「Stairway to Paradise」   作:いつも活き活きと

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今回は短いです。閲覧ありがとうございます!!


『引力』

上院との戦いから数日後、上院の家では…

 

 「おっ!やっと目を覚ましたか!」

 

 「……君が私を介抱してくれていたのか?」

 

 「もちろんだ。あの後に死なれちゃあ目覚めが悪くなるからな。」

 

 「助かったよ。戦いから何時間くらい経ったか分かるか?」

 

 「あー…言いづらいんだが、お前は三日間寝ていたぞ。」

 

 「…………………は?」

 

 「そういやぁ最近地上の奴が『地霊殿』に向かって飛んでいったりしてたな。」

 

 「…異変でも起きたのか?」

 

 「間欠泉が出てきたらしい。それと噂によると一緒に怨霊も出ていったから来たとか。」

 

 「なら私もどうせだから『地霊殿』とやらに行ってみるとするか。」

 

 「………別に止めはしねぇが忠告だけしておくぞ。あそこにはこの地底の中で最も嫌われていると言っても過言じゃあない妖怪がいる。気をつけるんだな。」

 

 「ありがとう。行ってくるよ。それと今度またここに来るよ。」

 

 「おう!待ってるぜ。」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 「この建物が地霊殿か…」

 

プッチは『地霊殿』の前まで来たが入るか悩んでいた。

 

 「(……中から弾幕ごっこの音が聞こえるな。まだダメージが残っているからあまり戦いたくないな………終わるまで待つか。)」

 

その後プッチはスペルカードの案を考えながら暇を潰していた。

 

 「(そういえば『ホワイトスネイク』の『DISC』はどんなダメージを受けても壊れず、変形もしないはず。防御技に取り入れてみるか?)」

 「ン?音がしなくなったな。どれ早速入ってみるとするか。」

 

ガチャ…

 

 「おお…!」

 

地霊殿に入ったプッチはその美しさに胸を打たれた。

 

 「凄いな…特にこのステンドグラスが綺麗だ。それに外は少し寒かったがここは暖かいぞ。……床暖房があるのか?」

 

プッチは弾幕ごっこをしていた場所を探しながら中の様子を観察していた。

 

 「それにしてもここにはいろいろな動物がいるんだな…っとここか?」

 

前には少し壊れているドアを発見し中に入ることにした。

 

ギィィィ

 

 「あら?まだ人間が残ってたのかしら?」

 

 「(!中に人がまだいたのか。)」

 「勝手に入って済まない。私は…」

 

 「エンリコ・プッチ。」

 

 「!!なぜ…」

 

 「なぜ分かった?ですか…それは私が『心を読む程度の能力』を持っているからです。」

 

 「(随分と苦労しそうな能力だな………)」

 

 「貴方は分かっている人ですね。まぁこの能力を恨んだことはあまりありませんが。」

 

 「そういえばこの近くで弾幕ごっこをしていなかったか?気になってここに来たんだが。」

 

 「それは私と地上から来た巫女と魔法使いのやつですね。結果は見ての通り負けてしまいましたが…」

 

 「……二人は何処に行ったんだ?」

 

 「間欠泉センターの深部に向かいましたよ。私のペットが暴走しているようなので。」

 

 「随分放ったらかしにしているんだな。」

 

 「放任主義なんです。何でもかんでも縛り付けるより遥かにいいですよ。」

 

 「廊下にいた動物も君のペットかい?」

 

 「はい。皆聞き分けのいいペットたちです。」

 

 「……………私はどうするべきか…霊夢達を追うか?いやこの怪我では……」

 

 「それなら私とお茶でもどうですか?私ももう戦うのは疲れてしまいましたから。」

 

 「頂くとするかな。」

 

 「分かりました。そちらに腰掛けててください。」

 

 「(…随分しっかりとしているな。それにしても上院のやつなにが『恐ろしい妖怪がいる』だ。ここには優しい妖怪もいるぞ。もしかすると私が出会ってないだけかもしれないが。)」

 

 「お待たせしました。どうぞ。」

 

コト

 

 「ありがとう。ところで、なんで私とわざわざお茶をしようと?」

 

 「久しぶりに人間とゆっくり話してみようかなと思ったので。それにプッチさんなら私を避けようとしなさそうですし。」

 

 「まぁ、一応色々な能力を持った人たちと出会ってきたから避けようとは思わないが。」

 

 「フムフム…『サバイバーよりは遥かにマシだしな』ですか。『サバイバー』とは?」

 

 「!中々心を読まれるのには慣れそうにないな。『サバイバー』っていうのは私が前にいた世界にいたスタンドなんだが…………そういえば『スタンド』については…」

 

 「もう心を読ませていただいたので分かってます。」

 

 「そうか。まぁその『サバイバー』の能力が『周りの人間を争わせる』だった。こう言うとあれだが、私が出会ってきたスタンドの中で一番弱かったよ。」

 

 「なるほど。それにしても興味深い記憶が沢山ありますね。」

 

 「?君の能力は心を読むじゃあないのか?」

 

 「それの応用で相手の過去の記憶も強く印象に残っているなら読み取れますよ。」

 

 「凄いな……」

 

 「更に言うともう一段階上の応用もあるんですよ!例えば………」

 「想起『月の逆光』」

 

 「なッ!そのスペルカードは!!」

 

さとりはスペルカードを唱えると『あの時』と同じように姿が消えた。

 

 「どうですプッチさん?私は相手の心に残っている弾幕とかなんかも再現できるんですよ。」

 

 「……驚いたよ。こんな使い方もあるなんて…」

 

 「それはありがとうございます。出来ればでいいんですが、プッチさんの能力も見せてくれませんか?」

 

 「分かった。見せてあげよう。『ホワイトスネイク』!」

 

 「おお!この白い人型のが『スタンド』なんですね。このスタンドの能力はなんですか?」

 

 「記憶と能力を『DISC』にして奪う。他にも命令できる『DISC』や身体を溶かす液体、幻覚を見せることも出来るぞ。」

 

 「……………私よりも汎用性高くないですか?」

 

 「いや、案外使える場面が限定されることが多い。」

 

 「そうなんですか。そういえばプッチさんはこの後予定はあるんですか?」

 

 「…特にはないな。強いて言うなら地上に戻るかな。」

 

 「それなら数日間ここに滞在しませんか?」

 

 「え!?」

 

 「見た限り応急処置はされていますがその身体では危険です。せめて傷が完治してから行ったほうが良いですよ。」

 

 「たしかにそれもそうだな…分かった。少しの間ここに滞在しよう。」

 

 「ありがとうございます。」

 

 「なんで君が感謝するんだ?」

 

 「別にいいじゃないですか…とりあえず今は異変がどうなるか見守りますか。」

 

 「それもそうだな。」




力尽きた……それと都合により来週の土曜日くらいまで小説が投稿できません。申し訳ないです…
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