ドラゴンボール×Re.ゼロから始める異世界生活 作:オレタチ青い人
この話を書いてて感じたのですが、このまま書き続けると1話の内容長くなってしまうなと思ったのに加えて、この内容一話じゃなくてもいいなと感じ、0話という形で投稿させていただきます!
*追記
1.5章として扱うことにしました。
第二章 0話 スバルが目覚める前の1日
「私は用があるから行くわ、また後で会いましょう」
「ああ!またな!」
悟空が起きたことを確認したエミリアは、いそいそとどこかへ行ってしまった
「いちちちち...やっぱ傷は治ってもこの痛みは消えねぇか....あんなに無茶したの久しぶりだなぁ...」
エミリアが部屋を出てから、自身の体の容態を確認する
ベットの上で少し動くだけでも痛みが全身を駆け巡る...
盗品蔵での戦闘の後遺症に、悟空は苦悶する
あの時負った傷は、気を失っていたために確定ではないが
おそらく、すでにエミリアの治癒魔法で治してもらっているようだ
だが、未だ限界を超えたことによる、全身の筋肉痛が治らない
元気だが、万全ではないってところだ
思い返せば、魔人ブウを倒してから数年、平和で何もない生活を送ってきた
それで良い...良かったのだが....
...新しい強敵との出会いがない日々に、少々寂しさを感じていた
だが
そして、スバルやエミリアなどと出会う他、エルザという新しい強敵と出会うことができた
「オラ....ワクワクしてきたぞ...!!」
心の底から、悟空は今を楽しんでいた
「ずいぶん嬉しそうなお顔をしてらっしゃいますね、お客様」
「....へ?....誰だおめぇ?」
悟空の視線の先には、水色髪の右目が隠れているショートヘア
頭に桃色のヘアピンを付け、メイド服を着用し...
手には水入りコップが乗っている、トレーを持った少女が立っていた
「レムとお呼びください、この屋敷で仕えているメイドです。
...こちら、お飲み物です」
「お!サンキュー!丁度喉乾いてたとこだったんだぁ!」
悟空は差し出されたコップを取り、一気に全部飲み干すと、レムはそそくさと部屋を出ようとする
「では、レムはこれで失礼しますお客様」
「あ!ちょっと待ってくれ!聞きてぇ事があんだ!」
そんなレムを悟空は制止する
悟空に背を向けたまま、レムは答える
「.....なんでしょうか?」
「....スバルは、どこにいるんだ?」
レムの姿を捉えながら、悟空は問う
死に戻りがあると言っても、まだ分からないことだらけだ。
異例があるもしれない、そのことを途端に考えると、心配になってしまう
これで、スバルが死んで自分だけ生き残っているのだったら...本当に耐えられない
「スバル....あぁ、もう1人のお客様ですね。
あの方は今、この屋敷の別室にいます。ぐっすり眠っておられますよ」
「そ、そうか...良かったぁ....」
悟空に安堵感が押し寄せる
なぜあの状況から全員生還できたのかは少し気になるが...なんとか、今回はループを回避できたのだろう...
「それと、エミリア様からお客様へと伝言です。
''病み上がりなんだから、安静にしておいてよね!''...だそうです。
では、本当にこれで失礼しますお客様」
「おう!ありがとなー!」
パタンと扉が閉められ、部屋の中、また悟空は1人になる
レムの足音が聞こえなくなるまでじっと待つ
カッカッ...と、だんだん遠くなる足音に耳を澄ます
完全に足音が聞こえなくなると、悟空はベットから降り、まだ痛む体を起こす
「すまねぇなエミリア...安静にしてろって言われても、オラじっとしてんの嫌いなんだ」
ドアノブに手をかけ、ゆっくりと戸を引く....
悟空の目の前に広がったのは、the 豪邸という感じの、無限にも思えるほど長い廊下...
天井にぶら下がっている金属製のシャンデリアが輝き、暖色系の装飾ばかりが悟空の視界に入る
(どひゃー!!こりゃまた豪華だなぁ!)
ブルマの家とは違うベクトルの豪邸に、目を輝かせる
強者との戦い以外にも、この世界にワクワクしていることに自分でも驚く
部屋から脱走している事がバレないように、舞空術を使い、足音を立てずに進んでいく
(しっかし本当に長え廊下だなぁ〜...どこまで進めば変化が現れんだ?)
進んでも進んでも、ずっと同じ景色が繰り返される
そのことに、悟空は疑問を持ち始める
(まぁもうちっと進んでみるか.....ん?)
行くとこまで行ってみるか...そう歩みを進めようとした時
左側にポツンとある扉の奥から、気を感じた
今までは感じなかった気が、突然現れたのだ。
その気の正体を確かめるために、扉を開ける
「誰だ?おめえ....」
今日2度目の問いを目の前の人物にする
扉を開けた先にいたのは...
「なんて、心の底から腹の立つ奴なのかしら」
金髪のツインドリルという、特徴的すぎる髪型をした少女であった
この世界に来てからも一度も見たことのない髪型に、悟空は感心する
「スッゲェ髪型だな!風呂入った後とか大変じゃねぇのか?」
「なんでお前のようなニンゲンの下らない質問に、わざわざベティーが答えてやねばならないのかしら」
「なんだよー?少しくらいいいじゃねぇか、ベティー!」
悟空の懇願に、自信をベティーと名乗る少女は、心底嫌そうな顔をする
「ベティーを気安くその名前で呼ぶんじゃないのよ!!用がないならとっとと出て行くかしら!」
「へへっ、まぁそんなカリカリすんなって!にしてもすげぇなぁここ、こんなに本が並んでるの初めて見たぞ!おめぇ本が好きなんか?」
「.....次から次へと....どこまで厚かましいのよ!腹立たしいにも程があるかしら!」
悟空は気づいてないが、見事にベティーの逆鱗へ触れていた
少女の内から、悟空への怒りが込み上げる
手に抱えている本のページのシワが増えて行くたび、眉間のシワも深くなる
「そろそろベティーの怒りが限界を迎えそうなのよ...ちょっと思い知らせてやるかしら」
「思い知らせてやるって...何をだ?そもそも誰にだ?」
少女が勢いよく本を閉め、ゆっくりと悟空へ歩み寄る
そして、悟空の腹部に手を添える
「.......?....なんで腹に手やってんだ?ちょっとくすぐってぇぞ?」
「...おかしいのよ....こんなこと、あり得ないかしら!」
少し体が熱くなったように感じたが、それ以外には何も起きない
なにやら少女が声を震わせながら、深刻な表情で冷や汗を流している
「マナがここまで希薄だなんて...お前、一体....」
少女が恐怖すら含んである目で悟空を睨む
その目に悟空は困惑と同時に少し萎縮する
「な、なんだよ急に...それよかマナってなんだ?うめぇのか?」
「....あーもう!!お前といるとベティーがベティーでなくなってしまう気がしてきたのよ!!早く出て行くかしらー!!」
手をバタバタさせながら、悟空へ向かって見えない何かを連発する
だが、悟空はそれを持ち前の反射神経で避け続ける
その行動も、より一層少女の神経を逆撫でする
「ちょっ、わ、分かった!すぐ出て行くからそんな暴れんなって....うわっ!!?」
瞬間、見えない何かが直撃し、吹き飛ばされる
それと同時に扉が開き、悟空を廊下へと追い出す
ドンッ!!
派手な音を立てて廊下の壁にぶつかる。
すると、目の前で、バタンと扉が閉まった。
「い、いちちちち...あいつ、いきなりどうしたんだ...?」
こんな強引な方法とって何があった?それを聞くために
もう一度扉を開けようと立ち上がり、ドアノブへと手を飛ばす
「....あれ?」
扉を開けると、書庫があったはずの部屋が、何の変哲もない寝室へと変わっている
そのことにまた悟空は混乱する
「...?なんで、変わっちまってんだ...?」
数秒間、脳の整理をするために停止する
だが、窓から見える空が、もうすっかり暗くなっており、月が見えることに気づく
「...まぁいいか!細けぇ事は明日考えりゃいいや!
...なんか眠くなってきたし、もう寝ちまおう」
そのまま再びベットに潜り、目を閉じる
ベットの心地よさによるものか、はたまたまだ疲れが残っているのか....
一瞬で、悟空は眠りに落ちる
―― ――――――――――
「まったく……とんでもないニンゲンなのよ」
その後、悟空がすぐさま眠りについたことに呆れながらも
少女はそう小さく呟き、本を抱き直す。
しかし、その手はほんの少しだけ、震えていた。
あれほどまでに"マナをほとんど持たない存在”が、この世界に存在していること。
それは、この世界全体にとってありえない。
だが、それが、ただの偶然とは思えなかった.....
第二章 1話 再度、絶望 へと続く...
今回はレムとベアトリスが登場しましたね
長月先生の原作ではスバルがされるはずのマナドレインが悟空にされました
ですが、スバルほど反応がなかったのは理由があります
それは...単純にマナが少ないのもありますが...悟空には気という別のエネルギーがあるからです
ですので、悟空の体にとってはマナはそれほど大きな存在ではなく、ベアトリスがマナをちゅうちゅうしても、悟空は少しのマナが吸われる....ちょっと熱い感覚しかなかったんですよ
まぁこれらの事は全部自分の妄想でしかないので、ご理解お願いします!
次の話も近々投稿すると思うのでお願いします!!
あと思い切ってアンケートとってみます!
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