ドラゴンボール×Re.ゼロから始める異世界生活 作:オレタチ青い人
第一章 7 地球育ちのサイヤ人
ズバッ!!
「かはっ....」
「これで終わりよ」
「ロム爺!!」
「っ...そんな...!」
ロム爺のうなじがククリナイフによって深く斬られ、大量の血が溢れ出す
巨体が、地面に横たわる
「うおおおおお!!」
「あら、アナタもくるのね」
ロム爺と入れ替わるように勇敢にスバルが飛び出す
転がっていた椅子を拾い、女へと振り下ろす
それすらも避けられ、カウンターの蹴りを繰り出される
蹴りがスバルの脇腹にヒットし、左方へと勢いよく体が飛ぶ
あまりの痛さに少しの間うずくまり、スバルは吐血しながらも、立ち上がる...
「恐縮して動けなくなるかと思っていたのに、本当に意外だわ」
「....っ...ああ、お前の言う通りめちゃくちゃ恐縮しておりますぅめちゃくちゃビビってますぅ本当は今すぐにでも逃げ出したいくらい怖いですぅ!!....
......だけど、友達がボロボロになってまで...命かけて戦ってんだ。
そんな姿見て、誰がビビって動けなくなってられっかよ!」
「スバル.....」
その言葉が、悟空の心に響く...同時に、情けなさが襲ってくる
せっかくパックに託されたのに...勝てると、言ってもらったのに...
今ではこの有様だ、本当に情けねぇ...
情けなさを背負うと同時に、悟空の心に火が灯る
情けないと思うなら、今すぐにでも立って、あの女をぶっ飛ばしてやれ!
パックやみんなの思いを無駄にするな!最後まで戦え!
「!!...あら、これも意外」
「....悟空...!!」
悟空は立ち上がった
呼吸をするたび体が悲鳴をあげ、激痛が全身を走る
手足の震えが止まらず、とても戦えるような状態ではない
「ふふ...凄いわ...でも、立っているのがやっとという感じね」
「なんで...後は任せててと言ったのに...!」
サテラが声をかけると、その言葉に悟空は微笑む
「パックに任せたって言われたんだ...ここでただ見てるわけにゃいかねぇ!」
「でも...そんな体じゃ....」
「その子の言う通りよ。アナタの体はもう
大人しくこの2人が殺される様を見ておけば良かったのに」
またもや、限界という言葉が耳に残る
【――ヤ人に、限界――ない!】
再び誰かの声が、アタマの中に響く....
だが、だんだんと鮮明になるその声に、悟空はどこか懐かしさを感じていた
(この声は.......はは、おめぇだったか)
【サイヤ人に、限界などない!】
声の正体に確信を持ったとき、その声が鮮明に聞こえるようになった
同時に、悟空の脳内に膨大な量の情報が入ってくる
なぜ、忘れていたんだろう。こんな大事なことを...
「限界なんてねぇさ....だろ? ''ベジータ'' 」
その瞬間、悟空の体を金色のオーラが包み始める
ガラスや木材の破片などが宙に浮き始め、地面が震え始める
「こ、今度はなんだ!?」
「.......まだ、何かあるの?」
初めて、女の頬からひや汗が垂れる
悟空の髪が逆立つ度、部屋が金色のオーラに包まれる
プツン――――
何かが、切れる音がした
その瞬間、悟空の髪が完全に逆立ち、金色に染まる
「...おめぇのおかげで色んなことを思い出せたぜ....」
目が女を捉えながら悟空は言い放つ
部屋中の空気が一変し、女の心拍数は上がり続ける
今までの悟空とは違う。誰もがそう感じ取れるほどに、威圧感や迫力が凄まじい
悟空は....超サイヤ人へと成った
「....悟空....その姿.....」
スバルが指を刺して悟空を見つめる
悟空のあまりの変わりように、驚愕すると同時に、別の感情も抱いていた
それは.....
「....めちゃくちゃカッケェな!!」
「へ?」
スバルの意外な言葉に、悟空は思わず呆れた声を出す
「なんでそんなすげぇの今まで隠してたんだよ!?いやまて、これも策のうちなのか...?
...んまぁ話は無事に全部終わってから聞くとして...とりあえずやっちまえ!悟空!」
スバルの掛け声と共に、双方が構える
すると、女が口を開く
「貴方、名前は?」
「....オラは 孫 悟空....地球育ちのサイヤ人だ!!」
「私は エルザ・グランヒルテ...腸狩りよ...
さぁ!最後まで楽しみましょう、孫悟空!」
エルザが狂気の笑顔を向け、こちらへ駆け出してくる
今までよりもより一層速度を上げ、一瞬で悟空の前に現れる
ナイフを振り下ろそうと、腕を上げる
バゴォッ!!!
一瞬だった...
瞬きをする間にエルザは吹き飛ばされ、壁に思い切りぶつかり、埃が立つ
悟空以外の全員が、何が起きたかも分からず思考が停止する
間断なく埃の中からエルザが立ち上がり、噴き出る鼻血を手で抑えている
「顔に3発、腹部に2発、右腕、左脚にそれぞれ3発ずつ....合計11発の打撃をあの一瞬で....
本当にすごいわ...一体どうすればそんな人間離れしたことができるのか、知りたいわ」
「え!?パンチ1発打ったようにしか見えなかったんだが!?す、すっげ〜!!」
これなら本当に勝てるんじゃないか?この長い戦いがようやく...終わるんじゃないか?
そんな期待が、スバルの心の中で膨れ上がる
すると、悟空が何やら帯の中から袋を取り出し、サテラへと投げる
「これは...何?」
「仙豆って言ってな、それを一粒ロム爺に食わせてやれ。
すぐには起きねぇかもしんねぇけど、たちまち傷が治る」
悟空の説明を聞いたサテラは、袋の包みを開け、中から一粒仙豆を取り出す
本当にこんな小さな豆で、目の前の命を助けることができるのか?
だが、悟空の瞳には嘘の欠片すら見えない
信じ難いが、微かな希望を胸に、サテラはロム爺の口の中に無理やり仙豆を詰め込む
意識が無いため、咀嚼もなく豆そのままの形で喉を通る
「!!....すごい...!!」
「うおおー!傷がどんどん塞がってく!」
一瞬でロム爺の全身についていた傷が消え、意識はないが先ほどまで薄かった脈が回復している
その容態に、スバルとサテラは仙豆の効果に驚きつつも、一安心する
「心残りはもうない?なら早く戦いましょう。
あなたの腸がどんな色をしているのか...本当に楽しみだわ」
「ああそうだな...
おそらく、今のオラにゃあこの形態はあまり長く持たねえ...」
悟空の言葉を聞いて、エルザは驚愕と、少しの寂しさを含んだ表情をした
「それはとても残念なことだわ。なら、その前に終わらせましょう。全力で行くわ」
「ああ!オラもハナから本気で行くぞ!」
両者とも、凄まじい威圧感を放ち、同時に動き出す
バゴっ!!!
先に攻撃を仕掛けたのはエルザ....のはずだが、一瞬で間合いに入った悟空の打撃を喰らい、再び壁へと殴り飛ばされる
すんでのところで壁に手をつき勢いを殺す。地面に着地し悟空へと走り出す
その行動を見た悟空は、両手を顔面を覆うように構える
「太陽拳!!!」
「!!!?」
瞬間、悟空を中心に光が放たれ、エルザの視界を奪う
突然のことに驚き、エルザは足を止めてしまう
「気円斬!!」
悟空は手のひらの上に円盤状の気を作り、それをエルザめがけて投げる
首筋を捉え、一直線に向かっていく
目眩しを受けながらも、危険を感じたエルザは、ギリギリのとこでそれを回避する
気円斬が頬と耳をかすめ、少量の血が床に飛び散る
「隙あり!!」
ドゴッ!!
「かはっ....」
その間に懐に飛び込んだ悟空は、腹部へと拳を振り上げる
あまりの強力な打撃に、エルザは腹を押さえながら後退りする
視界が復活し、痛みに悶えながらも、悟空の首へとナイフを振る
だが、その前に悟空はエルザの腕を掴み、攻撃を封じる
もう片方の手で気弾を作り、エルザの体へと押し付ける
「はっ!!」
一気に気を解放し、エルザの体は気弾と共に吹き飛ばされ、壁を貫き、盗品蔵の外へ出る
ドォン!!と気弾が爆発し、辺りに風が吹き荒れ土埃が立つ
追うように、悟空も外に出る
外はもうすっかり暗くなっている...
少しすると、白煙の中から不気味な笑みをしたエルザの姿が現れる
「急に技の引き出しが多くなったわね....これもその変身?のおかげなの?」
「げっ、まだピンピンしてんのかよ...さっきも言った通り色んな事思い出したんだ。
たぶんおめぇの言ってる事で合ってると思うぞ」
「ふふ、それは面白いわね」
その会話の後に一呼吸おき、再びエルザが悟空へと飛びかかる
悟空へとナイフを振るが、避けられる
何度も攻撃するが、掠めもしない
「ほらどうした!オラの腹を裂くんじゃねぇのか!?」
悟空はエルザの猛攻をほくそ笑みながら避け続け、隙ができると打撃を繰り出す
「っぐ....?!!!」
「はっ!!!」
痛みにより動きが止まったエルザに手をかざし、気功波を放つ
気功波が盗品庫の壁を貫き、エルザを空へと押し出す
ボロボロの盗品蔵がさらに酷い有様になる
「悟空!エルザはどうなった!」
「スバル...あいつはまだくたばっちゃいねぇと思うが、流石にこれには堪えるはずだ!」
スバルとサテラが戦いの様子を見ようと盗品蔵から飛び出す
超サイヤ人状態の悟空の攻撃を何度も食らったのだ、流石のエルザもかなりダメージを負って.....
「残念、私はまだまだ戦えるわ」
「....!...おめぇ本当にタフだなぁ!」
背後に嫌な気が現れ、悟空はとっさに離れる
予想は外れ、エルザは元気ピンピンといった様子だ
(まずいな...あと少しで超サイヤ人の状態を維持できなくなっちまう....)
悟空は刻々と減り続ける自身の体力と気に焦りをもつ
同時に、決意する
(次の一撃で、あいつをぶっ倒す!!)
瞬間、悟空は両手首を合わせ、それを腰付近に持ってくる
そして、一言発する
「か〜......」
エルザはその行動に疑問を持ちながらも、肌で感じる
これを阻止しなければ、自分は死ぬ と....
エルザは悟空へと駆け出す
一瞬で近づくと、ナイフを振り下ろそうと構える
それをみた悟空は、微笑む
その瞬間、悟空が10体ほど増え、エルザの周りを円を作るように覆う
戸惑いながらも、エルザは一瞬で理解する...どれかが
エルザは凄まじい速度で悟空の残像を切り裂き、消していく
「め〜.....」
悟空を覆うオーラがさらに大きくなり、両手の間には気が集中される
辺りが金色と薄青色で染まる
ザンッ!!!
エルザが、残り2体のうちの一体の悟空を斬る
悟空の姿が、あと1つになる
「あなたが今しようとしてる事はわからないけれど、時間稼ぎもこれで終わりよ。」
無情にもナイフは振り下ろされ、悟空を切り裂いて.....
「!!!!?」
残像....!?
驚愕のあまりエルザは動きを止めてしまう
「は〜.......」
頭上から、声が響く
薄青色の光が、地面を照らす
声のする方向に顔を上げると、そこには悟空がいた
その姿を確認し、すぐさま飛び上がると、ナイフを懐から取り出す
それを悟空へと向かって投げる、が.....
「っ!!!!!?」
悟空をすり抜け、空へ向かって落ちていく
これも残像....!!?
エルザは苛立ちと驚きの感情を抱く
共に、困惑の感情も抱く
これも残像なら本体はどこへ....
「め〜......」
エルザの真下から、声が響く
悟空を覆うオーラは盗品蔵辺り一面を飲み込み、膨張し続ける
エルザは振り返り、一瞬、悟空と目が合う
「波アアアァァァ!!!!」
「ぐっ.....!!!」
両手をエルザへ向かって突き出し、気を一斉に放出する
エルザは防御の体制を取るが、巨大なかめはめ波が防御を無意味にエルザを飲み込む
空へと向かって一直線に光の柱を作る
「はああああぁぁあ!!!」
放出する気をより一段と強くし、かめはめ波はさらに強力になる
風が吹き荒れ、そのあまりの威力に地面が振動する
「うおおお!?もう魔法ってレベルじゃねぇだろこれ!?」
「こんな魔法見た事ないわ...!しかもこんなに強力な....」
スバルとサテラは強風に吹き飛ばされそうになりながらも、物に捕まったり、魔法で作った氷の壁に寄りかかったりでなんとか耐えていた
振動により、盗品蔵は天井、壁の木片が崩れ落ち、酷い状態になっていた
ゴゴゴゴゴゴゴコゴ......
地面の振動が静まるのと並行して、かめはめ波も勢いを落とし、やがて消えていった
「ははっ!裏の裏のそのまた裏だ!」
完全に振動が止まると、悟空は超サイヤ人の状態を解き、エルザの気を探すため目を閉じ、集中する
あれだけ悟空の攻撃を受けてもほぼ無傷だった女だ。まだ油断はできない
.........................…………………!!
「ない......あいつの気がねぇ......!!」
エルザの気は跡形もなく消えていた....
その事実に気付くと、悟空に膨大な疲れと、安堵感が襲ってくる
強風と地震が止んだ事で、事の有様を確認するためにスバルたちが顔を出す
「悟空!.......終わった....のか?」
「スバル.....ああ!
....終わったぜ、全部!!」
その言葉を聞いたスバルは、感動と達成感で目に涙を浮かべる
そして、よっしゃあぁぁぁ!!という雄叫びを響かせる
ついに終わったんだ.....サテラもロム爺も、フェルトも無事だ。
スバルにとっては何度も願ったラストだ、そりゃ嬉しいに決まってる
「本当にありがとうな悟空!お前がいなけりゃ今頃俺は2回は死んでた!」
「2回は死んでたって....まるで何回も死ねるみたいな言い方ね?」
「え?あー、これは言葉のあやってやつだよ!ほら、あるだろ?これだけで白米何杯はいけるー!みたいな....」
「オラはうめぇもんがありゃいくらでも白米食えっけどな!」
鋭い疑問にスバルは内心ギョッとしながらも、軽く受け流す
サテラはその回答に若干の疑問を持ちながらも、悟空へと近寄る
「とにかく、私からもありがとう、あなたのおかげで大きな怪我なく無事だったもの。
せめて、これくらいはさせてちょうだい」
サテラが悟空の腕へと手のひらを向けると、光が現れる
光に覆われた部位を中心に、みるみるうちに傷が治っていく....
「うひゃー!すげぇな!これも魔法なんか?」
「ええそうよ...本当に、あなたはよく頑張ってくれたわ」
「ああ!マージで悟空は頑張ってくれた...!友として誇らしいぜ!」
スバルが鼻の下をこすりながら、そう言う
だが、悟空もスバルへと感謝しているのだ
スバルのあの言葉がなければ、あの場で奮起することは出来なかったし、何よりスバルがいなければここまで上手くは行かなかった
双方共に、感謝しても仕切れない
「にしてもよ悟空、急に黒髪から金髪に変わるとかお前の体どうなってんだよ!?変な炎みたいなやつも出てたし...男のロマン全部詰め込んだみたいですごぇかっこよかったけど....」
「髪が金色になってからすごーく強くなったように見えたけど、身体強化系の魔法でもあそこまで強くならないし....本当に不思議だわ....」
「あぁ、それはオラの特性っていうか...オラ実は....ん?」
その会話の続きを言おうとした瞬間
悟空は、盗品蔵の崩れた木片の中から、輝く''何か''に気づく
(なんだありゃ....?)
サテラの治癒魔法が止まる
悟空がよく目を凝らし、近づこうと一歩を踏み出した瞬間....
「っ!?ぐっ....!!」
「!?どうした、悟空!!?」
「.....嘘....そんな...」
スバルはなんとなく月を見ていた...
だが、背後で聴こえる唸り声ですぐさま振り向く
悟空の腕と足には....深くナイフが刺さり、血が流れ出していた
だが、サテラと悟空を見ると、その目線は、もっと別の所へ向かっていた....
2人が見ているもの...それは...
「今のは...すごくゾクゾクしたわぁ....」
先ほど悟空が倒したはずの、狂気の笑みを浮かべるエルザの姿だった
スバルの心臓の鼓動は急激に速くなり、全身からどっと冷や汗が流れる
なんで生きている...その場の全員がそう思う。だが、それを口にすることは出来なかった
「はは...あれでも倒せねぇなんてよ...おめえ不死身か?」
「わざわざ敵に情報を与えるおバカさんがいると思う?」
あれほどのかめはめ波を受けても、ほぼ無傷の状態とは....
とんでもない絶望感を、悟空は受ける
「まぁいいわ....どうせすぐ殺してしまうし、少しだけ情報をあげる。
私が着ていたあの外套...一度だけ魔法を払う術式で編まれていたの。
どう?これで納得できた?」
「...何度も言うが、魔法じゃなくて技だ。
.....はは...チキショウ...もう気がこれっぽっちも残っちゃいねぇ」
苦虫を噛み潰したような顔をしながらも、悟空は立ちあがろうと、全身を奮い立たせようと、力を入れようとする
だが、もう体力も、気も、何も残っちゃいない。力が入らない。
あるのは、焦り、絶望、疲れ、全身の痛み、不甲斐ない気持ち.........
そして、少しのワクワクだった
(こんなすげぇ奴が
流れ出る血の量が増すたび、意識が遠のき、瞼がだんだん重くなっていく
(スバル...またおめぇを死なせちまうかもしれねぇのに....
サテラ...おめぇに大事なもん、まだ返せてねぇのに....
パック...勝てると言ってくれたのによ....こんなとこで、オラ死んじまうのか?)
体がだんだん冷え、周囲の音、声、全てが聞こえなくなっていく
視界は完全に閉ざされ、さらに意識が遠のいていく
(本当にすまねぇ....悔しいなぁ....オラ...何も出来なかった....)
完全に悟空の意識が闇に落ちる――――
――――――――
――――だが、その直前、悟空の耳にはっきりと、鮮明に....
「そこまでだ」
そんな声が、聞こえた気がする.........
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――
「.........ん?」
目が覚めると、ふかふかなベットの上に寝転んでおり、知らない天井が見える
盗品蔵でも、タイムスリップ直後の街の景色でもない
体を起き上がらせようと腹筋に力を入れると、あまりの痛みで力が抜ける
全身に走っている痛みで少し唸る
直後、悟空の近くを歩く音がした
「やっと起きたのね!良かったぁ...丸一日目が覚めないから心配したんだから!」
「ん?...おめぇは....」
寝起きの視界のぼやけで誰だか一瞬わからなくなるが...よく目を凝らすと銀髪の少女だと分かった
窓から差し込む日差しが暖かく、吹き込んでくる風が気持ちがいい
.....そういえば、ずっと、聞きたいことがあったんだ.....
「...なぁ...おめぇの名前、なんて言うんだ?」
「へ?名前...?」
少女は少し驚いたような表情を見せると、クスッと笑い、答える
「エミリアよ。ただのエミリア」
ドラゴンボール×Re.ゼロから始める異世界生活
――――第一章――――
――――――完――――――
――――第二章へ続く......
ついに第一章が終わり、次回からは第二章へと入ります
僕はめちゃくちゃ遅筆なのでご理解の程よろしくお願いします
見ているもの
-
リゼロだけ
-
ドラゴンボールだけ
-
どっちも見てる