホロメン、癒月ちょこと沙花叉クロヱはこの日アナザーディケイドの力を持つラプラス・ダークネスに自分達の変身アイテムが欲しいと頼み込んでいた。

 

ちょこ「ねぇ、ラプ様〜……お願いがあるんだけどいいかなぁ?」

 

ラプラス「なななななんですかちょこ先生!?!?」

 

クロヱ「うわキモ……」

 

そんなラプラスがちょこに抱きしめられながらオネダリをされているのを見て思わず感想を漏らしたクロヱ。

いくら可愛くてセクシーな悪魔の保険医が相手とはいえ、鼻の下を伸ばした同期がブヒブヒと悦んでいるのはかなりキツイものがある。

一方のラプラスはと言うと、彼女が最も愛するホロライブタレントの一人に抱きすくめられつつ角を優しくさすられ、あまつさえ耳元で吐息混じりに囁かれるという夢のようなシチュエーションに目をハートマークにしながら恍惚に浸っていた。

 

ラプラス「お″ッ…ち、ちょこ先生ぇっっ…どんなのがいいんでしゅかっ!?」

 

ちょこ「うーん……そうだなぁ………あ!じゃあ…」

 

ラプラスから顔を離して少し考える素振りを見せたちょこ。

「自分が変身して戦う」というイメージを最初こそは思い起こせなかったものの、直ぐに何かが思い浮かんだのか、再びラプラスへと顔を近づけ…今度は彼女の耳に唇が触れてしまうのではないかと思う程耳元に顔を寄せて話し出す。

 

ちょこ「ちょこににあうようなぁ…かわいい仮面ライダーに変身したいなあ〜」

 

ラプラス「ブヒイイィィィ!!!わかりましたぁ!!!!」

 

その言葉と共にオーロラカーテンを開けば中から出てきたのは白い小さな蝙蝠のような機械。

それはパタパタと羽ばたきながら癒月ちょこの手の中へと降りてきた。

 

ちょこ「なぁにこれ!可愛い〜!!」

 

指先でつまめるサイズの小さなキバットバット、キバーラを愛でながらありがとうとラプラスの頬にキスをしたちょこ。

顔を真っ赤にしたラプラスはそのままビクビクと震えている。

 

クロヱ「ねぇラプラス〜」

 

ラプラス「ふひっ…ふひひひ……っっ」

 

クロヱ「ラプラスってば〜!」

 

呼びかけても反応しないラプラスを見るなり、彼女の上に跨れば、顔を覗き込むかのように密着するクロヱ。

しかし、彼女の強烈な匂いに耐え兼ねるかのように身動ぎしながらラプラスはクロヱを振り落とそうとする。

 

ラプラス「なんだお前ぇ!くっせぇ!!あっち行け!!」

 

クロヱ「なんでだよぉ!おかしいだろぉ!?沙花叉だってお姉さんだろうがあ!」

 

ラプラス「お前のどこがお姉さんなんだよ〜!」

 

クロヱ「なんだとチビ総帥〜!!」

 

言い合いから殴り合いに発展した2人。

互いに互いを殴り合う中、ついにクロヱがラプラスの顔を自らの胸に埋める。

 

クロヱ「おらおら〜…本当はこうされて嬉しいんだろ〜?」

 

ラプラス「んー!むー!!」

 

クロヱ「ほれほれ〜……ぽえ?」

 

ラプラス「臭!?お前また風呂入んなかっただろ!!」

 

またもや始まる取っ組み合いの喧嘩を見てやれやれと悩んでみせたちょこは二人の間に割って入り両者を落ち着ける。

 

ちょこ「こら。2人とも喧嘩しないの!」

 

ラプラス/クロヱ「「だってクロヱ/ラプラスが〜!!」」

 

ちょこ「喧嘩するならもうラプ様なんて知らない!」

 

ラプラス「あー!仲良くする!仲良くするから〜!!」

 

クロヱ「やーい、嫌われてやんのー」

 

ちょこ「クロヱ様も、ラプ様と仲良しできないならもう一緒にお風呂に入ってあげない!」

 

クロヱ「えー!ひどいー!!」

 

ちょこ「ならお互いに謝りなさい?」

 

ちょこに諭され渋々「ごめんね」と謝る2人。

ラプラスもまた彼女に謝罪すればオーロラカーテンからバックルを取り出してクロヱへと渡す。

 

クロヱ「なに?これ」

 

ラプラス「クロヱのベルト。」

 

目を輝かせながらありがとうとラプラスにお礼を言うクロヱ。

とその時、突然holoXのアジト内に警報が鳴り響く。

 

クロヱ「侵入者!?」

 

ラプラス「いや、この音は……!」

 

警報音の正体は怪人の出現を知らせるもの。

ホロライブ事務所とholoXのアジトには警報が、さらには仮面ライダーの力を持つホロメンの携帯端末にもアラートが行き届くシステムになっており、これにより彼女たちは怪人が出ても迅速に対処することが可能になっているのだが、どうやら今回はholoXのアジト近くに怪人が出現したらしい。

 

クロヱ「おぉ〜!これは沙花叉の腕の見せ所だぁ〜!」

 

ちょこ「ちょこも負けないわよ〜!」

 

しかし、手にした仮面ライダーの試運転ということで胸を踊らせた2人はそのままアジトを出ると真っ直ぐに怪人の出現現場へと向かった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「アビーッアビアビアビッッ!俺はシオマネキング!!この世界は我々、ショッカーのものとなるのだ!!」

 

ちょこ「そこまでよ!!」

 

クロヱ「この世界をお前らの好きになんてさせないんだから!」

 

黒いタイツを着込んだ怪人、ショッカー戦闘員を率いて街で暴れていたシオマネキングの前に現れた癒月ちょこと沙花叉クロヱ。

 

シオマネキング「でたな!仮面ライ……ダー……?」

 

そんな二人を見て困惑を顕にしたシオマネキングだったが、鼻で笑い飛ばせば好戦的な姿勢を保ちながら睨みつける。

 

シオマネキング「おなご2人程度に何が出来る!このシオマネキングが倒してくれる!!」

 

ちょこ「いくわよ、クロヱ様。」

 

クロヱ「うん!ちょこ先!」

 

ちょこ/クロヱ「「変身!!」」

 

掛け声とともに仮面ライダーキバーラ仮面ライダーアクアへと変身した癒月ちょこと沙花叉クロヱ。

走り出す二人を見たシオマネキングもショッカー戦闘員を呼び出して戦い始める。

 

キバーラ「それ!それ!……えい!!」

 

アクア「ばっくばっく…ばくーん!!アハハ!何こいつら〜弱すぎるんだけど〜!」

 

勿論ショッカー戦闘員に2人の相手が務まるはずがなく次々とかずをへらして行き、あっという間にシオマネキングだけになってしまう。

 

キバーラ「あとはあなただけね?」

 

アクア「弱すぎてつまらなかったな〜……ねえ、君はどうなの?」

 

シオマネキング「馬鹿な…!あれ程のショッカー戦闘員を簡単に……!?まあいい!俺が直々に相手をするまで!」

 

いとも簡単にショッカー戦闘員を倒され驚きを見せたが、すぐにハサミを振りかざして襲いかかってくるシオマネキング。

ちょこは咄嗟に彼のハサミをキバーラサーベルでガードしたものの、電流を流されてダメージを受けてしまう。

 

キバーラ「きゃああああああぁぁぁぁ!?!?」

 

アクア「ちょこ先!お前ぇ!よくも!!」

 

それを見て怒りに震えたクロヱもシオマネキングへと飛びかかるものの口から放たれる火炎放射に直撃してしまいその場を転がる。

 

アクア「きゃあああああ!!!熱い!熱いぃ!!!」

 

シオマネキング「アビアビアビッッ!一時はどうなるかと思ったが大したことはないようだな!だがこの場で俺が始末してやる!」

 

キバーラ「く……ッ体が痺れて……ッ」

 

アクア「ぐ……うぅ………」

 

高圧電流を流されて思うように体を動かなせないちょこはクロヱの変身するアクアへとトドメを刺そうとするシオマネキングをただ見つめることしか出来ない。

もうだめかと目をぎゅっと閉じる彼女だったが、クロヱの断末魔の代わりにその耳に聞こえたのはシオマネキングの呻き声だった。

 

ジオウ「ごめんなさい、遅れました。」

 

ちょこ/クロヱ「ソウゴ様/君!」

 

シオマネキングを殴り飛ばしたジオウはそのまま敵に近づくと拳を放ち、怯ませたところに蹴りで追い打ちをかける。

 

ちょこ「ソウゴ様!そいつ電流と炎を出すから気をつけて!!」

 

ジオウ「ちょこさん!……わかりました…!なら…!」

 

〈ヒビキ〉

 

ちょこのアドバイスを聞いたソウゴは響鬼のライドウォッチを起動。

ジクウドライバーの空きスロットに装填させて一回転させる。

 

〈アーマータイム!〉

〈ヒビキ!!〉

 

そうして響鬼アーマーへと変身するなり飛んできた炎を「音撃棒烈火」で受け止め浄化。

清めた炎を反撃として放てば、直撃を受けてシオマネキングは吹き飛ぶ。

 

シオマネキング「こんなもので…終わるかあ!!」

 

すぐに立ち上がりハサミから電流を放つ彼だったが、再び音撃棒で受け止めたジオウはゆっくりとシオマネキングへと近付けば、電撃を纏わせた音撃棒をその身体へと打ち付ける。

 

シオマネキング「ぎゃあああああああ!?!?!?」

 

ジオウ「これで終わりだ。」

 

電撃を受けて蹲るシオマネキングを前にしてジクウドライバーを1回転させれば、その腹部に「音撃鼓・火炎鼓」が現れ、それを音撃棒で叩き始めるジオウ。

 

むずかしい漢字

 

むずかしい漢字

 

〈フィニッシュタイム!〉

〈音撃!タイムブレーク!!〉

 

ジオウ「はああああぁぁぁぁッッ!!」

 

シオマネキング「がは……ッショッカー万歳……ぎゃあああああああああ」

 

トドメの一打ちを放ちを受けて爆散したシオマネキングを背に変身を解除したソウゴは同じく変身を解除した癒月ちょこと沙花叉クロヱに近付く。

 

ソウゴ「2人とも仮面ライダーに変身したんですか?」

 

ちょこ「あはは…ラプ様におねだりして………」

 

クロヱ「沙花叉もラプラスから貰ったんだー」

 

ソウゴ「そうだったんですね。……あ!俺、仕事に戻らないと!!」

 

忘れていた様子でライドストライカーに乗って走り去っていくソウゴを見つめながら、クロヱは言葉をこぼす。

 

クロヱ「ねえ、ちょこ先生……」

 

ちょこ「なに、クロヱ様?」

 

クロヱ「沙花叉達も……もっと強くならなきゃだね……」

 

きっとそうすれば、ソウゴも振り向いてくれるはず。

それがダメなら力でねじ伏せて無理やりにでも堕としてしまおう。

恋する乙女(沙花叉クロヱ)の心は黒くにごり始めていた。




ちなみに現在ソウゴが持ってるライドウォッチは
・ジオウライドウォッチ
・ジオウIIライドウォッチ

のふたつだけです。
それ以外のレジェンドライダーのウォッチはホロメンから貸してもらう形で使っています。

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