仮面ライダージオウ in Hololive   作:ふかちゃん

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この本によれば普通の転生者、時田ソウゴ。
彼には仮面ライダーとして世界を守る使命があった。
ホロライブの世界に転生した彼はゲイツメカニカルに襲われたものの、博衣こより、風間いろはと共に撃退。
…しかし彼を待っていたのは残酷で悲愴な事実だった。


世界の破壊者

ジオウ「えっと……な、何のつもり?」

 

困惑しながら後ずさりするソウゴ。

そんな彼に各々の武器を向けつつ、先に口を開いたのは鎧武だった。

 

鎧武「御主が使っているそのアイテム…我々が持っていたものと同じでござる。」

 

大橙丸の剣先を向けながら警戒を露わにする鎧武。

そんな彼女を説得しようとするソウゴを制したのはドリルクラッシャーの銃口を向けるビルドだった。

 

ビルド「いろはちゃんの言う通り。…それに起動したら変身デバイスになるこよたちと違って、君のはそのまま使えるみたいだしね……。」

 

ジオウ「……俺に……何をしろって言うの……?」

 

鎧武「風間達に着いてきてもらうでござる……。」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

鎧武とビルドに変身していた少女達…風間いろはと博衣こよりに連れられてきたのは街に佇むひとつのビルだった。

囚人のように背後をいろはに監視されながら入ったビルで浴びるのは様々な視線。

好奇の眼差しを向けるものから、見慣れない人物に対しての警戒の視線を向けるもの。

中には明らかな敵意の籠った視線を向ける者もいる。

つい先程すれ違った黒い獣耳の生えた少女(大神ミオ)は正にそうだった。

そんな彼が通されたのは社長室。

椅子に深く腰をかけて座っていたのは明るい髪色をした男性だった(YAGOOではなかった)

 

「谷郷が戻ってくるまでの間、代理で『ホロライブ事務所』の社長を務めることになった。門矢士だ。…よろしくな。」

 

男性は一切の笑顔を見せずにそう告げると、こよりといろはの方に視線を移して尋ねる。

 

士「で、件のライドウォッチを持ってんのが此奴って訳か。」

 

いろは「その通りでござる。……さあ、大人しくウォッチを出してもらうでござるよ。」

 

背中から抜いた愛刀(ちゃき丸)を首筋に当てられ、脅しをかけられたソウゴ。

ポケットから取り出した「ジオウ」のライドウォッチを流れるように回収したこよりはそれを士へと渡す。

 

士「………成程……だいたい分かった。」

 

数秒の間ライドウォッチを眺めていた彼は、それを手元に置いて口を開く。

 

士「結論から言う。…メカ(メカメカしい)ゲイツが現れたのも、アイツらが死んだのも……原因は此奴だ。」

 

その言葉を聞いたいろはの動きは疾かった。

仕舞いかけたちゃき丸を振りかざせば、それを振るいソウゴを切り伏せようとして……

 

士「やめろ。…俺の部屋を汚すな。」

 

刀身が首と胴体を分かとうとした刹那、士の声を聞いて動きを止めたいろは。

 

いろは「どうして止めるでござるか……!こいつのせいで先輩方や沙花叉…それに弟子は……!」

 

こより「そうだ!こいつさえ……こいつさえいなければ………!!」

 

怒りを露わにする2人をどうどうと抑えながら、ため息混じりに士は立ち上がり、彼女達に尋ねる。

 

士「……いい話と悪い話……どっちから聞きたい?」

 

いろは「……これ以上悪くなる話があるなら是非ともお聞きしたいでござるな。」

 

彼女の回答に「いいだろう」と頷いた士は続ける。

 

士「今ここでこいつを殺せば、この世界は元に戻らなくなる。」

 

沈黙が、場を支配した。

ソウゴといろはは彼が何を言っているのか理解出来ず、ただ…こよりだけが彼の言葉の意味を理解していた。

 

こより「そ、それってどういうこと……?まるで、彼がこの世界を元通りにできるみたいな………」

 

士「それが『いい話』だ。」

 

自慢げに気取ったような笑みを浮かべた士はライドウォッチを再び手に取り弄びながら机に腰をかける。

 

士「此奴には『歴史を変える』力がある。」

 

いろは「それってつまり……!」

 

こより「クロたんや先輩たちが生き返る可能性があるってこと…!?」

 

士「だいたい正解だ。……今の惨状はこいつが招いた結果。だからこいつ自身に責任を取らせる。」

 

息を飲むソウゴの顎を抑えて半ば無理やり自身を向かせながら、士は続けた。

 

士「過去に飛んで歴史を変えて(修正して)貰おうか。なあ、魔王様?」

 

彼の言葉にぽかんとするいろはとこより。

そんな2人に目を向けることなく…しかし彼の言葉は彼女達へと向けたものだった。

 

士「お前ら、ちょっと出てけ。……ここからは男同士の話だ。…さっきのことをお仲間達に言いふらすなりなんなり好きにしろ。」

 

そう半ば強引に二人を部屋から追い出した士はドアを閉めるとソウゴへと話し始めた。

 

士「さて、…お前は俺をどれぐらい知っている?」

 

ソウゴ「えっと………さっき聞いた名前だけ………」

 

士「…ほう?」

 

続けろと言わんばかりの視線を向けられたものの、ほかは何も知らないと首を振る彼を前にして軽いため息をついた士は咳払いをすると椅子に戻り、組ませた脚を机の上に載せる。

 

士「俺は通りすがりの仮面ライダー(仮面ライダーディケイド)。世界の破壊者……この世界とお前を破壊する者だ。」




投稿頻度、とりあえず毎日投稿頑張りたいかなぁって思ってます。
モチベ維持に繋がるので感想や評価、よろしくお願いします!
あ、こちらの方も目を通しておいていただければ幸いです。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=331950&uid=383357

ハーレム展開どうする?(作り直し)

  • オリ主だけ(ヤンデレ有り)
  • オリ主だけ(ヤンデレ無し)
  • オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン有り)
  • オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン無し)
  • 百合ハーレムって…いいよね?
  • そもそもハーレム展開なし
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