エリア会話集のその2です。2章終了時点までのエリア会話となります。
今回からはバーチャル・シンガーたちとの会話も登場します。
<妹の好物>
【夏夜単独、神山高校】
「弁当を作り忘れたから購買に来たが、いろいろ売ってるな」
「……ん? 『本日限定、焼きそばパン、焼きそば30%増量中』?」
「一歌が聞いたら飛びつきそうだな。俺もたまには、妹の好きなものでも食べてみるとするか」
<突撃!妹のバイト先>
【夏夜単独、スクランブル交差点】
「一歌のやつ、バイト先のファストフード店に俺が行ったらめちゃくちゃ驚いてたな」
「……一歌には申し訳ないけど、見てて面白かったな」
<2人の思い描くミク>
【夏夜&一歌、センター街】
「なあ一歌。『ミクの曲』って言われたら、どんなイメージだ?」
「え? ……言われてみると難しいかも。でも私の中のミクって言われたら──カッコいいイメージがあるなぁ」
「カッコいい、か。そりゃまた面白い意見だな」
(……たぶん、教室のセカイのミクにイメージが引っ張られてるんだな)
<歌の特訓>
【夏夜&一歌、音楽ショップ】
「そういえば一歌。ギターだけじゃなく、ボーカルの特訓ってしてるのか?」
「あ……。よく考えたらギターの練習ばかりで、歌の方はあまりできてないかも」
「ギター&ボーカルは責任重大だぞ。やることも多いから、人一倍練習しないとな」
「うん。ねえお兄ちゃん。ギターだけじゃなくて、歌も教えてくれないかな?」
「ああ。一歌の頼みとあれば、ボーカルでもギターでもなんでもどんとこいだ」
<嫌いなアトラクション>
【夏夜&一歌&咲希、テーマパーク】
「いっちゃんとなつやさんと一緒に遊園地いくの、すごいひさしぶりかも!」
「確かに、この3人で最後に一緒に来たのはいつ以来だろうな。どこへ行きたい?」
「じゃあ、ジェットコー……」
「咲希、私が絶叫系苦手なの知ってて言ってるでしょ。……そんなこと言うなら、お化け屋敷に1人で行ってもらうから」
「ええっ!? ごめんなさい許して一歌さまー! ほんの冗談のつもりだったんですー!」
「やれやれ、2人揃って……」
<一歌の忘れ物>
【夏夜&穂波、宮益坂女子学園】
「うーんと、どこだ……?」
「あれ、夏夜さん? どうして宮益坂に?」
「ああ穂波、ちょうどよかった。これ、一歌に渡しておいてくれ」
「これ、一歌ちゃんの教科書ですか?」
「そうだ。……一歌の部屋に入ったら、机の上に置きっぱなしだったんでな。今日俺は学校休みだし、届けに来た」
「ふふ、分かりました。しっかり一歌ちゃんに渡しておきますね」
<やはりここでもアップルパイ>
【夏夜&咲希&穂波、ショッピングモール】
「あ、なつやさーん!」
「咲希に、穂波。って、またすごい量のアップルパイだな」
「はい。期間限定のアップルパイがあったので、つい……」
「そうだ! なつやさんも1つどうですか!?」
「……穂波が良いって言ってないぞ」
「いえ。この後みんなにもあげる予定だったので。1つどうぞ」
「そうか? なら、遠慮なくいただくよ」
<音色を知る者>
【夏夜&志歩、音楽ショップ】
「志歩の父さんって、今もギターやってるんだろ?」
「はい。そういえば、また夏夜さんと一緒に弾きたいって言ってましたよ」
「なら、今度時間を見つけて志歩の父さんとセッションするか。志歩、お前も一緒にやるか?」
「え、いいんですか?」
「ああ。どうせなら、一緒にやった方が楽しいだろ?」
「……分かりました。時間ができたら教えてください」
<レオニ兄姉集合>
【夏夜&雫&司、ショッピングモール】
「この3人でショッピングモールに来るのって、いつ以来だったか。だいぶ久しぶりじゃないか?」
「言われてみればそうかもな。オレも、咲希と一緒に行くことは多々あったが」
「私も最近しぃちゃんと一緒に行ったことはあるけど、司くんたちと3人で来たことはあまりなかった気がするわ」
「とりあえず今日1日は、水入らずで楽しむとしようか。……ああそうだ、雫は俺か司のどっちかと常に手を繋いでおくこと」
「アイドルと手を繋ぐ? 問題にならないのかそれは?」
「迷子になって店中駆けまわるよりずっとマシだ。ほら、行くぞ雫」
「ええ」
「あ、おい夏夜! オレを置いていくんじゃない!」
<妹の好きなもの>
【夏夜&雫、テーマパーク】
「ん、期間限定のフェニーくんが売ってるな」
「あら、可愛いわね。1つ買っていこうかしら」
「なら、志歩に渡してやるのはどうだ? あいつフェニーくん好きだし……渡したら喜んでくれるんじゃないか?」
「……! そうね! それなら、おみやげにいっぱい買わなくちゃ!」
「待て待て。買うのは1個でいいだろ。いくら志歩がフェニーくん大好きだからって突然何個も送り付けられてきたらそれこそ一周回って迷惑だぞ」
<夏夜の意外な服事情>
【夏夜&彰人、神山高校】
「前に冬弥から聞いたんだが、彰人ってセレクトショップでアルバイトしてるんだろ?」
「はい。割と楽しいっすよ。それがどうかしたんすか?」
「実は今度新しい服を買いに行こうと思うんだが、あまり服とかに興味が無くてな……。彰人さえよければ、コーディネートしてもらおうかと思ってな」
「意外っすね。結構いいファッションセンスしてると思ってたんですけど」
「……ここだけの話、今俺が持ってる服って大体妹とか、幼馴染の買い物の付き添いのついでで買ったもんなんだ。だから俺のセンスじゃないんだよな」
「あー、なるほど。そういうことなら任せてください。バッチリ似合う服、選んであげますんで」
<謎の侵入者>
【夏夜&えむ、神山高校】
「すみませーん! そこのお兄さーん!」
「うお、なんだ急に?」
「あのあの、つかさく──じゃなくて、いっつも『ハッハッハー!』っておっきい声で笑う人、知りませんか!?」
「大きい声で笑うヤツ? ──ああ、司か。司ならたぶん今、類と一緒に先生に追い掛け回されてるぞ」
「そっかぁ! ──ありがとうございました!」
「……誰だったんだ? ってか司のこと知ってるみたいだったが、絶対あれうちの生徒じゃないよな……?」
<ハイスコアバトラー>
【夏夜&寧々、センター街】
「……あ、星乃さん。何してるの?」
「寧々か。実は今しがた、そこのゲームセンターの筐体のハイスコアに挑戦してたんだ」
「……そこのハイスコアなら、わたしも狙ってたとこ」
「お、なら勝負と行こうか? どっちが先にハイスコアを塗り替えるか」
「負けても泣かないでよね」
「それはこっちの台詞だ。今回も負けんぞ」
<屋上の秘密同盟>
【夏夜&類&瑞希、神山高校】
「おや、瑞希。今日はちゃんと学校に来たんだね」
「あはは……。出席日数ヤバくてさー」
「出席日数が危ないなら、こうやって屋上で駄弁ってる暇ないんじゃないか?」
「この時間は足りてるからいいの」
「フフ、いつの間にか屋上も賑やかになってしまったね」
「確かにな。……最初は俺たち3人とも、何の関係もなかったはずなんだけどな」
「そう考えると、ボクたちの縁ってなんだか不思議だよね~」
<永遠の星空>
【夏夜&ミク、星空のセカイ】
「ずっと夜っていうのも、なんだか不思議な気分にならない?」
「ああ。やっぱりここって、昼になることがないのか?」
「ないよ。ここはずっと夜のまま。星空がずっと見えてるんだ」
「ずっと夜のまま、か。ここにいると、時間感覚がおかしくなりそうだな。……ミクたちは、時間感覚おかしくならないのか?」
「そういえば、気にしたことなかったかも。このセカイの私達にとっては、これが当たり前だしね」
<ミクたちの性格>
【夏夜&ミク&IA、星空のセカイ】
「よく考えたら、ミクたちって俺の想いから生まれてるんだろ?」
「うん、そうだよ」
「だとしたら、ミクたちの性格ってのは俺の性格の一側面ってことなのか?」
「そこは、判断が難しいですね……。セカイはいくつもありますが、他のセカイの私達の性格までは判断が付きませんし。ですが、ミクさんはセカイの持ち主の影響を特に強く受けるらしいです」
「今の私がこういう性格になったのは、夏夜君の想いを映したからなのかもね」
<演奏好き>
【ルカ&夏夜、星空のセカイ】
「あら夏夜。今日は一緒に演奏してくれないの?」
「ルカか。──今日はドラムなんだな。ちょっと意外だ」
「たまには、まったくジャンルの違う楽器を鳴らしてみたくなるものよ」
「なんかその気持ちはわかるな。よし、俺も一緒に1曲弾いていくとするか」
<高い壁として>
【レン&夏夜、星空のセカイ】
「うわ~! また負けた~っ!」
「まだまだだな、レン。俺に勝つには早かったようだな」
「調子よかったし、今日こそ勝てると思ったのに~……」
「実際悪くはなかったからな。でも、その絶好調を常に出せるようにならないと俺には届かないぞ」
「……そっか、分かった! 夏夜、練習に付き合ってもらってもいいかな?」
「もちろんだ。だが、そのぶん俺も強くなってやるからな」
<曲作りも支えます>
【夏夜&IA、星空のセカイ】
「IA。この前お前に歌ってもらったおかげで、曲作りがはかどったよ」
「マスターのお役に立てて、何よりです」
「IAが前に『私達が実際に歌ってみれば、マスターの作曲の参考になるのでは?』って言ってきた時は驚いたけど……まさかここまで効果があるなんてな」
「私に出来ることは、それくらいですので……」
「いつも助かってる。これからも、よろしく頼むぞ」
<嵐の如し>
【夏夜&ONE、星空のセカイ】
「やっほー、夏夜!」
「ONE? 珍しいな、何か用か?」
「ううん、なんにも。そこにいたから話しかけてみただけ!」
「そ、そうか」
「じゃ、私そろそろ行くね。またねー!」
「……行っちゃったよ。相変わらず何考えてるのかよく分からんな」
<GUMIのボーカル力>
【夏夜&GUMI、星空のセカイ】
「GUMIって、歌上手いよな」
「そ、そう……? ありがとう、嬉しい」
「歌う時に、なんか意識してることとかあるのか?」
「えっと、実はこれと言ってなくて……。歌う時には、わたしに音楽が降りてくるっていうか、憑りついてくる感じがするんだ」
「憑依型、ってやつか。……なるほど、そういうのもありか」
評価も感想も、確実に執筆の力になっていることを強く実感しています。
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