「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

10 / 64
アンケートを付けたのでぜひ回答してください!閲覧・感想・お気に入り登録ありがとうございます!


優雅に咲かせ、反魂の桜〜Border of Spirit〜

 「亡郷『忘我郷―自尽―』」

 

幽々子は亡霊たちの指揮をしつつ回転するレーザーで追撃する!

 

 「このグネグネしながら向かってくる弾幕が厄介ね…!」

 

 「こちらも使うしか無いわね…」

 

 「幻符『殺人ドール』」

 

咲夜がスペルカードを唱えると大量のナイフがばらまかれ、幽々子のスペルカードを凌ぐことに成功した。

 

 「あら…なかなかやるわね。」

 

 「完璧で瀟洒なメイドですから。」

 

 「ならこれはどう!!」

 

 「亡舞『生者必滅の理―魔境―』」

 

 「この弾幕も随分面倒くさいやつだな!」

 

 「この大玉の自機狙いが面倒ね……」

 

 「こうなりゃこっちもぶっぱなすぜ!」

 「恋符『マスタースパーク』ッ!!」

 

 「あら…随分派手な攻撃ね。」

 

 「そう言う割には余裕そうだな!」

 

 「まぁ私の弾幕はほとんど消えちゃったけど…」

 

そして幽々子はナイフと大玉の弾幕を展開し始めた。

 

 「それにしても後本当にもう少しなのよ…『西行妖』が満開になるの。」

 

 「それもさせるつもりはないわよ!『ナニか』が封印されてるんでしょ!絶対碌でもないことになるわ。」

 

 「硬いわね〜まぁあなた達を倒せばいいだけのこと…」

 「華霊『バタフライディリュージョン』」

 

 「なにこの白い線?」

 

瞬間ッ!

 

ブワッ!!

 

色とりどりの弾幕が一瞬展開され直ぐに元の白い線に戻った。

 

 「なるほど……これはまた面倒な弾幕ね…なら……」

 「霊符『夢想封印』ッ!」

 

霊夢の『夢想封印』が幽々子めがけ周りの弾幕をかき消しながら飛んでいった!

 

 「ッ!痛いわね…ならこっちも少し本気を出すわよ!!」

 

その時幽々子の周りから蝶のような弾幕が放たれる!

 

 「……あんた達…その弾幕には絶対触っちゃ駄目よ……なんか嫌な気配がするわ。」

 

 「正解よ、紅白の巫女さん。その蝶には私の能力によって触れただけで死ぬようになっているわ。」

 

 「物騒な能力だな…」

 

 「妹様といい勝負ね。」

 

 「更にダメ押しの亡霊たちよ。」

 

 「クッ!流石にきつくなってきたな……」

 

 「ここは使わせてもらうわ…」

 「時符『プライベートスクウェア』」

 

 「ならこっちも…」

 「幽曲『リポジトリ・オブ・ヒロカワ 神霊』」

 

幽々子はスペルカードを発動し、死を運ぶ蝶を四方八方に展開する。

 

 「あッ!しまっ………!」

 

 「魔理沙!!」

 

魔理沙が避ける時に手を箒から離してしまいそのまま幽々子の弾幕に当たりそうになる…

 

 「(これは……やばいぜ………咄嗟に空を飛ぶことには慣れてないし…)」

 

 「魔理沙ッ!!」

 

 「(くそ…ここまでか……)」

 

魔理沙は死を覚悟し、目を瞑る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だがッ!忘れてはいけない!!後もう一人この異変解決に関わっていることを!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガシッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「危なかったな、魔理沙。私が間に合ってなかったら死んでたぞ…」

 

 「プッチッ!!」

 

そう!プッチである!!

 

 「魔理沙、次は助けられないぞ。」

 

 「あ…ああ!助かったぜ。ありがとな!」

 

 「あら。また一人増えたわね…面倒だわ…そろそろ決めようかしら。」

 「桜符『完全なる墨染めの桜―開花―』ッ!」

 

 「ならばこちらも、」

 「顕符『透明なドッペルゲンガー』ッ!」

 

 「一気に叩き込むわよ!」

 「夢符『封魔陣』ッ!」

 

 「分かったわ。」

 「時符『パーフェクトスクウェア』ッ!」

 

 「やってやるぜッ!」

 「魔符『スターダストレヴァリエ』ッ!!」

 

幽々子は背後に扇を展開し、大玉に蝶型の弾幕さらにその弾幕が拡散することにより発生する弾幕を展開し、霊夢達は各々の全力のスペルカードを発動し対抗する!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時……

 

 「(あら?意識が……遠のいて……)」

 

 

 

ドォォォ―――ン!!!!

 

 

 

 

 

消えゆく意識の中最後に見たのは………

 

 「(大きくて……綺麗で……優雅な………さく…ら……ね……)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はぁはぁなんとか倒せたわね……」

 

 「だいぶ疲れたぜ…」

 

 「けどコレで冬も終わるわね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………

          

          ゴゴゴゴゴゴゴゴ……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ッ!!待てッ!!まだ終わってないぞォ――――!!」

 

 「えッ??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドドドドドドドドドド……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「反魂蝶―狂い咲き―」

 

ブゥゥゥン…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢達が勝利を確信していたその時ッ!!幽々子の背後にあった『西行妖』から人型の『ナニか』が現れスペルカードを唱えてきた!!さらに………

 

 「コイツッ!!三人に分身してきたぞ!」

 

 「そもそもコイツ……一体何者なんだ!?」

 

 「もしかしてこれが………」

 

 「『西行……妖…』………!」

 

 「考察は後だ!!もうすでに包囲するように弾幕を展開しているぞォ―!」

 

西行妖から出てきた『ナニか』……いや、西行妖は能力をふんだんに使い圧倒的物量で弾幕を放ってきた!

 

 「(まずはコイツの能力……触れるだけで死ぬ蝶を止めるのが先だ!)」

 「強奪『アビリティ&メモリー』ッ!!」

 

プッチはすぐさまスペルカードを唱え、先に西行妖の能力を封じることにし人型の西行妖に向かって弾幕をかいくぐりながら突撃した!!

 

 「(コイツに『スタンド』は見えない……更に身体能力も人並みだ。つまり!この攻撃は通る!!)」

 「『ホワイトスネイク』ッ!!コイツの能力を『DISC』にしろ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バシィ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「な…なにィ!?」

 「(今……コイツは『スタンド』を弾いた!!『スタンド』は『スタンド』でしか触れない!つまり……この人型自体が『スタンド』、もしくは『スタンド』が本体に『同化』しているッ!!)」

 

 「どうしたんだプッチ!!」

 

 「気をつけろ…コイツは『スタンド使い』だ!」

 

 「えッ!?でも私達の攻撃が通じてるわよ?」

 

 「おそらくだが、コイツは本体とスタンドが同化している。だから霊夢達の攻撃も当たる。」

 

 「でもそうなるとプッチのスタンドによる不意打ちも出来ないってことだよな?それって不味くないか?」

 

 「ああ。そうなると使えるスペルカードが命符『ヘブンズディスク』と幻符『スネークストマック』しか無いな…」

 

 「あんたフランの時からスペルカード増やしてないの!?」

 

 「…十分だと思ってたんだが。」

 

 「今グチグチ言っても仕方ないわ。それよりもこの分身たちはどうするの?」

 

 「……基本一人一体相手にするというスタンスで行くしか無いだろう。だが本体には私ともう一人来てもらいたい。」

 

 「分かったぜ、いつもの戦法だな?」

 

 「そういうことだ。」

 

 「なら、私が行くぜ!」

 

 「そうか。なら霊夢と咲夜には悪いが……」

 

 「ええ。それで大丈夫よ。」

 

 「問題ありませんわ。」

 

 「……じゃあ作戦通りに行くぞ。」

 

 「「ええ。」」

 

 「分かったぜ。」

 

そして霊夢と咲夜は分身の西行妖へ、魔理沙とプッチは本体に向かった。

 

 「それにしてもこの蝶が厄介だぜ!!」

 

 「ああ。それに弾幕の密度も先程よりも上がっているな……」

 

 「ッ!流石に連戦だと厳しいな……」

 

 「魔理沙。このままだと私達が先に潰れてしまう。だから私がスペルカードを使った後に全力のスペルカードを唱えてくれ。」

 

 「だがもう魔力も……」

 

 「ならこれを使え。」

 

プッチの手にあったのは一つの『DISC』だった。

 

 「これは…」

 

 「フランのスタンド『サイコソーシャル』だ。自分の感情を爆発させ、自分の強化ができる。魔理沙、お前なら残り一回スペルカードを使うくらいのパワーは引き出せるはずだ。」

 

 「……分かったぜ!プッチ。」

 

 「よし、じゃあ頼んだぞ!」

 

プッチが駆け出し西行妖を肉薄すると同時に、魔理沙は『サイコソーシャル』の『DISC』を頭に入れた。

 

 「おお!!なんか元気になってきたぜ!!しかもテンションも上がってきていい気分だぜ!」

 

 「いくぞ!魔理沙!!」

 「幻符『スネークストマック』ッ!!」

 

すると西行妖は始末すべき対象を見失ったことにより隙が出来てしまった。

 

 「そこだーーーー!!!」

 「恋符『マスタースパーク』ーーッ!!」

 

ゴォォォォォーーーーー!!

 

無防備の西行妖の背後に全身全霊の『マスタースパーク』が襲いかかる!!

 

 「ギィィェェェェェェッッ!!」

 

 「よし!完璧に入ったぜ!!」

 

 「……いや待て…………」

 

『マスタースパーク』によって発生した砂煙が晴れたところには………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ギガァァァガッガッ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かすり傷しか負っていない西行妖が佇んでいた……

 

 「なッ……!!どういうことだぜ!?私は確かにコイツに『マスタースパーク』を……」

 

 「(どういうことだ!?なぜアレほどの攻撃を食らって気絶どころか目立った外傷がない??まさか…まだ能力を隠し持っていた?いや…考えにくい……それならもう少し早めに使うはずだ。)」

 

 「プッチ!いきなりこっちの分身が消えたんだけどそっちで何かあった?」

 

 「(…分身……消える…………いきなり………まさかッ!)」

 「魔理沙、分かったぞ。コイツにかすり傷しかついてない理由が。」

 

 「!それは何だ!?」

 

 「コイツのスタンド能力の応用だ。おそらくだがコイツのスタンドは分身する際本体の力を分ける形になっているんだろう…そして今コイツは『マスタースパーク』を食らった直後、分身たちを戻すことで体力を回復したんだ。」

 

 「それじゃあ今までの力は本来の三分の一だったの!?」

 

 「なんならコイツは封印が解けかけているだけのはずだ。幽々子が言うにはまだ満開じゃないらしいからな……」

 

 「でもどうするのよ?こっちも分身相手にスペルカード使い切っちゃったし……」

 

 「(………どうすれば……………今持ってきてた『スタンドのDISC』はアレだけだ。命符『ヘブンズディスク』もさっきの弾幕でさえ狙えなかったのにパワーアップしたヤツに当てることは現実的ではない…)」

 

プッチは次の一手を考えているがそれを許すほど相手は油断していなかった。

 

ピュンピュン!!バァァァァ!

 

 「コイツもう弾幕を放ってきたぜ!」

 

 「プッチ!考え事は後にして今は全力で避けきりなさい!!」

 

 「ああ!分かっている!!」

 

 「(何かあともう一つ『ナニか』があれば…………)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「修羅剣『現世妄執』ッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

スパッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「お前は………魂魄妖夢!!」

 

 「YES I AM!」

 

 「なに……その返事……」

 

 「…だが助っ人が来てくれたぜ!これなら!!」

 

 「(そうか…妖夢に入れた『命令のDISC』は『三分間の気絶』ッ!!既に三分以上経っている!これなら……)」

 「妖夢ッ!!君はアイツの後ろに回り込めるか?」

 

 「ええ。そのくらいなら出来ますけど……」

 

 「なら、そうしてくれ。意味はすぐに分かる。」

 

 「?分かりました!」

 

そして妖夢は弾幕を掻い潜りながら西行妖の後ろに回り込めた。

 

 「霊夢、魔理沙、咲夜、アイツの気を引いてくれ!!」

 

 「「「任せ((なさい!))(ろ!)」」」

 

 「命符『ヘブンズディスク』ッ!!」

 

プッチは『DISC』を出し、西行妖の頭を目掛けて投げた!だが…

 

スカッ!

 

当然外してしまう…だがッ!!

 

 「頼むぞ!妖夢!!」

 

バッ!

 

 「プッチさん!『アレ』で良いんですよね?」

 

 「ああ!」

 

 「「お前に命令するッ!!『封印されていた状態の西行妖にもどれ』!!」」

 

ズププ……

 

 「それと『この能力』は貰っておくよ……『ホワイトスネイク』」

 

ビシュア!

 

 「ギャッガッギャーーーーーーーーーーーー!!」

 

そうして冥界に再び静寂の時が戻った………

 

 「……終わったな…」

 

 「ええ……」

 

 「そういえばあの亡霊は?」

 

 「ここにいるわよ〜」

 

 「あッ!あんた何処いたのよ!?こっちはあんたのせいで苦労したんですけど!!」

 

 「ごめんなさいね〜まさかこんなことになるだなんて思わなくて〜」

 

 「今回の宴会の会場はここにするわ!!」

 

こうしてこの春雪異変はひとまず幕を下ろすことになる…………………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「チッ!!あの木も所詮使えなかったな……また外れか………だが…決して諦めないぞ…!あいつを……我が『妹』を生き返らせるために!!」

 

 「ん?今建物の影に何か………?」

 

 「おーい、プッチー!!そろそろ行くぞー!」

 

 「(まぁいいか。どうせ人魂だろう…)」

 「分かった、今行くよ。」




反魂蝶―狂い咲き―…西行妖のスペルカード。
効果:スタンドを得たことにより『反魂蝶―八分咲―』が強化されたもの。三人に分身してそれぞれが『反魂蝶―八分咲―』を放つ。しかし、一体一体の火力、範囲は三分の一になっている。

『Gloomy Sunday』…本体同化型。西行妖のスタンド。
パラメーター:破壊力B スピードC 射程距離E 持続力A 精密動作性C 成長性B
能力:自分の分身を出現させ、独立して行動させる。行動原理は本体と同じである。命令は出来ない。また、今は最大三人まで分身可能だがその分自分の力などを分ける必要がある。

今回も読んでくださりありがとうございます!では、また次回もぜひ読んでください。

恋愛要素を入れてほしいか

  • 入れて!
  • 入れないで!
  • おまかせで…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。