彼は仮面ライダージオウとして世界を守る役目を持っていた。
アナザーダブルにアナザー龍騎。
2体のアナザーライダーを倒した彼だが、更なる強敵が彼を襲う。
「ソウゴく〜ん、あそぼ〜よ〜」
「ホロライブの世界」を元に戻すまでの間として代替社長、門矢士からソウゴへと宛てがわれた部屋には他のホロメンも遊びに来ることがある。
今回彼の部屋を訪れた紫色の猫娘、猫又おかゆは彼に比較的彼に対して好意的な人物だが、掴みどころがなく自由奔放でありソウゴもまた、彼女によく振り回されている。
ソウゴ「ごめんなさいおかゆさん……俺、今ちょうどこの面がクリアできなくて……ああああああ!!!」
さて、そのソウゴはと言うと某アクションゲームの最初のステージダンジョンで情けなくマグマに落ちてゲームオーバーになっており、ほんの少ししょんぼりとしている。
そんな彼を目にしてクスクスと笑うおかゆは、どこか懐かしそうにゲームを見れば、「あのね…」と口を開く。
「ごめんくーださーい!!」
……沈黙。
おかゆの言葉を遮るように聞こえたのは某夢の国の○ナルドダッ○のような声。
ソウゴにはその声が誰なのか分からないが、一方のおかゆは
おかゆ「そういえば…ホロライブにはアヒルの子がいるんだけど、ソウゴ君はまだあってなかったよね?…この際だし会っておいでよ。」
ソウゴ「アヒル…?わ、わかった……」
どんな人なんだろうと好奇心で胸を躍らせながらドアを開けた彼の前に立っていたのは…一見、何の変哲もない少女だった。
ソウゴ「…あれ?アヒルは……?」
「しゅーばしゅばしゅば!お前には目の前にいるスバルが目に入らないのか………って!誰がアヒルだよぉ!!」
スバル「おかゆてめええぇぇぇ!!!お前の仕業だったのか!!」
おかゆ「あはは〜ごめ〜ん」
スバル「待てこらあぁぁぁぁ!!!!」
逃げるおかゆを追いかけるスバル。
ドタバタと部屋の中を走り回る2人を見ていたソウゴだがふと、スバルがなぜ来たのか気になり彼女に声をかけてみることにした。
ソウゴ「そういえばなんでスバルはここに?」
スバル「あ、そうだった………実はその………」
口を開きかけるものの、すぐにその口を閉ざしてしまうスバル。
その両目には涙が浮かんでいた。
スバル「あくあとシオンを……スバルの同期を助けてください……!!」」
深々と頭を下げながら懇願するスバル。
彼女は「前払い」と言わんばかりにソウゴの手を掴めばその手に赤いライドウォッチを握らせる。
スバル「その、これ!!なにかの役に立てたらいいなって思って…!」
おかゆ「え〜?スバルちゃん、そこはカラダでお支払いするところじゃな〜い?」
スバル「うるせぇ!!そんなことできるかよおぉぉ!!」
おかゆ「しょうがないなぁ〜…僕がお手本を見せてあげるよ〜。」
咳払いをしながらライドウォッチを握るソウゴに近付けば、前かがみになりつつ上目遣いで彼を見上げながら、甘い声で誘惑し出す。
おかゆ「ねぇソウゴ君。…もし、あくあちゃんとシオンちゃんを助けてくれたら…僕とスバちゃんで君のこと…沢山気持ちよくしてあげるよ?」
スバル「ちょ…おま……何言ってんだお前えええぇぇぇぇ!!!」
顔を真っ赤にしながらおかゆの肩につかみかかって揺らすスバル。
そんな彼女達を前にソウゴは顔を真っ赤にしながらフリーズしていたが、首をブンブンと振って我に返れば逃げるかのように部屋を出て…
「きゃあ!?…もう、ソウゴ様ったら…ダイタンなんだから♡」
ソウゴ「わあぁ!?ちょ…ご…ごめんなさああああい!!!」
「「はぁぁーッッ!!」」
仮面ライダーウィザードと仮面ライダーエグゼイド。
必殺技で敵を殲滅した2人のライダーはキック後の着地の体制から立ち上がるとお互いに小突き合う。
エグゼイド「いえーい!あてぃしの勝ちー!」
ウィザード「はぁ!?シオンの方が沢山敵を倒したんですけどー!!」
喧嘩…と言うにはあまりにも微笑ましいやり取りをしながら変身解除して現れたのはメイド少女、湊あくあと魔法使いの紫咲シオン。
あーだこーだと言い合った挙句、顔を見合せて笑顔をこぼす彼女たちの前に姿を現したのは、またもやメカゲイツ。
メカゲイツ「標的ヲ発見。排除スル。」
シオン「あ!じゃああくたん、彼奴倒した方が勝ちね?」
あくあ「いいのぉ?あてぃし、負けないよ?」
ウィザード「さぁ…ショータイムよ!!」
エグゼイド「ノーコンティニューで…クリアしてやるんだから!」
エグゼイドとウィザードに変身すれば2人がかりでメカゲイツへと攻撃を仕掛けるあくあとシオン。
エグゼイドのパンチが彼の胸部を捉えて後退させたところにウィザードソードガンによる斬撃が追い打ちをかける連携攻撃…その連続にメカゲイツはたちまち追い詰められていく。
エグゼイド「あれれー?こんなものー?」
ウィザード「なんか全然大したことなくなーい?」
ゲラゲラと揶揄いながらウィザードソードガンを操作して必殺技を放とうとするウィザードだが、突然動きが止まれば紫電と共に変身解除されてしまう。
シオン「あれ……?シオンは……ひ!?だれ!?てかなにあれ!?!?」
エグゼイド「え?シオンちゃんいきなりどうし…た……」
突然の変わりようにからかいながらもシオンを心配する素振りを見せたあくあだが、メカゲイツに視線を向けた瞬間その態度は一変する。
…なぜならそこには先程までとはまるで違う怪人が佇んでいたのだから。
仮面ライダーウィザードをそのまま歪まさせたようなデザインをした怪人、アナザーウィザードは腰のベルトに着いた骨のような手首に左手をつければ、そのままエグゼイドへとその手をかざす。
エグゼイド「え、な……」
直後、凄まじいほどの電撃がエグゼイドを襲いその体力ゲージを大きく削る。
膝を着いた彼女を見て、アナザーウィザードはさらにその姿を変えた。
あくあ「ひぃ……!?た、助け……」
シオン「あくたん危ない!!」
あくあへと迫るアナザーエグゼイドを見て咄嗟に魔弾を発射したシオン。
攻撃を受けたアナザーエグゼイドは一瞬の怯みを見せるものの、右手にロボットアームのようなエネルギーを形成すればシオン目掛けて放とうとして………
ジオウ「ハァッッ!!」
直後に走ってきたバイク、「ライドストライカー」の前輪に吹っ飛ばされた。
シオン「!?」
あくあ「こ、こんどはなに!?」
ライドストライカーに乗っていたのは白を基調としたカラーリングの仮面ライダー、ジオウ。
ライドストライカーから降りた彼はそのまま拳を振るいアナザーエグゼイドを殴打。
怯んだ彼に追撃を仕掛けんと銃モードのジカンギレードを取り出せばそのまま射撃しさらに後退させる。
ジオウ「これ、借りるよ。」
あくあ「え、あ……は、はい…?」
そのまま地面に落ちたエグゼイドライドウォッチを起動すれば、空いているスロットに装填しジクウドライバーを回転させる。
両肩にはガシャット。両腕にはハンマーの打撃面のようなナックルが着いた形態「仮面ライダージオウエグゼイドアーマー」への変身を果たしたジオウはそのまま両腕のナックル「ガシャコンブレイカーブレイカー」を構えつつアナザーエグゼイドへと突撃。
「ヒット」のエフェクトと共に着実にアナザーエグゼイドへとダメージを与えていく。
ジオウ「フィニッシュは必殺技で決まりだ!!」
ジオウ「ハァーッ!!」
両腕のガシャコンブレイカーブレイカーにエネルギーを溜めて跳躍すれば、アナザーエグゼイド目掛けて腕を突き出し勢いよく落下するが、敵は魔法陣を出して攻撃を防御。
ジオウ「な……ッうわぁ!?」
そのままジオウを跳ね返したアナザーエグゼイドは見る間にその姿を変えていく。
……否。アナザーエグゼイドに変わりは無い。
しかし、頭部の上半分や胸部装甲、腰マントなどアナザーウィザードのような特徴もある。
つまるところ
とでも言ったところだろうか。
自分でも驚いたかのように腕部を眺めていた敵だが、すぐにジオウ達へと腕を向ければ払い除けるような仕草をする。
ジオウ「危な……ッうわあああぁぁぁぁぁ!?!?」
咄嗟にあくあとシオンを守るように彼女たちの前に出てガードの姿勢をとった彼に襲いかかる爆発。
まともに攻撃を受けたジオウはその場に崩れ落ちてしまう。
シオン「え…ちょ……大丈夫ですか!?」
あくあ「し、シオンちゃん……どうしよう……?」
ジオウ「一旦逃げよう!」
オロオロとする2人を前にしてライドウォッチのひとつを取り出したジオウ。
エグゼイドのライドウォッチを外してライドウォッチを変更。
その姿を変えれば、即座に必殺技を放つ。
腕部から射出した
さらにあくあとシオンの両名を抱えたジオウは
あくあ「……あれ…」
シオン「ねぇ〜!これ、全然動かないんだけど!?」
襲撃現場から離れたところまで逃げたジオウドライブアーマーは変身解除してソウゴへと戻るとあくあとシオンにエグゼイドライドウォッチとウィザードライドウォッチを返却し起動を促したものの、結局ライドウォッチは起動せずに頭を悩ませていた。
ソウゴ「仮面ライダーに変身したふたりと一緒に同時攻撃を仕掛けたら倒せるって思ったんだけどなぁ……」
「着眼点は悪くないね、我が魔王。」
ソウゴ「ウォズ?」
家臣の声が聞こえたために驚きと心強さ故の嬉しさから思わずどこか上擦ったような声を出しながら振り返ったソウゴはウォズを確認すると、「この人は…」と彼を紹介しようとするが、ウォズはクスクスと笑いながら誰に話しているのかと聞いてくる。
ソウゴ「え?…ってえぇ!?何ここ!?」
ウォズ「そうだね……
今更にして真っ白な空間にいた事に気付いた彼の質問に答えたウォズは、さてと… と咳払いする。
ウォズ「あのように複数のライダーが合体したアナザーライダーをその力で倒すというのは正しい選択だ、我が魔王。……ただ、彼女達は仮面ライダーの力を手にした後にアナザーライダーにその力を奪われた…つまり、あれが倒されない限り彼女達も変身できないということだ。」
ソウゴ「ならどうしたら…!」
焦りを見せるソウゴを落ち着いた様子で見つめるウォズだが、実際には彼も中々に焦っていた。
あの敵を倒すにはもう一人アーマータイムやカメンライドでエグゼイド、或いはウィザードの力を使えるライダーが必要となってくる。
仮にジオウが1人で戦うとするなら世界の破壊者である
ウォズ「我が魔王。今回ばかりは門矢士に協力を仰ぐべきだと……」
ソウゴ「いや。……これは俺が引き起こしたんだ。……俺自身が責任を取らなきゃ行けない。……それに……」
作戦なら今思いついた。
力強く微笑むソウゴを見て口角を歪ませるウォズに、彼は2人を頼むと告げた。
「ウゴ…ん……ソウゴさんってば!!」
ソウゴ「あ、ああ……」
シオン「ソウゴさん…上の空だったけど大丈夫……?」
ソウゴ「嗚呼、問題は……」
言い切る前にいつの間にか姿を現していたアナザーエグゼイドを見て警戒を露わにするソウゴ。
シオン「あいつ……もうここが…!?」
あくあ「シオンちゃん……どうしよう……?」
ソウゴ「2人とも…俺に任せて。」
後ずさる2人を守るように立ちはだかったソウゴはジオウとウィザードのライドウォッチを起動するとそれぞれをジクウドライバーに装填。
ロックを解除し変身する。
「仮面ライダージオウウィザードアーマー」へと変身したソウゴは剣モードのジカンギレードを取り出すなりアナザーエグゼイドへと斬撃。
そのまま流れるような連撃を放ちつつ、もう片方の手に握ったエグゼイドのライドウォッチをギレードに装填する。
同時にジクウドライバーも操作して必殺技を重ねがけ。
ジカンギレードはウィザードアーマーの魔法の力とエグゼイドライドウォッチのパワーが収束されて燃えるようなゲームエフェクトに包まれる。
ジオウ「これで…おわりだああぁぁぁぁ!!」
そのふたつのエネルギーを纏わせた刀身をアナザーエグゼイド目掛けて振るったジオウ。
攻撃は確かに直撃し……その身体を貫いた。
あくあ「やったぁ!」
シオン「イエーイ!!」
アナザーエグゼイドの撃破を確認して喜ぶ2人へとライドウォッチを返却したソウゴ。
ソウゴ「じゃあ、またいつか……未来で会おう!」
彼はそう告げれば空の彼方へと消えていった。
クロヱ「シオンせんぱーい♪」
シオン「ねえ″え″え″ぇぇぇ!!!キモイんだけどぉ!!!」
ココ「あくあパイセーン!!お久しぶりですね〜!!!」
あくあ「ひ、ふ…ひへへ…….」
青「君が魔乃アロエさんだね?…サキュバスっていう話通り、美しい人だ……僕は火威青!よろしく!!」
アロエ「うむ!吾輩の方こそよろしくなのだ!!」
ライドウォッチに巻き込まれて死んだホロメン達を救い、ホロライブの事務所は賑やかになった。
そんな光景を見ながら微笑ましそうにジオウのライドウォッチを眺めるソウゴ。…自身の役割の終わりの近さを実感して感慨深さのようなものを感じているのだろうか。
……そんな彼の背中を見ながら狼少女、大神ミオは自身の持つライドウォッチを撫でながら自分に言い聞かせるかのように呟いた。
ミオ「待っててね、フブキ…必ず……必ず救って見せるから…!」
そろそろ終わりも見えてきましたね…
卒業したホロメンの皆様のこれからに幸があらんことを!!
ハーレム展開どうする?(作り直し)
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オリ主だけ(ヤンデレ有り)
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オリ主だけ(ヤンデレ無し)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン有り)
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オリ主+もう1人のオリキャラ(ヤン無し)
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百合ハーレムって…いいよね?
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そもそもハーレム展開なし