ドラゴンボール×Re.ゼロから始める異世界生活 作:オレタチ青い人
大変申し訳ございませんでしたぁ!!!!!!
なぜこんなに期間が空いてしまったかと言うと、要因としては忙しいかったのがほとんどですが、小説を書くモチベーションがあまりなくなってしまったことも原因にあります
僕は学生のため、テストの勉強などがあり忙しく、それに加えて最近は他にやりたいことを見つけたためそっちに期間やモチベーションが割かれてしまっていました
だが最近はテストも落ち着き、他にやりたいことにも期間を割かなくてもよくなったため、また小説を書くためのモチベーションが回復しつつあります!
次回の更新は今回ほど期間は開かないと思いますが、気長にお待ち続けてくれれば幸いです!
...なんで、戻っている...?
信じたくないが、考えられる理由はたった一つだ...
「スバルが...死んだ...?オラの寝てる間に...?」
額から汗が流れ、頬を伝い顎から地面に落ちる
根本的な原因は分からないが、3日前に戻っているのはこの腹の減りで確かなはずだ
一体...自分が寝ている間に何が起こったんだ...?
....気づくと、スバルの元へ向かうため、全速力で走り出していた
まさか、あの夜何者かの襲撃があったのだろうか...!?
様々な憶測が頭をよぎる――
当分危機は訪れないと、勝手に思っていた。
まさかこんなに早く、しかも自分の居ない時に....
長い階段を駆け上がり、広い屋敷の中を走り回る
その足は、不安と困惑が混じりながらも、着実とスバルの元へと進んでいる
スバルに会えば何が起こったかわかるはずだ...!そう信じて進む
目の前の扉から気を感じる...スバルの気だ...!
ドアノブに手をかけ、一気に戸を押す
「スバル!!」
「あずぼぉあっ!!?」
勢いよく扉を開けると、ドンっ!!という音と共にスバルの体が何故か宙を舞っていた
顔面から勢いよく着地し、その場にへたり込む
すると、聞きなれた声が悟空の耳に入る
「...またやかましいやつが増えたかしら」
「ベティー!いや、今はそれどころじゃねぇ..!!」
周りを見れば、自分の入った部屋がベアトリスがいつもいる書庫だと気づく
何度見ても圧巻の本の連なり...悟飯が見ればさぞかし喜んだ事だろう
だが、今気にすることはそれではない
スバルが何でこんな有様になっているのかは、自分のせいだと薄々感じた
鼻血を少し垂らしながら立ち上がろうとするスバルに、
罪悪感からか、手を貸そうと悟空は近づく
「すまねぇスバル!大丈夫か?」
「...ありがとう、全然平気...って言いたいけど、クソ痛えなこれ!?
ガキの頃チャリでイキって顔面から転げたの思い出したぜ...
んまぁそんなことより!....悟空、気付いたか?」
「!...ああ、オラ達...
また戻ってる...!」
その言葉を皮切りに、緊張感のある空気が流れる....
......................
少しの間、沈黙が流れる。
それは、戻っている――という、その現実を受け止める時間であった...
....僅かな沈黙の後、スバルがため息を吐きながら顎に手を当て、考えるそぶりを見せる
「やっぱそれしかないよなぁ...はぁ...
ベアトリスから聞いた感じ、セーブポイントも更新されてるらしいし...
一体全体どうして戻ったんだ?」
「へ?どうして戻っちまって...って、おめぇも知らねぇのか?」
「あぁ...それについては俺も全然知らない...
だけど、戻ってるっていうことは俺が死んだって事だ
それは変えられないようの事実...でいいと思う」
「ま、まじか....てっきりオラはスバルが知ってるもんだと...」
これは盲点だった。
スバルに会えば、何もかもとは言えないが...
少なくとも、死に戻りを引き起こした張本人の顔や特徴は分かるはず...!そう思っていた
まさか、殺された本人も自分を殺した人物を分かっていないとは...
すっかり肩透かしをくらい、心の中では落胆するが
それを表情に出さないため、顔をこわばらせようとする
「まぁまぁそんな落ち込まないでくれよ、俺は自分の無力さを痛いほど分かってるつもりだよ!
....けど今は、目の前の謎の正体を確かめなきゃな」
「!...あぁ、確かにそれもそうだな!
..スバルは何か分かってることはあるんか?」
どうやら気の沈みが顔に出てしまっていたらしい...やっぱりまだ何かを隠そうとするのは苦手だ
スバルの言う通り、落ち込んで立ち止まっていても、先に進めるわけではない。
行動しなければ、前進どころか後退すらできやしない
...その後、スバルはどのように死んでしまったのか...スバルを殺したのは誰かなど...
それらについて、今ある情報で思いつく限りの可能性を挙げる
まず、いつどのようにしてスバルは死んでしまったのか考える
少しの対談の後、導き出した結論は――
「やっぱり、寝込みを襲われたとしか考えられねぇよな...
まぁ痛みを感じず死ぬことが出来たっていうのには感謝するべきか...?」
「....痛みを感じず、か...」
寝ている人間をとはいえ、一瞬で人を殺すことが出来る人物が、今日含め4日後襲来するのか...?
弱体化してしまっている今...絶対勝てるとは限らない
エルザのような強敵がこの世界にはごろごろいるかもしれない。
様々な不安が脳を駆け巡る――
だが、スバルが殺されるというのがわかっている以上、見過ごすわけにはいかない
何か不安要素があるならば、その不安を吹き飛ばすくらい修行し、強くなればいい
話題を変え、次は誰がスバルを殺したのかという話題に移ろうとした瞬間...
「さっきからボソボソと...
一体何を呟いているのかと耳を貸せば、死ぬだの生きるだの、人間の尺度でつまらないくだらないかしら。
挙句に出るのが妄言虚言の類...」
ベアトリスが彼らのあまり鬱陶しさに、読んでいた本を一旦閉じ、それを支柱に頬杖をつき始める
「ここでしなくてもいい話ならさっさと出ていくかしら、鬱陶しくてしょうがないのよ」
しっしっ、と虫でも払うかの如く手を払う仕草を悟空たちに向ける
いつまでも変わらないそのベアトリスの態度にもはや安心感すら覚えてしまう
「あー分かるぜぇその気持ち!親に自室でのプライベートな空間を邪魔された時のあの気持ちたるや!
『母さんノックしてよ!』と言った回数は思い返せばキリがねぇ...」
「ちょっと何言ってるかわからねぇぞ?」
スバルが何やら呟いているが、確かにベアトリスの言う通りだ
あまり長居するのも悪い、乱暴される前に退室してしまおう
ベアトリスに感謝を告げると、そそくさと部屋から出る
そして次は、スバルと共にエミリアの元に歩みを進め始める
「取り敢えず、今回はできるだけ前回と同じように過ごそう!
そうすれば、4日目の夜に俺を殺した奴がわかるはずだ!」
スバルによると、死に戻り前と同じ行動をすれば、自分を殺した人物も同じように行動してくる...
その考えのため、このような目標を掲げたのである
ということは、今回は情報収集が主になるのか...?
...だとすると、またスバルは死のうとしているのだろうか?
得た情報を次に生かそうとするのは良いが、そのたびにスバルが死んだと言う事実を突きつけられるのは、あまり良い気分ではない....
そんな不安ばかりが頭によぎる。
その悟空の不安を見透かしたかのように、スバルが話しかけてくる
「大丈夫だよ、わざわざ自分の命を捨てるつもりなんざねぇ!
目指すは完全勝利!犯人の正体を突き止めて、そいつをぶっ倒して刑務所にぶちこんでやるのが今回の最終目標だ!
...これ以上俺を殺させはしないぞ暗殺者め!」
「....!!...そうだな!犯人をぶっ飛ばしちまえば、全部解決する!」
確かにそれもそうだ。
情報収集といっても、わざわざ次のループに持ち越そうと、死に戻りしなくて良いんだ!
今回で解決して仕舞えばいい話なだけ....そう考えれば俄然、修行のやる気が出てくる
3日後...どんな相手が来ようと絶対に負ける訳にはいかない!
その為に、孫悟空は今日も修行する――
――――
「はぁっ....はぁっ....くっそー!...また負けたぁー!」
前回と同じように朝食を食べ、ロズワールに元いた場所に自分を返して欲しいと言う願いも聞き入れてもらえた後に、悟空はパックとの修行を開始し...
...たった今負けてしまったところだ。
庭に大の字で寝そべる。
やはり何度やってもパックには勝てない、敗北のたびに悔しいという気持ちが湧き上がってくる。
前回のループと同じように...と意気込んだものの、パックとの修行はそうは行かない
あまりの修行の楽しさにその事を忘れ、ついつい力が入りすぎてしまった
前回していなかった動きをしてしまう。
だが、パックがスバルを殺した犯人でもない限り、このくらいの変化は大丈夫だと思うが...
「ふぅ...今回は僕の勝ちかな?
それより君凄いねぇー!僕の攻撃が全然当たらなかったよ〜!
...さっきの『また負けた』ってのもそうだけど、君ってもしかして以前僕と会ったことあるの?」
「へ?あー...そ、それは...」
まずい、前回は死に戻りのことはパックには伝えてはいないはずだ
少しの行動の差異は大丈夫だろうが、死に戻りは自分とスバルにとって大事な事だ。
バレてしまっては前回と大きく流れが違ってしまうかもしれない
なんとか誤魔化しの言葉を考えるが、焦りによってうまくまとまらない
「ちょっと大丈夫!?二人とも傷だらけじゃない!」
そろそろパックからの視線が痛くなってきた頃、エミリアがこちらへ駆け、
前回と同じように心配の言葉を吐きながら悟空の横にしゃがみこみ、治療魔法をかけてくれる
悟空もそれに沿って、感謝の言葉をかける
パックの方を横目で見ると、すっかり目線はエミリアの元へ移っていた
油断は禁物だが...とりあえず、この場は乗り切れたのだろう
緊張が解け、ふう...と息を吐く
と、同時に心の中で決意する
(死に戻りの事はスバル以外にゃ話しちゃダメだな...)
悟空の中にある直感が、そう判断する
...いや、直感というより、
実際に命じられたわけではないが...そう思ってしまう力が死に戻りにはある...
そう思えざるを得ないほど、死に戻りをスバル以外の誰かに伝えようとすることを考えると、心の底から''恐怖''が湧き上がってくるのだ
体がブルっと震え、冷や汗が全身を伝い、息が少し苦しくなる
この恐怖....盗品蔵に向かっている道中の出来事を思い出す
あの悍ましい何者かの手が、自身の心臓を握る潰すような感覚....
....今思い出すだけでも顔を歪めてしまう
スバルや自分のためにも...然るべき時以外は死に戻りの事は言わない方が良さそうだ
そして、悟空の治療が完了した事の合図のように、エミリアは立ち上がる
「だいたい傷は治ったと思うけど...痛いとこ無い?大丈夫?」
「ああ、まだ気とかは回復してねぇけど、体は全然大丈夫だ!」
その回答にエミリアは「そう、なら良かった」と、一息つくと
とある質問を悟空に投げかける
「ちょっと気になることがあるんだけど、ゴクウが度々口にする、その...気?って、どういうものなの?
ゴクウがよかったらで良いんだけど、教えてくれない?」
「へ?お、おう..いいけんど...」
この会話も前回のループではしていなかったはずだ
どんどん流れが変わってきてしまってはいるが...
さっきも考えた通り、パックたちが犯人じゃ無い限りこれくらいの事は大丈夫、だと思いたい
自身もパックたちに聞きたいことがあるし...今、気の説明をするのは丁度良かった
そして、悟空はパックたちへ気の説明をした
・気はいわば生命エネルギーのようなもので、誰にでもあること
・気をコントロールする事で攻撃したり、浮遊、飛行などができること
・他人の気を感じる事で人物の探知、捜索などができる事
...等、これらの他にも気について様々な事を話した
「んなるほどぉ〜、なかなかどうして気って面白いねぇ〜!」
腕組みをしながらうんうん、と頷くパック
その横で難しい顔をしながら、必死に頭の中で情報を整理するエミリア。
「うーん...なんだかマナと似ているような...
さっき気は誰にでもあるって言ってたけれど、ゴクウみたいにちゃんと修行すれば私達も使えるようになるの?」
「おう!ちと時間はかかるかもしんねぇが、修行すればいつかは使えるようになるぞ!
なんなら明日からオラと修業してみっか?」
と、本音と冗談が半々の気持ちで言ってみるが、パックは「いいの!?」と、興味津々の様子で詰め寄ってくる
エミリアはというと、悩んでいる様子だ
「やってみたい気持ちはあるけど...二人の修行の邪魔になっちゃわないか心配だわ...」
どうやら興味がないわけではなく、不安と遠慮が勝ってしまっているようだ
その後も熟考しているエミリアに、パックは語りかける
「僕も、ゴクウもリアは修行の邪魔になるとは全然思ってないよ。
それに、詳しいことはやってみてから考えればいいよ!」
「そうだぞ、どうなるかはやってみなきゃ分からねぇからな!
それに、パックもいればおめえも安心だろ?」
悟空達の説得により、段々とエミリアの考えのまとまってきたようで
熟考によるしかめ面も緩くなっていく
少しすると、エミリアは決意がついたように悟空の方に振り向き、
「それもそうね....!私も気の修行してみるわ!」
そう断言したエミリアの瞳には、''ワクワク''が宿っていた
明日から、悟空、パック、エミリアの3人による修行が開始する――――――
――――――――と、その前に....こちらからも聞きたいことがあったことを、今思い出した
「そういや、オラからも聞きてえことがあんだけど、良いか?」
「良いよ〜!こっちだけ聞いてばっかりじゃ不釣り合いだからね。
言ってみなよ、大体の願いは叶えられると思うから!」
「よし!じゃあ早速.....
おめぇ達が言う''マナ''って....どういうものなんだ?」
「「....え??」」
次回へ続く~.....
次回から、悟空とパックとエミリアの修行編が始まる...のか?
僕としては原作の一番好きなエピソードが白鯨戦なのでそこまで巻きで行きたいところなのですが、僕はそれまでの過程もこだわりたい性分ですので、いったいそこに辿り着くまでどれほどの時間がかかるのやら...できるだけ早く展開を進められるよう頑張ります!!
感想お待ちしてます!!
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