ドラゴンボール×Re.ゼロから始める異世界生活   作:オレタチ青い人

13 / 17
こんばんは!!
本当は今回の話、リゼロのアニメ放送と同時に公開したいなと思っていたのですが、間に合いませんでした!ごめんなさい!
前回は悟空はマナがどういうものかパック達に聞いたところで終わりましたが、今回はどうなるか....
ぜひ見てってください!


予想外の事態

 

「マナっていうのは〜....」

 

 

悟空はゴクリと唾を飲み、その言葉の続きを待つ

先程エミリアがマナと気が似ているかも、ということを呟いていたのを聞いていた。

自分の知っている“気”とどう違うのか、心の底からワクワクが押し寄せてくる

 

 

「んまぁぶっちゃけ、君の言う気と大体同じだよ〜!!」

 

「....へ?」

 

 

 予想外の答えが帰ってきた。

あまりにもざっくりすぎる答えに、呆気に取られてしまう

 ....だが、似ているとは言っても、少なからず違うところはあるだろう

具体的にどういう所が気と何が違うのか、パックに聞いてみる

 

 

「強いていうなら...気と違って自分の中からマナが湧いてくるわけじゃないっていうのと、人によって性質が異なるってところかな〜」

 

「へぇ〜!性質とかあんのか、面白ぇなぁ〜!

 ...けどよ、マナが湧いてくるわけじゃねえってことは、一体どうすりゃマナを蓄えりゃいいんだ?なんか食ったりするんか?」

 

「何かを食べるってわけじゃないけど、まぁとにかくマナは〜 ――――――

 

 

 

 ――――――――――

 

 

 ...その後、パックからマナやそれに関連する他のことについても教えられた。

マナというのは大気中にある魔力のことで、前提として''ゲート''というマナを通す門が誰にでもあり、そのゲートを通じてマナを取り込み、ゲートを通じてマナを放出することで、''魔法''を使えること。

 それに加え、マナには性質...つまり''属性''があり、火、水、風、土の四つの属性が存在し、それらは人によって適性が違う....ということを教えられた。

 薄々勘づいてはいたが、これまで自分がエミリア、パック、フェルトやベアトリスなどから感じていた''気''は、''マナ''という気とは別のモノだったのだ

 

 

「へぇ〜!てことは、オラが飯食ってる時にも、オラの周りにはマナがずっと飛んでるっちゅうわけか!そりゃ面白ぇな!

 ん....?でも待てよ...?」

 

 

 悟空が急に顎に手を当て、何かを考える素振りを見せたかと思うと

エミリアとパックの方を見て深く唸りながら

 

 

「さっきマナの属性は火、水、風、土の四つって言ってたよな?でもおめぇらが使ってるのは氷じゃねぇのか?」

 

 

 エミリアは当品蔵で、パックは修行の時に、氷の魔法を使っているのを悟空は見ていた

属性が本当に四つならば、氷があるのはおかしい....

この疑問を提示すると、パックが回答する

 

 

「そのことなんだけど、僕らが使っているのは火のマナなんだ〜!

 火は主に熱量に関わるマナだから、熱い冷たいも大局的には火に分類されるんだよね〜」

 

 

 パックが悟空の周りをくるくると周りながら、そう回答する

なんだか頭が追いつかなくなってきたが、まだ理解のできる範囲だ。

悟空は頭の中で、ある一つのことを結論付ける

 

 

「じゃあエミリアは火の魔法使いで、パックは火の精霊っちゅうわけか?」

 

 

 そう悟空が結論付けたものに、エミリアが補足をする

 

 

「えっとね、厳密にいうと...私は魔法使いじゃないの。

 私の場合は精霊使いって言うんだけど、準精霊や精霊の力を借りることで、ゲートを仲介せずに大気中のマナを直接用いて、術を使えることができるの」

 

「ん〜?えーっと...つまり、エミリアはそのせいれい?ってやつと一緒に戦うってことか?なんだか分かんなくなってきたぞ...」

 

 

 エミリアが小首を傾げながらそう悟空に説明する

が、悟空自身は理解が追いてこなくなってきて、思わず腕組みをして難しい表情をする

頭を使うのが苦手なのもあるが、自分がさっきまで知らなかった単語がここまで羅列させられると、こんなにも理解が難しいのか....

 

そんな悟空を見かねてか、パックがエミリアの頭の上に座りながら、

 

 

「まあマナの事を覚えて一日目で、今言ったことを全部覚えろっていう方が酷だよねぇ〜。

 そういうのもあるんだ〜!くらいの認識でいいよ〜!」

 

 

 確かに、一日で全てを理解しようとする方が無茶だった

難しいことは、今後考えればいい。

 

 そうこうしているうちに、どうやらお昼時になっていたようだ

桃髪のメイド、レム......いや、ラムが昼食の準備が出来たことを知らせにくる

未だ、ぱっと見だとたまにレムとラムを間違えてしまう時がある。

本人たちの前で言い間違わないよう気をつけなければ...

 

 屋敷へ戻る途中、エミリアが悟空へと声をかける

 

 

「ゴクウ、今日はありがとう。まだまだわからないことも多いけど....私、頑張るわ!

 だから、明日からよろしくね」

 

「ああ!任せろ!...って言いてぇけど、オラもあんまし人に教えるの得意じゃねえんだよなぁ〜。

 だからよ、オラも目一杯頑張っぞ!」

 

 

 

そして、次の日から悟空、エミリア、パックの三つ巴の修行が始まるのであった――――――

 

 

 

 

――――次の日

 

 

・修行開始、一日目...

 

 

 一日目ということで、先ずは基本的な事からだ。

朝食後、パックに自身のマナの属性を測ってもらう

 

 

「....悟空の属性は、''陽''だね!!」

 

「へぇ!珍しい、陽属性なんて」

 

 

 エミリアが言ったその言葉につられ、反射で「おお!!」と、反応してしまうが、直後、悟空の脳に駆け巡るのは疑問だった

なぜなら、悟空が知っている属性は確か四つのはずだ

 

 ''陽''の属性なんてあったか...?と思い、その疑問を質問してみる

 

 

「確かに、ゴクウには言ってなかったね。

 4つの基本属性のほかに、''陰''と''陽''って属性もあるんだよ!」

 

「へぇ〜!陽属性の魔法にはどんなのがあるんだ?」

 

 

 その悟空の質問に、エミリアが答える

 

 

「確か...陽属性だと、身体強化系の魔法の印象が強いんだけど...」

 

 

 身体強化...ということは、界王拳と同じようなバフ効果のある魔法が、陽属性には多いのだろうか

陽魔法について思い浮かべていた時のエミリアが、少し苦い顔をしていたのが気になるが...

 

 陽魔法を使えることができれば、3日後襲来する暗殺者?に勝てる可能性が上がるかもしれない

そう思うと、俄然やる気が湧いてくる

 

 

「なんだかワクワクしてきたぞ!なぁ、オラにも早く魔法を使えるようにしてくれよ!」

 

「ん〜、気持ちはわかるけど、ゴクウにはまだ魔法はちょっと早いかな〜。

...ということで...まずは、君自身の中のマナを感じることから始めようか〜!」

 

 

 少しはやとちりをしてしまった。

確かに、マナがどう言うものか頭で理解していても、体や感覚で理解していなければ魔法は使えないだろう

早速やってくれ!と頼むと、パックが頷き、なにやら悟空の額に手を添え始める

 

 

「理由はわからないけど、ゴクウの中には全くと言っていいほどマナが無いんだよねぇ〜。

 今から僕が君の中にマナを注ぐから、そのマナを感じ取ってね〜!」

 

 

 なぜか、悟空の体にはマナがほとんどない。

極端に少なすぎると気と同じように、体内のマナを感じることは難しいらしい

そのため、悟空の中にマナを注ぎ、無理やりマナの量を増加させ、感じ取れやすくしようというパックの腹案だ

 

 パックがマナを注ぎ始めた次の瞬間、触れている悟空の額から光が現れ始めた

そして悟空は、体の中に入ってきているであろうマナを感じるため、目を閉じて集中する

そのまま、パックの指示を待つ...

 

 

 ...............................…………

 

 

 ..........................……………………?…………

 

 

 ……………………………………???…………

 

 

 だが、いつまで経っても指示がない

加えて、マナが体の中に入ってくるような感覚もない...

 

 その静寂に耐えきれず目を開けると、「ん〜?」と悟空の額に触れながら唸る、パックの困り顔が目の前にあった

何かあったのか、と問い詰める。

 

 

「う〜ん....もしかしてだけど、これって....」

 

 

パックが難しい顔をしながら額から手を離し、悟空の頭に乗っかると

 

 

「これは僕の憶測だけど...ゴクウの体の中で、()()()()()()()()()()()()()()かもね〜...」

 

「「マナが気に?」」

 

 

 そのパックの返答に、エミリアと悟空が疑問を浮かべる

だが確かに、パックからマナを注がれた時、少し気の量が多くなった感覚があった

 

 そのことをパックに話すと、考えがまとまったのか、考察を語り始める

 

 

「多分だけど、ゴクウには''気''っていう存在の方が馴染んでるから、体が勝手にマナを気に変換してるんだと思うなぁ〜。

 ...なにせ、僕もこんなことは初めてだから、正直言って確証は持てないね〜」

 

 

 つまり、人が食事をしその栄養を活力に変換するように

悟空の体の中では今...取り込んだ''マナ''という栄養を、体に馴染みのある''気''という活力に変換しているのである

 

 だが、それは悟空自身の意思ではなく、あくまで悟空の体が勝手に行っていることである

逆に言えば、自分の意思でその()()()()()を制御することができれば、魔法を使えるかもしれない。

しかしそれをするにも、マナという存在を感じる事柄は必要不可欠だ。

 

 上記のことをパックが説明した上で、マナを感じるために一つ案が出される

その案とは...

 

 

「ズバリ!大気中のマナを感じることだね〜!」

 

「大気中のマナ?」

 

 

 昨日教わった、()()()()()()を利用しよう。というものであった

 

 他人の中にあるマナを感じてもあまり効果はないが、大気中にある()()()()()()()()()()を利用することで、悟空の中の少ないマナでも感じることが容易になるのではないか。というパックの考えのもと出された案だ。

 

 正直言って、難しそうだと思った。

気は体の中にあるため、意識するべき範囲や形は限られていて、慣れているのも相まって感じるのは容易い

だが、今回は体の外にあるものなのだ。

マナというまだ未知の物質に加えて、大気中となると形がなく、意識するべき範囲が広すぎる...

 

 .....それでも、やってみなければどうなるかなんて誰にも分からない

 

 

「....ねぇパック、でもその大気中のマナを感じるってのはどうするの?私もやった事がないから分からないわ...」

 

「結構簡単だと思うよ〜?僕が指示を出すから、ゴクウはそのまま目を閉じていてね〜」

 

 

 パックが悟空の額に触れ、目を閉じる

 

  

 全力で集中する....心を無にし、音や感触などの外界からの情報を一切遮断する

まずは、体の中に意識を向ける

 

 やはり、自分の気以外を何も感じない...

マナらしきものはどこにも見当たらない。

 

 その次に、意識を体の外へと向ける

......何も感じない。

 

さらに集中力を高める.....

.................ダメだ、やはり何も.......

 

 

『大丈夫、そのまま集中して』

そのパックの声が、頭に響く...

 

 

......………………??…………………

 

 

『何か感じる?』

 

 

………?………………………!?…………

 

 

『大気の中に、何か...粒のようなものを感じない?』

 

 

…………何か、感じる...!!!…………

 

 

『おっ!すごいや〜!もう感じ取っちゃった〜?』

 

 

…………どこか……暖かいような…………白く輝く何かが、確かにそこにある……

 

 

『そう!まさにそれが....』

 

 

もしかして、これがマナなのか?……

 

 

『よく出来ました〜!じゃあ一旦目を開け....』

 

 

 

…………もう一度、意識を自分の中に戻す……

 

 

……………………すると、さっきまでなかった''何か''を、体の中で感じる……

 

 

『え?ご、ゴクウ...?』

 

 

…………それを感じる元へ、意識を進める…………

 

 

『ちょっ、少し段階進むのが早すぎないかな〜!?』

 

 

…………極めて微弱だが、確かに感じる...体の中を明るく照らすように輝いている...もしやこれが....

 

 

『ほ、本当にすごいね君は...そう、それこそが君の...君の中の...!!』

 

 

 

 ………………陽のマナか?…………

 

 

 

 次の瞬間、パチパチパチ!と乾いた音が目の前で鳴る

目を開けると、驚いたように目を見開きながら、拍手をするパックがいた

 

 

「いや〜凄いねぇ〜!!大気中のマナだけじゃなく、一気に自分の中のマナまで感じちゃうだなんて〜!!」

 

「やっぱり、さっき感じたのがオラの中のマナだったんか?

 ……てことはよ、オラもう魔法使えるってことか!?」

 

「う〜ん、使えるっちゃ使えるんだけど....いかんせんゴクウはマナの量が低いからね〜。

 使えてもほんのちょびっとの間しか使えないと思うよ〜」

 

 

 先ほども言った通り、悟空の体はマナを気に変換してしまうため、ほとんどマナがない

おまけに、マナを使う修行や鍛錬をまだほとんどしていないときた。

こんな状態では、魔法による恩恵はあまりないだろう

 

 

「だけど、今のゴクウは自分の中のマナを感じることができてるから、気がマナに変換されちゃうのを抑えられるんじゃないかな?」

 

「う〜ん、どうだろうな...修行次第だと思うから、今やってみっか?」

 

 

 そうして、マナから気の変換を抑えるための修行に移ろうとした時

パックが待ったをかける

 

 

「取り敢えず、今日はマナの修行はここまで!

 ....そろそろ次は、''気''の修行に移る時間だと思うよ?」

 

「!...たしかに、ちょっと時間取りすぎちまったな...すまねぇ!

 んじゃあ、次はオラがおめぇ達に教える番だな!」

 

 

 

 少しマナについての修行に熱が入りすぎて、長引いてしまった

それも仕方ない事だ。悟空にとってマナという未知の存在は好奇の的である

加えて、限界を極め続ける悟空にとって、魔法は大きな手段の一つなのである...

 

...さて、早速、気の修行へと移るとしよう。

エミリアやパックが気を覚えることでどのくらい強くなるか、楽しみだ...!

 

 

「よし!じゃあ初めっか!」――――――

 

 

 

――――――――――――――――――その日の夜――――

 

 

 

―――――――――― 暗殺者?襲来まであと、2日――――

 

 

 

「っはぁー!!今日の仕事も疲れたぜぇー!」

 

 

 ロズワール邸の働き者ナツキ・スバルは、今日も仕事を終え、ぐっと背中を反らしながら大きく伸びをした。

 関節がぽきぽきと鳴り、疲労がじわりと全身に広がる。

 

 

「仕事も結構覚えてきたし、結構こなせるようになってきた...もしかして今の俺って超いい感じじゃね?」

 

 

 誰に言うでもなく自画自賛をぼやきながら、寝床に就くため廊下を歩く。

夕暮れの橙色の光が窓から差し込み、長い影を床に落としていた。

ふと足を止め、スバルは天井を見上げる。

 

 

「最初は皿割るわ、洗濯ミスるわ、ジャガイモの皮切ろうとしてナイフで手ェ切るわ、ラムに毒舌でボコボコにされるわで散々だったけど、やっぱ俺ってやれば出来る子かもなぁ〜!」

 

 

 腕を組みうんうんと頷きながら歩き続け、誇らしげに鼻を鳴らす

が、次の瞬間には肩をすくめていた

 

 

「まぁ...そんな事言っても、今の俺があんのはレムとラムのおかげだ...特にレムには頭上がんねぇよ...」

 

 

 少し照れくさそうに呟き、頬をかく

実際、今日の朝もレムに花瓶を割りかけたところを、ギリギリで助けてもらった。

気を抜けば、一瞬でミスをする...

 

最初は右も左も分からなかったこの世界。

 何度も死んで、何度もやり直して、何度も助けられて、それでようやく掴んだ“日常”。

 

 ――それを守りたい、という気持ちが、今のスバルを支えている。

 

 

そうして寝床についたスバルは、2日後のことを考えていた

 

 今の日常を守るためには、やはり戦わなければならない

2日後に控えている暗殺者との対峙...

絶対に、負けるわけにはいかない...

誰も、失うわけにはいかない...!!

 

 そのために、今回は悟空の手はあまり借りたくはない...

本当は頼りたい...だが、自分一人じゃ何もできない奴と思われたくもない...

それに、もう誰かが、自分のために傷つくのはごめんだ。

 

 だからと言って、自分一人で暗殺者に勝てるなどとは到底思えない

 

 

「どうすっかなぁ〜....」

 

 

無駄なプライドを捨て、安全な道を進むか....

自分一人で険しい道を進むか...

 

 

 いや、深く考えすぎるのも良くない。

明日も仕事があるんだ、夜更かしして、朝寝過ごしたりでもしたら大変だ。

早く寝なければ...

 

そう思い目を閉じるが....

 

 

「いやでもやっぱここは悟空を頼るべきかなぁ....でも一人じゃ出来ないヤツって思われるのもなぁ....だけど――――――――

 

 

 

 

 ――――――――そして2日後――――――

 

 

 ――――――運命の日――――――

 

 

 

 

「結局、あの日から一睡もできなかったぜ....」

 

 

 スバルの目の下には隈ができ、体がだるく、頭がぼんやりとして考えがまとまらない

寝よう寝ようと思っても、不安が胸を駆け巡り、強制的に目が覚めてしまう

 

少しふらつきながら洗面台の前につき、顔に水をかけ、自分の姿を鏡を見る

 

 

「ひでぇ面だな...」

 

 

 ふと、窓の外を見る

 

 悟空が何やら激しい動きをしていた。

あれが悟空の言う修行なのだろう...朝からよくやるものだ。

 

 しかし、今までは横目で見ていただけだったが、しっかり見ると気づくことがある

あの動き...盗品蔵でエルザと戦った時の動きに似てるな....気のせいか?

 

いや、それより今は仕事をしなければ...

 

 

そんなこんなで厨房に入り、レムとラムにおはようの挨拶をする

 

 

「グッドモーニーング、双子の姉妹達ー!今日も元気で笑顔が絶えない職場にしていこーぜー!!」

 

「来ましたねスバルくん、ではまずは屋敷中の掃除からしましょうか」

 

「了解っす先輩!どこまでもついていきますぜぇー!火の中水の中嵐の中、なんなら地獄の中までも〜!」

 

 

 徹夜テンションのスバルを無視しててくてくと歩いていくレム

その後ろを|おぼつか(覚束)ない足取りでついていくスバル

 

 

 そして、目的地へとついたレムは、端的にやるべきことをスバルに提示する

 

 

「スバルくんは花瓶に水やりを、レムはタンスの上や床、窓枠などの埃とりをするので、分かれて作業しましょう」

 

「なんか作業量が違いすぎやしませんかねぇ?もうちょっと俺を信用してくれてもいいんだぜ、先輩?」

 

「2日前まで花瓶を落として割りかけた人が何を言ってるんですか?

 ...ほら、早く終わらせて次の場所に行きましょう」

 

 

 そう催促されたが、男には譲れないプライドってものがある

タンスの前に脚立を立てかけ、ハンディモップでもホコリ掃除をしようとするレムの前にスバルは立つ

レムはそのスバルの謎の行動に疑問を呈すと

 

 

「こういう危ない仕事は男がするもんだろ?女の子は危険に晒せねぇ。

 俺はこういう埃とりとかやっとくから、先輩は代わりに、花瓶に水やりをやっといてくれ」

 

「危ない仕事って...はあ...わかりました。では私は花瓶に水やりと床や窓枠の埃とりをしておきます」

 

「あんまさっきと作業量変わってねぇなぁ!?」

 

 

 

 ―――――― ――――――――――

 

 

 

「ふぅ、まずはタンスの上終わりっと!」

 

 

 なんやかんやでタンスの上の埃とりを終わらせ、ふぅと一息ついていた

脚立の上から、レムの様子を見るため振り向くと、すでに花瓶に水やりを終わらせ床掃除へと入っている様子だ

 

 

「俺も負けてらんねぇな...!」

 

 

 そう自分に気合を入れ、脚立から降りようとした時――――――

 

 

「あやべっ!?」

 

 

 足場を踏み外し、視界が、半回転した

そしてそのまま....

 

 

ドゴァッ!!

 

 

思い切り地面に頭を打ち、ビリッ!と全身に痛みが走る

 

 

「っ....ってえ〜....」

 

 

 

 あまりの痛さに後頭部を押さえながら起き上がり、後頭部にはビリビリと痛みが持続する

レムが心配により駆け寄ってくるが、スバルは大丈夫なふりをし、立ちあがろうとする

 

 

「大丈夫ですか...?スバルくん?」

 

「だ...大丈夫大丈夫!こんなの全然なんともなっ....」

 

 

立ち上がり、そう胸を張った瞬間.....

 

.....眩暈がし、体がぐらっと揺れ...

 

「あっこれ...やばい....やつ....」

 

 

 

 ――――スバルの意識が、闇に落ちる――――

 

 

 

――――予想外の事態、完――――――

 

 

 

――――――次回...悟空、異世界で初めてのおつかい――――

 

 

 

 




スバルは死んでいません、気絶しているだけなのでご安心を。
次回予告にもある通り、次回は悟空が異世界でおつかいをします!
悟空のマナから気への変換は、簡単にいうと悟空の体が「こっちの方が合ってるからこれに変えとくね」っていう感じです
そんなこと言いつつも、例えなどで違和感を感じたところがあれば気軽に感想などでお伝えください!
スバルがなかなかに醜態を晒してますが、かっこいいところは見せれるのか....次回も見てってください!

見ているもの

  • リゼロだけ
  • ドラゴンボールだけ
  • どっちも見てる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。