彼は仮面ライダージオウとして世界を守る役目を持っていた。
沙花叉クロヱに魔乃アロエ……。
順調にホロメンを救う彼だが…どうやら今回は、そう簡単には行かないみたいです。
「はじめです!」
ソウゴ「……なんて?」
「とどろきはじめです!」
ホロライブの世界を元に戻すまでの間宛てがわれた部屋のドアをノックしていたのは轟はじめ。
部屋に入るなり頭を下げてきて頼み事をしてきた彼女だったが、その滑舌はソウゴが理解するにはあまりにも悪すぎた。
はじめ「あおたんをたすけてください!」
必死に何かを訴えてくるはじめを前にどうしたものかと悩むソウゴだったが、彼女を追いかけるようにして部屋に入ってきた和風ゴスロリ衣装を着た人物が、その言葉を訳す。
「火威青…らでんの仲間を救って欲しいんです。」
ホロライブ屈指の
らでん「私たちが彼女…火威青の訃報を知ったのはつい先日のことでした。」
ソウゴの反対側に座りながらぽつりぽつりと話し出すらでん。
彼女曰く、火威青は長い間姿を消していたものの、つい先日変わり果てた姿で発見されたらしい。
ソウゴ「わかりました……。火威青は…俺が必ず救います!」
決意を込めた眼差しを向けるソウゴ。
立ち上がり、過去へと飛ぼうとする彼を1人、引き止める者がいた。
はじめ「あの…これ、つかってください!」
ソウゴ「これは……」
彼女から渡されたライドウォッチを見ながら、ソウゴはありがとうとはじめを撫でれば過去へと飛んで行った。
「やあ、そこの可愛いプリンセス!良かったら僕とお茶でもどうだい?」
過去に飛んだソウゴが最初に見かけたのは道行く女性に声をかける青年。
明らかに関わったら面倒くさいことになりそうな雰囲気を出す彼を遠目に見て見ぬふりをしようとその場を去ろうとするソウゴだったが、そうは問屋が卸さない。
「おい、あれはホロライブの火威青じゃねぇか………ヒヒッこいつは楽しめそうだ。」
〈UNICORN〉
彼女を覗いていた下品な笑みを浮かべた薄汚い男性の言葉を聞き、あの人がそうなのかとソウゴが驚くうちにUSBメモリのようなものを起動した彼はそれを自身の胸元へと挿入。
忽ちその姿は左腕に伝説上の一角獣「ユニコーン」の頭部をつけた騎士のような姿をした怪人へと変わる。
ユニコーンドーパント「さて……大人しくしてくれるなら可愛がってあげるよォ……?」
厭らしい笑い声を漏らしながら青へと近づいて行くドーパントを前に、ソウゴもライドウォッチを取り出し仮面ライダーへと変身しようとするが、「火威青」というらしい限りなくボーイッシュな見た目の少女は緑色のUSBメモリを取り出すと起動する。
〈サイクロン〉
腰に現れた
青「変身!」
そのままドライバーを開けば、「C」と「J」の文字が現れ、緑色の風が彼女を包み込む。
深紅の目に緑と黒の二色のカラーリング。
風邪になびくマフラーに頭部には「W」のような形状をしたアンテナ。
仮面ライダーW、サイクロンジョーカーに変身した火威青はユニコーンドーパントに向けて右手を伸ばせば人差し指を立てる。
青「1つ……『僕』という存在。」
中指…薬指と何かを数えるかのように指を立てながら、彼女は続ける。
青「2つ……そんな僕が、君を惹きつけてしまったこと。…そして3つ。…そんな君をこれから倒すこと。」
右腕を下ろし他彼女だが、その言葉は止まらない。
青「僕は自分の罪を数えたよ……さあ、お前の罪を数えな!」
足を肩幅に開きながら軽く曲げた左手でユニコーンドーパントを指さすと走り出すWは左足で回し蹴り。
右腕の盾で防ぐユニコーンドーパントを見れば即座に軸足を変えつつ腹部めがけ風を纏った蹴りを放ち、後退りしたドーパント目掛け左手でパンチを放てば大きく吹っ飛んだドーパントを見て、ドライバーから抜いたサイクロンメモリをマキシマムスロットにセットし、必殺技を放つ。
〈サイクロン!マキシマムドライブ!!〉
軽く助走をつけて飛び上がればドーパント目掛け右足で回し蹴り。
着地後も連続で回し蹴りを放ち、風のエネルギーを纏わせた必殺技を何度も放つ。
青「さて、そろそろ決めようか……」
地面を転がるドーパントを前に今度はジョーカーメモリを抜いてマキシマムスロットにセット。
風を纏いながら浮かび上がった彼女はそのままユニコーンドーパント目掛けてライダーキックを放つ。
〈ジョーカー!マキシマムドライブ!!〉
青「ジョーカーエクストリームッッ!!!」
必殺の飛び蹴りを食らったユニコーンドーパントからバックステップで離れるW。
風を纏って優雅に着地する彼女の目の前でユニコーンドーパントは爆発。
変身者から排出されたメモリも破壊された。
青「……よし!一件落着!!」
それを見届けて変身解除した火威青は倒れる男性のおでこを指先で軽く小突いた。
青「おイタはめっ!だよ。」
「……きゅう……」
地面に延びたのを確認すれば、「さて」とソウゴへと近づいてくる青。
青「君は怪我していないかな?大丈夫?」
ソウゴ「え…あ!だ、大丈夫です!」
爽やかな笑みを浮かべられて思わずドキッとしたものの、すぐに無事を宣言すれば、それは良かったと微笑む青。
青「僕は火威青。ホロライブreglossに所属する、一番のイケメンさ!」
自身の髪を撫でながら自慢げな顔をする火威青が君のことも教えてくれとソウゴを覗き込んだので、ソウゴもまた自己紹介することにした。
ソウゴ「俺は時田ソウゴ。えっと……き、君を助けに来たんだ!」
青「僕を助けに……?」
キョトンと目を丸くしたもののすぐに笑顔になってはまたまたぁと笑いをこぼす青。
手を伸ばすとソウゴを撫でながら彼は続ける。
青「僕が誰かにやられるわけが無いだろう?万が一僕に危険が及んでも、仮面ライダーの力で対処できるさ!」
ニッと微笑んだ青。
しかし、例のごとく現れたメカゲイツはソウゴと青のふたりをターゲットとしてロックオンすればその姿をドーパントへと変える。
ソウゴ「あれは………」
青「随分と強そうな…怪人だね………」
白い身体の全身を焼くかのような真紅の炎の装飾。
身体の各部位には「∞」をイメージしたような黒色の模様が付いている「エターナルドーパント」を見た青とソウゴもそれぞれ己のアイテムを取り出し変身する。
仮面ライダーW、仮面ライダージオウへとそれぞれ変身を果たした2人は一斉にエターナルドーパント目掛け走っていく。
しかしドーパントの強さは別格であり2人の攻撃を容易く受け止めれば強引に跳ね返しつつそれぞれの腹部を殴りつけ、後退した彼等へと衝撃波を放ち吹き飛ばす。
ジオウ「がは………ッ」
W「こいつ……強い……ッ!」
地に伏す2人へと近付いてくるドーパントを見て立ち上がったジオウは赤いライドウォッチを起動。
それをドライバーへと装填し一回転させる。
カブトアーマーへと変身すれば、襲い来るドーパントの拳を紙一重で躱しつつ腹部へパンチ。怯みを見せた隙にクロックアップを発動させてドーパントへと連続攻撃をしかけていくが直後、ドーパントの目が輝くなり異変が生じる。
ジオウ「な、なんだ…!?急に身体が…ッ」
W「ぎゃああああぁぁぁぁァァァァ!?!?」
クロックアップが強制的に終了したジオウの耳に入ったのは火威青の劈くような悲鳴。見れば、赤い稲妻に拘束されていたW目掛けてエターナルドーパントがジャンプしながらの回し蹴りをはなとうとしている。
ジオウ「やめろおぉぉぉ!!!」
咄嗟に走り出し、ギリギリの所で彼女の前に割り込んで攻撃を受けるジオウ。
彼はそのまま紫電と共に崩れ落ち、変身解除に陥ってしまう。
ソウゴ「か…は…ぁッ……………゛ッッ」
青「ソウゴ君…?ソウゴ君!確り!!」
血を吐きながら地面に倒れたソウゴに駆け寄る火威青。
メモリが機能停止に陥って変身不能になった彼女とソウゴを交互に見たドーパントは手始めにと青からWドライバーを奪おうとするが……
ソウゴ「そ…う……ぅうう゛はぁ……さ…あぁあぁ゛せえぇぇるかあぁぁぁぁぁ!!!」
ふらつきながらも身体にムチを打って立ち上がったソウゴはドーパントの腹部を拳で殴打。
予想外の反撃に驚き距離をとったドーパントを見て、彼は再び自身のライドウォッチを手に取る。
ソウゴ「もう誰も……俺が死なせない……変身!」
そのまま彼はライドウォッチをジクウドライバーへと装填。ロックを解除し一回転させる。
ジオウへと再変身した彼がその手に持つのははじめから受け取ったライドウォッチ。
そのカバーを回した彼は、天面のボタンを押してウォッチを起動させた。
迷うことなくそのライドウォッチをドライバーのもう一方のスロットにセットした彼はドライバーを一回転。
直後、現れたロケットがその身体を包み込んでしまった。
青「え………?」
ぽかんとする火威青とエターナルドーパントだが、直後そのロケットが飛んでまっすぐにエターナルドーパントに直撃。
そのまま彼の身体を何mも吹っ飛ばす。
ロケットの姿から人型の姿へと戻った「仮面ライダージオウフォーゼアーマー」は再度ドライバーを操作。変身からノータイムで必殺技を放つ。
ジオウ「おりゃあぁぁぁ!!」
左腕に着いたブースターモジュールをエターナルドーパント目掛けて射出すれば、続けて右腕の物も発射。
ふたつのロケット弾を食らったエターナルドーパントはその場で爆散した。
ジオウ「よし………!」
青「やったぁーッ!!」
肩で息をするジオウと飛んで喜ぶ火威青。
……しかし、爆炎の中から姿を現したのは紫電をあげながらライドウォッチのようなものを片手に持つメカゲイツだった。
メカゲイツ「目標ノ抵抗ヲ確認……鎮圧シ排除スル……」
そのウォッチを身体に埋め込み、みるみるうちに姿を変えていくメカゲイツ。
その姿は「仮面ライダーW」の両サイドを無理やり縫い合わせたような歪なデザインをしていた。
同時に火威青本人にも異変が起こる。
青「あれ?なにこれ……どうなって……!?」
Wドライバーが消失し代わりにWのライドウォッチがコロンとその場に転がったのを見た青。
顔を上げた彼女はジオウとWの姿を見れば息を飲んで悲鳴をあげる。
「化け物ぉぉぉ!!!!ママぁぁぁ!!!助けてぇぇぇ!!!」
恐怖のあまりその場に失神する青。
困惑しながらも彼のそばに落ちているライドウォッチを拾い上げたジオウは
ジオウ「なんか……使えって言われてる気がする…!!」
フォーゼライドウォッチを外して代わりにダブルライドウォッチを装填し、ドライバーを操作するジオウ。
フォーゼアーマーが弾け飛び、代わりにガイアメモリ型のユニット「メモリロドイド」が彼に合体し新たなアーマーを作り出す。
仮面ライダージオウダブルアーマーへと変身した彼はそのままダッシュでアナザーダブルに接近すれば左腕を振るいパンチ。さらに右足で旋風を纏わせた回し蹴りを放ち斬撃。
吹っ飛んだアナザーダブルを前にメモリロドイドを切り離せば3対1の戦いで攻撃を次々と放ちつつ腹部に蹴りを放つ。
ジオウ「これで決まりだ!!」
旋風と共に空中絵と舞い上がれば、メモリロドイドと共に「W」の形を作ってアナザーダブルへと両足蹴りを放って今度こそ撃破。
すくっと立ち上がれば、変身解除しつつ火威青へと近づき身体を起こしながら頬をぺちぺちと叩く。
青「はッッ!!そうだ!姫がシャンパンタワーを入れてくれて……」
ソウゴ「その……大丈夫?」
哀れみの混ざった視線を向けるソウゴに大丈夫だと笑いながら返した火威青は、彼からWライドウォッチを受け取るもぽかんとした様子でそれを眺める。
ソウゴ「……きっと君とはまた会えると思うからさ。…その時までそれを持ってて。」
青「嗚呼、もちろん!!」
そのまま彼女は、タイムマジーンに乗って空の彼方へと飛んでいくソウゴを見送るのだった。
青くゆの卒業聞いた時は本当にショックでした(´;ω;`)
適応障害との事ですので、これからも…どうか無理をしないで生きて欲しいです!!
姿形こそ違っても、またいつか会えることをお祈りします!!
ハーレム展開どうする?(作り直し)
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オリ主だけ(ヤンデレ有り)
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オリ主だけ(ヤンデレ無し)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン有り)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン無し)
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百合ハーレムって…いいよね?
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そもそもハーレム展開なし