梅雨ちゃん初登場時にちらっと出ていた絵本の内容とスレの皆の反応です
昔々、あるところに、毎日雨が降り続ける寂しい国がありました。
悪い魔女の魔法によってお日様は雲に隠され、花も草木も枯れ、病が蔓延し、人々の心は荒みきっていました。
誰もが明日への希望を失い、ただ“変わらない今日”を生きるだけの国でした。
ある日、森の中を一人の少女が彷徨っていました。
酒と暴力に溺れた父から逃げ、母も病で亡くし、天涯孤独となった少女。
雨の国では誰もが自分のことで精一杯で、少女を助けてくれる人はいませんでした。
十日間、食べ物を探し続けた少女は、ついに力尽きて倒れてしまいます。
(このまま眠れば、お母さんのところに行ける・・・)
そんな暗い考えが、少女の心を支配し始めたその時――
「どうしたんだい?」
聞き覚えのない声に顔を上げると、赤みがかった黒髪と瞳を持つ見たことのない少年が立っていました。
「お腹が空いて・・・もう動けないの」
少女が弱々しく答えると、少年はぱっと笑顔になり、
「分かった! 食べ物があればいいんだね!」
そう言って両手を合わせ、天を仰ぎました。
すると――
少年と少女の周りだけ雨が止み、雲が裂け、光が差し込みました。
光を浴びた土から芽が出て、瞬く間に大きな木へと成長し、赤い木の実がたわわに実ったのです。
「さあ、お食べ」
少女は甘い香りに耐えられず、木の実を頬張りました。
「甘くて・・・美味しい!」
少女は何年ぶりかの笑顔を見せ、三十個ほど食べたところで満腹になり、そのまま眠ってしまいました。
目を覚ますと、空は暗く、雲の隙間から優しい光が差していました。
少女は隣で眠る少年を起こし、たくさんの話を聞きました。
お日様、月、晴れ、季節――
少女の村の長老ですら知らないことを、少年はたくさん知っていました。
気づけば夜が明け、お日様が東の空から顔を出していました。
「ここに村の人たちも連れて来ていい?」
少女の問いに、少年は迷わず笑顔で頷きました。
三ヶ月後。
雨の国の中で唯一雲が切れ、暖かい日差しと笑顔に満ちた村が森の中にできていました。
しかし、魔女が現れました。
「お前が魔法を使う者か・・・男とは珍しい。余の物となれ少年!」
魔女は少年を奪おうとしましたが、少年はきっぱりと拒絶します。
「あなたの心には悪意しかない。僕はならない!」
魔女は怒り、呪いを残して去りました。
二ヶ月後。
魔女の呪いで村は疫病に襲われ、森の恵みも尽き、人々の心は再び荒んでいきました。
少年は必死に看病し、食糧を探し回りましたが、村は大きくなりすぎていました。
そして――
「あんたのせいよ! 魔女のものになっていれば、こんなことには!」
村人たちだけでなく、少女までもが少年を責めました。
少年は「ごめんね」とだけ言い残し、姿を消しました。
三日後、雲が切れ、お日様が戻りました。
村人たちは喜びましたが、少年は戻りません。
少女は魔女の住処へ向かい、少年の行方を尋ねました。
「余を袖にした報いにケダモノに変えて野に放ってやったわ」
少女は震えました。
なぜなら、雲が切れる前日に珍しい毛色の獣が村に現れ、村人たちはそれを捕らえて食べてしまったからです。
その毛色も瞳も、少年と同じ赤みがかっていたのに。
少女は吐き、魔女は嘲笑いました。
一年後。
少女は魔女の侍女として潜り込み、ついに復讐の機会を得ました。
「あなたにとって最期の食事ですよ」
少女は魔女を絞め落とし、国中の人々の前で火刑に処しました。
魔女は炎に包まれながらも、村人たちを嘲笑い続けました。
「恩人を殺したのはお前たち自身だ!」
魔女は灰となり、国を覆う魔法は解けましたが、雲は晴れず、日の光は戻りませんでした。
国は“曇りの国”と呼ばれるようになり、人々は今もなお、姿を消した“日の精霊の少年”を探し続けています。
◇◇◇◇
10:貞操逆転ヒロアカ転生者
・・・と、これが梅雨ちゃんが言ってた絵本の内容です
11:男女比1:5世界の大学生
子供向け絵本って、普通は残酷な部分をマイルドにするはずなのに・・・
これはガチでエグいままなんだね
12:男女比1:30世界のアイドルメンバー5
いやこれ、絵本の皮を被った“寓話”じゃん。
子供泣くぞ
13:迅雷風柱
にしても、この内容・・・どっかで見た構図だな
14:転生元トップレス
前半はヒロアカ世界、後半はロランの世界が滅ばなかった場合のIFって感じだな
15:転生Dキッズ
日の精霊=オールマイト&原作デク
魔女=AFO
曇りの国の人間=一般市民
・・・って置き換えると、確かに一致するな
16:転生森の民
偶然じゃないのか?
界離くんの世界に他の転生者はいないみたいだし・・・
17:転生波紋使い
偶然ならいいんだけど・・・
なんか嫌な予感するんだよね
18:男女比1:30世界のアイドルリーダー
うん・・・
これは、悪い予感しかしない