彼は仮面ライダージオウとして世界を守る役目を持っていた。
アナザーダブルを倒し、火威青を救った彼が今回救うのは………
「だーれだ」
ソウゴ「わ!?な、なに!?」
突然背後から近付いてきた人物に視界を塞がれて困惑するソウゴ。
背後を振り返ればそこでニコニコと笑っていたのは紫色の髪と悪魔のようなしっぽを生やした可愛らしい少女だった。
ソウゴ「えっと…あなたは……」
「こんやっぴー♪常闇トワ様です!」
常闇トワ。
ホロライブ4期生のメンバーの一人だが、周りを見れば彼女の他にも角巻わためや姫森ルーナ、
トワ「……あのね、他のみんなみたいに、トワ達の友達を助けて欲しいんだ。」
ソウゴ「…きみの友だちを……?」
ルーナ「ん。…桐生ココっていうドラゴンの子なのら。」
ふむふむと話を聞いて頷くソウゴ。
そんな彼にあのね…とかなたは話し出す。
かなた「僕たち…ライドウォッチ?ってのは持ってないけど……かっ代わりに僕のことなら好きにしていいから!!」
ソウゴ「………え?」
突然の言葉にフリーズするソウゴ。
沈黙とした空気を破ったのは、ルーナが彼女を鼻で笑うような声だった。
ルーナ「そんな貧相な体のあまねちゃがソウゴ君を満足させられるわけないのら。」
トワ「そうそう、それに間違って握りつぶしちゃうかもしれないし〜」
かなた「あ″?誰の体が貧相だってぇ?…あと握りつぶ吸って何をだよ!!」
ギャーギャーと3人がプロレスするのを苦笑いしながら見ていたわためはソウゴの方への視線を向けては、誘惑するような目線を彼へと向ける。
わため「わためぇも……悪くないよねぇ?」
しかしその頃には既に、ソウゴは過去へと飛んだのかその姿を消していた。
〈タイムマジーン!〉
過去へと飛んできたソウゴは件の「桐生ココ」なる
ソウゴ「まずは手がかりから手に入れないといけないか……せめてなにかヒントでもあれば……ッ」
…と、突然彼の耳に誰かの悲鳴が聞こえる。
慌てて悲鳴の聞こえた方向へと駆けつければ、そこでは無数の
ソウゴ「なんだこいつら……ともかく…!」
ソウゴ「変身!!」
仮面ライダージオウへと変身したソウゴはレイドラグーンの一体に掴みかかれば、逃げてと民間人に叫んでそのままレイドラグーンを投げ飛ばすと、胸部目がけて拳を放つが………
ジオウ「痛ってぇ……っ!?」
あまりの硬さに思わず後退りしながら痺れる腕を振るうジオウへと腕部に着いた鎌のような鉤爪を振るってくるレイドラグーン。
ジオウ「せめてなにか武器でもあれば……!」
何とか攻撃を回避しつつボヤキを漏らしたソウゴだが、突然ベルトから飛び出してきたジカンギレードを反射的に掴んではなんだこれと眺めつつ、飛びかかってくるレイドラグーン目掛け刺突する。
ジオウ「剣……?…よし!なんか行ける気がする!」
剣モードにしたジカンギレードを見て頷けば、今度はこちらの番だとレイドラグーンへと斬り掛かるジオウ。
ジカンギレードを振り下ろして斬撃すれば、さらに横1文字の追撃を放ち、トドメとばかりにビルドライドウォッチを起動し、スロットにセットする。
ジオウ「はぁぁーッ!!」
赤い回転エネルギーを纏わせた斬撃でレイドラグーンを斬撃、撃破したジオウ。
しかし周りを見れば、レイドラグーンはまだ何体も残っている。
ジオウ「つ、次は誰だ…!!か、かかってこい!」
「時計怪人!死にたくなかったらそこをどきな!!」
震える声で啖呵を切った直後、突然声が上から響き渡る。
見あげれば巨大な龍が空を舞いながらこっちへと飛んできて火球を発射。あっという間にレイドラグーン達を倒してしまった。
ジオウ「あ……えぇ………?」
あれだけ啖呵を切っておいていざ、別の人物にレイドラグーンを倒されてしまい複雑な気持ちが入り交じる中、ドラゴンから飛び降りた赤い仮面ライダーはバックルからカードデッキのようなものを引き抜く。
変身解除とともに現れたのはオレンジ色の髪と左右に伸びる巨大な角、恐竜のような尾を生やしたソウゴより一回り大きい女性だった。
「あたしは桐生ココ!お前、怪我とかしてませんかぁ?」
ジオウ「えええええぇぇぇぇぇ!?!?!?」
お目当ての人物のまさかの登場に、ジオウは驚愕の絶叫を上げた。
ココ「なっほどなぁ〜……まさか時計怪人が未来から来てたやつだったとは……」
ソウゴ「あはは……えぇ、まあ……」
変身解除したソウゴはことの次第を桐生ココに伝えるべく、彼女が率いる「桐生会」の事務所にて二人で談笑していた。
ココ「けど私を助けに来たなんて……なら、役目はなしも同じだ!」
ソウゴ「……え?それってどういう………」
ココ「だってお前……あん時私が来なかったら死んでただろ。」
言葉につまるソウゴの肩を軽く叩いたココは、しばらくここで休んでいろと告げてはそのまま出かけてしまう。
そんな彼女の背中を呆然と見送るソウゴの横にウォズが現れた。
ウォズ「随分と落ち込んでいるみたいだね。我が魔王。」
ソウゴ「ねえウォズ……俺って弱いのかな…?」
ウォズ「……忖度なしで答えろというのなら、その通りだ。」
すこしの思案の後に言い放ったウォズ。
ショックを受けるソウゴにさらに追い打ちをかけるかのように彼は続ける。
ウォズ「クロックアップを使うワームはともかく、
反論しようと口を開くソウゴだが、ウォズの言っていることは正しく、悔しそうに1文字に固めた唇をわなわなと震えさせることしか出来ない。
その様子を見たウォズは、
ソウゴ「……これは……?」
ウォズ「君に渡すのはまだ先にしておこうと思ったんだけどね。…有り余るほどの「のびしろ」を見込んで今のうちに渡しておこう。」
皮肉たっぷりの笑みを見せたウォズはそのまま去ろうとするが、ふと足を止めてはソウゴの方を振り向いた。
ウォズ「そうだ。…彼女を助けるつもりなら早く動いた方がいい。……アナザー龍騎が彼女に接近中だ。」
ソウゴ「え……?」
「アナザーライダーって何?」と聞こうとするソウゴを他所に、ウォズはその場から去ってしまった。
龍騎「おらおらどぉしたあ?私の事を排除するなんて言ってた癖にそんなもんかあ?」
一方その頃、仮面ライダー龍騎こと桐生ココは急襲をしかけてきたメカゲイツを逆に返り討ちにし一方的な戦闘を続けていた。
龍騎「さぁて、そろそろ終わりにしてやるよ…覚悟しな!」
そのままドラゴンライダーキックでトドメを刺そうとするココだったが、突然その身体に紫電が走りその場に落ちる。
龍騎「いっててて……what's up…何が起きてるんですか〜?」
と、自身の腰から
〈排……除……排……ハ…イ……〉
ココ「what's!?」
アナザー龍騎へと変身したメカゲイツを見て驚くココへとゆっくりと歩み寄った彼は、そのまま彼女の首へと手を伸ばし締め上げる。
ココ「な!?てめ……やめ……ッ」
腹に蹴りを入れたり、腕を殴り付けたりと抵抗を見せる彼女。
本来なら目の前の敵など変身せずとも容易く捩じ伏せれる程の力の持ち主である彼女だが仮面ライダーとしての力を奪われたばかりな為か本来の力すら満足に出せずに投げ飛ばされてしまう。
ココ「が………ッゲホ…ッッ!!」
地面に強烈にうちつけられて咳き込みながらダウンするココにとどめを刺さんと左手と一体化した籠手にエネルギーを貯めてココへと向けるアナザー龍騎。
その攻撃が放たれんとしたまさにその時、乱入した影がその攻撃からココを庇った。
ジオウ「お前の相手は俺だ!!」
英雄ゴーストでアナザー龍騎からの攻撃を防いだジオウは呆然とするココの視線を背中にアナザー龍騎へと走り出せばその胸部を拳で殴打。
怯みとともに後退する彼を見てジカンギレードを取り出せば、その身体を斬撃。さらに取り外したゴーストライドウォッチをセットした必殺斬撃を放つ。
斬撃が直撃し膝を着くアナザー龍騎だが撃破には至らない。
左腕の籠手をジオウへと接着させれば火炎弾を発射。
今度の攻撃はしっかりとジオウに直撃し、ココの真横まで彼の体を吹っ飛ばす。
ジオウ「く……ッなんてタフなやつなんだ……ッ」
ジカンギレードを杖代わりにして何とか立ち上がりながらアナザー龍騎を睨みつけるジオウ。
どうしようかと攻めあぐねる彼に、ココは龍騎のライドウォッチを渡した。
ジオウ「ココさん……?」
ココ「使いな。…あいつにはこれが効くんだろ?」
ジオウ「あ…ありがとうございます!」
ココから龍騎ライドウォッチを受け取ったジオウはゴーストライドウォッチを外すと代わりに龍騎ライドウォッチを空いたスロットにセット。
そのままドライバーのロックを解除し回転させる。
仮面ライダージオウ龍騎アーマー。
紅蓮のドラゴン「ドラグレッダー」と契約した仮面ライダー、龍騎の力を受け継いだ姿へと変身したジオウは銃モードにしたジカンギレードに龍騎ライドウォッチを装填し、アナザー龍騎目掛けトリガーを引く。
すれば、ジオウの横に現れたドラグレッダーが彼と共に帰んたを発射。
二つの火炎弾は巨大な火球となってアナザー龍騎を襲う。
ジオウ「これで終わりだ…!」
そのままライドウォッチをドライバーに再装填、操作して必殺技を発動させるジオウ。
力を取り戻したココも翼を広げて羽ばたけば、螺旋を描きながら飛ぶドラグレッダーの輪の中を通っていく。
ココ「決めろ!!時計怪人!!!」
ジオウ「はい………ッ!!!」
アナザー龍騎目掛けてジオウを投げるココ。さらにドラグレッダーの炎を受けてさらに加速をつけた彼はそのまま真っ直ぐにアナザー龍騎目掛けてライダーキックを放つ。
ジオウ「行けええぇぇぇぇッッ!!!」
そのまま大爆発と共に、仮面ライダージオウ龍騎アーマーのキックはアナザー龍騎を貫いた。
ココ「時計怪人……お前、すげぇなぁ!!」
ニッと笑顔を浮かべながらジオウの肩をバシバシと叩くココ。
ライダースーツ越しでも伝わる痛さに苦笑いしながら変身解除したソウゴは、龍騎ライドウォッチをココに渡しなが微笑む。
ソウゴ「俺、時田ソウゴって言います。…これ、またいつか会う時まで持っててください。」
ココ「了解しましたぁ!ソウゴさん!!」
彼女は大きく手をブンブンと振りながら去りゆく彼の背中を見送った。
かなた「それで………」
現代に戻ったソウゴは天音かなたを膝の上に載せながら彼女の頭を撫でていた。
かなた「なんで僕は撫でられてるんだー!!」
しかし当の本人はそれが不満なのか、ソウゴの膝の上で抗議を叫ぶ。
それを愉快そうに見ながらココは彼らへと近付く。
ココ「お前ら、ほんっとうに仲良いなぁ〜!」
かなた「あ!ココ!!ココからも何か言ってよ!ソウゴってば僕のこと、子供扱いして……!」
ココ「そりゃお前、その胸で大人は無理があるだろ。」
かなた「なんだとぉ〜!!」
ギャーギャーと追いかけるかなたに逃げるココ。
そんな彼らを見て仲がいいなぁと笑みをこぼすソウゴを3つの人影が見ていた。
「あの人なら…あくあやシオンも救ってくれるッスよね?」
「きっとそうだよ……!」
「えぇ。…あくあ様やシオン様を取り戻す為にも、ソウゴ様を信じましょう?ね、スバル?」
今回短めになっちゃった……
ハーレム展開どうする?(作り直し)
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オリ主だけ(ヤンデレ有り)
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オリ主だけ(ヤンデレ無し)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン有り)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン無し)
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百合ハーレムって…いいよね?
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そもそもハーレム展開なし