サイドストーリーとは行きませんが、1章終了時点のエリア会話風のようなものです。
……少し見ない間にお気に入り登録者数が爆増しているのですが、何があったのでしょうか?
<音楽家としての研鑽>
【夏夜単独、音楽ショップ】
「たまにこうして音楽ショップに並んでるCDとかを見てると、それだけでいろんな発見があるな」
「音楽だけじゃない。こういうCDのジャケットは構図1つを取っても、どう見えるかが違う」
「……同じ作曲家として、まだまだ学ぶことは多いな」
<千変万化の「ミク」>
【夏夜単独、センター街】
「ミクの曲を街中で聞くことも、だいぶ増えてきたな」
「それに、ミクは作る人によってその姿を変える。時には可愛く、時にはカッコよく。人によっては希望にあふれた曲を歌ってくれるし、人によっては鬱めいた曲を歌う」
「その全部が、元を辿れば同じ初音ミクなんだよな。なんというか、壮大な話だ」
<追憶の遊園地>
【夏夜単独、テーマパーク】
「遊園地に1人で来るのなんて、いつ以来だろうな……」
「いつもは一歌とか咲希とか、誰かと一緒に来てたからな。こうして1人で来ると、いろいろ思い出すものがあるな」
「一歌は絶叫系が嫌いで、咲希はすぐどこかに行く。穂波はお化け嫌い。志歩はフェニーくんが好きで、隠れて買ってたな」
「……お土産、買っていってやるか」
<曲作りの何気ないタネ>
【夏夜&一歌、スクランブル交差点】
「なあ、一歌の趣味ってサボテン観察以外に思いつかないのか?」
「うーん……。バンドを始めてからは他のバンドの曲を聴くことも増えたけど……」
「いいんじゃないか? 大事なことだ。他のバンドや音楽から学ぶってのは必要な事だ。それに……一歌の好きなミクの曲からインスピレーションをもらえるかもしれないだろ?」
「確かに……。三日月夜さんの曲からは、曲の歌詞の発想をもらうことが多いかも」
「なるほど。そういや、一歌はこういう曲を聴いてみたいっていうのはないのか?」
「えっ!? あ……でも、カッコイイ系? の曲はもっと聴いてみたいって気はするなぁ。でも、三日月夜さんはいろんな曲作ってるだろうし……」
「へえ、一歌はそのタイプの曲が好きなのか」
(──よし、もう少ししたらカッコいい系の曲を作るか)
<夏夜の聞く曲(夏夜&一歌、音楽ショップ)>
「お兄ちゃんって普段どんな曲聞いてるの?」
「どんな……って言われてもな。本当にいろんな曲を聞いてるとしか言いようがない。ドラマの主題歌とか、アニメのオープニング、ゲーム音楽に、ボカロ。逆に一歌は、ミクの曲ばっかり聞いてそうだ」
「穂波にも同じこと言われたよ」
「だろうな。正直一歌がミク以外の曲を聞いてる姿が想像できない」
「リンとかルカの曲も聞くんだけどな……」
(じゃあ結局ボカロじゃないか……)
<たまにはこういうのも>
【夏夜&咲希、スクランブル交差点】
「デートするのは構わないが……良かったのか? 司とじゃなくて」
「はい! なつやさんと一緒にお出かけするんだーって、昨日からすっごく楽しみで眠れませんでした!」
「……わかったわかった。今日1日は好きなところに付き合うからな。どこに行く?」
「じゃあアタシ、一緒にゲームセンター行ってみたいです!」
「ゲームセンターか。……いいな。乗った」
「よーし! それじゃあさっそく、レッツゴー!」
<ラーメン好き2人>
【夏夜&志歩、センター街】
(……あ、ここのラーメン屋……。ブログで結構美味しいって話題なんだよね。時間もちょうどいいし、食べて行こうかな)
(最近できたこのラーメン屋、気になってたんだよな。腹も減ったし、一度立ち寄ってみようか)
「「あっ」」
「な、夏夜さん……奇遇ですね。ひょっとして、ここのラーメンを食べに?」
「志歩? ……そうだ、ここで会えたのも何かの縁だ。たまには一緒に食ってかないか?」
「そうですね。丁度お腹も空いてますし。お言葉に甘えて、ご一緒します」
「奢らせてくれ。1人で食べる飯より、2人で食べる飯はもっと美味いからな」
「……そうかもしれませんね。じゃ、行きましょうか」
<アップルパイマスター>
【夏夜&穂波、センター街】
「穂波。……って、またすごい量のアップルパイだな」
「あっ、夏夜さん。大好きなので、つい……」
「何個買ったんだ?」
「えーと……。13個です。良かったら、1個食べますか? おすそ分けです」
「いいのか?」
「はい。アップルパイは、一緒に食べる人がいるともっと美味しくなりますから」
「じゃ、貰おうか。そういや、この店のアップルパイはよく買うのか?」
「はい。ここのアップルパイって、りんごが程よく大きくて甘くて、生地との相性がすごくいいんですよ。他にも……」
(さすがだな、穂波は。もうアップルパイマスターを名乗ってもいいんじゃないか?)
<疑似姉妹?>
【夏夜&一歌&咲希、ショッピングモール】
「やっぱり一歌と咲希って、特に仲がいいよな」
「え、そう? 穂波と志歩ともそんな感じだと思うけど」
「アタシは嬉しいよ! いっちゃんの一番の友達ってことで!」
「咲希……」
「うーん……。俺からしてみれば、咲希は『もう1人の妹』って感じだな」
「それって、いっちゃんと姉妹ってこと!? じゃあ……アタシがお姉ちゃん!?」
「誕生日的にはそうだけど……。正直、咲希は妹に見えるかも」
「え~! ひどいよいっちゃ~ん!」
「……正直、否定できない」
<脱退の後で>
【夏夜&雫、音楽ショップ】
「これ、『
「ええ。少し前に、センターが変わってから初めて宣伝ポスターが出たのよ」
「……思うところはないのか?」
「ない……わけじゃないわ。でも、私はもう振り向かないって決めたから」
「そうか。……どんな道を進むにしても、応援してるからな」
(相変わらずの芯の強さだな。それでこそ、俺の知ってる日野森雫だ)
<迷子の手を引いて>
【夏夜&雫、センター街】
「あら? この道、さっきも通った気がするのだけれど……」
「雫? ここで何やってるんだ?」
「あっ、夏夜くん! ちょうどよかったわ。──ここ、どこかしら?」
「嘘だろお前……。自分がどっちから来たかも覚えてないのか?」
「ええ……。気が付いたら、ここにいたの」
「はぁ……。ほら、こっちだ。行くぞ」
<昼食の時間>
【夏夜&彰人、神山高校】
「珍しいな、彰人1人か。冬弥はどうした?」
「委員会の集会があるらしいっす。だから、今は1人っすね」
「そういや、図書委員だったか……。どうだ? 暇なら一緒に飯食わないか? たまには奢るぞ」
「いいんすか? じゃ、遠慮なくそうさせてもらうっす」
「たまにはお前たちのストリートでの活躍も聞きたかったしな。……あ、あんまり多くは奢れないから勘弁してくれよ?」
「いや……司センパイじゃあるまいし、冗談でもやりませんって……」
「……司にはやるんだな」
「ま、口だけっすけどね」
「そうか。なら、安心……か?」
<戻ってきたストリート>
【夏夜&冬弥、神山高校】
「それで? 彰人だけじゃなくて、杏ともユニットを組んだんだろ?」
「はい。もう一度本気で、ストリートに打ち込んでみようと思います」
「……いい目になったな」
「え?」
「いや、なに。今の冬弥は、心なしか目が輝いているように見えるんだ」
「そうですか……?」
「ああ。前に見た時とは比べ物にならない程、な」
<新しいセトリ>
【夏夜&彰人&冬弥、音楽ショップ】
「奇遇だな、2人とも。新曲でも見に来たのか?」
「夏夜先輩。そうです。先輩は、ここへ何をしに来たんですか?」
「俺か? 俺は最近話題の楽曲を見に来たんだ」
「そうなんすね。ストリートで歌えそうな曲があれば、歌おうと思ってます」
「なら……こういうのはどうだ?」
「へぇ……カッコいいっすね。これならライブのセトリに組み込んでもいいかもしれないっす」
「俺としても、その曲をお前たちが歌ったらどうなるのか気になるな」
「はい。楽しみにしててください」
「……ちょっと待ってくれ。なんでもう歌うことが前提になってんだ?」
<弁当は自作? それとも……?>
【夏夜&司、神山高校】
「その弁当……。作ってもらったのか?」
「おお、よく分かったな。今日は母さんに作ってもらったんだ」
「やっぱか。なんというか、司の弁当は誰が作ったか分かりやすい」
「む、そうなのか?」
「司が作る弁当にはまず確実に生姜焼きが入ってるからな。その点、今日はお前の好物と言えるものが何も入ってない。咲希もお前も、自分で弁当を作ると好きなものをこれでもかってくらい詰め込もうとするからすぐわかる」
「なるほど……。よく見ているのだな」
「今更だろ。何年の付き合いだと思ってんだ」
<友情よりも喧しさが勝つ男>
【夏夜&一歌&司、スクランブル交差点】
「ねえ、なんか人だかりができてない?」
「ん? ……あぁ、ありゃダメだ」
「え?」
「む? おお! そこにいるのは夏夜と一歌ではないか! ちょうどいい、お前たちも一緒に──」
「うるさい、ショーバカ」
「おごっ……!? いきなり頭を叩くな! オレが一体何をした!?」
「自分で考えろ。一歌、行くぞ」
「え? あ、うん! ──えっと、失礼します!」
(そう言えば少し前にも、司さんの周りに人だかりができてるのを見た気がする……)
「──なぜオレは叩かれたのだ……?」
<芸術は爆発?>
【夏夜&類、神山高校】
「出会い頭に聞いて悪いが……その手に持ってるもんは何だ?」
「ああ、これかい? なに、司君を花火にして少しばかり打ち上げようかと思ってね。ところで、司君がどこに行ったか知らないかい?」
「知らない。打ち上げるのは勝手だが……ほどほどにしとけよ」
「おや、止めてくれないのかい?」
「逆に止めてほしいのか?」
「いや? ……でも、止めてくれる人がいないとそれはそれで物足りなくてねぇ」
「司を飛ばせば教師の1人か2人くらい飛んでくるだろ。それで満足しといてくれ」
<屋上の語らい>
【夏夜&瑞希、神山高校】
「あ、夏夜先輩!ここにいたんだ」
「瑞希。今日は珍しく学校来たのか」
「うん。……まぁ、いろいろあることに変わりはないけど」
「別にそれでもいい。言ったろ? 俺はお前を絶対に否定しないって」
「アハハ、そうだったねー!」
(……やっぱ、先輩の近くは居心地がいいや)
<CDショップ行脚>
【夏夜&瑞希、音楽ショップ】
「お目当てのものは見つかったか?」
「うん! このCDの特典が期間限定だから、取っておきたくてさー。付き合ってくれてありがと!」
「別にいい。暇だったしな。それに、瑞希のチョイスにはハズレがないからな。俺も参考にさせてもらってる」
「え、ホントに!?」
「音楽に関して嘘をつくことはしない。実際、瑞希からおすすめされた曲がインスピレーションを刺激してくれたこともあるしな」
「そこまで言われるなんてなぁ……。でも、なんか嬉しいな」
好評であれば、各章ごとに作っていきます。
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